走行環境条件とは
読み: そうこうかんきょうじょうけん Operational Design Domain AI計算資源・大規模モデルの用語
走行環境条件とは、自動運転の装置が作動してよい場所・天候・速度などの条件 (ODD)。日本では国土交通大臣が型式指定のときに付け、条件の外では作動しない。ISO 21448 で危険を洗い出す単位でもある。
3段で深く知る — 基礎・高級・投資家視点
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fsd 10. 安全は3枚の網 — 故障・仕様の不足・運用
「安全」は1つの数字ではなく、3枚の網で張られる。①電気・電子系が壊れたとき (ISO 26262、機能安全)、②壊れていないのに設計の性能が足りないとき (ISO 21448、意図した機能の安全性 = SOTIF)、③走らせ方・監視・止め方 (UL 4600、安全の論証をセーフティケースに束ねる) の3枚で、ウェイモが2020年に公表した3層 (ハードウェア・運転行動・運用、arXiv 2011.00054) も、日本の制度も同じ形に並ぶ。 ② 仕様の不足 — カメラだけの方式の弱点が現れる網 NHTSA の調査は、この②の網に当たる。2024年10月17日に開いた予備評価 (PE24031、対象 241万2台) は、まぶしい日差し・霧・舞い上がる砂ぼこりで視界が落ちた場面での衝突4件 (うち歩行者死亡1件) を調べ、2026年3月18日に技術分析 (EA26002、対象 320万3,7…
fsd 11. 日本は制度が先に責任の主体を決めた
日本の自動運転は、技術より先に制度が整った。2020年4月1日施行の保安基準は「自動運行装置」を対象装置に加え、国土交通大臣が付ける走行環境条件の外では作動しない (作動中に条件を外れるときは運転者へ引き継ぎを求め、応じなければ安全に停止する) こと、運転者が引き継げる状態にあるかを監視すること、作動の状態を記録する装置を6か月または2,500回分保持すること、サイバーセキュリティの対策、自動運転車であることを示す表示を求めた。同じ年の11月11日、国土交通省はホンダ レジェンドのトラフィックジャムパイロットに世界初のレベル3の型式指定を出し、走行環境条件を高速道路の渋滞時に限った。 レベル2では日産が2019年のスカイラインからプロパイロット2.0を載せ、ナビゲーションで目的地を設定して高速道路の本線に合流すると経路走行を始め、運転者が前方に注意して直ちにハンドルを操作できる状態にある限…
関連する用語
出典・注記: 第VII部 FSD の新設に伴い採用 (2026-09-13)