ソフトバンクグループ
SoftBank Group
日本・米国・中国など主要国のAI企業を日本投資家の視点で収録する企業データベース。AI専業の開発企業を中心に、基盤モデル・ロボティクス・音声・画像認識の各分野を国横断で比較できる。
📌 今週の動き (直近7日) DB更新と新着解説 — 毎週入れ替わります
Postation の入口
tier = priority + featured + parameters + 製品充足 + tech_summary - 米制裁減点 / availability = OSS list + API list + 制裁判定
SoftBank Group
孫正義会長兼社長が率いる投資グループ。2026年3月20日、米オハイオ州パイクトンのエネルギー省ポーツマス敷地(旧ウラン濃縮工場跡地)で、9.2ギガワットのガス火力発電を伴うPORTSテクノロジーキャンパスを起工した。日米の戦略的貿易投資協定で約束された対米投資5,500億ドルの第1弾にあたる。同じ敷地に10ギガワット級のAIデータセンターを建て、翌3月21日に発足を発表した日米21社(日本12社・米国9社)の企業連合ポーツマスコンソーシアムの事務局を務める。2026年3月期は売上高7兆7,987億円・純利益5兆23億円。2026年1月1日付で普通株式1株を4株に分割した。東証プライム上場(9984)。
FANUC
産業用ロボットの世界4強の一角。2026年3月期は売上高8,578億31百万円・営業利益率21.4%で、部門別ではロボットが3,786億10百万円と最大を占める。CNC(数値制御装置)では工作機械の頭脳にあたる部分を握り、ロボットとCNCの双方を自前で持つ構造が同業との差になっている。東証プライム上場(6954)。
Advantest
半導体の検査装置で世界大手。2026年3月期の売上収益は1兆1,286億1,000万円、営業利益4,991億2,000万円で営業利益率44.2%、当期利益3,753億5,300万円、研究開発費781億円、設備投資343億円、従業員7,241人 (国際会計基準)。
Yaskawa Electric
産業用ロボットの世界4強の一角で、モーターから機体までを内製する。決算期は2月末日で、2026年2月期は売上収益5,421億22百万円・営業利益率8.7%。ACサーボモーターとインバータで培った駆動制御をロボットへ載せる構造を持ち、中国の工場自動化需要の増減が業績に直結する。東証プライム・福証上場(6506)。
NTT DATA Group
NTTグループの情報サービス中核会社。国内SIと海外事業 (NTT DATA, Inc.) を統合し、2026年3月期に売上5兆円を超えた。生成AI・エージェント型AIの導入支援を成長領域とし、OpenAIの日本初の販売代理店として1,000億円の売上目標を掲げる。
Tokyo Electron
半導体製造装置の国内最大手。2026年3月期の売上高は2兆4,435億3,300万円、営業利益6,249億3,600万円で営業利益率25.6%、当期純利益5,744億5,400万円、研究開発費2,778億6,600万円、設備投資2,160億円、従業員20,236人。
ELYZA / ELYZA
**株式会社ELYZA** は、日本語に特化した大規模言語モデル (LLM) を開発する東京都文京区本郷のスタートアップ。2018年9月設立、代表取締役CEOは曽根岡侑也。 主力は法人向け生成AI活用ツール「ELYZA Works」で、KDDIとの連携により「ELYZA Works with KDDI」としても提供されている。 モデル面では、拡散 (Diffusion) 方式の日本語LLM「ELYZA-Diffusion-Base-1.0-Dream-7B」「ELYZA-Diffusion-Instruct-1.0-Dream-7B」を公開。自己回帰型が主流の日本語LLM市場で、拡散方式に取り組む数少ない国内プレイヤーにあたる。医療分野向けの日本語LLMも開発対象としている。
Sakana AI / Sakana AI
2023年7月に設立された基盤AIの研究開発企業。本社は東京都港区麻布台1-3-1の麻布台ヒルズ 森JPタワー22階。共同創業者はデビッド・ハ(CEO)、伊藤錬(会長)、リオン・ジョーンズ(CTO)の3名。研究成果にThe AI Scientist、Darwin Godel Machine、ShinkaEvolve、AB-MCTS、日本向けのNamazu LLMがあり、製品としてSakana Chat、Sakana Marlin、Sakana Fugu、Sakana Translateを提供する。金融、防衛・インテリジェンス領域で、日本の大企業と公共部門に向けたソリューション開発も行う。直近の調達ラウンドはシリーズB。
Disco
半導体の板を薄く削り、切り分ける装置で世界大手。2026年3月期の売上高は4,368億8,900万円、営業利益1,849億8,900万円で営業利益率42.3%、当期純利益1,355億2,100万円、研究開発費341億5,600万円、設備投資327億800万円、従業員5,547人。
Sumitomo Metal Mining
非鉄製錬と電池材料の大手。2026年3月期の売上収益は1兆7,415億8,600万円で前期比9.3%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,762億9,000万円と前期の164億8,700万円から10.7倍になった。設備投資1,374億9,000万円、従業員7,507人 (国際会計基準)。
Preferred Networks / Preferred Networks
2014年3月26日設立。本社は東京都千代田区大手町1-6-1の大手町ビル。共同創業者の西川徹が代表取締役会長、岡野原大輔が代表取締役社長を務める。半導体・計算インフラからソリューション・アプリケーションまで計算機科学の要素技術を垂直統合すると自ら位置づけ、AI向けプロセッサーMN-Coreシリーズ、自社運用のスーパーコンピュータ、国産大規模言語モデルPLaMoを手掛ける。株主にはSBIグループ、NTT株式会社、トヨタ自動車、日立製作所、ファナック、三菱商事、日本政策投資銀行などが名を連ねる。未上場。
ExaWizards / ExaWizards
2016年2月設立。本社は東京都港区芝浦4-2-8の住友不動産三田ファーストビル5階。2026年3月末時点で資本金24億円、連結の正社員数624名。事業内容はAIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決。東京証券取引所グロース市場に上場し証券コードは4259、事業年度は4月1日から翌年3月31日まで。グループ会社にExa Enterprise AI、ExaMD、スタジアム、エクスウェア、Exa Frontier Edge、Exa Interaction Design Labを持つ。
ABEJA / ABEJA
2012年9月10日設立。本社は東京都港区三田1-1-14のBizflex麻布十番2階。代表取締役CEOは岡田陽介。従業員数は133名(2025年8月末時点)。東京証券取引所グロース市場に上場し証券コードは5574、事業年度は9月1日から翌年8月31日まで。ABEJA Platform、ABEJA LLM Series、AIガバナンスコンサルテーションサービス、DX人材育成支援、Insight for Retailを提供する。顧問に松原仁と松尾豊が就いている。
Nomura Research Institute
野村證券系のシンクタンク兼システム会社。証券・保険・流通向けの共同利用型システムが収益基盤。AI関連売上を10倍の3,000億円へ広げる中期計画を掲げ、海外事業の減損を経て国内AI投資に重心を移した。
NTT / NTT
1985年4月1日に日本電信電話株式会社法にもとづき設立された持株会社。現在の名称はNTT株式会社(NTT, Inc.)。本社は東京都千代田区大手町1-5-1の大手町ファーストスクエア イーストタワー。2026年3月31日時点で資本金9,380億円、連結従業員数344,196名。代表取締役社長は島田明。東京証券取引所プライム市場に上場し証券コードは9432。AI分野では軽量な国産大規模言語モデルtsuzumiを開発し、通信基盤ではIOWNを推進する。
Sumitomo Electric Industries
電線と光ファイバ、化合物半導体の総合大手。2026年3月期の売上高は5兆1,101億7,100万円、営業利益4,181億7,300万円、純利益3,695億800万円、従業員302,972人。1.6Tのレーザーの土台になるインジウムリンの基板を作る数少ない供給者の一角にあたる。
Kawasaki Heavy Industries
資本金1,044億8,400万円。医療・造船・輸送・航空宇宙・エネルギーの現場へAIを広げる。EDINETコードE02127、3月期決算。
Mitsubishi Materials
銅製錬とセメント、加工事業の総合素材大手。2026年3月期の売上高は1兆8,440億5,300万円で前期の1兆9,620億7,600万円から6.0%減った一方、営業利益は605億200万円と前期の371億1,800万円から63.0%増えた。当期純利益405億8,100万円、研究開発費85億4,100万円、設備投資549億8,200万円、従業員17,591人。
Zuken
プリント基板と実装の設計ソフトで国内最大手。2026年3月期の売上高は431億100万円で前期比5.8%増、営業利益58億6,512万9,000円、経常利益71億3,300万円、当期純利益54億円。研究開発費54億4,500万円 (売上比12.6%)、設備投資4億9,700万円、従業員1,656人、平均年間給与865万9,154円。
Seiko Giken
光コネクタとフェルールの専業。2026年3月期の売上高は300億8,700万円で前期の199億8,200万円から50.6%増、営業利益は77億3,300万円と前期の28億1,700万円から2.7倍になり、営業利益率25.7%に達した。純利益62億1,069万円、従業員1,231人、設備投資10億7,300万円。
NACHI-FUJIKOSHI
富山発の総合機械メーカーで、自動車の生産ラインに入る産業用ロボットを手がける。工具・軸受・油圧機器も持ち、ロボットの部品を自社で賄える数少ない企業。国内のロボット密度を押し上げる中堅製造業の自動化で受け皿になる。
NII LLM Research and Development Center (LLM-jp)
国立情報学研究所 (NII) が2023年に設けた大規模言語モデルの研究開発拠点で、オープンな国産LLMの中核。LLM-jp-4 8Bは日本語MT-Benchで7.54、32B-A3Bは7.82と、GPT-4oの7.29、Qwen3-8Bの7.14を上回った (NII発表)。コーパス約19.5兆トークンのうち約10.5兆トークンで事前学習し、中間学習と追加学習を別途実施。2026年度中に、より大きいモデルと軽量モデルを順次公開する計画。商用利用可能なオープンソースライセンス。
PKSHA Technology / PKSHA Technology
2012年10月に機械学習技術を用いたデータ解析事業を目的とした株式会社AppReSearchとして設立され、2014年8月に現商号へ変更した。本社は東京都文京区本郷2-35-10の本郷瀬川ビル。代表者は代表取締役の上野山勝也。事業内容はアルゴリズムライセンス事業。2017年9月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場し、2022年9月にスタンダード市場、2024年9月にプライム市場へ市場区分を変更した。証券コードは3993、事業年度は10月1日から翌年9月末日まで。
RUTILEA
「AIを簡単に。」を掲げる京都のAI企業 (会社資料の読みは「ルテリア」、共同プレスリリースでは「ルティリア」表記も)。2018年8月に矢野貴文氏が製造業へのAI導入による業務効率化を目的に創業し、従業員は40名 (2026年5月時点)。検査ソフトSDTest (2019年) とノーコードAI「ImagePro」でトヨタ自動車・コマツ・パナソニックなど製造業に導入実績を持つ。事業は2本柱で、①AIサービス事業は用途特化型の高精度AI (省庁向けのオンプレミス生成AI、国家安全保障上の重要データを格納できる閉域データレイク、AIエージェントによる大規模システム移行の自動化) と電力取引最適化AI (系統用蓄電所のアグリゲーター運用)、②AIインフラ事業は福島県の自社GPUデータセンター (1号棟 1MW・NVIDIA H100 352基・2024年10月運用開始、2号棟 1.5MW・H200 672基・2026年2月運用開始、計1,024基) で、100%子会社のAI福島が大熊町で運営する (増資と借入で計86億円を調達・2024年8月時点の日経報道)。2022年にセキュリティ領域へ注力し、2023年に省庁案件を初獲得、高セキュリティ対応のため自社データセンターを整備した。データセンターの電力コスト抑制のために開発した電力取引最適化AI (自社データセンターの電力コストを約20%削減) を外部の蓄電所事業者に展開し、2025年11月受電の滋賀県愛荘町蓄電所 (4MWh・一部出資) を受電から約2か月の2025年12月29日に需給調整市場 (一次調整力) へ参入させた。小売電気事業者 (登録番号A0940)・特定卸供給事業者=アグリゲーター (登録番号105)・需給調整市場 (D117)・JEPX・電力広域的運営推進機関 (5CRW) の登録と、NVIDIAパートナーネットワーク (Cloud Partner・DGX AI Compute Systems)、認定電気通信事業者の資格を持つ。2025年11月に東北電力・日立製作所・日本政策投資銀行と次世代型AIデータセンター構築の共同検討を開始し、2026年1月に大和ハウス工業・タイズAIと大熊町にデータセンターショールーム「Module DPDC Fukushima」を着工。受賞はForbes Japan 日本のスタートアップ50選 (2024年)、Forbes Asia 30 Under 30 (2023年)、Forbes Japan Deeptech Top 50 (2023年)。
Stockmark / Stockmark
2016年11月15日設立。本社は東京都港区南青山1-12-3のLIFORK MINAMI AOYAMA S209。代表取締役CEOは林達、取締役CTOは有馬幸介。事業内容は自然言語処理を活用した企業文化改革の支援を行うサービスの開発・運営。AI SaaS事業とAI PaaS事業の2本立てで、自社開発のStockmark LLMを持つ。ISO/IEC 27001にもとづくISMS認証を取得している。未上場。
Resonac Holdings
半導体の封止材料と後工程材料の大手。2025年12月期の売上収益は1兆3,471億2,500万円、営業利益466億7,600万円で営業利益率3.5%、当期利益290億3,100万円、研究開発費464億5,800万円、設備投資1,128億5,300万円、従業員21,525人 (国際会計基準)。
Denso Wave
デンソーの子会社で、QRコードの規格を生んだ会社として知られる。小型で高速な産業用ロボットを持ち、電子機器や医薬品の組み立て工程に入る。未上場だが、日本の製造現場の自動化を担う主要な供給者。
Recruit Holdings
求人検索Indeedを核とする人材サービスの世界大手。2026年3月期の売上収益は3兆6,973億円で前期比3.9%増、営業利益は6,305億円で28.5%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は4,969億円で21.6%増。連結従業員数は4万9,480人から4万5,586人へ7.9%減っており、人員を減らしながら利益を伸ばす形になっている。
DOWA Holdings
非鉄製錬と環境リサイクル、電子材料の大手。2026年3月期の売上高は7,454億1,000万円で9.8%増、営業利益341億9,200万円、当期純利益は624億5,800万円と前期の271億2,800万円から2.3倍になった。研究開発費84億4,900万円、設備投資358億6,900万円、従業員8,355人。
Yamaichi Electronics
半導体検査用ソケットと各種コネクタ。光トランシーバーを挿す受け口の側に位置する。2026年3月期の売上高は526億9,800万円、営業利益115億5,600万円で営業利益率21.9%、純利益90億7,300万円。従業員2,060人、研究開発費12億4,900万円、設備投資33億8,400万円。
GMO AI & Robotics Trading
GMOインターネットグループのAI・ロボット商社。中国Unitreeの人型ロボットを日本の企業へ届ける入口として、JALグループの羽田空港での実証にも参画する。親会社GMOインターネットグループ (9449) は売上2,853億円・営業利益率20.7%。
Japan Aviation Electronics Industry
コネクタ大手。2026年3月期の売上高は2,278億7,200万円で2.8%増にとどまり、営業利益は89億3,700万円と前期の156億1,500万円から42.8%減った。研究開発費120億9,200万円、設備投資237億4,600万円、従業員11,908人。
Terra Drone
テラドローン(Terra Drone)は、東京証券取引所グロース市場に上場する産業用ドローンの企業。2026年1月期の連結売上高は47億8,259万円で、ドローンソリューションが41億6,266万円、運航管理が6億1,992万円。両セグメントとも営業赤字で、連結営業損失は11億4,379万円。減損損失7億6,714万円を計上し、連結従業員数は618人から551人へ減った。2026年8月25日、防衛装備庁の迎撃ドローン早期取得プログラムでTerraB1の量産調達契約を締結した。
SB Intuitions / SB Intuitions
2023年設立のソフトバンク完全子会社。日本語に特化した国産LLM「Sarashina」の研究開発を担い、経済産業省の生成AI基盤開発支援事業 (GENIAC) にも採択された。国内最大級の計算基盤を背景とする。
Sony AI / Sony AI
2019年設立のソニーグループのAI研究子会社。ゲームAI「GT Sophy」はグランツーリスモで世界トップ級ドライバーに勝利し2022年に科学誌ネイチャーに掲載された。ゲーム・イメージング・ガストロノミーを重点領域とする。
Headwaters / Headwaters
AI実装を請け負う開発企業。2025年12月期は売上高39億40万円で34.2%増だが、営業利益2億2,925万円は25.6%減、最終利益は78.9%減。従業員は240人から389人へ増えた。EDINETコードE35941。
Ubie / Ubie
2017年に医師とエンジニアが共同創業した医療AI企業。生活者向け「症状検索エンジン ユビー」と医療機関向け業務効率化AIを両輪で展開し、国内医療AIスタートアップとして最大級の利用規模を持つ。
NEC / NEC
1899年創業の総合ITベンダー。60年以上のAI研究の蓄積を持ち、顔認証は米国立標準技術研究所 (NIST) のベンチマークで繰り返し首位を獲得してきた。2024年からは軽量な国産LLM「cotomi」を法人向けに展開する。
CyberAgent / CyberAgent
1998年設立のインターネット大手。国内有数のAI研究組織「AI Lab」を持ち、日本語LLM「CyberAgentLM (CALM)」をオープンソース公開してきた。広告制作AI「極予測AI」でネット広告事業の制作効率を大きく変えた。
Fujitsu / Fujitsu
1935年設立の総合ITベンダー。AI基盤「Fujitsu Kozuchi」を軸に法人向けAIを展開し、2024年にはCohereと協業した日本語特化LLM「Takane」を発表した。スーパーコンピュータ富岳の開発企業でもある。
KDDI
国際通信の陸揚げ局と海底ケーブル敷設船を運航する通信大手。子会社の国際ケーブル・シップが「KDDIオーシャンリンク」を、KDDIケーブルシップが通信と電力の両方を敷ける「KDDIケーブルインフィニティ」を運航し、日本の海底ケーブル保守を担う数少ない主体にあたる。太平洋横断ケーブルの陸揚げ局は千葉県と三重県志摩に集中し、地理的な集中が防護上の課題として総務省の有識者会議でも扱われる。有価証券報告書ベースで売上収益6兆719億円・営業利益1兆991億円 (利益率18.1%)・設備投資6,837億円。東証プライム (9433)。
SoftBank Corp.
通信とAI基盤を併せ持つ通信大手。太平洋横断ケーブルの陸揚げ局が千葉県と三重県に集中する状況を分散するため、北海道苫小牧市と福岡県糸島市に新しい陸揚げ局の整備を進める。国内のAIデータセンター投資と国際通信の経路確保を同じ計画の中で扱う。有価証券報告書ベースで売上収益7兆387億円・営業利益1兆426億円 (利益率14.8%)・設備投資7,453億円・研究開発費968億円。東証プライム (9434)。
ZEALS
対話型AIを出自とする日本の新興企業で、子会社Omakase Roboticsを通じて人型ロボットの運用基盤を開発する。病院側は1〜2年以内の正式導入も視野に入れる。非上場。
Turing / Turing
完全自動運転の実現を掲げる開発企業で、「We Overtake Tesla」をスローガンとする。本社は東京都大田区平和島6-1-1の東京流通センター物流ビルA棟。代表取締役は創業者兼CEOの山本一成で、2021年8月に同社を創業した。社員数は98名(役員・正社員81名、インターン・有期雇用17名)、資本金は3,000万円。取締役COOは田中大介、取締役CFOは盛島正人、執行役員兼CTOは山口祐。未上場。
ACSL
国産の産業用ドローンを設計製造する企業。2025年12月期の売上高は25億9,873万円、営業損失は18億4,040万円。研究開発費13億1,932万円は売上高の50.8%にあたる。自己資本比率は前期の2.0%から29.1%へ回復した。
GMO Internet
12月期決算、資本金5億円。GPUクラウドを商用展開する。
COMSYS Holdings
通信インフラ工事の最大手。グループがデータセンターとAI基盤の設計・構築を担う。
Sakura Internet
国産GPUクラウドの中核。3月期決算、資本金112億8,300万円。政府・大学・企業の計算需要を取り込む。
Sony Group
資本金8,813億5,700万円と国内最大級。画像センサーと映像AIをロボット基盤へ接続する。
Panasonic Holdings
資本金2,596億3,100万円。傘下の供給網ソフト会社がAIモデル開発基盤を構築する。
Mitsui & Co.
資本金3,441億6,300万円。物流・製造・産業現場への現場AI導入を支援する。
Hitachi
資本金4,628億1,700万円。鉄道・電力・製造の現場へAIを実装する。
NS Solutions
日本製鉄系のシステム構築会社。企業向け生成AI基盤の構築を担う。資本金129億5,200万円。
ACES / ACES
2017年設立の東京大学松尾研究室発スタートアップ。画像認識・行動認識アルゴリズムの提供と、商談解析AI「ACES Meet」を軸に、属人的な知見のデジタル化を進める。
FRONTEO / FRONTEO
2003年設立の自然言語処理AI企業。自社開発AIエンジン「KIBIT」を軸に、リーガルテック (国際訴訟の電子証拠開示)、経済安全保障、創薬支援へ展開する。
Fixstars / Fixstars
2002年設立のソフトウェア高速化企業。GPU・マルチコア向けの最適化技術でAIの学習・推論を高速化し、量子コンピューティングソフトも手がける。
Highreso
GPUクラウド「GPUSOROBAN」を運営するITベンチャー。子会社のハイレゾ香川が経済安全保障推進法のクラウドプログラム供給確保計画に認定され (最大約77億円)、香川県綾川町・高松市の既存施設を転用したGPUデータセンターを整備した。2024年12月に中四国初のAI開発用GPUデータセンターとなる高松市データセンターを開設し、NVIDIA HGX H200を408基提供する。地方の遊休施設を計算基盤に変える立地モデルが特徴。
Olympus
消化器内視鏡で世界首位。医療用内視鏡に画像診断支援AIを載せる形で、プログラム医療機器の分野に入る。2026年3月期はEDINET有価証券報告書 (S100YDN3) で売上収益1兆1,067億6,000万円 (IFRS)、営業利益971億2,000万円、研究開発費1,099億円。
Jedat
アナログと高周波向けの設計ソフトを供給する国内の独立系。半導体の設計自動化で国産の選択肢を残す数少ない企業にあたる。2026年3月期の研究開発費は3億4,700万円、平均年間給与652万4,583円。
Mujin / Mujin
2011年設立の産業用ロボット知能化企業。ティーチング不要でロボットを動かす統合コントローラ「MujinController」を軸に、物流倉庫・製造現場の自動化を国内外で展開する。
TechShare
研究開発用ロボットの専門商社。Unitreeの上場目論見書で日本登録の大口顧客の末端利用者として国立大学・電機メーカー・自動車関連企業が挙がる経路の一角を担う。非上場。
Telexistence / Telexistence
2017年設立の遠隔操作×AIロボット企業。飲料補充ロボット「TX SCARA」をファミリーマートの店舗に導入し、小売バックヤードの自動化を実運用まで到達させた。台湾の鴻海 (Foxconn) と量産で提携する。
Araya / Araya
2013年に神経科学者の金井良太が設立したAI研究企業。ニューラルネットワークの圧縮・エッジAI実装と、脳科学に基づく自律AI・ブレインテック研究を両輪とし、国のムーンショット型研究開発にも参画する。
Citadel AI / Citadel AI
2020年設立のAI品質・信頼性企業。AIモデルの脆弱性検査・監視ツール「Citadel Lens」を提供し、AI品質の国際標準化活動にも参画する。
JDSC / JDSC
2013年設立の東京大学発AI企業。需要予測・電力データ解析などのAIソリューションを産業横断で提供し、大学との共同研究を事業化するモデルを取る。
Laboro.AI / Laboro.AI
2016年設立のオーダーメイドAI開発企業。個社の課題に合わせて機械学習モデルを設計・開発する「カスタムAI」を提供し、製造・物流・金融など幅広い業種で導入実績を持つ。
pluszero / pluszero
2018年設立のAI企業。自然言語処理と知識表現を組み合わせた独自技術「AEI (Artificial Elastic Intelligence)」により、限定領域の業務を人に代わって遂行する「仮想人材」の実現を掲げる。
Terumo
カテーテルを中心とする医療機器大手。2026年3月期はEDINET有価証券報告書 (S100YGMG) で売上収益1兆1,318億7,700万円 (IFRS)、営業利益1,763億2,000万円 (利益率15.6%)、研究開発費769億円。
Ascentech
仮想デスクトップとGPU基盤を扱う。1月期決算、資本金2億2,600万円の小型株。
Argo Graphics
CADとCAEの設計解析システムを製造業へ導入する。3月期決算、資本金13億3,700万円。
Artiza Networks
通信試験装置の開発企業。7月期決算、資本金13億5,900万円。高速イーサネットの検証需要が接点。
Quantum Solutions
2月末決算の情報通信企業。AIデータセンター構想を掲げるが、資本金45億3,600万円に対し計画段階の色合いが濃い。
Broadband Tower
都市型データセンターの運営企業。12月期決算、資本金33億4,500万円。GPUサーバーの収容が接点。
AVITA
遠隔操作のアバターで接客や案内を担う日本の新興企業。人型ロボットの身体に遠隔操作とAIを重ねる形で、Unitreeの機体を日本の現場へ適合させる役割を担う。非上場。
Xeureka
三井物産グループの創薬DX企業。国内製薬企業が共同利用するGPUスーパーコンピューター「Tokyo-1」プロジェクトを運営し、創薬研究向けの大容量計算環境を提供する。経済安全保障推進法のクラウドプログラム供給確保計画に認定されており (2023年11月・約11億円)、医薬という特定分野に絞った計算基盤の供給者として、汎用GPUクラウド勢と役割を分ける。
Shimadzu
分析計測機器とX線などの医用機器を手がける。2026年3月期はEDINET有価証券報告書 (S100YGJF) で売上高5,607億2,800万円、営業利益737億200万円 (利益率13.1%)、研究開発費234億2,400万円。
J. Morita Tokyo Mfg. Corp.
歯科用医療機器の製造・販売を軸に、医科用・動物用へ広げる非上場メーカー。2023年度の売上高は71億円、従業員数345人 (2024年)。1916年創業のモリタグループに属し、グループ全体の売上高は1,081億8,366万円 (2026年3月末現在)。歯科用チェアユニットの国内シェアで首位。
AI Medical Service / AI Medical Service
内視鏡AIの医療スタートアップ。内視鏡専門医の多田智裕が2017年に創業し、内視鏡画像から胃がんなどの病変の鑑別を支援するAIで薬事承認を取得。内視鏡AI開発で世界的に先行するプレイヤーの1つ。
Morpho / Morpho
2004年設立の東京大学発画像処理AI企業。スマートフォンの手ぶれ補正・画像合成ソフトで世界的シェアを持ち、組み込み向け推論エンジン「SoftNeuro」や車載画像認識へ展開する。
Quick
筑波大学発のベンチャー企業。2026年3月23〜25日、ZEALSと共同で筑波大学附属病院の1階ロビーにおいて国内初の病院での人型ロボット実証を実施し、院内の動線設計と現場の調整を担った。非上場。
Isuzu Motors
資本金406億4,400万円。自動運転バスの開発を進める。
OMRON
資本金641億円。製造現場の検査・制御・自動化へAIを応用する。
Kubota
12月期決算、資本金841億3,000万円。自律農機とスマート農業へ現場AIを応用する。
Toyota Motor
資本金6,354億100万円。次世代車両に車載計算基盤を採用し運転支援を強化する。
Komatsu
資本金727億9,500万円。建設機械への映像認識の搭載を早くから進めてきた。
Nissan Motor
資本金6,058億1,300万円。高度自動運転に対応する車両基盤の開発を進める。
Honda Motor
資本金860億6,700万円。研究開発子会社がモビリティとロボティクスの開発を進める。
Shimizu
資本金743億6,500万円。建設現場の安全管理へ映像AIを活用する。
RevComm / RevComm
2017年設立の音声AI企業。電話・Web会議を解析するAI「MiiTel」を提供し、2023年には米フォーブスのAI 50に日本企業として初選出された。
Matsuo Institute / Matsuo Institute
東京大学松尾研究室と連携してAIの社会実装を担う企業。2020年設立。共同研究を通じて深層学習技術の産業応用を進め、松尾研発スタートアップ群が形成するエコシステムの中核を成す。
Ridge-i / Ridge-i
2016年設立の画像解析AI企業。衛星データ解析・外観検査・廃棄物選別など画像認識の産業実装に強く、JAXAとの協業実績を持つ。
Kudan
自己位置推定と地図生成の技術を持つ。資本金1,300万円と上場企業で最小水準。
Digital Media Professionals
画像処理向け半導体設計と組み込みAI。3月期決算、資本金18億400万円。
Techno Horizon
教育・産業向け映像機器とマシンビジョン。3月期決算、資本金25億円。
Ikegami Tsushinki
放送・医療・検査向けの高精細映像処理。資本金70億円。AI用途は周辺の連想にとどまる。
Kotoba Technologies / Kotoba Technologies
2023年設立の音声基盤モデル企業。日本語音声認識モデル「Kotoba-Whisper」の公開などリアルタイム音声AIの研究開発を行い、GENIACに採択された。
Cinnamon AI / Cinnamon AI
文書読解AI「Flax Scanner」などを開発するAI企業。平野未来らが創業し、非定型書類からの情報抽出や生成AIの企業導入を手がける。日本とベトナムに開発拠点を持つ。
Neural Group / Neural Group
2018年設立の映像解析AI企業。街頭・店舗のカメラ映像をエッジAIで解析する製品群を軸に、スマートシティ・交通・広告効果測定へ展開する。
AI inside / AI inside
手書き文字認識に強いAI-OCR「DX Suite」で国内シェア首位の日本のAI企業。帳票のデジタル化を入口に、DX SuiteをAIエージェント実行基盤へ進化させる戦略を掲げ、サブスクリプション型で法人へ提供する。東証グロース上場 (4488)。
HEROZ / HEROZ
将棋AI「将棋ウォーズ」で知られる日本のAI企業。将棋AIで培った深層学習技術をBtoBへ展開し、法人向け生成AIサービス「HEROZ ASK」(2026年1月時点で導入300社超) やAIセキュリティ事業を手がける。東京証券取引所上場 (4382)。
rinna / rinna
AIキャラクター「りんな」を生んだMicrosoftのチャットボット事業から2020年に独立した日本のAI企業。日本語特化の生成AIモデルを多数オープンソース公開 (36億パラメータのGPT言語モデル等) し、キャラクターAIプラットフォームを法人向けに提供する。
TriOrb
車輪の代わりに球体を駆動部に用い、360度どの方向へも移動できる搬送台を作る。機構は九州工業大学で生まれ、代表の石田氏が産業技術総合研究所へ移った後も同大学と10年の共同研究を続けて実用化した。制御機器との標準的な接続に対応する。
深度求索 / DeepSeek
DeepSeek (深度求索) は、量的運用会社の幻方量化を率いる梁文鋒氏が 2023年に杭州で設立した大規模言語モデルの開発会社。2025年1月の推論モデル R1 は重みの公開と低い API 価格で世界に広がり、2026年4月24日に V4 シリーズのプレビューを公開した。2026年7月に初めて外部から資金を調達した (約500億元、調達後評価額 3,508.8億元、報道)。
腾讯控股有限公司 (Tencent Holdings) / Tencent
テンセント(Tencent Holdings)は1998年設立の深セン拠点の中国テック大手。微信・WeChat (月間利用者 14.39億人、2026年6月末)とQQを基盤に、ゲーム(世界最大級)、フィンテック、広告、クラウド、生成AI「混元(Hunyuan)」を展開する。2026年4〜6月期は AI による広告推薦とクラウドの需要で 11% 増収となり、WeChatの巨大ユーザー基盤を武器にAIエージェントを社会実装する戦略を取る。香港(00700)上場。
字节跳动 / ByteDance
字節跳動 (ByteDance) は2012年に張一鳴氏と梁汝波氏が北京で創業したインターネット企業で、TikTok・抖音の親会社。現在の最高経営責任者は梁汝波氏。大規模モデルの研究組織 Seed は呉永輝氏 (基礎研究) と朱文佳氏 (モデル応用) が率いる。対話 AI 豆包、法人向けクラウド火山引擎、画像動画生成の即夢を持ち、中国の消費者向け AI アプリで利用者数が最も多い。非上場で、グループの売上高・利益は公表していない。
阿里巴巴集团 (Alibaba Group) / Alibaba
アリババ集団(Alibaba Group)は1999年に杭州で創業した中国最大級のテック複合企業。EC・小売を出発点に、現在はクラウド(阿里雲/Alibaba Cloud)と生成AI「通義千問(Qwen)」を成長の中核に据える。CEO呉泳銘(Eddie Wu)の下、EC企業からAI・クラウドインフラ企業への大転換を進め、3,800億元の設備投資計画を掲げ、2026年4〜6月期の純利益は 104億元 (75%減) だった。本社は浙江省杭州、NYSE(BABA)・香港(9988)上場。
百度 / Baidu
バイドゥ(Baidu, Inc.)は2000年設立の中国検索最大手で、本社は北京。検索・広告を基盤に、生成AI「文心(ERNIE)」、インテリジェントクラウド、自動運転「Apollo Go(Apollo Go)」、自社AIチップ「崑崙芯(Kunlunxin)」まで垂直統合する。2026年1〜3月期に AI 事業が百度一般事業の売上の 52% を占めた (4〜6月期は 50%)。NASDAQ(BIDU)・香港(9888)上場。
超聚变数字技术有限公司 (xFusion Digital Technologies) / xFusion
超聚変数字技術 (xFusion) は、華為の x86 サーバー事業 (FusionServer) を2021年9月に分離して設立した鄭州のサーバー会社。支配株主は超聚能 (31.3777%) で、中国移動系の中移資本も 13.7611% を持つ (報道)。汎用・AI サーバーの FusionServer V7 系列と液冷ラック FusionPoD を売り、2025年の売上高は 582.5億元、うち AI サーバー 296.3億元 (報道)。上位 5 社の顧客で売上の 54.81% を占める。2026年5月22日に深圳証券取引所の創業板へ上場申請が受理された。
小米集团 / Xiaomi
2010年4月6日設立、2018年7月9日に香港証券取引所へ上場 (01810)。2025年は売上高 4,572.9億元 (+25.0%)・純利益 416.4億元で、スマート EV・AI などの新事業の売上が初めて 1,000億元を超えたが、2026年上期は売上高 2,081億元 (-8.4%)・調整後純利益 122.9億元 (-42.8%) と減収減益に転じた。ロボットは自社 EV 工場の内部工程での試運用が中心で、市販価格は無い。IFA 2026 (ベルリン) で CyberOne を実演。
国务院关于深入实施"人工智能+"行动的意见 (国发〔2025〕11号) / AI Plus
「人工知能+ (AI+)」行動は、中国国務院が2025年8月26日に公表した意見 (国発〔2025〕11号、8月21日付) に基づく政策で、企業ではない。語は2024年3月5日の政府活動報告で初めて使われ、2025年12月以降に製造・教育・エネルギーの分野別の実施文書が出た。重点は科学技術・産業発展・消費・民生・行政・国際協力の 6 分野で、スマート端末・エージェントなどの普及率を2027年に 70% 超、2030年に 90% 超とする。国家発展改革委員会が統括調整を担い、実施は各地域・各部門が行う。
沐曦集成电路(上海)股份有限公司 / MetaX
2020年9月に AMD 上海法人で高級ディレクターを務めた陳維良氏が上海で設立した GPU 設計企業。2025年12月17日に上海証券取引所の科創板へ上場し (688802)、発行価 104.66元に対し初日終値 829.90元 (+693%)、時価総額 3,320億元と、国産 GPU の上場銘柄で最大級の評価を受けた。調達額は 41.97億元。売上高は 2022年の 42.6万元から 2024年に 7.43億元、2025年に 16.44億元 (+121.26%) へ伸びた。2026年上期の黒字は金融資産の評価益 8.87億元によるもので、非経常損益を除くと 4,900万元の赤字 (中間報告)。
上海人工智能实验室 (Shanghai AI Lab) / Shanghai AI Laboratory
上海人工知能実験室(Shanghai AI Laboratory)は2020年7月の世界人工知能大会(WAIC)で発足した中国の国家級・非営利のAI研究機関。「書生(Intern)」シリーズの大規模モデル群をオープンソースで開発・公開し、基礎理論とAI for Science(AI4S)を志向する。中国のオープンソースAIエコシステムの中核を担う。
北京面壁智能科技有限责任公司 (ModelBest) / ModelBest (Mianbi Intelligence)
面壁智能(ModelBest)は清華大学NLP研究室・OpenBMB由来のエッジAI(端末側小型高性能LLM)スタートアップ。CEOは李大海、首席科学者は劉知遠。「密度法則(面壁定律)」を掲げ少パラメータで高性能を追求し、MiniCPMシリーズをスマホ・車載・IoT等のオンデバイス推論(クラウド非依存・低遅延・プライバシー)向けに展開する。2026年上期に 50億元超を調達して評価額 200億元超となり (報道)、8月11日に上場輔導を届け出た (中信証券)。
北京生数科技有限公司 (Shengshu Technology) / Shengshu Technology (Vidu)
生数科技(Shengshu Technology)は2023年3月に朱軍(清華大学AI研究院副院長・拡散モデル研究)、唐家渝(現 総裁)ら清華大学系が創業した動画生成AI企業。チームが2022年に提唱したU-ViT構造(Diffusion×Transformer融合)を基盤に、2024年4月に中国初のSora対抗テキスト→動画モデル「Vidu」を公開した。2026年4月にアリババクラウド主導でシリーズB約20億元を調達。
上海燧原科技股份有限公司 / Enflame
燧原科技(Enflame Technology)は2018年3月に趙立東(元AMDでCPU/GPU/APU開発)と張亜林が上海・張江で創業したクラウドAI演算チップ専業のファブレス。自主開発のハード・ソフト協調基盤「馭算(TopsRider)」を持ち、AI学習・推論チップ「邃思(Suisi/DTU)」シリーズを展開。Tencent(テンセント)が6輪連続出資し一致行動含め約20.3%を保有する単一最大外部株主。2026年9月11日に上海証券取引所の科創板へ上場した (688801)。
昆仑芯(北京)科技有限公司 / Kunlunxin
百度傘下の AI 半導体企業。2026年1月1日に香港証券取引所へ上場申請 (A1) を秘密裏に提出 (百度の 1月2日公告)、2026年4月29日に上海 科創板の上場指導を届け出て A+H の同時上場を目指す。2026年9月14日時点で上場の完了は確認できない。
亿航智能控股有限公司 (EHang Holdings) / EHang
億航智能(EHang)は2014年に胡華智が広州で創業した自律飛行(パイロットレス)eVTOLのプラットフォーマー。Nasdaq上場(EH)。主力EH216-Sは世界初のeVTOL型式証明・生産証明・運航証明を中国民航局から取得し、運航証明を持つ広州・合肥の 2 拠点も2026年8月時点で試験運航の段階にある。2025年の監査済み売上高は、先に公表した未監査の数値より 9,150万元少なかった (20-F)。長距離型VT35を開発中で、中国の「低空経済」政策の追い風下にある。
蚂蚁科技集团股份有限公司 / Ant Group
杭州に本社を置く未上場の金融テクノロジー企業。アリババ集団が 33% (完全希薄化後) を持ち持分法で取り込む。アリババの 2026年3月期 20-F では螞蟻からの持分利益が 50.48億元と前期 126.48億元から減り、理由は利用者獲得と技術への投資 (1 四半期遅れで計上するため、ほぼ螞蟻の 2025年暦年に当たる)。2025年3月1日に韓歆毅氏が最高経営責任者に就任。2020年の科創板・香港同時上場は中止されたまま。
上海无问芯穹智能科技股份有限公司 (Infinigence AI) / Wuwenshinqiong
無問芯穹 (Infinigence AI) は、清華大学電子工程系の汪玉教授の研究室から2023年に生まれた AI 計算基盤の会社。最高経営責任者は夏立雪、最高技術責任者は顔深根、首席科学者は戴国浩。異なるモデルと異なるチップを組み合わせて動かすソフト層を核に、エヌビディア以外の国産チップを含む混在環境での学習・推論を最適化する。2026年3月に株式会社へ組織変更し、5月に7億元超を調達して累計調達額は22億元超となった (報道)。
智元创新(上海)科技股份有限公司 / Agibot
Agibot(アジボット、登記名 智元創新(上海)科技)は2023年に鄧泰華と彭志輝 (ポン・ジーホイ、元Huawei「天才少年」稚暉君)ら元Huaweiエンジニアが上海で創業したヒューマノイド新鋭。VLA(Vision-Language-Action)基盤モデル「GO-1」を自社開発し、産業用「遠征(Expedition)」・コンパクト型「霊犀(Lingxi)」の複数アーキを展開。2025年のヒューマノイド出荷でUnitreeと世界首位を争い、2026年に香港IPOを準備する。
宇树科技 / Unitree
杭州宇樹科技(Unitree Robotics)は2016年に王興興(Wang Xingxing)が杭州で創業した四足歩行ロボット・ヒューマノイドの世界大手。アクチュエータ・モーター・減速機・制御を自社で垂直統合し、高出力密度の関節モジュールとAI大規模モデルによる自律動作を強みとする。2026年7月3日に中国証券監督管理委員会が上海科創板IPO登録を承認、「ヒューマノイド・ロボット第1号銘柄」として上場が事実上確定した。 2026年8月19日に上海証券取引所の科創板へ上場 (コード688836)。公開価格150.80元 (約3,560円) に対し初値は約1,100元 (約2万6,000円)、発行時の時価総額約610億元 (約1兆4,400億円)、調達額60.99億元 (約1,440億円)。申込978万件・当選率0.018%と科創板史上最も当選しにくい公募になった。一方で米国防総省の1260H中国軍事企業リスト (2026年6月8日指定) に載り、米国向けには調達・契約の制限がある。
小鹏机器人(小鹏汽车のロボット事業) / XPENG Robotics
2026年8月24日に第1ラウンドで 9億ドル超を調達し投資後評価額 63億ドル超 (IDG 資本リード、高榕創投、戦略投資家に騰訊・アリババ)。中国の具身知能で単一ラウンドの私募として最大 (報道)。内訳は小鵬の完全子会社 2億ドル・外部 6億ドル・経営連合 1億ドル、7 年内に上場しなければ投資家に買戻請求権 (報道)。米国防省 1260H の 2026年6月10日版に小鵬の記載はないが、戦略投資家のアリババ・騰訊は掲載済み。
马努斯 / Manus AI
Manus(運営=Butterfly Effect/蝴蝶効応)は2022年に肖弘(Xiao Hong、1992年生)が創業した汎用自律AIエージェントのスタートアップ。既存基盤モデル(Anthropic Claude等)上に構築し、市場調査・プログラミング・データ分析等の複雑タスクを自走する。2025年に招待制ベータで話題化、同年5月にシンガポールへ移転し中国事業を停止。2025年12月にメタが買収したが、中国の国家発展改革委員会が2026年4月に撤回を命じ、2026年9月1日に独立運営を再開した。
昆仑万维科技股份有限公司 / Kunlun Tech
2008年設立、2015年に深圳証券取引所の創業板へ上場 (300418)。2026年上期の売上高 53.59億元 (+43.55%) のうち海外が 52.03億元と、収益のほぼ全部が海外。純利益 10.88億元は半導体子会社 艾捷科芯の支配喪失による投資利益 14.79億元が主因で、非経常損益控除後は 4.58億元の赤字。製品別の売上高は Opera の広告 20.33億元・AI 短編ドラマ 15.35億元・Opera の検索 8.30億元。
广东东阳光科技控股股份有限公司 (HEC-AL) / HEC-AL
広東東陽光科技控股 (HEC-AL、上海証券取引所 600673) は、電解コンデンサー用の高純度アルミ箔を起点にフッ素・塩素化学と電子部品・材料へ広げた会社。2026年上期の売上高は 93.76億元 (+31.61%) で、新しい AI 事業は 2.89億元。医薬の東陽光薬 (香港 1558) は別会社で、AI 創薬の取り組みは同社のもの。日本では積層化成箔を日本ケミコン・ルビコン・ニチコン・TDK へ量産供給し、TDK と協業の覚書を結んだ (2026年上期報告書)。
月之暗面 / Moonshot AI
2023年3月に清華大学出身の楊植麟らが北京で創業したLLMスタートアップ(北京月之暗面科技)。チャットボット「Kimi」を主力とし、長文脈処理とエージェント/コーディング能力で中国トップ級。2026年に評価額が急騰(2025年末の約40億ドルから2026年5月に約200億ドルへ約5倍)、オープンソースのKimi K2系の需要拡大で中国大模型序列の首位級に浮上した。社名はPink Floydのアルバムに由来。
上海天数智芯半导体股份有限公司 / Iluvatar CoreX
上海の汎用 GPU 設計企業。2026年1月8日に香港証券取引所へ上場し (09903)、発行価 144.60港元で 36.77億港元を調達、コーナーストーン投資家 18社 (中興通訊・第四範式・UBS ほか) が 15.83億港元を引き受けた。香港の公募は 414倍の応募。初日は始値 +31.54%・終値 +8.44%、時価総額 約399億港元。売上高は 2025年 10.34億元 (+91.6%)、2026年上期 9.46億元 (+191.6%)。2026年上期に粗利益率が 17.2% へ下がったのは、原価割れのサーバー部品販売と在庫評価損が主因 (中間決算)。
深圳市越疆科技股份有限公司 / Dobot
2024年12月23日に香港証券取引所へ上場 (02432)。2025年の売上高 4.93億元 (+31.7%、海外比率 49.3%)、純損失 0.84億元。2026年上期は売上高 3.16億元 (+106.6%) で、為替差損と株式報酬で損失は 1.08億元に拡大。2026年7月15日に深圳 創業板の A 株上場申請書 (上会稿) を公開。日本には 100%子会社の DOBOT JAPAN 株式会社 (2023年2月17日設立、東京都港区浜松町、資本金 2,000万円) と名古屋テクニカルセンターを置き、正規代理店 4 社を持ち、iREX 2025 にヒューマノイド Atom を出展した。
北京地平线机器人技术研发有限公司 (Horizon Robotics) / Horizon Robotics
Horizon Robotics(ホライゾン・ロボティクス)は中国の車載AI半導体大手。2015年に元Baidu幹部の余凱(Yu Kai)らが北京で創業。自動運転・ADAS向け車載SoC「Journey(征程)」を自社設計し、中国の自主ブランド車向け ADAS ソリューションのシェアは 2025年通期 47.7%、2026年上期 50.02% (会社開示)。2024年10月に香港取引所(9660.HK)へ上場。NVIDIA/Qualcommの国産代替候補として垂直統合を進める。
阶跃星辰 (StepFun) / StepFun
2023年4月に元Microsoft幹部の姜大昕らが上海で創業したマルチモーダルLLMスタートアップ(上海階躍星辰)。「ネイティブ・マルチモーダルAI+AI端末」を技術路線に掲げ、OPPO・Honor・ZTE等の中国スマホ大手(主要メーカーの約60%をカバー)と提携し、搭載端末4,200万台超・DAU約2,000万。2026年に大型調達を経て香港IPOを申請し、「AI六小虎」の中でインフラ/端末寄りのポジションを取る。
上海傅利叶智能科技有限公司 / Fourier Intelligence
2025年1月の E ラウンド 7.89億元 (国鑫投資・浦東創投・張江科投・Prosperity7) と 8月の E+ 2.96億元 (潤陽科技) で評価額 78.9億元 (報道)。ソフトバンク・ビジョン・ファンド 2 が既存株主。2025年7月に株式会社化し科創板上場を念頭に準備と報じられるが、輔導届出・申請は確認できない。2026年8月時点で科創板の受理は無い。
北京可灵科技有限公司 / Kling AI
快手科技が動画生成事業を分社した法人 (2026年7月2日の香港証券取引所への公告)。最大 約30億ドルを投資後評価額 約180億ドルで調達し、共同リードは CPE 源峰・国方創新・UAE の BlueFive・騰訊・中関村科学城基金・中信証券、戦略投資にアリババクラウド・百度・華策影視・芒果産業資本。増資後も快手が 68.33% を持ち連結する。
深圳市普渡科技有限公司 / Pudu Robotics
2016年1月に深圳で設立。2026年4月に約1.5億ドル (10億元、龍崗金控リード、北汽資本・藍思科技・Highlight Capital) を調達し評価額 15億ドル超 (報道)。最高経営責任者は 2026年6月3日の日経 Asia で香港上場の準備を語ったが、取引所への申請は確認できない。日本ではすかいらーくグループが 2022年12月までに約 2,100店へ 3,000台を導入し、日本の累計は 7,500台超 (2023年8月時点)。米 FCC は 2026年7月28日に外国製の高度ロボット機器を Covered List に加え、普渡は 8月28日に声明を出した。
北京加速进化科技有限公司 / Booster Robotics
2026年4月17日に近10億元 (約1.5億ドル) を調達。累計出荷は 2025年10月時点で 700台超 (200社超・20か国超・大学 70超)、2026年4月に K1 が 1,000台超。日本では正規代理店の東翰船ロボティクス (八王子市) と、スイッチサイエンスが K1 Pro を 2026年4月16日から 2,748,900円 (税込) で販売する。iREX 2025 に出展、RoboCup 2026 には日本の RFC-Tsudanuma が Booster 機で参戦した。
速腾聚创科技有限公司 / RoboSense
2014年8月設立、2024年1月5日に香港証券取引所へ上場 (02498)。2025年の売上高 19.41億元・純損失 1.45億元で、10〜12月期に初の四半期黒字。2026年上期は売上高 10.20億元 (+30.2%)・純損失 1.60億元。2026年6月8日に米国防省の 1260H「中国軍事企業」リストへ新規指定 (軍民融合への寄与、連邦公報 2026年6月10日) され、6月30日以降は米国防省の調達から外れる。2026年9月10日、完成機ロボット事業と関連知財を会長が 35% を支配する深圳市曦元機器人へ 5,987.8万元で譲渡すると公告し、部品供給に専念する形になった。
奥比中光科技集团股份有限公司 / Orbbec
2013年1月18日に深圳で設立、2022年7月7日に上海 科創板へ上場 (688322)。2025年の売上高 9.41億元 (+66.66%)・純利益 1.28億元で黒字に転じ、2026年上期は売上高 4.38億元 (+0.49%)・純利益 0.42億元 (-30.82%)。2026年6月に 9.8億元の増資 (ロボット向け AI ビジョン研究開発と製造拠点)、7月23日に H 株上場 (A+H) の検討を公告。日本では日立グループの無人店舗「CO-URIBA」が iToF カメラ Femto Mega を、日本の大手自動車メーカー 1 社 (社名非開示) が院内物流ロボットに Gemini 2 を採用したと、2025年の年次報告に自ら記載。
AGILINK / AGILINK
AGILINK(上海臨界点創新智能科技)はエンボディドAIロボット向けのロボットハンド(末端執行器)を専業とする企業。ヒューマノイド大手・AgiBot傘下で、法定代表人はAgibotの鄧泰華(董事長兼CEO)、Agibotが持株80%。OmniHandシリーズのロボットハンド・グリッパーを供給する。本社は上海。智元社内の多指ハンド部門が 2025年から量産・販売していた事業を、2026年1月14日に別会社として切り出した。
美的集团股份有限公司 (Midea Group) / Midea Group
美的集団(Midea Group)は1968年創業、広東省仏山市順徳区に本社を置くスマートホーム家電・産業技術の世界大手。深セン上場(000333.SZ)に加え2024年9月に香港へ重複上場(0300.HK)。独ロボット大手KUKAを完全子会社化して産業ロボット・自動化を内製し、人型ロボットを自社工場で実証している。2025年の売上高は 4,564.5億元、うちロボット・自動化は 310.1億元 (6.79%)。
北京百川智能科技有限公司 (Baichuan Intelligence) / Baichuan
百川智能(Baichuan Intelligence)は2023年4月に元Sogou(搜狗)CEOの王小川(Wang Xiaochuan)が北京で創業した中国LLMスタートアップ。当初は汎用LLM「Baichuan」をオープンソース公開し注目を集めたが、2025年3月に金融向け法人部門を廃止し、4月に汎用モデルから医療 AI への集中を表明。現在は医療特化モデル「Baichuan-M」シリーズとAI家庭医「百小医」など医療向け製品に集中する未上場ユニコーンで、2027年IPOを目標とする。
北京极智嘉科技股份有限公司 / Geek+
2015年設立。2025年7月9日に香港取引所へ上場 (02590、同株異権の「極智嘉-W」)、公開価格 16.80港元で 27.1億港元を調達、主幹事は中金・モルガン・スタンレー。2025年は売上高 31.71億元 (+31.6%) で調整後純利益と営業キャッシュフローが黒字に転じた。日本では 2017年設立の合弁 株式会社ギークプラス (東京都渋谷区、代表 加藤大和) が 7 年で約 4,000台を販売し、トヨタ自動車・ヤマト運輸・アスクル・ビックカメラ・佐川グローバルロジスティクス・ソニー・デンソーなどが顧客。
深圳逐际动力科技有限公司 / LimX Dynamics
2026年2月2日に B ラウンド 2億ドル、7月14日に Pre-IPO ラウンド 約2億ドルを投資後評価額 150億元で調達 (IDG 資本・藍思科技・欧州の G.G.G. Group・独 Redstone VC ほか)、半年で 4億ドルを集めた。2026年3月に株式会社化し、8月18日にブルームバーグが香港取引所への秘密申請 (上限 3億ドル、中信証券) を報道。2025年の出荷は 241台・売上 約6,700万元 (報道) で、評価額は売上の 200倍超。
爱芯元智半导体股份有限公司 / Axera
2019年設立のエッジ AI 半導体企業。2026年2月10日に香港証券取引所へ上場 (00600)、発行価 28.20港元で 総額 29.59億港元 (純額 27.99億港元) を調達、初日終値は 28.48港元 (+0.99%)。累計出荷は 2.12億個超 (2025年末)。上場後の創業者の持分は 22.76%。
途见科技(北京)有限公司 / Tujian Technology
伸縮性のある多モーダルの電子皮膚を、材料・素子・回路・アルゴリズムまで自社で統合して作る。多指ハンド・ロボットの全身・触覚手袋・車載に展開する (公式サイト・36Kr)。
北京像素绽放科技有限公司 (PixelBloom) / PixelBloom
PixelBloom(愛設計/iSheji)は2018年設立のAIオフィス/資料生成SaaS企業。旗艦のAiPPT.com(AI自動PPT生成)は登録ユーザー3,000万人超・20カ国以上で利用される。新旗艦Fangan.com(小方)で『マーケティング企画エージェント』へ展開し、生成ツールから成果デリバリー・エージェント(数字員工)への転換を進める。CEOは趙冲、本社は北京。
深圳市优必选科技股份有限公司 (UBTech Robotics) / UBTech Robotics
UBTech Robotics(優必選科技)は2012年に周剣(Zhou Jian)が深センで創業したヒューマノイド/サービスロボット大手。教育・物流・介護・接客ロボットを経て、現在は産業用ヒューマノイド「Walker」シリーズと2026年発表の家庭向け「UWORLD U1」を主力に量産商用化を主導。2023年12月に香港取引所(9880.HK)へ上場。取得済み特許は全社で 3,112件 (うち海外 530件、2026年6月末)。
零一万物 / 01.AI
2023年3月にGoogle中国元社長・Microsoft元幹部の李開復(Kai-Fu Lee)が北京で創業(零一万物)。オープンソースのYiシリーズで急速にユニコーン化したが、2025年に基盤モデルの事前学習を停止し路線転換。現在は自社基盤モデル開発から撤退し、政府・大企業向けの「ソブリンAI(主権AI)」とエンタープライズAI変革ソリューションの販売に軸足を移した。2026年7月の発表では、米国・中国・欧州・日本以外の一帯一路の国々を重点地域とした。
北京星动纪元科技股份有限公司 / RobotEra
2026年に入り、3月5日に 10億元 (サムスン電子・Singtel・韓国 友利金融ほか、評価額 100億元超)、4月27日に 2億ドル超 (順豊集団リード、紅杉中国・IDG・高瓴)、7月に 10億元 (国務院国資委系 誠通基金リード) と調達を重ね、累計 約50億元 (報道)。6月2日に株式会社化、8月17日にブルームバーグが香港上場の検討 (8〜10億ドル) を報道。2026年4〜6月期から千台級の量産納入を始め、中国郵政・順豊の物流拠点に導入 (会社発表)。ただし納入台数は会社側「千台級」と報道「200台超」で食い違う。
乐聚智能(深圳)股份有限公司 / Leju Robotics
2026年5月19日に深圳証券取引所の創業板が上場申請を受理 (第4套上場基準の第1号、保薦 東方証券、募集 26億元)。売上高は 2023年 5,398.83万元 → 2024年 5,550.03万元 → 2025年 2億5,818.79万元と 4.7倍、純損失は 6,978万元。ヒューマノイドの出荷台数は世界 4 位 (Counterpoint) / 3 位 (IDC) と報じられる。2025年の Pre-IPO 近15億元 (深投控資本・深圳龍華資本・東方精工・拓普集団ほか) で評価額 43.27億元。
黑芝麻智能科技有限公司 / Black Sesame Technologies
2016年7月15日に武漢で設立された車載 AI 半導体企業。2024年8月8日に香港証券取引所へ上場 (02533)。2026年上期の売上高は 4.58億元 (+81.3%) だが純損失 7.70億元と赤字が続く。
上海擎朗智能科技有限公司 / Keenon Robotics
2021年9月の D ラウンド 約14億元 (2億ドル、ソフトバンク・ビジョン・ファンド 2・Prosperity7・華興) でユニコーンに。2026年1月15日に IFR が香港上場の検討 (約2億ドル) を報道したが、取引所への申請は確認できない。日本法人 KEENON Robotics 株式会社 (2022年2月、東京都中央区) を持ち、ソフトバンクロボティクスが Keenbot (T5) を 2021年10月18日、T8 を 2023年2月21日から国内販売。
深圳市海柔创新智能科技集团股份有限公司 / Hai Robotics
香港理工大学出身の陳宇奇氏・房冰氏と、ETH チューリッヒでロボティクスを学んだ徐聖東氏の 3 人が創業。2026年2月13日に香港取引所へ上場申請 (ゴールドマン・サックス・中信証券)、失効後の 2026年9月13日に再申請。売上高は 2023年 8.07億元 → 2024年 13.60億元 → 2025年 20.17億元。日本法人 株式会社 HAI ROBOTICS JAPAN (2021年8月25日設立、東京都大田区、資本金 7,735万円、従業員 60名) はコクヨの東北 IDC (2026年5月) と SBS グループに納入。
梅卡曼德(雄安)机器人科技股份有限公司 / Mech-Mind Robotics
2016年9月12日設立。2026年9月1日に香港取引所へ上場 (09615)、公開価格 101.70港元 (提示レンジ上限)、コーナーストーンは Baillie Gifford 主導・泰康人寿・Jane Street・BYD 系など 9社で 1.86億ドル。上場前は 11 ラウンドで累計 約20億元 (Intel Capital・美団・IDG・紅杉中国)。日本法人 Mech-Mind 株式会社 (東京都港区) は東京・名古屋・大阪 (2026年5月新設)・熊本に拠点を持つ。
深圳众擎机器人科技股份有限公司 / EngineAI
2026年4月9日に B ラウンド 2億ドル (河南投資集団系 匯融基金・立訊精密の共同リード) を評価額 100億元超で調達、5月に B+ を完了 (金額非公表)。2026年1月23日に株式会社化、6月12日に香港取引所へ秘密申請と報道 (中金・中信証券)。T800 は立訊精密の蘇州工場に導入された。2026年2月に全身ヒューマノイドの格闘リーグ URKL を発起。
LangGenius(Dify) / LangGenius
2023年設立。2026年3月に Pre-A ラウンドで 3,000万ドルを評価額 1.8億ドルで調達 (主導: HSG 紅杉中国、参加: GL Ventures・Alt-Alpha Capital・5Y Capital・Mizuho Leaguer Investment・NYX Ventures)。日本法人 株式会社LangGenius (2025年2月設立) を持ち、公式サイトの日本語版に みずほ・パナソニック・NTT東日本・リコー・京進・価格.com・GovTech東京 を顧客として掲げる。2024年12月にリコーと販売・構築パートナー契約を結んだ。
星尘智能(深圳)人工智能科技股份有限公司 / Astribot
2022年12月に深圳で設立。2026年6月3日に B シリーズ (3 か月で 3 回、合計 10億元超) を完了し投資後評価額 100億元超。投資家に中科創達 (300496)・科徳教育 (300192)・梁溪科創産業母基金・国科投資・螞蟻集団。中科創達の販路で海外へ出る方針。2026年7月6日に株式会社化 (股改)、香港・科創板の上場準備を報じる記事が 1 本ある (報道)。
北京硅基流动科技股份有限公司 / SiliconFlow
2023年8月設立の推論基盤企業。2026年6月に B+ ラウンドで 7.4億元を調達し、事後評価額は 77.4億元 (上場申請書)。2026年6月30日に香港証券取引所へ 18C 章で上場申請 (華泰国際・海通国際)。売上高は 2023年 6,000元 → 2024年 734.6万元 → 2025年 5,533万元 (+653%)、純損失 3.46億元。
星海图(北京)人工智能科技股份有限公司 / Galaxea AI
2023年9月設立。2026年2月11日に B ラウンド 10億元 (金鼎資本・北汽産投・碧虹投資、累計 約30億元)、4月に B+ 約20億元 (金融街資本・金浦投資・北京科創・中金資本・藍思科技ほか) で投資後評価額 200億元超。
自变量机器人科技(深圳)有限公司 / X Square Robot
2026年4月21日の B ラウンド (小米リード) から 2 か月で B・B+・B++・C の 4 ラウンドを決済し (6月29日確認)、投資後評価額 200億元超。美団・阿里巴巴・字節跳動・小米がそれぞれ A・A+・A++・B ラウンドをリードし、中国の大手プラットフォーム 4 社が同じ 1 社に出資した。
上海开普勒机器人有限公司 / Kepler Robotics
株主に偉創電気 (688698)・柯力伝感 (603662)・兆豊股份 (300695)・漢威科技 (300007)・喬鋒智能 (301603)・涛涛車業 (301345)・福然徳 (605050) など A 株上場企業 (杭州柯林の公告では 9 社)。2026年8月に杭州柯林 (688611) の 51% 子会社になった。海外は涛涛車業の北米販売網を使う。2025年12月に量産納品を開始、2026年3月 AWE に出展。
OpenAI / OpenAI
2015年設立の米AI研究開発企業。ChatGPTとGPTシリーズを開発する。2026年3月31日に1,220億ドルの資金調達を完了し、ポストマネー評価額は8,520億ドル。2026年7月9日に最新世代のGPT-5.6系(Sol / Terra / Luna)を公開した。マイクロソフトとの独占販売契約は2026年4月27日に解消され、収益分配は上限付きで継続する。ChatGPTは2026年6月にアプリの月間アクティブ利用者が10億人を超えた。
千寻智能(杭州)科技有限公司 / Spirit AI
2026年2月に約20億元 (評価額 100億元突破、会社発表)、4月に A 10億元 (順為資本・雲鋒基金 共同リード)、6月3日に A+ 15億元 (会社は投資家を「ドルファンド・大型の産業投資家・国資ファンド・既存株主」とし社名を出していない) と、3 か月で約 50億元を調達。
深圳市大象机器人科技有限公司 / Elephant Robotics
上場していない小規模のロボット企業で、日本では中国製の卓上協働ロボットとして最も手に入りやすい 1 社。スイッチサイエンスが myCobot 280 M5 を 118,580円、myCobot 320 Pi を 482,680円で販売し (2026年9月14日)、テガラ株式会社 (浜松市) が 2025年8月8日に日本市場への本格展開を発表、エルザ ジャパン・日本バイナリー・ユニポスも取り扱う。2024年5月の報道で最高経営責任者は同年末までにヒューマノイド系列 200台超の販売を目標に挙げた。
京东科技控股股份有限公司 / JD Technology
京東集団の持分は 2020年6月の 36.8% から 2021年3月の 41.7% (京東雲・AI の統合時)、2025年末の 54.9% (株式の買い戻し後) に上がったが、種類株のため議決権は約 23.3% で、劉強東氏が支配を続ける (京東集団 20-F 2026年4月16日)。2020年12月から最高経営責任者だった李婭雲氏は 2025年2月19日に董事・経理・法定代表人を退き、曹鵬氏が法定代表人に就いた (報道)。2021年4月に科創板の上場申請を取り下げた。報道に出る「京東科技信息技術有限公司」は京東雲の子会社で、京東科技控股とは別法人。
深圳市脸萌科技有限公司 / Faceu Technology
2014年1月21日登記 (百科事典が引く登記情報、2013年創業説は確認できず) の深圳の会社で、郭列氏が創業したカメラアプリ Faceu で知られた。2018年に字節跳動 (当時の今日頭条) が買収 (約3億ドル、報道)。現在は中国版の動画編集 剪映 と、字節跳動の AI 画像/動画生成 即夢AI の開発元として App Store に登録されている。
上海高仙自動化科技発展股份有限公司 / Gausium
2021年11月10日の C ラウンド 12億元 (今日資本・ソフトバンク・ビジョン・ファンド 共同リード、美団・藍馳創投) と 2022年9月の D+ 4億元 (美団・SVF) の後、2023年以降の調達は非公表。2025年5月22日に The Standard が 2026年の香港上場申請の見込み、2026年1月15日に智通財経が約2億ドル (モルガン・スタンレー起用) を報道したが、申請は確認できない。日本ではソフトバンクロボティクスが Phantas を 2024年1月12日から販売、株式会社くうかんが正規販売店、株式会社三木森が一次代理店 (2026年8月18日)。
北京松延动力科技集团股份有限公司 / NOETIX Robotics
正式な英名は NOETIX Robotics (公式サイト)。「Songyan Power」は直訳で、2026年9月14日に改称した。2025年10月 Pre-B 約3億元 (方広資本)、11月 Pre-B+ 約2億元 (中金資本)、2026年3月2日 B ラウンド 近10億元 (晨道資本リード、国科投資・京国盛基金・九合創投)。
Anthropic / Anthropic
OpenAI出身のダリオ・アモデイらが2021年に設立した米サンフランシスコのAI企業。「安全性研究を製品の中核に置く」方針を掲げ、LLM「Claude」シリーズを開発する。企業向け導入を軸に急成長し、2026年5月には月次公表ベースの年換算売上が470億ドルを超えた。同月のシリーズHで評価額9,650億ドルに達し、未上場AI企業として最高水準となった。
睿尔曼智能科技(北京)股份有限公司 / RealMan Robotics
2026年3月4日に約5億元の調達を発表し (うち C ラウンド 2億元・投資後評価額 32億元は報道、大洋電機 002249・上河動量基金・九派資本)、産業資本として科沃斯・大洋電機・伯特利・雲啓が出資。2026年8月14日に北京証監局へ深圳 創業板の上場輔導を届け出た (国泰海通証券)。2024年8月に日本での子会社設立の投資審査を通し、同年12月に日本法人を設立 (ロボットダイジェスト 2024年12月23日)、電波新聞は 2025年12月8日に日本市場での本格展開を報じた。モノタロウが GEN72-B と ECO62-B を掲載する。
追觅创新科技(苏州)有限公司 / Dreame Technology
2017年設立。2026年6月12日にブルームバーグが香港上場の検討を報道 (申請は未確認)、Pre-IPO を評価額 700億元で募集中 (報道)。2025年12月に創業者の兪浩氏が深圳 A 株の嘉美包装 (002969) を 22.82億元で取得し議決権 54.9% (2026年6月に支配権移転完了)。従業員数は 2.2万人 (新浪 2026年6月) と約4万人 (財聯社 2026年1月) で報道が割れる。
魔法原子机器人科技(苏州)有限公司 / 魔法原子机器人科技(无锡)有限公司 / MagicLab
2026年3月9日に 5億元 (天空工場創投基金・拓普集団・金雨茂物ほか、無錫の地方国資が参加) を調達し、同時に無錫市梁溪区と百億元級の産業基金を共同設立。2026年の CCTV 春晩に出演。創業者の呉長征氏は 2026年2月に退任し個人で再創業、共同創業者の顧詩韜氏は「最速の上場日程で進める」と発言 (報道)。上場申請の受理は確認できず。
博睿康技术(上海)股份有限公司 / Neuracle Technology
2026年2月4日に科創板の上場輔導を登録、6月11日に上海証券取引所が申告書を開示 (保薦 中信証券)。売上高は 2023年 7,521万元 → 2024年 6,597万元 → 2025年 1億847万元、2025年の純損失 2億3,050万元。E ラウンド (2025年10月) の投資前評価額 37億元、投資家に紅杉・百度風投・華控・達晨。清華大学の洪波氏は董事だったが 2025年12月に退任。
平安科技(深圳)有限公司 / Ping An Technology
中国平安が直接 37.66%・間接 62.34% で 100% を持つ IT 子会社 (登録資本 53億1,031万元)。中国平安の 2025年 年次報告では平安金融科技の子会社として記載される。単独の売上・利益・従業員数は開示されていない。
上海曦智科技股份有限公司 / Lightelligence
2026年4月28日に香港取引所へ上場 (01879)、公開価格 183.2港元で 25.27億港元を調達、コーナーストーン 20 社 (アリババ・GIC・BlackRock・Fidelity・中国移動)。初日終値 886港元 (+383.62%) から 2026年9月11日には 312.40港元へ下げた。上場前の最後の調達は 2025年4月の C4 ラウンド 3億元 (事後評価額 78億元、目論見書)。正式社名は上海曦智科技 (Shanghai Xizhi Technology) で、Lightelligence はブランド名。
奇富科技股份有限公司 / Qfin Holdings
上海に本社を置き、NASDAQ (QFIN) と香港 (03660) に上場する与信テクノロジー企業。2016年に360集団の金融部門として始まったが、360集団との協業は2025年8月に終わり、同集団は2025年12月に関連会社でなくなった。2025年6月30日に英文社名を Qifu Technology から Qfin Holdings に変えた (中国語名は奇富科技のまま)。2025年の売上高 (純額) は 192.05億元 (+11.9%)・純利益 59.76億元。2026年4〜6月期は売上高 35.67億元・純利益 4.01億元 (1〜3月期 8.80億元) と急減し、経営陣は業界の縮小・規制の強化・6月下旬の資金繰りの急変を挙げたほか、税務の解釈変更による一時的な税費用約5億元を計上した。7〜9月期の純利益は3.6億〜4.6億元を見込む。
北京银河通用机器人有限公司 / Galbot
Galbot(ギャルボット)は2023年5月に王鶴(He Wang、北京大学准教授)が北京で創業したembodied AI/ヒューマノイド企業。「脳優先(brain-first)」戦略で空間知能を持つ大規模モデルにより3Dシーン理解・自然言語対話・長期タスクの自律意思決定を実現する。3年で累計約70億元を調達し評価額200億元超でセクター首位級、香港IPOを視野に入れる。
Groq
推論に特化した自社設計のLPUを持つ米企業。広帯域メモリーを使わずチップ内のSRAMに重みを置く構成で、記憶装置の設計を回避する方向から計算資源の常識を組み替えてきた。2025年12月24日にエヌビディアと推論技術の非独占ライセンス契約を結び、創業者兼最高経営責任者のジョナサン・ロスら中核人材がエヌビディアへ移った。Groq自体は独立企業として存続し、推論クラウドのGroqCloudへ軸足を移している。2026年8月12日にはエヌビディアのクラウドパートナー認定を取得した。未上場。
SpaceX
2002年設立の米宇宙・通信・AI企業。2026年2月2日にxAIを吸収し、6月26日にナスダックへ上場 (SPCX)。2026年8月14日にAIコーディング企業Cursor (Anysphere) の買収を自社株3億8,929万株 (企業価値600億ドル) で完了した。2026年Q2の売上は78.14億ドルで前年同期比92%増、通信部門が営業利益16.56億ドルを稼ぎ、宇宙部門 (営業損失5.42億ドル) とAI部門 (同12.57億ドル) の投資を支える構造。Starshieldで米宇宙軍から60億ドル超の契約。
北京演语科技有限公司 / LiblibAI
2023年設立。2025年10月の B ラウンド 1.3億ドルに続き、2026年6月18日の B+ ラウンドで約 3億ドル (リード: Granite Asia・騰訊・順為、参加: HT・時代資本、既存: 紅杉中国・螞蟻・高榕・源碼) を調達し、投資後評価額 20億ドル超。年間経常収益 (ARR) は 2026年5月時点で 3億ドル超 (報道)。
微软 / Microsoft
AIデータセンター投資の最大級の発注元。GPU・電力・冷却・部材の調達を通じて、日本の装置・素材・電線・電力機器の需要に波及する。対中ではクラウド・AIサービスの提供範囲が規制の論点になる。
帕西尼感知科技(深圳)有限公司 / PaXini Tech
2025年4月に比亜迪 (BYD) が 1億元超を戦略投資 (BYD の具身 AI で最大の単一投資)、2026年3月に B ラウンド 10億元超 (黄浦江資本・凱泰資本・信安資本) で投資後評価額 100億元超。2026年6月にブルームバーグが香港上場の検討を報道 (正式申請は未確認)。創業者は工業情報化部のヒューマノイド標準化技術委員会の委員。
苹果 / Apple
中国での受託組立に深く依存しつつ、生産分散を進める代表的企業。日本のイメージセンサーや電子部品の大口需要家であり、その調達方針の変化は日本の部品株に直結する。
谷歌母公司 / Alphabet
Google/YouTubeを傘下に持ち、自社設計TPUでAIインフラを構築するハイパースケーラー。AI投資サイクルの主要な駆動役として、GPU一極依存の構図を揺らす存在でもある。
上海灵初智能科技有限公司 / PsiBot
2026年3月にエンジェル+Pre-A 累計 20億元 (国開金融・国投先導・徐匯資本など「国家隊」、高瓴創投・藍馳創投)、8月27日に 1億ドル超 (拓普集団 601689・奇瑞系 瑞丞基金・藍思科技 300433・三七互娯・復星創富) を調達し評価額 100億元級 (報道)。拓普集団とアクチュエータ・巧緻ハンドの量産で協業。シード投資家に智元機器人。
重庆千里科技股份有限公司 / Qianli Technology
株主は満江紅基金 29.85% (吉利系)・重慶江河匯 17.91% (印奇氏系、2026年6月末)・力帆控股 10.68%・メルセデス・ベンツ (上海) 数字技術 3.00% (2025年12月出資)。2025年の売上高 99.99億元のうち乗用車 64.40億元・二輪 24.81億元・知能運転 3.50億元 (粗利益率 30.81%)。研究開発費 8.22億元 (+102%)。関係先の曠視科技はエンティティリスト (2019年10月9日) と DoD 1260H に載るが、千里科技自体の指定は確認できない。
瀚博半导体(上海)股份有限公司 / Vastai Technologies
2018年12月設立の上海の GPU 設計企業。2025年7月18日に上海 科創板の IPO 輔導を始め、2025年12月30日に指導完了報告を上海証監局へ提出した (中信証券)。2026年9月15日時点で上海証券取引所への上場申請は出ていない。
Arista Networks
AIデータセンター向け高速ネットワーク機器の米大手。大規模GPUクラスタ間を結ぶ高帯域イーサネットスイッチで首位級のシェアを持ち、生成AIの計算基盤投資の拡大を追い風とする。
稀宇科技 / 上海稀宇科技 / MiniMax
2021年12月に閻俊傑らが上海で創業したマルチモーダルAI企業(稀宇科技)。言語・音声・動画・音楽を横断する基盤モデルと、AIキャラアプリ「Talkie/星野」、動画生成「海螺(Hailuo)AI」等の消費者向けサービスを展開。2026年1月9日に香港証取(0100)へ上場しAI大模型として史上最大級のIPOとなったが、上場後は株価が急落し値下げ競争・資金繰りが焦点化した。
它石智航(上海)科技有限公司 / TARS
2025年のエンジェル 2.42億ドル (中国の具身 AI でエンジェル最大、藍馳創投・啓明創投) に続き、2026年4月16日に Pre-A 4.55億ドル (高瓴創投・紅杉中国 共同リード、美団龍珠・中金資本ほか) を調達。中国の具身 AI で史上最大の単一ラウンドかつ最大の Pre-A。
Meta / Meta Platforms
Facebook・Instagram・WhatsAppを運営する米メタ。2025年にAI研究体制をMeta Superintelligence Labsへ再編し、Alexandr WangをチーフAIオフィサーに迎えた。オープンモデルLlama路線から転換し、2026年4月に同Labs初の主力プロプライエタリモデル「Muse Spark」を投入。2026年のAI関連設備投資は1,150億〜1,350億ドルと前年の約2倍を計画する。
优艾智合机器人科技有限公司 / Youibot
西安交通大学の博士 5 人が 2017年に創業。2025年9月26日の香港取引所への申請 (18C 章) が失効し、2026年3月31日に再申請 (中金 単独スポンサー)。売上高は 2023年 1.08億元 → 2024年 2.55億元 → 2025年 3.40億元。出資者に SBVA (旧ソフトバンク・ベンチャーズ・アジア)・IDG・藍馳創投。C ラウンドの金額・評価額は報道が割れるため記載しない。
深圳市深度赋智科技有限公司 / DeepWisdom
2019年設立の AI 企業で、本社は厦門。2026年1月14日に A・A+ ラウンドで合計 3,100万ドル (約 2.2億元、螞蟻集団・凱輝基金・百度風投・Concept Capital など) を調達し、中国のコーディングエージェントで最大の調達と報じられた。
北京三呆科技有限公司 / Sand.ai
画像認識の基盤技術 Swin Transformer の共著者 曹越氏が 2023年10月に北京三呆科技有限公司として設立。2024年5月に今日資本、2025年4月に経緯創投主導で数千万ドル (報道) を調達し、2026年に 3 か月で 2 ラウンド、累計 1億ドル超を調達した (Look Capital、王慧文氏のファミリーオフィス Lollapalooza、九坤創投、経緯創投、和玉資本、創新工場、襄禾資本、源碼資本、中科創星、洪泰基金、今日資本、華業天成、雲暉資本、IDG、百度風投ほか、報道)。評価額は非公表。2026年8月に MoE 型の MAGI-2 Preview を公開した。
百融智能 (旧 百融云创) / Bairong AI
2014年3月設立 (報道)、2021年3月31日に香港証券取引所へ上場 (06608)。2026年7月3日にケイマン法人の英文名を Bairong Inc. から Bairong AI Inc. に変え、8月14日から株式の略称も「百融智能-W」。2025年の売上高は 29.20億元で横ばい、帰属利益は 0.67億元 (-74.9%)。2026年上期は売上高 9.14億元に半減し帰属損失 3.20億元へ転落、事業区分を AI 意思決定事業・AICC 事業・その他事業の 3 区分に改め、減収の最大の要因はその他事業だった (中間決算)。
Cadence Design Systems
半導体の設計ソフト大手。アナログ設計のVirtuoso、論理検証のXcelium、回路の模擬計算のSpectre、物理検証のPegasus、基板設計のAllegroを持ち、5つの領域すべてに顔を出す。2025年12月期の売上高は52億9,676万ドル、粗利率86.4%、研究開発費17億6,877万ドル (33.4%)、営業利益14億9,204万ドル、純利益11億889万ドル。
Synopsys
半導体の設計ソフトで最大手。論理と回路の検証、工程と素子の設計 (Sentaurus)、物理検証 (IC Validator) まで5つの領域すべてに製品を持つ。2025年10月期の売上高は70億5,418万ドルで前期比15.1%増、粗利率77.0%、研究開発費24億7,934万ドル。
优理奇智能科技(苏州)有限公司 / UniX AI
2024年に蘇州で設立。2025年12月にエンジェル ++++/+++++ 合計 3億元 (川商基金・呉中金控ほか)、2026年初に 約3億元 (中金匯融・洪山資本・広州産投)、2026年8月に柯力伝感 (603662) の戦略投資 数千万元。2025年の世界ヒューマノイド競技大会で金 2・銀 1。
ABB
スイスに本拠を置く重電・オートメーション大手。産業用ロボットと電化・制御技術で世界大手であり、AIを組み込んだ自律的な産業オートメーションを推進する。
SambaNova Systems
独自チップ「RDU」によるAI計算基盤を提供する米国のAI半導体企業。大規模言語モデルの高速推論システムをデータセンター向けに展開する。
上海眸深智能科技有限公司 / Motion Brain
2025年12月18日 エンジェル 数千万元 (上海国和投資 主導)、2026年1月4日 徐匯資本 追加、5月14日 Pre-A 3億元 (緑技行資本・閩招基金・利欧股份・華福資本ほか)、7月27日 追加 約1億元 (瑾悦投資・創合匯資本・徐匯資本)。Pre-A+ 約5億元がクロージング中 (報道)。公式サイトは確認できず。
阿里云 / Alibaba Cloud
阿里雲(Alibaba Cloud/Aliyun)はアリババ集団(NYSE:BABA / 香港9988.HK)のクラウド事業体で、社内では「雲智能集団(Cloud Intelligence Group)」として決算開示される中国クラウド最大手。2009年設立、本社は杭州。自社基盤モデル「通義千問(Qwen)」を核にAIインフラをフルスタック展開し、Omdia の「AI Cloud Market: China - 2025」でシェア 38.1% の首位。東京リージョン (2016年開設) を持ち、2026年6月に日本で Model Studio の提供を始めた。親会社は2026年6月8日に米国防総省の 1260H リストに指定された。
陆金所控股有限公司 / Lufax Holding
上海に本社を置き、NYSE (LU) と香港 (06623) に上場。中国平安が約 66.8% を持ち 2024年7月から連結する。2025年の総収益 271.28億元・純損失 17.12億元 (帰属損失 20.98億元)、2026年4〜6月期は総収益 62.27億元・純損失 0.82億元 (前年同期 5.94億元の損失) と赤字が縮小。2022〜2025年の決算は監査のやり直し・新規監査を受けた。2026年4月に計翔氏が最高経営責任者に就任。
百度智能云 / Baidu AI Cloud
百度智能雲 (Baidu AI Cloud) は百度集団のクラウド事業群。モデル提供基盤「千帆」、GPU クラウド、自社 AI チップ昆侖芯の計算資源を売る。百度は「中国の AI クラウドサービス市場で 6 年連続シェア首位」と主張する (会社主張、2025年11月)。自動運転の Apollo・地図・検索はクラウド部門の売上区分に含まれない。親会社は2026年6月8日に米国防総省の 1260H リストに指定された。本社は北京。
Coherent Corp.
光トランシーバーとレーザーを垂直統合で作る米企業。2026年6月期はデータセンターと通信の部門が52億7,463万ドルで前期比40.5%増、産業部門は18億4,355万ドルへ減り、伸びているのは光の側だけになった。テキサス州シャーマンの700,000平方フィートの工場で6インチのインジウムリンの能力を広げている。
Marvell Technology
データ基盤向けの半導体大手。光トランシーバーのDSPで約7割を握る。2023年に5ナノメートルのNovaで200G毎レーンの1.6T向けDSPを最初に出し、2024年に3ナノメートルのAraへ進めた。Araはモジュールの消費電力を2割超削り、既に量産で出荷されている。
Micron Technology
記憶装置の大手で、広帯域メモリを供給する3社の一角。2025年8月期の売上は373億7,800万ドルで前期の251億1,100万ドルから48.9%増、粗利148億7,300万ドル (39.8%)、研究開発費37億9,800万ドル、営業利益97億7,000万ドル、純利益85億3,900万ドル。年次報告書は広帯域メモリを「板を貫通する接続を使った3次元積層の記憶装置」と定義し、クラウド向け事業部が全データセンター顧客向けを担当すると記す。2025年第4四半期に12段積みが出荷の大半を占めた。
Lumentum Holdings
光部品の専業大手。2026年6月期の売上高は30億1,400万ドルで前期の16億4,500万ドルから83.2%増、期末の4-6月期だけで10億1,000万ドルと前年同期比109%増えた。2026年6月期から区分開示をやめ、単一の事業として運営している。
云深处科技股份有限公司 (DEEP Robotics) / DeepRobotics (云深处)
杭州雲深処科技(DeepRobotics)は2017年11月に浙江大学教授の朱秋国 (董事長兼総経理)らが杭州で創業した四足歩行ロボットのグローバルリーダー。国家「専精特新・小巨人」企業で「杭州六小龍」の一角。旗艦四足「絶影(Jueying)X30」で電力巡検・応急救援を担い、車輪脚Lynx・ヒューマノイドDR01へ技術を拡張する。2026年5月に上海科創板IPO申請が受理された。
xAI / xAI
イーロン・マスクが2023年に設立した米AI企業。対話AI「Grok」をX (旧Twitter) と一体で展開し、メンフィスの大規模GPUクラスタ「Colossus」で自社学習基盤を構築してきた。2026年2月2日にSpaceXによる全株式での買収が完了し、宇宙空間データセンター構想を掲げる統合体の一部となった。
DeepMind / Google DeepMind
Alphabet傘下のAI研究部門で、2023年4月にDeepMindとGoogle Brainの統合により発足した。大規模言語モデルGeminiの開発を担い、Google検索やWorkspace、Vertex AIなど親会社の製品にモデルを供給する。タンパク質構造予測のAlphaFoldは2024年のノーベル化学賞につながっており、基礎研究と製品開発の両輪を持つ点が他のAI研究所と異なる。2026年8月5日の体制変更で、共同創業者のデミス・ハサビスは会長に退き、日常運営はSVPのコーレイ・カヴクチュオールが担う。
云知声智能科技股份有限公司 / Unisound
2012年設立の音声 AI 企業。2025年6月30日に香港証券取引所へ上場 (09678)、公開価格 205港元で純額 約2.37億港元を調達、初日終値 296.4港元 (+44.59%)。上場 1 年以内に新 H 株を 3 回発行して資金を調達し (2026年1月・2月・6月、純額計 約8.8億港元)、2026年6月のロックアップ解除で株価は -41%、時価総額 約53億港元。
鲸跃动力(北京)科技有限公司 / JingYue Dynamics
2026年5月19日にシードラウンド 数千万元を星海図 (Galaxea) の単独リードで調達 (FA 深渡資本)。英名・公式サイト・価格は非公表。「JingYue Dynamics」は音写で、正式な英名ではない。
斯坦德机器人(无锡)股份有限公司 / Standard Robots
2016年に深圳で創業し無錫へ移転。香港取引所へ 2025年6月23日・2026年1月4日に申請して失効、2026年7月27日に 3 回目の申請 (中信証券・国泰君安国際)。2026年1〜4月の海外比率が 18.3% から約 68% へ急上昇。売掛金回収日数 272.5日・2026年4月末の現金 4,968万元と財務の余力は薄い。
苏州登临科技股份有限公司 / Denglin Technology
2017年末設立の GPGPU 設計企業。2025年8月に株式会社化、2025年6月に元峰資本・元禾控股が主導したラウンドを実施し、クアルコムも株主 (報道)。2026年3月にロイター (IFR) が香港上場で 3〜4億ドルの調達を計画と報道したが、2026年9月15日時点で香港取引所の公開申請は無い。業績は非公表。
上海黑湖科技有限公司 / Black Lake Technologies
2016年に上海で創業した製造業向けクラウド生産管理ソフトの会社。IDC の2025年のデータで中国のクラウド型生産管理ソフト市場のシェア52.7% (首位)、導入工場は約4万社。2021年2月の C ラウンド 約5億元 (淡馬錫主導、華興新経済基金・光速中国・金沙江創投・BAI・GGV・真格基金) に続き、2026年4月23日に D ラウンド 約10億元 (国香資本・上海国投先導基金・智盈投資・国家人工智能産業投資基金・華夏智擎創業投資基金) を調達し、評価額は70億元 (報道)。売上高は年60%超伸び、全社で黒字化した (会社発表)。海外は東南アジア・中南米・東欧に重点を置く。
KUKA
ドイツの産業用ロボット大手 (中国・美的集団傘下)。自動車製造向けの多関節ロボットで世界大手の一角を占め、協働ロボットや物流自動化へも展開する。
上海织识智能科技有限公司 (サイト名義は尧乐智能科技(上海)) / Yotlive
金属糸を布に織り込む柔性の感圧センサーを作る上海の新興企業。事業主体は上海織識智能科技有限公司 (2022年6月17日設立、法定代表人 呂莉蘊) で、公式サイトは尭楽智能科技(上海)有限公司の名義。車載の着座検知で小米汽車・吉利・理想・アウディなどを顧客に挙げ、2026年8月に具身知能向けの触覚データ手袋 Tacknit Glove G1 を発表した。小米系の瀚星創業投資が株主で、2026年1月に Pre-A 約1億元 (エコバックス系の隠峰資本主導)、7月29日に Pre-A+ (鼎和高達主導) を調達した。
北京容芯致远科技有限公司 / Rongxzy
2025年5月24日にシードラウンド 数千万元 (雲岫資本 リード) を報道。用途は AGC 新製品の開発と量産納品。公式サイトは rongxzy.com。
Amphenol
コネクタと相互接続の世界大手。2025年12月期の売上高は230億9,470万ドルで前期比52%増、買収と為替を除く自力の伸びで38%増。通信部門は120億5,600万ドルと前期の63億2,380万ドルから91%増えた。
Oracle
Stargate計画の共同出資者。2026年5月期は売上674億ドル・営業利益206億ドルで、将来の売上として確定している残存履行義務は6,380億ドルと売上の9.5年分にのぼる。AI向け計算資源の長期契約が受注残の形で先に積み上がる構造にあり、建設と電力の確保が履行の前提条件になる。ニューヨーク証券取引所上場(ORCL)。
Amazon
世界最大のクラウド事業者AWSを持つ米企業。Anthropicへ累計80億ドルを出資し、自社半導体Trainiumを使うデータセンター群をインディアナ州などに建設する。2024年にはTalen Energyからペンシルベニア州の原発隣接データセンターを取得した。
Crusoe
電力の確保から、AIデータセンターの設計・建設・運営、GPUクラウドの提供までを1社で担う。2018年にチェース・ロックミラー氏とカリー・キャブネス氏が設立し、油田・ガス田で燃やして捨てていた随伴ガスを回収して発電し、その場で計算に使う事業から始めた。米証券取引委員会 (SEC) への私募届出では、2019年の業種欄が「石油・ガス」、2021年は「その他」に変わっており、事業の重心が移った時期が届出にも残っている。現在は系統を待たずに発電設備を敷地へ持ち込む方式を軸に、ギガワット級の拠点を1年未満で立ち上げる速さを競争力にしている。
星猿哲科技(上海)有限公司 / XYZ Robotics
2018年設立。シード 200万ドルから A・A+・B・B+ (今日資本リード 約4,000万ドル) で累計 1億ドル超を集めた。2023年以降の新ラウンドは非公表。日本ではニトリがコンテナ荷降ろしに RockyOne を採用し、サンワサプライ・丸紅ロジスティクスも導入事例に掲載 (会社サイト)。
炬星科技(深圳)有限公司 / Syrius Robotics
2018年5月設立。日本では三菱商事、関通 (2019年11月から RaaS で協業)、SBS グループと組み、日本経済新聞が「2024年問題」対応として 2024年2月に報道。日本市場で年 3,000台へ引き上げる計画 (報道)。日本法人はシリウスジャパン株式会社 (2019年5月設立、資本金 7,700万円)。
Mistral AI / Mistral AI
フランス・パリを本拠とする生成AI企業。2023年に元Google DeepMind・元Metaの研究者3名が設立し、旗艦モデルを含む多くをオープンウェイトで公開する方針で米国勢と差別化する。2025年9月の資金調達では半導体露光装置のASMLがリード投資家となり、欧州の技術主権を担う存在と位置づけられている。自社GPUクラウドのMistral Computeで計算基盤も内製する。
星识(宁波)科技有限公司 (ブランド VIZTA / VIZTALAB) / VIZTALAB
携帯型の AI スマート望遠鏡 VIZTA を作る。運営会社は浙江省寧波市の星識(寧波)科技有限公司で、創業者兼最高経営責任者は謝智鑫 (報道)。2024年に Kickstarter で 178.08万港元を集め、CES 2025 に出展した。2026年5月に天使+・天使++ ラウンドで合計数千万元を調達し、外部からの調達は計 5 回 (報道)。
上海未来速度科技有限公司 / Xorbits
2022年に中国で創業した小規模企業で、現在はシンガポール法人 Xinference Holdings Pte. Ltd. が運営する。分散計算ライブラリ Mars の開発者が創業し、耀途資本からエンジェル (数百万ドル) を受けた。少人数で運営するオープンソースの推論基盤の例。
Applied Optoelectronics
光通信部品の垂直統合型メーカー。レーザーの設計と製造から完成品までを自社で行う。2026年4-6月期の売上高は1億9,192万ドルで前年同期比86.4%増、うちデータセンター向けが1億766万ドルと140.4%増えた。従業員4,691人のうち4,116人が製造と研究開発に属する。
Corning
ガラスと光ファイバの素材大手。2025年12月期の光通信部門の売上は62億7,400万ドルで前期の46億5,700万ドルから35%増、部門の純利益は10億4,800万ドルと6億1,200万ドルから71%増えた。
Astera Labs
AI基盤向けの接続半導体。年次報告書が挙げる製品はPCIeとCXLのリタイマー、PCIeのケーブルモジュール、Ethernetを銅の媒体越しに伸ばすモジュール、CXLのメモリ制御装置、ファブリック交換用半導体の4系統で、光トランシーバーに入る部品は含まれない。
Credo Technology Group
高速接続の半導体とケーブルを作る。主力は銅の能動ケーブル (AEC) で、100Gから1.6Tまでの速度に対応する。光のトランシーバーも持つが、年次報告書に列挙された製品は200GBASE-DR2・400GBASE-DR4・800G 2xDR4で、1.6Tの完成品は製品一覧にない。
Zoox / Zoox
ロボタクシー専用車両を自ら設計・製造し、自らの隊列として運行する米国企業。2014年設立、2020年にAmazonの完全子会社となった。既存車を改造する他社と異なり、運転席そのものを持たない前後対称の車両を開発し、車両・自動運転システム・配車アプリ・遠隔支援までを垂直統合する。2026年7月28日、米運輸省道路交通安全局から、ハンドルとペダルを持たない専用設計車で有償運行を認める初の連邦免除 (Exemption No. 2026-01) を取得した。
CoreWeave
暗号資産採掘から転じた米AI特化クラウド大手。NVIDIAが4,721万株(約8.6%)を保有する筆頭級株主で、2023年の1億ドルから2026年1月の20億ドルまで累計約23.5億ドルを投じた。2026年6月末の13F評価額は47億ドル。
Canva
2013年8月にメラニー・パーキンス氏、クリフ・オブレクト氏、キャメロン・アダムズ氏がシドニーで公開した非上場の設計ツール企業。月間利用者は2億4,000万人超、2025年末の年換算売上高は約40億ドル (前年比43%増)、2026年初めの年換算は約55億ドル (報道)。2024年に専門家向け設計ソフト Affinity を約3億8,000万ドルで買収した。上場企業のSEC提出書類での出現は4,165件で、本誌が数え直した一覧139本のなかで1位 (本誌 #4277、2026-09-12)。
Cisco Systems
ネットワーク機器の世界最大手。AIデータセンター向けスイッチの受注が2025年度に10億ドル規模へ達し、2024年にSplunkを約280億ドルで買収した。
Palo Alto Networks
サイバーセキュリティの世界最大手級。2025年7月にCyberArkを約250億ドルで買収すると発表し、AIエージェントの認証管理を取り込む。
Wayve / Wayve
ロンドン拠点の自動運転AI企業。カメラ映像からEnd-to-Endで運転を学習するEmbodied AI基盤モデルを開発し、特定地図に依存しない運転支援・自動運転ソフトウェアを自動車メーカーへ供給する。2024年にソフトバンクグループ主導でシリーズC 10億5,000万ドルを調達。日産と最終契約を締結し、2027年度に日本で発売する次世代ProPILOT搭載車へ「Wayve AI Driver」が組み込まれる。
Stability AI / Stability AI
画像生成AI「Stable Diffusion」で生成AIブームを先導した英国企業。オープンモデルの公開を戦略の軸とし、画像・動画・音声の生成モデルを開発する。
火山引擎 / Volcano Engine
火山引擎(Volcano Engine)は字節跳動(ByteDance、非上場)傘下のクラウド・AIサービスプラットフォーム。2020年発足、本社は北京。基盤モデル「豆包(Doubao)」とTikTok/抖音由来の動画・推薦技術基盤を武器に、中国の公有クラウドMaaS市場でシェア49.5%(2025年)で首位を占める。
ChatTTS(2noise 团队) / 2noise
GitHub のチーム名義 2noise が公開した音声合成モデル。法人名は非公表で、オープンソースで公開し、2024年6月の求人でドル建てのベンチャーキャピタルからシード出資を受けたと書いた。
gpt_academic(个人开发者 binary-husky) / binary-husky
中国の個人開発者による LLM ツール。法人を持たず、GitHub のスター数は 7.1万 (2026年9月)。
Doosan Robotics
韓国の協働ロボット最大手で、2023年に韓国取引所へ上場した。韓国は従業員1万人あたり1,220台と世界で最もロボット密度が高い国であり(2024年・国際ロボット連盟)、同社はその内需と輸出の両方を担う。
Universal Robots
デンマーク発の協働ロボット最大手で、米テラダイン傘下。デンマークは従業員1万人あたり329台と世界6位のロボット密度を持つ(2024年・国際ロボット連盟)。中小企業への普及という、日本が抱える課題に先に答えを出した企業として参照される。
Core Scientific
暗号資産の採掘から高性能計算へ転換を進める米企業。2025年12月期は売上3億1,900万ドルに対し営業損益は2億4,600万ドルの赤字で、売上は2023年12月期の5億200万ドルから37%減った。設備投資は7億2,900万ドルと売上の2倍を超える。転換の途中では採掘収入が先に落ち、AIの収入が立つまでの谷を資金で埋める必要がある。ナスダック上場(CORZ)。
IBM
米IT最大手の一角。Red Hatを軸にしたハイブリッドクラウドとAIソフトwatsonxが成長の柱で、量子計算機でも商用機を提供する。
ServiceNow
業務ワークフロー基盤の米企業。IT運用から人事・顧客対応まで1つの基盤で扱い、2025年にMoveworksを約28.5億ドルで買収してAIエージェントを強化した。
Super Micro Computer
AIサーバーの米大手。GPUサーバーをラック単位で設計・組み立て、液冷ラックの早期量産で大手クラウドと新興AIクラウドに納めた。2024年の監査法人辞任と決算遅延を経て2025年に提出を正常化した。
Salesforce
顧客管理ソフトの世界最大手。2024年10月にAIエージェントAgentforceを投入し、2025年に Informaticaを約80億ドルで買収してデータ基盤を固めた。
Dell Technologies
サーバーとPCの米最大手。AIサーバーの受注残が2025年度に急増し、xAIのColossusやCoreWeave向けにGPUサーバーを大量納入した。
Riot Platforms
ビットコイン採掘の最大手から、AI向けデータセンターの貸し手へ転換を進める米企業。2025年12月期は売上6億4,700万ドルに対し営業損益は6億2,200万ドルの赤字で、設備投資は2億100万ドル。採掘の採算悪化とAI転換の投資が同時に損益へ乗る局面にある。ナスダック上場(RIOT)。
TeraWulf
低炭素の電力を掲げてAI向け計算資源へ転換する米企業。2025年12月期の営業損益は1億8,600万ドルの赤字、有形固定資産15億1,000万ドルに対し設備投資は10億6,000万ドルにのぼる。電力の確保と建屋の建設を先に進め、収入が後から立つ構造にある。ナスダック上場(WULF)。
Nebius Group
旧ヤンデックス系の資産を母体とする欧州発AIクラウド。NVIDIAは普通株119万株に加え2026年1月の20億ドル分の権利行使済み型ワラント2,107万株を持ち、合計で約8.2%相当。13Fと公表条件を合わせた評価は61.5億ドル(2026年6月末)。
Perplexity
2022年にアラビンド・スリニバス氏 (最高経営責任者)、デニス・ヤラツ氏、ジョニー・ホー氏、アンディ・コンウィンスキー氏が設立した非上場のAI検索企業。2026年1月9日の資金調達で評価額230億ドル、2026年3月時点の年換算売上高は4億5,000万ドル超 (外部集計)。上場企業のSEC提出書類での出現は310件 (本誌 #4277、2026-09-12) で、AI検索を名乗るツールでは唯一、上場企業の開示に繰り返し出る。
Hewlett Packard Enterprise
企業向けサーバーとスーパーコンピューターの米大手。Cray系の技術で国立研究所向け最上位機を製造し、2025年7月にJuniper Networksを約140億ドルで買収してネットワーク機器を強化した。
Intuit
会計ソフトQuickBooksと税務申告TurboTaxを柱とする業務ソフトウェアの大手。AIを製品へ組み込む側であると同時に、高性能AIが会計・税務ソフトの役割そのものを代替するという警戒の対象にもなっており、AIがソフトウェア株の評価軸を変える局面の代表例にあたる。ナスダック (INTU)。
Cloudflare
CDNとセキュリティの米企業。世界の拠点にGPUを配してAI推論を利用者の近くで処理するWorkers AIを展開し、AIクローラーの制御でも存在感を持つ。
TE Connectivity
コネクタとセンサーの世界大手。2025年9月期の売上高172億6,200万ドルのうち、データセンター向けを含む産業向けの部門が78億7,400万ドルで23.7%増えた。輸送向けは93億8,800万ドルで横ばい。
IREN Limited
暗号資産の採掘場をAI計算資源へ転換した事業者。2025年11月にマイクロソフトと5年97億ドルのクラウドサービス契約を結び、2026年8月13日にテキサス州チルドレスのHorizon 1を引き渡した。同拠点は750メガワットの電力容量を持つ敷地で、液冷のデータセンター4棟が合計200メガワットのIT負荷を支える設計。エヌビディアのGB300 NVL72でExemplar Cloudの認定も取得した。土地・電力・設計・運用を自社に抱える垂直統合が引き渡しの速さを生む。エヌビディアと34億ドル、Dellと58億ドルの提携も並走する。2025年6月期は売上5億100万ドル・営業利益1,700万ドルで、同種の転換組で唯一の営業黒字。ナスダック上場(IREN、旧社名Iris Energy)。
The Goldman Sachs Group
米国の投資銀行。調査部門は2026年8月、金の年末価格を1トロイオンス4,900ドルと予想した。8月25日時点の約4,600ドルから6.5%高い水準にあたる。根拠として、外貨準備を分散させる中央銀行の買いと、2026年の米利上げ観測の後退を挙げた。中央銀行の買いは2026年に月平均50トン、2022年より前の月17トンから増えるとの見立て。
Cursor
AIコード編集ソフトを開発する米新興企業 (法人名Anysphere)。2026年6月16日にSpaceXが買収で合意し、8月14日に完了。対価は現金でなくSpaceXのクラスA普通株3億8,928万9,254株で、企業価値は600億ドル。完了後はSpaceXの完全子会社としてAI部門に属する。
Applied Digital
AI向けデータセンターの開発に軸足を移した米企業。2026年5月期の有形固定資産は42億4,000万ドルと転換組で最大だが、営業損益は2億3,600万ドルの赤字である。売上は2023年5月期の5,500万ドルから2025年5月期に1億4,400万ドルへ160%伸びた。資産の積み上げが収入の伸びを上回る局面が続く。ナスダック上場(APLD)。
CrowdStrike
サイバーセキュリティの米大手。エンドポイント保護Falconを主力とし、2024年7月の更新不具合による世界的障害を経ても顧客の解約は限定的だった。
Snowflake
クラウドデータ基盤の米企業。2020年の上場時は史上最大級のソフト企業IPOで、データ基盤上でAIを動かすCortexで利用拡大を狙う。
Volta Infra Holdings
2026年初めに設立されたAI計算資源の新興企業。Anthropicと6年・約100億ドルの計算資源契約を結んだと報じられ、同時期に企業価値24億ドルで資金を調達した。設立から1年未満で100億ドル規模の売り先を確保した点が、AI計算資源の需給の逼迫を物語る。非上場。
NetApp
企業向けストレージの米大手。AI学習用の全フラッシュ製品を主力とし、NVIDIAの参照設計に対応したストレージで企業のAI導入を支える。
Replit
2016年にアムジャド・マサド氏が設立した非上場企業。2026年3月11日に4億ドルを調達し評価額90億ドル (6か月前の30億ドルから3倍)、年換算売上高は2億4,000万ドルで年末に10億ドルを目標とする (会社発表・報道)。「コードを書く補助」から「コードを書かない人が動くソフトを作る」へ位置づけを変えた。上場企業のSEC提出書類での出現は65件で10本中最少 (本誌 #4277、2026-09-12)。
腾讯云 / Tencent Cloud
Tencent Cloudはテンセント控股(香港0700.HK)の「雲与智慧産業事業群(CSIG)」が運営するクラウド事業体。2013年に商用化し、本社は深セン。自社汎用大規模モデル「混元(Hunyuan)」とAIアシスタント「元宝(Yuanbao)」を軸に、ゲーム・金融・動画配信インフラを強みとする。会社は2025年に騰訊雲が「規模ある利益」に達したと説明するが、利益額は開示していない。日本には東京・大阪のリージョンを持つ。
Silvaco Group
工程と素子の設計 (TCAD) とアナログ向け設計ソフトの独立系。2024年に上場した。2025年12月期の売上高は6,306万ドルで前期比5.7%増、粗利率78.3%、研究開発費2,986万ドル (47.3%)。顧客は800社超で、うち200社超が大学などの研究機関にあたる。
Keysight Technologies
計測器と設計ソフトの大手。高周波向けの設計ソフトPathWave ADSを持ち、半導体の設計自動化の一覧にも名を連ねる。2025年10月期の売上高は53億7,500万ドル、研究開発費10億700万ドル (18.7%)、営業利益8億7,600万ドル、純利益8億5,000万ドル。
SiTime
MEMSを使った精密発振器の専業。光トランシーバーの中でクロックを供給する。1.6T世代では800G世代より高い性能の発振器が要るため、単価が上がる構造にある。
Ciena
光ネットワーク機器の大手。2025年11月期の光ネットワーク部門の売上は32億4,624万ドルで前期の26億4,256万ドルから22.8%増、全社売上は47億6,951万ドルだった。
Cipher Mining
採掘からAI向け計算資源への転換を図る米企業。2025年12月期は売上2億2,400万ドルに対し営業損益が4億2,200万ドルの赤字で、赤字が売上の約2倍にあたる。設備投資は4億8,800万ドル。転換には建屋・冷却・受電の作り直しが要り、採掘用の設備をそのまま使える部分は限られる。ナスダック上場(CIFR)。
Grammarly
2009年にウクライナ出身のマックス・リトビン氏、アレックス・シェフチェンコ氏、ドミトロ・リデル氏が設立し、約8年は外部資金なしで運営した非上場企業。2024年12月に文書ツール Coda を買収し、創業者シシル・メロトラ氏が2025年初めに最高経営責任者に就任。2025年7月にメールソフト Superhuman を買収し、2025年10月29日に会社名をスーパーヒューマン・プラットフォームへ改めた (製品名 Grammarly は存続)。年間売上高は約7億ドル、週間利用者4,000万人 (報道)。上場企業のSEC提出書類での出現は512件で4位 (本誌 #4277、2026-09-12)。
Zscaler
ゼロトラスト接続の米企業。VPNを置き換えるクラウド型の通信検査を主力とし、生成AIの業務利用を制御する機能で企業需要を取り込む。
Pure Storage
全フラッシュストレージ専業の米企業。2025年にMetaのデータセンター向けに大容量フラッシュの採用を獲得し、HDDからの置き換え需要を取り込む。
Zapier
2011年にウェード・フォスター氏、ブライアン・ヘルミグ氏、マイク・クヌープ氏が米ミズーリ州コロンビアで設立し、外部資金は初期の約140万ドルだけで成長した非上場企業。2021年1月の株式売却で評価額50億ドル、2026年1〜3月期に年換算売上高4億2,000万ドルを超えた (外部集計)。従業員約800人より多くのAIエージェントが社内で動いていると公表。上場企業のSEC提出書類での出現は115件で6位 (本誌 #4277、2026-09-12)。
PDF Solutions
半導体の歩留まりを上げるための解析ソフトと製造データ基盤。2025年12月期の売上高は2億1,902万ドルで前期比22%増、粗利率72%、研究開発費6,423万ドル (29.3%)。売上の83%が継続課金型の基盤売上に切り替わった。
Rocket Lab
SpaceXに次ぐ米商業打ち上げ企業。小型ロケットElectronの打ち上げ実績を重ね、中型ロケットNeutronと衛星部品事業で拡大する。
IonQ
イオントラップ型量子計算機の米企業。2025年にOxford Ionicsを約10.8億ドルで買収し、量子通信のID Quantiqueも取得して量子の垂直統合を進める。
Akamai Technologies
CDNの世界大手。2022年のLinode買収で分散クラウドに参入し、利用者の近くでAI推論を処理するエッジ基盤へ軸足を移す。
Nutanix
ハイパーコンバージド基盤ソフトの米企業。Broadcomによる VMware買収後の価格改定を受け、VMware代替として企業の移行需要を取り込む。
Midjourney
2022年にデビッド・ホルツ氏が設立した画像生成の専業。外部の出資を一切受けず、年間売上高約3億ドル (外部集計、5億ドルとする推計もある) を少人数で運営する。2025年8月22日にメタと提携し、「見た目の質」に関する技術をメタの将来のモデルへ使用許諾した。上場企業のSEC提出書類での出現は89件で7位 (本誌 #4277、2026-09-12)。
苏州源控电子科技有限公司 / Suzhou Yuankong Electronics Co., Ltd.
深圳 A 株上場の視源股份 (CVTE、002841) 傘下の産業用コンピュータ企業 (2020年設立)。産業用マザーボード・工業 PC・ファンレス BOX PC を教育・工業自動化・マシンビジョン・ロボット・医療ディスプレイ向けに供給する。AI モデルの開発企業ではなく、AI 応用のエッジ計算ハードの供給側。
Palantir Technologies / Palantir Technologies
米国のデータ分析ソフトウェア大手。政府・軍向けの情報分析基盤から出発し、AIプラットフォーム「AIP」とオントロジーを企業の業務判断へ展開する。SEC提出の四半期報告書によると2026年4-6月期は売上高19億3,546万ドル (前年同期比93%増)、営業利益9億1,200万ドル (利益率47.1%)、GAAP純利益10億6,189万ドル。売上を計上した顧客は1,049社 (前年849社)、従業員4,401人で1人あたり年間売上は139万9,000ドル。
Ayar Labs
光インターコネクト技術を開発する米国のスタートアップ。データセンターやAIアクセラレータ向けに、光による高速データ伝送ソリューションを提供する。
Booking Holdings
米国のオンライン旅行会社。Booking.com、Agoda、Pricelineなどを傘下に持ち、宿泊予約サービスを世界的に展開する。
D-Wave Systems
量子アニーリング方式の量子コンピュータを商用化したカナダ企業。最適化問題に特化した量子計算機とクラウドサービス「Leap」を提供し、機械学習・物流・創薬の組合せ最適化に使われる。
Expedia Group
米国のオンライン旅行会社。Expedia、Hotels.com、Vrboなどを運営し、航空券、ホテル、レンタカーなどの予約サービスを提供する。
Invariant Labs
AIエージェントの安全性を検証するスイスETHチューリヒ発のスタートアップ。エージェントの挙動を監視・制御するガードレール技術を開発する。
Merge Labs
サム・アルトマンの支援で設立された米国のブレイン・コンピュータ・インターフェース企業。非侵襲型の脳インターフェース開発を掲げて2025年に設立された。
Neuralink Corp
イーロン・マスクが共同創業した米国のブレイン・コンピュータ・インターフェース企業。脳埋め込み型デバイス「Link」の臨床試験を進め、思考による機器操作の実用化を目指す。
Pika Labs
テキストや画像から短尺動画を生成するAIを開発する米スタートアップ。個人クリエイター向けの手軽な動画生成ツールとして利用を広げた。
X Corp
米国のソーシャルメディアプラットフォーム企業。旧Twitter。AIとの統合を進め「Everything App」を目指す。
AeroVironment
小型無人機の米最大手。ウクライナで使われた徘徊型弾薬Switchbladeで知られ、2025年5月にBlueHaloを約41億ドルで買収して宇宙・対無人機へ広げた。
Humanoid
2024年5月にロンドンで設立された産業用の人型ロボット企業。創業者兼CEOはArtem Sokolov。車輪型と二足型を同じHMND 01というプラットフォームで並行開発し、独自のAI基盤KinetIQを組み合わせる。2026年7月のシリーズAで1億5,200万ドルを調達し、ポストマネー評価額は13億5,000万ドルとなった。欧州で初の人型ロボット専業の10億ドル企業という位置づけになる。特徴は資金より契約の構造にあり、出資したBoschが欧州市場向けの受託製造を担い、同じく出資したSchaefflerが関節部品を供給しつつ自社工場に配備する最初の顧客にもなっている。
AST SpaceMobile
衛星とスマートフォンの直接通信を目指す米企業。AT&T・Verizon・Vodafoneが出資し、日本では楽天モバイルが提携する。
高瓴资本 / Hillhouse Capital
Hillhouse Capital(ヒルハウス・キャピタル/ヒルハウス・キャピタル)は2005年に張磊(Zhang Lei)がイェール大学基金のシード資本で創業した中国大手PE/VC。会社はシンガポールで設立された。二次市場から一次市場まで全ステージで投資し、消費・ヘルスケア/バイオ・テクノロジー・金融に加え、アーリー専門アーム「ヒルハウス・ベンチャーズ(GL Ventures)」経由でAI・半導体・ロボティクスへ積極出資する。運用資産の総額は公表していない。
Generate Biomedicines
生成AIで新規タンパク質医薬を設計する米創薬企業。NVIDIAはNVentures経由で83.3万株を保有し、2026年6月末の13F評価は約1,400万ドル。ポートフォリオ10社の中で唯一のライフサイエンス枠。
DigitalOcean
開発者向けクラウドの米企業。2023年にPaperspaceを買収してGPUクラウドに参入し、中小規模のAI推論需要を狙う。
红杉中国 / HongShan
HongShan(紅杉中国/HSG)は中国最大級のベンチャーキャピタル兼PE。2005年にSequoia Capital Chinaとして発足し、2023年6月6日に Sequoia からの分離を発表し (完了は2024年3月31日)、「HongShan」へ名称を改めた。発表の理由は分散運営の複雑化、共通ブランドによる混乱、投資先の利益相反だった。東京にも拠点を持つ。創業兼マネージング・パートナーは沈南鵬(Neil Shen)。AI・先進製造・半導体・新エネルギーへ集中投資する。
华为技术有限公司 (Huawei Technologies) / Huawei
華為技術 (Huawei) は1987年に任正非氏が深圳で創業した通信機器・端末の大手で、非上場の従業員持株会社。2025年の売上高は 8,809億元、研究開発費は売上高の 21.8% (年次報告)。AI では自社チップ昇騰とスーパーノード、ソフト基盤 CANN、盤古モデル、華為雲を持ち、米国の輸出規制の下で中国の AI 計算資源の国産化を担う。徐直軍輪番会長は、AI の収益化は機器販売が中心と説明している (2025年9月)。
Kratos Defense & Security Solutions
ジェット推進の無人戦闘機XQ-58ヴァルキリーを開発する米防衛新興。SEC提出の四半期報告書によると2026年6月28日までの四半期は売上高4億5,880万ドル (前年同期比30.5%増) だが営業損益は160万ドルの赤字。2025年度通期は売上高13億4,680万ドル・営業利益2,560万ドル (利益率1.9%)。
Leonardo DRS
伊レオナルド傘下の米防衛電子。対無人機システム (C-UAS)、赤外線センサー、艦艇の電力推進が柱。2025年12月期は売上高36億4,800万ドル・営業利益3億4,800万ドル (利益率9.5%)・純利益2億7,800万ドル。2026年4-6月期も売上高9億1,300万ドル (前年同期比10.1%増)・営業利益1億200万ドルと拡大が続く。
Ambarella
エッジAI向けの画像処理・AI推論半導体を設計する米ファブレス。2026年1月期は売上高3億9,070万ドルで前年比37.2%増、エッジAI製品が売上の約80%。営業損失8,253万ドル、研究開発費2億3,852万ドルは売上高の61.1%にあたる。セキュリティカメラ・車載・ロボットが主戦場で、ドローンは対象市場の一つ。
Joby Aviation
eVTOLの米企業。トヨタ自動車が筆頭級株主として累計約8.9億ドルを出資し、ドバイでの商用運航を2026年に予定する。
Symbotic
倉庫自動化の米企業。Walmartの全配送センターに自律ロボットシステムを導入する契約を持ち、2025年にWalmartの自動化部門を取得した。
Intuitive Machines
月着陸機の米企業。2024年2月に民間企業として初めて月面に軟着陸し、NASAの商業月面輸送と月通信網の契約を受注する。
Planet Labs
地球観測衛星の米企業。小型衛星群で地球全域を毎日撮影し、2025年にドイツ政府と約2.4億ユーロの大型契約を結んだ。
Rigetti Computing
超伝導量子計算機の米企業。自社工場で量子チップを製造し、Quantaが2025年に出資した。
Clone Robotics
ポーランド発の筋骨格型ロボット新興。公開したProtocloneは人間の骨206個を高分子で再現し、1,000本超の人工筋Myofiber、500個のセンサー、200超の自由度を持つ。500ワットの電動ポンプで加圧した水を油圧の代わりに使い、骨格・筋・血管・神経の各系統を合成的に再現する設計思想を採る。
World Labs / World Labs
AI研究者のリー・フェイフェイ (李飛飛) が共同創業した米スタートアップ。3次元空間を理解・生成する「空間知能」の基盤モデルを開発する。
Archer Aviation
eVTOL (空飛ぶクルマ) の米企業。Stellantisが製造で提携し、UAE・日本 (ソラクル) などで運航準備を進める。2028年のロサンゼルス五輪で公式運航者に選ばれた。
Kratos Defense & Security Solutions
無人機と防衛電子の米企業。無人戦闘機XQ-58 Valkyrieと標的機を主力とし、極超音速飛行試験の受託でも伸びる。
Fastly
エッジクラウドの米企業。CDNに加え、利用者近傍でコードを実行する基盤でAI推論の配置を狙う。
BlackSky Technology
高頻度地球観測の米企業。第3世代衛星Gen-3で分解能35cmの撮影を始め、米情報機関と同盟国向けの受注が主力。
摩尔线程智能科技(北京)股份有限公司 / Moore Threads
摩爾線程智能科技(Moore Threads)は2020年に張建中(元NVIDIAグローバル副社長・大中華区GM、在籍14年)らNVIDIA出身者が北京で創業した全機能GPU(グラフィックス+AI演算+科学計算+物理エンジンを1チップ統合)の自主開発ファブレス。統一システムアーキ「MUSA」を保有。2025年12月5日に上海科創板(688795.SS)へ上場し初日終値は 600.50元で公開価格を 425.46% 上回った。2023年10月に米Entity Listへ登録済。
Boston Dynamics / Boston Dynamics
四足歩行ロボット「Spot」と人型ロボット「Atlas」で知られる米ロボット企業。現代自動車グループ傘下で、物流向けロボットの商用化を進める。
Ondas Holdings
無人機と産業用無線の米企業。イスラエル発のAirobotics系技術で自律巡回機と迎撃用無人機を供給し、防衛向け受注が急増した。
智譜華章 / 北京智譜華章科技 / Zhipu AI
北京智譜華章科技 (英文社名 Z.AI) は、2019年に清華大学の知識工学研究室 (KEG) から生まれた大規模言語モデルの開発会社。GLM シリーズとスマートフォンを操作するエージェント AutoGLM を開発し、2026年1月8日に香港取引所へ上場した (02513)。2025年1月16日に米商務省のエンティティリストに会社と子会社 9 社が追加された。
中科寒武纪科技股份有限公司 (Cambricon Technologies) / Cambricon
中科寒武紀科技(Cambricon Technologies)は2016年3月に中国科学院計算技術研究所からスピンオフして設立されたAIチップ専業企業。本社は北京。深層学習特化のクラウド/エッジ向けアクセラレータ「思元(MLU)」シリーズを開発し「中国のNvidia」と呼ばれる。2020年に上海科創板(688256)へ上場、2025年に上場後初の通期黒字化、2026年は業績が急拡大している。2022年12月に米Entity Listへ登録済。
本源量子计算科技 (合肥) 股份有限公司 (Origin Quantum Computing Technology) / Origin Quantum
本源量子 (Origin Quantum) は、中国科学院量子情報重点実験室の郭光燦院士・郭国平氏らのチームを母体に2017年に合肥で設立された量子コンピューター企業。旗艦は超伝導量子コンピューター「本源悟空」。2024年12月期の売上高は約 1億元、純損失 3,420万元 (報道)。2025年9月15日に上場指導を届け出て科創板を目指し、2026年6月に中国兵器工業集団が主導する約 30億元の Pre-IPO ラウンドを実施した (投資前評価額 210億元、報道)。
Red Cat Holdings
小型無人機の米企業。子会社Teal Dronesの機体Black Widowが2024年11月に米陸軍の短距離偵察機計画に選ばれ、量産段階に入った。
上海壁仞科技股份有限公司 / Biren Tech
壁仞科技(Biren Technology)は2019年9月に張文(元SenseTime総裁、ハーバード法学博士)が上海で創業した汎用GPU(GPGPU)ファブレス。AI・HPC向けの高性能GPUを自主開発し、2026年1月2日に香港証券取引所(6082.HK)へ上場。2023年10月に米Entity Listへ登録済。
海光信息技术股份有限公司 / Hygon
国産 x86 CPU と AI 加速器 DCU の設計企業。2022年8月12日に上海 科創板へ上場 (688041)、106億元を調達。2026年上期の売上高は 90.99億元 (+66.52%)、純利益 17.98億元 (+49.69%) で、国産 AI 半導体の上場企業では数少ない黒字。2025年6月9日に公表した中科曙光との株式交換による吸収合併 (1,159.67億元) は中止された (2025年12月9日の取締役会で中止を決議し、12月10日に公告)。
Agility Robotics / Agility Robotics
人型物流ロボット「Digit」を開発する米企業。倉庫の荷役作業を担う二足歩行ロボットの量産工場を建設し、実用配備で先行する。
Serve Robotics / Serve Robotics
Uberから分社化した歩道配送ロボットの米企業。ロサンゼルスなどで飲食デリバリーの無人配送を運用し、ナスダックに上場する。
商汤科技 / SenseTime
商湯科技(SenseTime)は2014年10月に湯暁鴎(香港中文大学教授、2023年12月死去)らが創業した香港上場(0020.HK)のAI大手。コンピュータビジョン・深層学習を出発点に、大規模モデル「日日新(SenseNova)」シリーズを軸とする生成AI企業へ転換した。現在は徐立(Xu Li)が会長兼CEO。米国のエンティティリスト (2019年10月)・財務省の投資禁止リスト (2021年12月)・国防総省の中国軍事企業リスト (2025年1月〜) に載る。2026年1〜6月期に上場後初めて純利益 6.17億元を計上したが、投資先の評価益が主因で、調整後は 3.86億元の赤字 (中間決算)。
北京智源人工智能研究院 / BAAI (Beijing Academy of AI)
北京智源人工知能研究院(BAAI)は2018年11月に北京市科学技術委員会等の支援で設立された非営利のAI研究機関(新型研究開発機構)。「悟道(WuDao)」大規模モデルシリーズと、オープンソース基盤「FlagOpen」で中国のAI基礎研究・OSSのハブとして機能する。本社は北京。院長は王仲遠。
科大讯飞 / iFlytek
科大訊飛(iFlytek)は中国の音声認識・AI大手。1999年に安徽省合肥で設立、深セン証券取引所上場(002230.SZ)。音声認識・合成・NLPを中核に、AI学習機・翻訳機・スマート会議・医療AI・スマートオフィス機器を展開。自社LLM「訊飛星火(iFlytek Spark)」を基盤に教育・医療・法人向けAIへ拡大。2019年に米Entity Listへ追加され、近年はファーウェイAscend等の国産計算基盤への依存を強める。従業員 16,818人 (2025年末)。
鹏城实验室 / Pengcheng Lab
鵬城実験室(Peng Cheng Laboratory)は2018年に広東省・深セン市政府が設立したネットワーク通信領域の国家実験室級・非営利研究機関。自主開発の大規模知能計算基盤「鵬城雲脳(Peng Cheng Cloud Brain)」と国産チップによる大規模モデル訓練を志向し、全国の計算資源を結ぶ網の構想を主導する。2025年1月6日に米商務省のエンティティリストに追加された。主任は高文(Gao Wen)院士。本社は深セン。
北京算能科技有限公司 / Sophgo
ビットメイン系の AI 半導体企業。2025年1月16日、米商務省が「先進計算用の集積回路」を理由にエンティティリストへ追加した (中国 14 社・シンガポール 2 社の計 16 社)。2026年1月に清程極智と戦略提携した (報道)。上場の予定は非公表。
移动云 (中国移动) / China Mobile Cloud
移動雲(China Mobile Cloud)は国有通信キャリア中国移動(香港0941.HK / 上海600941)の「雲能力中心」が運営するクラウド事業。2014年に発足し2019年下半期の「雲改」戦略で本格拡大。全国ネットワークとクラウド計算を統合する「算網一体」と国産化を武器に、政企(政府・国有企業)市場を深耕する。本社は蘇州市。
天翼云科技有限公司 / China Telecom Cloud
天翼雲(China Telecom Cloud / CTyun)は国有通信キャリア中国電信(香港0728.HK / 上海601728)傘下の天翼雲科技有限公司。2021年7月に独立法人化(登録資本9億元)。「雲網融合」と全国産スタックを武器に政企・党政軍市場の自主可控需要を取り込み、公開クラウド IaaS で国内 2 位のシェアを持つ。自社モデル「星辰」系列 (最新公開は TeleChat3) を展開。本社は北京。
北京旷视科技有限公司 (Megvii Technology) / Megvii
曠視科技(Megvii)は2011年に印奇・唐文斌・楊沐(いずれも清華大学出身)が北京で創業したコンピュータビジョンAI大手。顔認識プラットフォーム「Face++」で商用化を先導し、AI開発基盤「Brain++」・OSSフレームワーク「MegEngine(天元)」を持つ。2019年10月に米Entity List、2021年12月に米投資禁止指定を受け、科創板への上場申請は2021年9月に審査を通過したが登録に至らず、2024年11月14日に手続きが終わった未上場企業。
华为云 / Huawei Cloud
Huawei Cloudはファーウェイ技術(非上場)の「Huawei Cloud Computing BU」が運営するクラウド事業体。2017年に独立事業部として発足、本社は深セン。自社AI計算基盤「昇騰(Ascend)」と基盤モデル「盤古(Pangu)」を核に、米制裁下で国産完結のAIクラウドを構築する。2025年11月の組織再編で張平安が会長、周躍峰が新CEOに就任した。
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主力製品・技術・米制裁該当・日本企業との取引を一次情報で整理。
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