アドバンテスト
Advantest
日本・米国・中国など主要国のAI企業を日本投資家の視点で収録する企業データベース。AI専業の開発企業を中心に、基盤モデル・ロボティクス・音声・画像認識の各分野を国横断で比較できる。
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絞り込みの決め方: 上場状況・米国の指定は企業データの登録値。日本との接点は「日本との関係」欄を1文ずつ読み、「確認できない」などの否定の文と、親会社・出資者についての文は数えない。企業規模は開示の従業員数、信用信頼度は並び替えと同じ点数。
企業規模 = 開示されている従業員数 (多い順)。非公表・研究開発の人数だけ・親会社の人数しか無い企業は末尾。
信用信頼度 (0〜100) = 開示の強さ (上場40・上場申請中30・上場予定15・未上場10) + データの確度 (A30・B20・C10) + 出典の数 (1件1点、最大20) + 検証が180日以内 10 + 格付 (A以上+10・BBB+5・BB以下−10) − 米国の指定 (SDN 40・エンティティリスト/1260H/CMIC 25・MEU/ 15・監視 5) − 債務の状態 (要注意5・再建中15・不履行30)。
企業規模 = 開示されている従業員数 (多い順)。非公表・研究開発の人数だけ・親会社の人数しか無い企業は末尾
信用信頼度 (0〜100) = 開示の強さ (上場40・上場申請中30・上場予定15・未上場10) + データの確度 (A30・B20・C10) + 出典の数 (1件1点、最大20) + 検証が180日以内 10 + 格付 (A以上+10・BBB+5・BB以下−10) − 米国の指定 (SDN 40・エンティティリスト/1260H/CMIC 25・MEU/ 15・監視 5) − 債務の状態 (要注意5・再建中15・不履行30)。同点は標準の並び。
Advantest
半導体の良否を判定する検査装置 (テスタ) を作り、SoCテスタの世界シェアは66%程度 (会社推計)。主力はロジック半導体向けのV93000で、エヌビディアなどのAI向け半導体の検査に使われる。2026年3月期の売上高は1兆1,286億1,000万円 (前期比44.7%増)、営業利益は4,991億2,000万円で、海外売上比率は97.8%。連結従業員は7,241人 (2026年3月末)。東証プライム上場。
FANUC
工作機械用の数値制御装置 (CNC) とサーボモーターを基盤に、産業用ロボットと小型加工機を手がける工場自動化 (FA) 機器メーカー。2026年3月期の連結売上高は8,578億31百万円、営業利益1,837億63百万円で、ロボット部門が3,786億10百万円 (構成比44.1%) と最大。2025年12月からグーグル・エヌビディアの技術を使う「フィジカルAI」を打ち出した。東証プライム上場 (6954)。
Yaskawa Electric
ACサーボモーター・インバーターと産業用ロボット「MOTOMAN」を手がける北九州市の電機メーカー。2026年2月期の連結売上収益は5,421億22百万円、営業利益473億7百万円で、ロボットが2,470億12百万円を占める。2023年に自律型のAIロボット「MOTOMAN NEXT」を発売し、中期経営計画でフィジカルAI市場の開拓を第一の方針に置く。連結従業員1万2,483人 (2026年2月末)。東証プライム・福証上場 (6506)。
Tokyo Electron
半導体製造装置メーカーで、塗布現像装置・エッチング装置・成膜装置・洗浄装置・ウェーハプローバを作る。AIサーバー向けのGPU・HBM・先端ロジックの設備投資が売上を押し上げ、2026年3月期の連結売上高は2兆4,435億円 (前期比0.5%増) と2期連続で過去最高、営業利益は6,249億円 (10.4%減)。海外売上高比率は90.2%、連結従業員は2万236人 (2026年3月末)。東証プライム上場。
SoftBank Group
孫正義会長兼社長が率いる投資持株会社で、東証プライムに上場する。オープンAIへの累計出資は646億ドル (持分約13%、2026年10月時点) に達し、半導体設計のアームと米アンペア・コンピューティングをまとめた「AIコンピューティング事業」を持つ。米国ではSBエナジーを通じてAIデータセンターと発電所を建てる。2026年3月期の売上高は7兆7,986億円、親会社株主に帰属する純利益は5兆23億円、連結従業員は7万3,677人。
Disco
半導体ウエハーを切り分けるダイシングソー・レーザソーと、薄く削るグラインダの大手。AI向けのHBM (広帯域メモリー) や先端ロジック半導体の後工程で装置と消耗品の砥石が使われる。2026年3月期の売上高は4,368億8,900万円 (前期比11.1%増)、営業利益は1,849億8,900万円で、6期連続で最高益。連結従業員5,547人 (2026年3月末)。東証プライム上場。
Sumitomo Metal Mining
銅・金鉱山の権益と銅・ニッケル製錬を主力とする非鉄大手で、電池正極材や電子部品材料も作る。AIデータセンターとの接点は、光アイソレーター用のファラデー回転子や電子部品用のニッケル粉などの機能性材料で、需要が伸びている。2026年3月期の売上高は1兆7,415億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は1,762億円 (国際会計基準)。連結従業員7,507人。東証プライム上場。
Sumitomo Electric Industries
電線・ワイヤーハーネス・光ファイバーの大手で、AIデータセンター向けには光ケーブル、多心光コネクタ部品、光デバイス、レーザー用インジウムリン (InP) 基板を供給する。2026年3月期の連結売上高は5兆1,101億円、営業利益は4,181億円。うち情報通信関連事業は売上高3,266億円 (前期比46.3%増)、営業利益774億円と急伸した。連結従業員30万2,972人。東証プライム上場。
NTT DATA Group
NTTグループのシステム構築・ITサービスの中核会社で、国内のNTTデータと海外のNTT DATA, Inc.を傘下に持つ持ち株会社。生成AI・AIエージェントの導入支援とデータセンター事業を成長の柱に置く。2026年3月期の売上高は5兆46億円 (前期比7.9%増)、営業利益は4,882億円。NTTの株式公開買い付けを経て2025年9月26日に上場廃止となり、NTTの完全子会社になった。
Mitsubishi Materials
銅・金などの製錬と、廃電子基板 (E-Scrap) からの金属回収、伸銅品、超硬工具、電子材料を手がける非鉄素材大手。AIとの接点は、AIサーバー向け部品に使う銅合金や半導体パッケージ用の角型シリコン基板などの素材供給にある。2026年3月期の連結売上高は1兆8,440億円 (前期比6.0%減)、営業利益は605億円 (63.0%増)、連結従業員は1万7,591人。東証プライム上場。
Zuken
プリント基板・半導体パッケージ・ワイヤハーネスの設計ソフトを開発・販売する横浜市の会社で、1976年に金子真人氏が創業した。主力の電気設計システム「CR-8000」にAIを使う自動配置配線機能を載せ、AI半導体向けの3D-IC・チップレット実装設計にも広げている。2026年3月期の連結売上高は431億円 (前期比5.8%増)、営業利益は58億円、連結従業員は1,656人。東証プライム上場。
Seiko Giken
光コネクタ・フェルールなどの光通信用部品と、光コネクタの端面を磨く研磨機・端面検査装置を作る千葉県松戸市の部品・装置メーカー。自動車向けの精密成形品と金型も手がける。AIデータセンター向けの需要で2026年3月期の連結売上高は300億8,700万円 (前期比50.6%増)、営業利益は77億3,300万円と過去最高になった。連結従業員1,231人 (2026年3月末)。東証スタンダード上場。
Sakura Internet
さくらインターネットは大阪市に本社を置き、東証プライムに上場する。北海道石狩市などの自社データセンターから、パブリッククラウド「さくらのクラウド」と、生成AI向けの画像処理半導体(GPU)クラウド「高火力」「さくらONE」を貸す。2027年3月期中間期の連結売上高は228億2,700万円で、GPUインフラストラクチャーサービスが101億2,400万円と最大の区分になった。2024年4月に経済産業省のクラウドプログラムで最大約501億円の助成対象に認定された。
Resonac Holdings
旧昭和電工と旧日立化成が統合した化学会社の持ち株会社で、半導体の後工程材料が収益の柱。AIサーバー向けの銅張積層板、絶縁接着フィルム (NCF)、放熱シート (TIM) などを作る。2025年12月期の売上収益は1兆3,471億2,500万円、半導体・電子材料セグメントは5,063億3,600万円。2026年10月に石油化学のクラサスケミカルを切り離した。連結従業員2万1,525人 (2025年12月末)。東証プライム上場。
NACHI-FUJIKOSHI
工具・工作機械・産業用ロボット・ベアリング・油圧機器・特殊鋼を手がける総合機械メーカーで、ロボットを事業成長の中核に据える。2025年11月期の連結売上高は2,359億3百万円、うちロボットは252億円。2026年2月にロボット事業部長出身の中村成利氏が社長に就いた。連結従業員は6,532人 (2025年11月末)。東証プライム上場 (6474)。
Recruit Holdings
求人検索のIndeed(インディード)とGlassdoor、人材派遣、国内の販促・予約サービスを運営する人材サービスの世界大手。求職者と企業を結ぶマッチングに予測AIと生成AIを使い、2025年9月に求職者向けと採用担当者向けのAIエージェントを発表した。2026年3月期の売上収益は3兆6,973億円、営業利益は6,305億円、連結従業員数は4万5,586人。東証プライム上場。
DOWA Holdings
1884年に秋田県小坂の鉱山業として創業した非鉄大手の持株会社で、環境・リサイクル、製錬、電子材料、金属加工、熱処理の5部門を持つ。AIとの接点は、AIサーバー向けの小型コネクタ用銅合金と、データセンターの燃料電池向け複合酸化物粉などの素材にある。2026年3月期の連結売上高は7,454億円 (前期比9.8%増)、純利益は624億円で過去最高、連結従業員は8,355人。東証プライム上場。
Yamaichi Electronics
半導体の検査工程で使うICソケット (バーンインソケット・テストソケット) と、光トランシーバー用などの高速伝送コネクタ、フレキシブル配線板「YFLEX」を作る機構部品メーカー。2026年3月期の連結売上高は526億9,800万円 (前期比16.3%増)、営業利益は115億5,600万円で、データセンター向けコネクタが伸びた。連結従業員2,060人 (2026年3月末)。東証プライム上場。
Denso Wave
デンソーが75%を出資する子会社で、2001年10月にデンソーの自動認識事業と産業用ロボット部門などが分離・独立して発足した。QRコードの読み取り機器やハンディターミナル、組み立て用の小型産業用ロボット、制御機器を開発・製造・販売する。ロボットではAIで熟練作業を再現する「AI模倣学習」や研究所向けの自動化システムを持つ。2026年3月期の売上高は494億円、従業員は1,175人 (2026年3月末)。未上場。
NII LLM Research and Development Center (LLM-jp)
国立情報学研究所 (NII、東京都千代田区) が2024年4月1日に開いた大規模言語モデル (LLM) の研究開発拠点で、2023年5月に始めた研究者の集まり「LLM-jp」を主宰する。モデルと学習データ、手順をすべて公開する国産LLMを作り、2026年4月に「LLM-jp-4」、9月に事後学習を改めた「LLM-jp-4.1」を公開した。LLM-jpの参加者は大学・企業から2,600人以上 (2026年3月末)。文部科学省の補助金事業で運営する公的機関で、上場していない。
Nomura Research Institute
1965年設立のシンクタンクと野村證券系のシステム会社が1988年に合併してできた、コンサルティングとシステム開発・運用の大手。証券会社や保険会社が共同で使うシステムに強い。2026年3月期の売上収益は8,147億円(6.5%増)、従業員は1万6,894人(連結)。2026年4月の中期経営計画で、AI関連の売上を約300億円から3,000億円超に増やす目標を掲げた。東証プライム上場。
Japan Aviation Electronics Industry
スマートフォン・自動車・産業機器向けのコネクタを主力に、防衛・宇宙向けの慣性航法装置などの航空電子機器も作るメーカー。2025年10月に京セラがNECから株式を譲り受け、議決権の約33%を持つ筆頭株主になった。2026年3月期の連結売上高は2,278億7,200万円 (前期比2.8%増)、営業利益は89億3,700万円 (42.8%減)。連結従業員1万1,908人。東証プライム上場。
Preferred Networks / Preferred Networks
AI向け半導体MN-Coreシリーズ、計算基盤、国産の生成AI基盤モデルPLaMoから業種別の製品までを自社で手がける東京・大手町の企業。2014年3月26日設立で、2025年11月から共同創業者の岡野原大輔が代表取締役社長、西川徹が代表取締役会長を務める。従業員数は約450名(会社概要2026年7月版)。未上場で、2024年12月から2025年春の資金調達ラウンドの累計調達額は240億円(会社発表)。
ELYZA / ELYZA
東京大学の松尾豊研究室から生まれた、大規模言語モデル (LLM) の開発と企業・官庁への導入を手がける東京・本郷の企業。2018年9月設立で、2024年4月からKDDIの連結子会社 (KDDIが43.4%、KDDI Digital Divergenceが10.0%を保有)。業務用AIアプリを作る法人向けツール「ELYZA Works」を2025年9月に発売し、KDDIが再販する。未上場で、売上高は公表していない。
Sakana AI / Sakana AI
2023年7月に東京で設立されたAIの研究開発企業。複数の大規模言語モデル (LLM) を束ねて1つのモデルのように動かすSakana Fugu、日本語向けに追加学習したLLMのAPI「Sakana Namazu」、調査レポートを自動で作るSakana Marlinを販売し、金融と防衛・情報分野で企業・官庁向けの開発を請け負う。未上場で、2025年11月のシリーズBで約320億円を調達し、調達後の企業価値は約4,320億円とした(会社発表、1ドル=160円換算)。
KDDI
auブランドの携帯電話を軸とする通信大手で、AIの計算基盤とデータセンター事業を成長分野に据える。2026年1月に旧シャープ堺工場跡に「大阪堺データセンター」を開き、エヌビディアのGB200 NVL72を使うGPUクラウドとグーグルのGeminiの国内提供を始めた。大規模言語モデル (LLM) 開発のELYZAを子会社に持つ。2026年3月期の売上高は6兆719億円、連結従業員は7万3,198人。東証プライム上場。
SoftBank Corp.
ソフトバンクグループ傘下の通信大手で、携帯電話に加えLINEヤフーやPayPayを抱える。AIでは国内最大規模とするGPU計算基盤を持ち、子会社SB Intuitionsが日本語LLM「Sarashina」を開発、北海道苫小牧と大阪府堺でAIデータセンターを整備する。オープンAIとの合弁SB OAI Japanで企業向けAIも売る。2026年3月期の売上高は7兆387億円、連結従業員は5万8,432人。東証プライム上場。
SB Intuitions / SB Intuitions
ソフトバンクが全株式を持つ大規模言語モデル (LLM) の開発会社。2023年3月27日に設立し、同年8月1日に現社名にした。日本語に強いLLM「Sarashina」を開発し、2024年度に約4,600億パラメーターの基盤モデルを完成させた。法人向けAPIは2025年11月、最新のSarashina3シリーズはソフトバンクのクラウドで2026年6月に提供を始めた。非上場で、売上高・従業員数は公表していない。
PKSHA Technology / PKSHA Technology
自然言語処理や機械学習のアルゴリズムを企業向けに開発し、問い合わせ対応のAIエージェントなどのソフトウエアとして販売する東京・本郷の企業。2012年10月に前身のAppReSearchとして設立した。2025年9月期の売上収益は217億7,100万円、事業利益は39億2,200万円(IFRS)。2025年にプロ人材の仲介を手がけるサーキュレーションを買収した。東証プライム上場 (証券コード3993)。
ExaWizards / ExaWizards
企業・自治体向けの生成AIサービス「エクサベース AI」(旧exaBase 生成AI)と、大企業のAI開発・導入を請け負うAIソリューションサービスを2本柱とする会社。2026年3月期の連結売上高は119億9,600万円、営業利益は15億9,400万円で、前期の赤字から黒字に転じた。連結の正社員は659人(2026年6月末)。東京証券取引所グロース市場に上場し、2026年4月に三井住友フィナンシャルグループが議決権の10.00%を持つ主要株主になった。
Sony AI / Sony AI
ソニーグループのAI研究組織。2019年11月にソニーが設立を発表し、2020年4月に発足した。2023年4月に設立されたソニーグループの完全子会社ソニーリサーチの一部となっている。レースゲームのAI「GT Sophy」や卓球ロボット「Ace」の研究は科学誌ネイチャーに掲載された。拠点は東京・チューリッヒ・ボストン・バルセロナ・ムンバイの5か所。売上高や人員は公表していない。
Headwaters / Headwaters
企業向けにAIエージェントや生成AIシステムを企画から開発・運用まで請け負うシステム開発会社。マイクロソフトのクラウド「Azure」を中心に組み立て、年商1兆円以上の大企業を主要顧客層に置く。2025年12月期の連結売上高は39億4万円(前期比34.2%増)、従業員は389人。2026年5月にSaaS事業を持つBBDイニシアティブを吸収合併し、2026年6月末の従業員は637人に増えた。東証グロース市場に上場している。
ABEJA / ABEJA
大企業の基幹業務にAIを組み込み、運用まで請け負う会社。中核は自社のAI運用基盤「ABEJA Platform」で、大規模言語モデル(LLM)の案件が売上の8割弱を占め、ロボットを動かすフィジカルAIにも広げている。2026年8月期の売上高は45億7,700万円(27.7%増)、営業利益は7億1,000万円、従業員は140人(2026年8月末)。2012年設立、2023年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
Ubie / Ubie
医師の阿部吉倫氏とエンジニアの久保恒太氏が2017年5月に創業した医療AI企業。生活者向けの症状検索・医療AIパートナー「ユビー」(月間利用者1,300万人、2025年9月時点の会社発表)、病院向けの「ユビー生成AI」(2026年1月時点で100病院超)、製薬企業向けの疾患啓発事業を手がける。従業員は240人 (2025年4月)。非上場で、累計の資金調達額は融資を含め約180億円 (2025年5月、会社発表)。
NEC / NEC
1899年設立の東京都港区のIT・通信大手。AIでは自社開発の大規模言語モデル (LLM)「cotomi」、業務を自動でこなすAIエージェント、顔認証などの生体認証を持ち、価値創造モデル「BluStellar」の名で企業と官公庁に売る。2026年3月期の連結売上収益は3兆5,827億円、従業員は10万1,800人 (2026年3月末)。東証プライム上場。
NTT / NTT
通信大手NTTグループの持株会社で、2025年7月に日本電信電話からNTT株式会社へ社名を変えた。AIでは自社開発の大規模言語モデル (LLM)「tsuzumi 2」、グループの総受電容量約2,000MWのデータセンター事業、光で計算機をつなぐIOWN構想を持つ。2026年3月期の連結営業収益は14兆4,091億円、従業員数は344,196名(2026年3月末)。東証プライム上場。
CyberAgent / CyberAgent
1998年設立、東京都渋谷区のインターネット企業。動画配信「ABEMA」、ネット広告、ゲームを3本柱とし、AIはネット広告事業の中核技術として広告の制作・効果予測・配信に使う。日本語の大規模言語モデル (LLM)「CyberAgentLM」を一から開発して公開してきた。2025年9月期の連結売上高は8,740億円、従業員は8,150人 (2025年9月末)。東証プライム上場。
Fujitsu / Fujitsu
1935年設立、川崎市に本店を置くIT大手。AI基盤「Fujitsu Kozuchi」と、カナダのコーヒアと共同開発した大規模言語モデル (LLM)「Takane」を企業・官公庁に売り、国産CPU「FUJITSU-MONAKA」や量子コンピューターなどの計算基盤も自社で開発する。2026年3月期の連結売上収益は3兆5,029億円、従業員は9万9,203人 (2026年3月末)。東証プライム・名証に上場。
GMO AI & Robotics Trading
GMOインターネットグループ (東証プライム、9449) が2024年6月18日に設けたAI・ロボットの商社で、本社は東京都渋谷区のセルリアンタワー。2026年6月19日に中国の宇樹科技 (ユニツリー・ロボティクス) と国内正規代理店契約を結び、人型ロボットの販売・派遣・保守を手がける。現場データで動作を磨き直すサービス「GMO LOOP」も持つ。資本金は1億円で、売上高は公表していない。未上場。
ACSL
千葉大学名誉教授の野波健蔵氏が2013年に創業した国産の産業用ドローンメーカー。自社開発の飛行制御技術を核に、小型空撮機「SOTEN」や物流機「PF4」を設計し、防衛省や米国の電力・公共安全分野に売る。2025年12月期の連結売上高は25億9,873万円、営業損失は18億4,040万円、連結従業員は58人 (2025年12月末)。東証グロース上場。
Terra Drone
産業用ドローンによる測量・点検・農業のサービスと機器販売、ベルギーの子会社ユニフライが手がけるドローン運航管理システム (UTM) を2本柱とする東証グロース上場企業。2026年1月期の連結売上高は47億8,258万円、営業損失は11億4,379万円、連結従業員は551人 (2026年1月末)。2026年3月に防衛事業へ参入し、8月には迎撃ドローン「Terra B1」で防衛装備庁と量産調達契約を結んだ。
GMO Internet
「お名前.com」のドメイン登録、レンタルサーバー「ConoHa」、インターネット接続を担うGMOインターネットグループの中核子会社で、2024年11月に生成AI向けの「GMO GPUクラウド」を始めた。2025年12月期の連結売上高は785億4,800万円、営業利益は82億2,400万円。2025年1月に親会社からインフラ事業などを承継して現在の形になった。東証プライム上場。
COMSYS Holdings
日本コムシスなど8つの統括事業会社を束ねる通信建設の持ち株会社で、東証プライム上場。NTT東西を中心とする通信設備工事に加え、大規模データセンターの電気設備工事やデータセンター間の接続工事、官公庁などのシステム構築を手がける。2026年3月期の連結売上高は6,306億5,800万円、営業利益は509億400万円、従業員は1万7,765人 (2026年3月末)。
Sony Group
ゲーム、音楽、映画、カメラなどの電機、イメージセンサーを持つ複合企業。AIでは、イメージセンサーにAI処理を載せた「IMX500」、プレイステーションのAI超解像、強化学習で作ったレースゲームの対戦AI「GT Sophy」などを手がける。2026年3月期の継続事業の売上高は12兆4,796億円、営業利益は1兆4,475億円、従業員は9万4,900人。東証プライム上場。
Panasonic Holdings
家電・電設資材・空調・電池・電子部品・業務用システムを持つ総合電機の持株会社。AIでは、データセンター向けの蓄電システムやAIサーバー用の部品・基板材料を「AIインフラを支える事業」として収益の柱に据え、米子会社ブルーヨンダーが供給網管理のソフトにAIエージェントを組み込む。2026年3月期の連結売上高は8兆487億円、従業員は18万3,685人。東証プライム上場。
Mitsui & Co.
金属資源・エネルギー・インフラなどに投資し、商品の売買も手がける総合商社。AIでは、データセンターと電力を一体で供給する「デジタル・電力バリューチェーン」と、創薬向けのGPUスーパーコンピューター「Tokyo-1」を子会社のゼウレカ(Xeureka)で運営する事業を持つ。2026年3月期の連結収益は13兆9,952億円、当期利益は8,340億円、連結従業員数は5万5,463人。東証プライム上場。
Hitachi
IT、制御技術(OT)、電力・鉄道・産業機器の製品を併せ持つ総合電機。デジタル事業「Lumada」を成長の柱に据え、AIと現場の知識を組み合わせて鉄道・電力・工場の設備を運用・保守する「HMAX」を展開する。2026年3月期の連結売上収益は10兆5,867億円で、Lumada事業は4兆1,000億円(売上の40%)。従業員は28万7,901人(連結)。東証プライム上場。
NS Solutions
日本製鉄が63.44%を出資するシステム構築会社。製造・流通・金融などの企業と官公庁の基幹システムを設計・構築・運用し、生成AIを業務に組み込む支援サービス「NS Craft AI Factory」や、AIが設計書やコードを作る開発支援「NSDevia」も提供する。2026年3月期の売上収益は3,813億4,000万円、従業員は1万276人(連結)。東証プライム上場。
ACES / ACES
東京大学松尾研究室出身の田村浩一郎氏らが2017年11月20日に設立したAI開発会社。企業の資料や会議・映像を構造化して自社専用のAIに組み込む「AI OS」を土台に、大企業のAI導入を戦略から実装まで請け負う「DXパートナー」事業と、AI議事録ツール「ACES Meet」などのソフトウェア事業を手がける。資本金1億円の非上場企業で、売上高・従業員数は公表していない。
RUTILEA
京都市に本社を置く未上場のAI企業で、2018年8月に設立した。官公庁・大企業向けに閉域環境で動く生成AIやAIエージェントを開発し、子会社のAI福島が福島県大熊町で運営するGPUデータセンターで計算資源を貸す。データセンターの電気代を抑えるため、系統用蓄電池を運用するアグリゲーター事業も手がける。売上高・従業員数は公表していない。
Olympus
消化器内視鏡で世界の主要メーカーの一つで、泌尿器・呼吸器の治療機器も手がける。AIでは英子会社オーディン・メディカルが開発したクラウド型の大腸ポリープ検出支援AI「CADDIE」を、内視鏡のクラウド基盤「OLYSENSE」の第1弾として米国と欧州で販売する。2026年3月期(IFRS)の売上高は1兆106億7,600万円、営業利益は971億2,000万円、連結従業員は2万8,138人。東証プライム上場。
Jedat
アナログLSI・パワー半導体・液晶などのフラットパネルディスプレイ (FPD)・フォトマスクの設計ソフト「SX-Meister」を自社開発する国産のEDA会社。セイコーインスツルメンツのEDA事業を2004年に引き継ぎ、アルゴグラフィックスが議決権の51.4%を持つ親会社。AIで異常波形を判定する「SX-Meister SCAI」を販売し、AIによるアナログ設計の自動化を研究する。2026年3月期の売上高は20億4,100万円、従業員は130人。東証スタンダード上場。
ZEALS
2014年4月創業の東京都目黒区の新興企業で、チャットボットによる対話型広告から始まり、音声で接客するAIエージェント「Omakase AI」を企業に売る。2025年11月にロボット事業「Omakase Robotics」を立ち上げ、2026年8月5日には自社開発の車輪移動型人型ロボット「D1」(1体500万円から) を発表した。2026年度内に100台を量産する計画。資本金1億円で、売上高は公表していない。未上場。
FRONTEO / FRONTEO
2003年8月に設立した自然言語処理AIの会社で、東証グロース市場に上場する。自社開発のAI「KIBIT」を使い、製薬会社の創薬標的探索を支える「Drug Discovery AI Factory」、金融機関のメール監査、訴訟や不正調査の証拠解析、経済安全保障の取引網解析を手がける。2026年3月期の連結売上高は76億4,300万円、営業利益は7億3,900万円で、連結従業員は272人 (2026年3月末)。
Stockmark / Stockmark
製造業を中心とする大企業向けに、研究開発部門のAIエージェント「Aconnect」と、社内の文書や図面を構造化してAIが使えるデータに変える基盤「SAT」を手がける東京の未上場企業。日本語に特化した1,000億パラメーター級の大規模言語モデル(LLM)を自社で開発し、経済産業省などの「GENIAC」に3回採択された。2024年10月のシリーズDで45億円を調達し、融資を含む累計調達は88億円超(会社発表)。
Fixstars / Fixstars
2002年8月に横浜市で設立したソフトウェア高速化の会社で、東証プライム市場に上場する。GPUやFPGA、NANDフラッシュメモリなどの性能を引き出すソフトの受託開発が主力で、AIの学習・推論を効率化する「Fixstars AIBooster」や量子技術を使う最適化クラウド「Fixstars Amplify」も売る。2025年9月期の連結売上高は96億1,800万円、営業利益は25億7,800万円。
Highreso
ハイレゾは画像処理半導体(GPU)のクラウド「GPUSOROBAN」を運営する未上場の会社で、2007年12月に設立した。石川県志賀町、香川県高松市・綾川町、佐賀県玄海町の4か所に、廃校や研究施設などを改装したGPU専用データセンターを持ち、秋田県男鹿市に5か所目を計画する。香川の事業は2024年4月、経済産業省のクラウドプログラムで最大約77億円の助成対象に認定された。売上高は公表していない。
Terumo
カテーテルなど血管内治療の機器を主力とする医療機器大手。AIでは、X線の冠動脈造影画像から血流予備量比(FFR)を自動で算出するイスラエルのメドハブAIのプログラム医療機器「AutocathFFR」を日本で販売するほか、戦略製品向けのAIを社内で開発している。2026年3月期(IFRS)の売上収益は1兆1,318億7,700万円、営業利益は1,763億2,000万円、連結従業員は3万1,185人。東証プライム上場。
Ascentech
仮想デスクトップ (VDI) の製品販売と構築を主力とする東証スタンダード上場の1月期決算企業。米クラウド・ソフトウェア・グループ (CSG) のCitrix製品の国内事業を子会社CXJで担い、自社企画の専用サーバー「リモートPCアレイ」を自治体などに売る。2026年3月にNVIDIA製GPUを最大5基載せるオンプレミス生成AI基盤「Edge AI Array」を発表した。2026年1月期の連結売上高は172億5,405万円、従業員は177人 (2026年1月末)。
Argo Graphics
自動車や半導体などの製造業に、ダッソー・システムズの3次元設計ソフト「CATIA」をはじめとする設計・解析システムと、サーバーや計算機群(HPC)などのIT基盤を導入する会社。2026年3月に北海道北見市で自社データセンターを稼働させ、AI・HPC向けの高負荷サーバーの預かりも始めた。2026年3月期の連結売上高は715億2,600万円、従業員は1,198人(連結)。東証プライム上場。
Artiza Networks
携帯電話の基地局やコアネットワークを開発・検証するための試験装置と、試験の受託サービスを手がける東京都立川市の会社。主力は5G基地局に大量の端末を模した負荷をかける「DuoSIM-5G」で、海外メーカーの計測器やエヌビディアのイーサネットスイッチ「Spectrum」の販売も扱う。2026年7月期の連結売上高は24億9,900万円、従業員は141人(連結)。東証スタンダード上場。
Quantum Solutions
東証スタンダード上場の2月期決算企業。旧社名はビットワングループで、暗号資産交換所やマイニングを経て2021年に現社名とした。開示区分は「AIソリューション事業」(ゲーム配信と計画中のAIデータセンター) とまつげエクステンションサロンのウェルネス事業で、別にイーサリアム投資を行う。2026年2月期の連結売上高は2億6,675万円、連結従業員は41人 (2026年2月末)。
Broadband Tower
東京・大手町を中心に都市型データセンターを運営し、自社クラウド「c9 Flex」とデル・テクノロジーズ製ストレージの販売、ケーブルテレビ向け番組配信も手がける会社。2026年秋には北海道石狩市の再生可能エネルギー100%のデータセンターで新拠点の運用を始める。2025年12月期の連結売上高は152億8,900万円、従業員は218人(連結)。東証スタンダード上場。
Mujin / Mujin
産業用ロボットにティーチング(動作の手入力)なしで動作を自動生成させる制御ソフトを開発する東京都江東区の未上場企業。2011年7月に滝野一征とローゼン・ディアンコフが創業した。中核製品はロボット・無人搬送車(AGV)・保管設備をまとめて制御する「MujinOS」で、2025年12月のシリーズD初回クローズで364億円を集め、累計調達額は596億円になった(会社発表)。従業員はグループで450人(2024年11月時点)。
TechShare
東京都江東区に本社を置くロボットの輸入販売と技術支援の会社で、2012年1月設立。中国Unitreeの国内正規代理店を2020年から務め、四足ロボットと人型ロボットを企業の研究開発部門・大学・官公庁に売り、深層強化学習や模倣学習を使ったロボット開発の受託と自社製品も手がける。2026年9月にGMOインターネットグループの商社と伊予鉄グループが資本業務提携を決めた。非上場。
Telexistence / Telexistence
東京大学名誉教授の舘暲氏が1980年に提唱した遠隔存在 (テレイグジスタンス) の技術を事業にするため、2017年1月23日に設立したロボット会社。AIによる自律制御と人の遠隔操作を組み合わせたロボットで、コンビニの飲料補充や物流倉庫の荷下ろしを請け負う。2023年7月のシリーズBで約230億円を調達した。非上場で、売上高・従業員数は公表していない。
Araya / Araya
認知神経科学者の金井良太が2013年12月に設立したAI開発企業で、本社は東京都千代田区神田佐久間町。企業向けの受託AI開発(画像認識・エッジAI・自律制御)と、脳波から言葉を読み取るブレイン・マシン・インターフェース(BMI)などの脳科学研究を並行して進める。社員は92人(2025年9月30日時点)、決算期は9月。未上場で、売上高は公表していない。
Citadel AI / Citadel AI
企業が使うAIの品質とリスクを、導入前の検査から稼働中の監視・遮断まで一続きで管理するソフトを開発する未上場企業。2020年12月10日に元三菱商事の小林裕宜と米グーグル出身のケニー・ソンが設立し、本社は東京都文京区。主力の検証ツール「Citadel Lens」は東京海上ホールディングスや小野薬品工業が全社で導入し、2026年10月には三井住友銀行への提供を発表した。調達額はシード1億円とシリーズA 5億2,000万円(会社発表)。
JDSC / JDSC
2018年7月に日本データサイエンス研究所として設立し、2020年11月に現社名へ変えたAI会社で、東証グロース市場に上場する。大手企業と共同開発したAIの仕組みを同じ業界の他社にも売る形を取り、需要予測、設備の故障予兆、電力データの解析、AIエージェントを手がける。2026年6月期の連結売上高は228億3,400万円、うちAI事業は45億900万円。
Laboro.AI / Laboro.AI
2016年4月に設立した、企業ごとにAIを設計・開発する「カスタムAI」の会社で、2023年7月に東証グロース市場に上場した。製造、建設、小売り、金融などの大手と400を超える案件を手がけ、AI導入と事業の組み替えの相談も請け負う。2025年9月期の連結売上高は19億円、営業利益は1億9,100万円で、連結従業員は100人 (2025年9月末)。
pluszero / pluszero
製造業や情報通信業の大手企業向けにAIシステムを受託開発し、その利益で独自の言語理解技術「AEI」を研究・事業化する東京・世田谷のAI企業。AEIを使ったAIオペレーター「miraio」をコールセンターや代表電話向けに売り出している。2025年10月期の売上高は15億4,636万円(前期比26.9%増)、純利益は3億6,654万円。2018年7月設立、東証グロース市場に上場している。
Shimadzu
液体クロマトグラフや質量分析計などの分析計測機器を主力に、X線診断装置、半導体製造装置向けの真空ポンプ、航空機器を手がける京都の精密機器メーカー。AIでは、分析条件をAIが提案するクラウドサービスや、X線撮影の位置補正ソフトを製品に組み込み、知財業務を生成AIで自動化する子会社も設けた。2026年3月期の連結売上高は5,607億2,800万円、営業利益は737億200万円、従業員は1万4,649人。東証プライム上場。
J. Morita Tokyo Mfg. Corp.
歯科用ユニット(診療台)を中心に、医科用・動物用の医療機器も開発・製造する埼玉県伊奈町の非上場メーカーで、歯科医療機器のモリタグループに属する。AIでは、大阪大学が開発し、エヌビディアがAIモデルの開発を支えた口腔粘膜画像解析システム「Mucosight AI」で医療機器としての製造販売などを担う。2025年度の売上高は68億円、従業員は354人(2026年)。
AI Medical Service / AI Medical Service
胃の内視鏡検査で早期胃がんの見落としを減らすAIソフト「gastroAI」を開発する未上場の医療AI企業。内視鏡医の多田智裕が2017年9月に設立し、2023年12月以降、厚生労働省から胃の内視鏡AIで3件の製造販売承認を得た。資本金は資本準備金を含め138億円、従業員は約100人(2025年9月、会社発表)。売上高は公表していない。
AVITA
大阪大学の石黒浩教授が2021年6月に設立し、自ら社長を務めるアバター事業の新興企業。本社は東京都目黒区。CGアバターで接客する「AVACOM」と、AIが客役を演じる研修サービス「アバトレ」が主力で、2026年からはKDDIとの提携や中国Unitree・Booster Roboticsとの協業で人型ロボットに事業を広げている。調達額はシードとシリーズAの合計で18億9,000万円 (2024年8月時点、会社発表)。非上場。
Xeureka
三井物産が2021年11月に全額出資で設立したAI創薬の会社。国内製薬会社が共同で使うGPUスーパーコンピューター「Tokyo-1」を運営し、自社開発の結合自由エネルギー計算や分子生成ツールで製薬会社と共同研究する。Tokyo-1には2026年時点でアステラス製薬、第一三共、小野薬品工業、エーザイが参画する。売上高と従業員数は公表していない。非上場で、本社は東京都港区虎ノ門。
Isuzu Motors
トラック・バスとピックアップトラックの大手メーカーで、2027年度に日本と北米で自動運転レベル4のトラック・バス事業を始める計画を掲げる。運転AIはティアフォー、米Applied Intuition、米Gatikと組み、計算基盤にエヌビディアのDRIVE AGX Thorを使う。2026年3月期の連結売上収益は3兆4,791億円、営業利益は2,037億円、従業員は連結4万3,005人(2026年3月末)。東証プライム上場。
OMRON
工場の自動化に使うセンサー・制御機器・ロボット、家庭用血圧計、駅の自動改札機や太陽光発電用パワーコンディショナーを作る京都の電機メーカー。AIは画像処理による外観検査、血圧計の心房細動検知、医療データ事業に使う。2026年3月期の売上高(電子部品事業を除く)は7,673億5,100万円、従業員は2万6,050人。東証プライム上場。
Kubota
トラクター・コンバインなどの農業機械、小型建設機械、エンジン、水道用鉄管と環境プラントを作る大阪の機械メーカー。AIは無人自動運転の農機の人検知と、営農支援システム「KSAS」の生成AIチャットなどに使う。2025年12月期の売上高は3兆189億円で、77.3%を海外で稼ぐ。従業員は5万2,503人。東証プライム上場。
Toyota Motor
2026年3月期に連結959万5,000台を販売した自動車メーカーで、AIを使う運転支援と自動運転、ソフトウェア開発基盤「Arene」、人型ロボットの学習モデルなどを子会社のウーブン・バイ・トヨタやトヨタ・リサーチ・インスティテュートと開発する。2026年3月期の連結営業収益は50兆6,849億円、営業利益は3兆7,662億円、従業員は連結39万927人(2026年3月末)。東証プライム・名証プレミア上場。
Komatsu
建設機械・鉱山機械の世界大手。AIでは、鉱山の無人ダンプトラック運行システム(AHS)、施工管理の「スマートコンストラクション」、建機の自動運転を手がける。AHSの稼働台数は2026年3月末で1,016台。2026年3月期の連結売上高は4兆1,328億円、営業利益は5,673億円、連結従業員数は6万7,279人。東証プライム上場。
Kawasaki Heavy Industries
神戸市に本店を置く重機械大手で、AIの領域では産業用ロボットと、ロボットにAIを組み合わせる「フィジカルAI」を担う。2026年3月期の連結売上収益は2兆3,112億円、うち精密機械・ロボット部門が2,591億円で、ロボットの売上は1,025億円 (半導体向け379億円)。連結従業員は4万1,652人 (2026年3月末)。東証プライム・名証に上場する。
Nissan Motor
経営再建中の自動車メーカーで、英Wayveの運転AIを使う次世代運転支援「プロパイロット」を2027年度に国内の市販車へ載せる計画を持つ。2026年4月に策定した長期ビジョンで、AIで機能を定める車(AIDV)を技術の中核に置いた。2026年3月期の連結売上高は12兆79億円、営業利益は580億円、純損失は5,331億円、従業員は連結12万79人(2026年3月末)。東証プライム上場。
Honda Motor
二輪車・四輪車・汎用製品を手がける輸送機器メーカーで、AIを使う運転支援・自動運転、車載OS「ASIMO OS」、AI処理半導体の共同開発を研究開発子会社の本田技術研究所で進める。2026年3月期の連結売上収益は21兆7,966億円で、EV関連損失1兆5,778億円により営業損益は4,143億円の赤字だった。従業員は連結19万5,109人(2026年3月末)。東証プライム上場。
Shimizu
スーパーゼネコン(大手総合建設会社)の一角で、建設現場の施工管理・重機・鉄筋作業にAIとロボットを持ち込む開発を自社の技術研究所で進める。2026年3月期の連結売上高は2兆578億円、営業利益は1,186億円、従業員は連結2万2,278人(2026年3月末)。AIは外販製品よりも自社の施工の省人化に使う技術が中心で、AIで省エネ設計案を探す有償の脱炭素コンサルティングも手がける。東証プライム・名証プレミア上場。
RevComm / RevComm
電話・ウェブ会議・対面の会話を録音して文字に起こし、話し方や感情を解析するクラウドサービス「MiiTel」を開発する未上場企業。2017年7月に三菱商事出身の会田武史が設立し、本社は東京都千代田区丸の内。2025年5月に累計ユーザー11万人・導入3,000社を超えた(会社発表)。社員は325人(2026年7月時点)で、2026年7月のシリーズB初回クローズで累計調達額は86億円になった。
Morpho / Morpho
2004年5月に設立した画像処理とAIのソフトウェア会社で、東証グロース市場に上場する。スマートフォンのカメラ向けの手ぶれ補正や画質補正のソフトを端末メーカーにライセンスし、車載カメラや建設・防衛向けの画像認識にも広げている。2025年10月期の連結売上高は33億6,000万円、営業利益は4,600万円、連結従業員は166人 (2025年10月末)。
Matsuo Institute / Matsuo Institute
東京大学大学院工学系研究科の松尾・岩澤研究室とビジョンを共有し、研究成果を企業向けのAI開発に移す未上場の会社。2020年2月設立で本社は東京都文京区本郷。事業は企業との共同研究・受託開発 (AI開発事業) と社会人向けAI講座 (AI教育) の2本で、特化型LLM、フィジカルAI、AI駆動開発を重点に置く。売上高と従業員数は公表していない。
Quick
筑波大学医学類の出身者が2024年10月に創業した救急医療の新興企業。主力は119番通報の音声をリアルタイムで文字起こし・要約し、緊急度の判定を支援するAI「Quick AI」で、東京消防庁などと共同で検証している。人型ロボットは筑波大学附属病院での実証に関わった周辺事業にあたる。本社は東京都中央区銀座 (2026年10月時点)。非上場。
Kudan
機械が自分の位置を推定しながら周囲の3次元地図を作るSLAM技術を中核に、ロボット向けの自律移動ソフトと、現場を3D化する設備管理ソフト「Kudan PRISM」を手がける東京都渋谷区の会社。英国・ドイツに開発拠点を持つ。2026年3月期の連結売上高は11億9,700万円、営業損失は5億8,600万円、従業員は30人。東証グロース上場。
Digital Media Professionals
東京都中野区の工場を持たない半導体設計会社で、画像処理(GPU)とAIの回路設計資産(IPコア)のライセンス、パチンコ・パチスロ向け画像処理半導体「RS1」の販売、エッジAI半導体「Di1」を手がける。2026年3月期の売上高は24億3,200万円で、8割をRS1が占める。従業員は48人(2026年3月末)。東証グロース上場。
Techno Horizon
名古屋市南区に本社を置き、学校向けの書画カメラ・電子黒板(エルモ)、東南アジアでのサイバーセキュリティ製品の販売、工作機械用のCNC装置やX線検査装置などのFA機器を手がける。2026年3月期の連結売上高は513億8,000万円、従業員は1,506人。AIはX線検査装置のオプション機能などに使う段階にとどまる。東証スタンダード上場。
Ikegami Tsushinki
放送局向けのテレビカメラ・中継システムと、監視カメラ、医療用カメラ、錠剤検査装置などの画像機器を作る映像機器メーカー。2026年3月期の連結売上高は213億2,900万円、営業利益は4億700万円、連結従業員は774人。最大の販売先は日本放送協会(NHK)で売上高の12.1%を占める。AIは放送システムと検査装置で活用を目指す段階にある。東証スタンダード上場。
Kotoba Technologies / Kotoba Technologies
日本語・中国語・韓国語を軸に、話した言葉をそのまま別の言語の音声へ訳す同時通訳や音声認識・音声合成の基盤モデル「Koto」を開発する未上場企業。2023年7月に米国法人Kotoba Technologies, Inc.(本社サンフランシスコ)を設立し、同10月に研究開発の主要拠点となる日本法人を東京都千代田区に置いた。同時通訳アプリ「Kotoba」の利用者は18万人を超え(2026年6月、会社発表)、累計調達額は2,300万ドル。
Ridge-i / Ridge-i
企業ごとに一からAIモデルを作る受託開発と、その保守・利用料を柱とするAI企業。画像・動画解析、衛星データ解析、生成AIの業務導入を手がけ、2025年9月にSBIホールディングスの関連会社となった。2026年7月期の連結売上高は29億9,381万円(前期比15.4%増)、営業利益は5億4,716万円。2016年7月設立、2023年4月に東証グロース市場へ上場した。
Cinnamon AI / Cinnamon AI
非定型の帳票や社内文書から情報を読み取る文書解析AIを手がける未上場の会社 (株式会社シナモン、ブランド名シナモンAI)。主力はAI-OCR「Flax Scanner HUB」と、図表を含む社内文書を大規模言語モデルに読ませる「Super RAG」で、生命保険・銀行・商社・製造業の国内大手に納める。人員は日本約70人・海外約90人の計約160人 (会社採用ページ)。売上高は公表していない。
Neural Group / Neural Group
カメラ映像を端末側で解析するエッジAIの画像解析技術を持ち、AIカメラを組み込んだLEDサイネージの販売や駐車場・人流解析を手がける企業。売上の大半は子会社ニューラルマーケティングのLEDサイネージ販売などで、2026年はイベント制作やゲーム開発の会社を相次ぎ買収した。2025年12月期の連結売上高は32億9,903万円、最終損益は1億1,620万円の赤字。2018年1月設立、東証グロース市場に上場している。
AI inside / AI inside
紙の帳票や手書き文字を深層学習で読み取ってデータにするAI-OCR「DX Suite」を主力とする会社。月額・従量の継続課金が売上の大半で、社内データからAIエージェントを作る基盤「Leapnet」と、社内に置くAI専用機「AI inside Cube」も手がける。2026年3月期の売上高は47億4,700万円、営業利益は3億1,000万円、従業員は130人(2026年3月末)。2015年8月設立、2019年12月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場した。
HEROZ / HEROZ
将棋アプリ「将棋ウォーズ」で培ったAI技術を企業向けに広げた会社。法人向け生成AIサービス「HEROZ ASK」と、子会社バリオセキュアのネットワークセキュリティ運用を2本柱にする。2026年4月期の連結売上高は64億2,400万円、営業利益は5億2,300万円で、連結従業員は259人(2026年4月末)。2009年4月設立、東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
rinna / rinna
日本マイクロソフトが開発したAIキャラクター「りんな」の事業を引き継ぎ、2020年6月17日に設立された東京都渋谷区のAI企業。日本語の大規模言語モデル (LLM)・音声合成・対話型AIアバターを開発し、モデルの多くをHugging Faceで公開してきた。2025年10月にコーポレートサイトから製品とニュースの頁を外し、AIりんなもSNS活動を無期限で休止した。未上場で、売上高と従業員数は公表していない。
NeuralPicks
東京都港区西新橋に本店を置く未上場の株式会社で、2023年8月21日に法人番号の指定を受けた。自社サイトはゲーム開発・運用、コンテンツの企画・制作、AIの活用支援の3つを事業に掲げ、AIではゲーム向けのAI、生成AI、推薦システムの設計・実装とAI導入のコンサルティングを挙げる。代表者、資本金、従業員数、売上高、取引先は公開していない(2026年10月確認)。
TriOrb
九州工業大学発のロボット企業で、車輪の代わりに3つの球を駆動して全方向へ動く搬送台「TriOrb BASE」を作る。カメラ画像で自己位置を推定するVisual SLAMで自律走行し、工場の狭い通路や段差のある床で部品や長尺物を運ぶ。2023年2月設立、本社は北九州市。累計調達額は45億3,000万円 (2026年8月、会社発表)。非上場。
深度求索 / DeepSeek
DeepSeek (深度求索) は、量的運用会社の幻方量化を率いる梁文鋒氏が 2023年に杭州で設立した大規模言語モデルの開発会社。2025年1月の推論モデル R1 は重みの公開と低い API 価格で世界に広がり、2026年4月24日に V4 シリーズのプレビューを公開した。2026年7月に初めて外部から資金を調達した (約500億元、調達後評価額 3,508.8億元、報道)。
腾讯控股有限公司 (Tencent Holdings) / Tencent
テンセント(Tencent Holdings)は1998年設立の深セン拠点の中国テック大手。微信・WeChat (月間利用者 14.39億人、2026年6月末)とQQを基盤に、ゲーム(世界最大級)、フィンテック、広告、クラウド、生成AI「混元(Hunyuan)」を展開する。2026年4〜6月期は AI による広告推薦とクラウドの需要で 11% 増収となり、WeChatの巨大ユーザー基盤を武器にAIエージェントを社会実装する戦略を取る。香港(00700)上場。
字节跳动 / ByteDance
字節跳動 (ByteDance) は2012年に張一鳴氏と梁汝波氏が北京で創業したインターネット企業で、TikTok・抖音の親会社。現在の最高経営責任者は梁汝波氏。大規模モデルの研究組織 Seed は呉永輝氏 (基礎研究) と朱文佳氏 (モデル応用) が率いる。対話 AI 豆包、法人向けクラウド火山引擎、画像動画生成の即夢を持ち、中国の消費者向け AI アプリで利用者数が最も多い。非上場で、グループの売上高・利益は公表していない。
阿里巴巴集团 (Alibaba Group) / Alibaba
アリババ集団(Alibaba Group)は1999年に杭州で創業した中国最大級のテック複合企業。EC・小売を出発点に、現在はクラウド(阿里雲/Alibaba Cloud)と生成AI「通義千問(Qwen)」を成長の中核に据える。CEO呉泳銘(Eddie Wu)の下、EC企業からAI・クラウドインフラ企業への大転換を進め、3,800億元の設備投資計画を掲げ、2026年4〜6月期の純利益は 104億元 (75%減) だった。本社は浙江省杭州、NYSE(BABA)・香港(9988)上場。
百度 / Baidu
バイドゥ(Baidu, Inc.)は2000年設立の中国検索最大手で、本社は北京。検索・広告を基盤に、生成AI「文心(ERNIE)」、インテリジェントクラウド、自動運転「Apollo Go(Apollo Go)」、自社AIチップ「崑崙芯(Kunlunxin)」まで垂直統合する。2026年1〜3月期に AI 事業が百度一般事業の売上の 52% を占めた (4〜6月期は 50%)。NASDAQ(BIDU)・香港(9888)上場。
超聚变数字技术有限公司 (xFusion Digital Technologies) / xFusion
超聚変数字技術 (xFusion) は、華為の x86 サーバー事業 (FusionServer) を2021年9月に分離して設立した鄭州のサーバー会社。支配株主は超聚能 (31.3777%) で、中国移動系の中移資本も 13.7611% を持つ (報道)。汎用・AI サーバーの FusionServer V7 系列と液冷ラック FusionPoD を売り、2025年の売上高は 582.5億元、うち AI サーバー 296.3億元 (報道)。上位 5 社の顧客で売上の 54.81% を占める。2026年5月22日に深圳証券取引所の創業板へ上場申請が受理された。
小米集团 / Xiaomi
2010年4月6日設立、2018年7月9日に香港証券取引所へ上場 (01810)。2025年は売上高 4,572.9億元 (+25.0%)・純利益 416.4億元で、スマート EV・AI などの新事業の売上が初めて 1,000億元を超えたが、2026年上期は売上高 2,081億元 (-8.4%)・調整後純利益 122.9億元 (-42.8%) と減収減益に転じた。ロボットは自社 EV 工場の内部工程での試運用が中心で、市販価格は無い。IFA 2026 (ベルリン) で CyberOne を実演。
国务院关于深入实施"人工智能+"行动的意见 (国发〔2025〕11号) / AI Plus
「人工知能+ (AI+)」行動は、中国国務院が2025年8月26日に公表した意見 (国発〔2025〕11号、8月21日付) に基づく政策で、企業ではない。語は2024年3月5日の政府活動報告で初めて使われ、2025年12月以降に製造・教育・エネルギーの分野別の実施文書が出た。重点は科学技術・産業発展・消費・民生・行政・国際協力の 6 分野で、スマート端末・エージェントなどの普及率を2027年に 70% 超、2030年に 90% 超とする。国家発展改革委員会が統括調整を担い、実施は各地域・各部門が行う。
沐曦集成电路(上海)股份有限公司 / MetaX
2020年9月に AMD 上海法人で高級ディレクターを務めた陳維良氏が上海で設立した GPU 設計企業。2025年12月17日に上海証券取引所の科創板へ上場し (688802)、発行価 104.66元に対し初日終値 829.90元 (+693%)、時価総額 3,320億元と、国産 GPU の上場銘柄で最大級の評価を受けた。調達額は 41.97億元。売上高は 2022年の 42.6万元から 2024年に 7.43億元、2025年に 16.44億元 (+121.26%) へ伸びた。2026年上期の黒字は金融資産の評価益 8.87億元によるもので、非経常損益を除くと 4,900万元の赤字 (中間報告)。
上海人工智能实验室 (Shanghai AI Lab) / Shanghai AI Laboratory
上海人工知能実験室(Shanghai AI Laboratory)は2020年7月の世界人工知能大会(WAIC)で発足した中国の国家級・非営利のAI研究機関。「書生(Intern)」シリーズの大規模モデル群をオープンソースで開発・公開し、基礎理論とAI for Science(AI4S)を志向する。中国のオープンソースAIエコシステムの中核を担う。
北京面壁智能科技有限责任公司 (ModelBest) / ModelBest (Mianbi Intelligence)
面壁智能(ModelBest)は清華大学NLP研究室・OpenBMB由来のエッジAI(端末側小型高性能LLM)スタートアップ。CEOは李大海、首席科学者は劉知遠。「密度法則(面壁定律)」を掲げ少パラメータで高性能を追求し、MiniCPMシリーズをスマホ・車載・IoT等のオンデバイス推論(クラウド非依存・低遅延・プライバシー)向けに展開する。2026年上期に 50億元超を調達して評価額 200億元超となり (報道)、8月11日に上場輔導を届け出た (中信証券)。
北京生数科技有限公司 (Shengshu Technology) / Shengshu Technology (Vidu)
生数科技(Shengshu Technology)は2023年3月に朱軍(清華大学AI研究院副院長・拡散モデル研究)、唐家渝(現 総裁)ら清華大学系が創業した動画生成AI企業。チームが2022年に提唱したU-ViT構造(Diffusion×Transformer融合)を基盤に、2024年4月に中国初のSora対抗テキスト→動画モデル「Vidu」を公開した。2026年4月にアリババクラウド主導でシリーズB約20億元を調達。
上海燧原科技股份有限公司 / Enflame
燧原科技(Enflame Technology)は2018年3月に趙立東(元AMDでCPU/GPU/APU開発)と張亜林が上海・張江で創業したクラウドAI演算チップ専業のファブレス。自主開発のハード・ソフト協調基盤「馭算(TopsRider)」を持ち、AI学習・推論チップ「邃思(Suisi/DTU)」シリーズを展開。Tencent(テンセント)が6輪連続出資し一致行動含め約20.3%を保有する単一最大外部株主。2026年9月11日に上海証券取引所の科創板へ上場した (688801)。
昆仑芯(北京)科技有限公司 / Kunlunxin
百度傘下の AI 半導体企業。2026年1月1日に香港証券取引所へ上場申請 (A1) を秘密裏に提出 (百度の 1月2日公告)、2026年4月29日に上海 科創板の上場指導を届け出て A+H の同時上場を目指す。2026年9月14日時点で上場の完了は確認できない。
亿航智能控股有限公司 (EHang Holdings) / EHang
億航智能(EHang)は2014年に胡華智が広州で創業した自律飛行(パイロットレス)eVTOLのプラットフォーマー。Nasdaq上場(EH)。主力EH216-Sは世界初のeVTOL型式証明・生産証明・運航証明を中国民航局から取得し、運航証明を持つ広州・合肥の 2 拠点も2026年8月時点で試験運航の段階にある。2025年の監査済み売上高は、先に公表した未監査の数値より 9,150万元少なかった (20-F)。長距離型VT35を開発中で、中国の「低空経済」政策の追い風下にある。
蚂蚁科技集团股份有限公司 / Ant Group
杭州に本社を置く未上場の金融テクノロジー企業。アリババ集団が 33% (完全希薄化後) を持ち持分法で取り込む。アリババの 2026年3月期 20-F では螞蟻からの持分利益が 50.48億元と前期 126.48億元から減り、理由は利用者獲得と技術への投資 (1 四半期遅れで計上するため、ほぼ螞蟻の 2025年暦年に当たる)。2025年3月1日に韓歆毅氏が最高経営責任者に就任。2020年の科創板・香港同時上場は中止されたまま。
上海无问芯穹智能科技股份有限公司 (Infinigence AI) / Wuwenshinqiong
無問芯穹 (Infinigence AI) は、清華大学電子工程系の汪玉教授の研究室から2023年に生まれた AI 計算基盤の会社。最高経営責任者は夏立雪、最高技術責任者は顔深根、首席科学者は戴国浩。異なるモデルと異なるチップを組み合わせて動かすソフト層を核に、エヌビディア以外の国産チップを含む混在環境での学習・推論を最適化する。2026年3月に株式会社へ組織変更し、5月に7億元超を調達して累計調達額は22億元超となった (報道)。
智元创新(上海)科技股份有限公司 / Agibot
Agibot(アジボット、登記名 智元創新(上海)科技)は2023年に鄧泰華と彭志輝 (ポン・ジーホイ、元Huawei「天才少年」稚暉君)ら元Huaweiエンジニアが上海で創業したヒューマノイド新鋭。VLA(Vision-Language-Action)基盤モデル「GO-1」を自社開発し、産業用「遠征(Expedition)」・コンパクト型「霊犀(Lingxi)」の複数アーキを展開。2025年のヒューマノイド出荷でUnitreeと世界首位を争い、2026年に香港IPOを準備する。
宇树科技 / Unitree
杭州宇樹科技(Unitree Robotics)は2016年に王興興(Wang Xingxing)が杭州で創業した四足歩行ロボット・ヒューマノイドの世界大手。アクチュエータ・モーター・減速機・制御を自社で垂直統合し、高出力密度の関節モジュールとAI大規模モデルによる自律動作を強みとする。2026年7月3日に中国証券監督管理委員会が上海科創板IPO登録を承認、「ヒューマノイド・ロボット第1号銘柄」として上場が事実上確定した。 2026年8月19日に上海証券取引所の科創板へ上場 (コード688836)。公開価格150.80元 (約3,560円) に対し初値は約1,100元 (約2万6,000円)、発行時の時価総額約610億元 (約1兆4,400億円)、調達額60.99億元 (約1,440億円)。申込978万件・当選率0.018%と科創板史上最も当選しにくい公募になった。一方で米国防総省の1260H中国軍事企業リスト (2026年6月8日指定) に載り、米国向けには調達・契約の制限がある。
小鹏机器人(小鹏汽车のロボット事業) / XPENG Robotics
2026年8月24日に第1ラウンドで 9億ドル超を調達し投資後評価額 63億ドル超 (IDG 資本リード、高榕創投、戦略投資家に騰訊・アリババ)。中国の具身知能で単一ラウンドの私募として最大 (報道)。内訳は小鵬の完全子会社 2億ドル・外部 6億ドル・経営連合 1億ドル、7 年内に上場しなければ投資家に買戻請求権 (報道)。米国防省 1260H の 2026年6月10日版に小鵬の記載はないが、戦略投資家のアリババ・騰訊は掲載済み。
马努斯 / Manus AI
Manus(運営=Butterfly Effect/蝴蝶効応)は2022年に肖弘(Xiao Hong、1992年生)が創業した汎用自律AIエージェントのスタートアップ。既存基盤モデル(Anthropic Claude等)上に構築し、市場調査・プログラミング・データ分析等の複雑タスクを自走する。2025年に招待制ベータで話題化、同年5月にシンガポールへ移転し中国事業を停止。2025年12月にメタが買収したが、中国の国家発展改革委員会が2026年4月に撤回を命じ、2026年9月1日に独立運営を再開した。
昆仑万维科技股份有限公司 / Kunlun Tech
2008年設立、2015年に深圳証券取引所の創業板へ上場 (300418)。2026年上期の売上高 53.59億元 (+43.55%) のうち海外が 52.03億元と、収益のほぼ全部が海外。純利益 10.88億元は半導体子会社 艾捷科芯の支配喪失による投資利益 14.79億元が主因で、非経常損益控除後は 4.58億元の赤字。製品別の売上高は Opera の広告 20.33億元・AI 短編ドラマ 15.35億元・Opera の検索 8.30億元。
广东东阳光科技控股股份有限公司 (HEC-AL) / HEC-AL
広東東陽光科技控股 (HEC-AL、上海証券取引所 600673) は、電解コンデンサー用の高純度アルミ箔を起点にフッ素・塩素化学と電子部品・材料へ広げた会社。2026年上期の売上高は 93.76億元 (+31.61%) で、新しい AI 事業は 2.89億元。医薬の東陽光薬 (香港 1558) は別会社で、AI 創薬の取り組みは同社のもの。日本では積層化成箔を日本ケミコン・ルビコン・ニチコン・TDK へ量産供給し、TDK と協業の覚書を結んだ (2026年上期報告書)。
月之暗面 / Moonshot AI
2023年3月に清華大学出身の楊植麟らが北京で創業したLLMスタートアップ(北京月之暗面科技)。チャットボット「Kimi」を主力とし、長文脈処理とエージェント/コーディング能力で中国トップ級。2026年に評価額が急騰(2025年末の約40億ドルから2026年5月に約200億ドルへ約5倍)、オープンソースのKimi K2系の需要拡大で中国大模型序列の首位級に浮上した。社名はPink Floydのアルバムに由来。
上海天数智芯半导体股份有限公司 / Iluvatar CoreX
上海の汎用 GPU 設計企業。2026年1月8日に香港証券取引所へ上場し (09903)、発行価 144.60港元で 36.77億港元を調達、コーナーストーン投資家 18社 (中興通訊・第四範式・UBS ほか) が 15.83億港元を引き受けた。香港の公募は 414倍の応募。初日は始値 +31.54%・終値 +8.44%、時価総額 約399億港元。売上高は 2025年 10.34億元 (+91.6%)、2026年上期 9.46億元 (+191.6%)。2026年上期に粗利益率が 17.2% へ下がったのは、原価割れのサーバー部品販売と在庫評価損が主因 (中間決算)。
深圳市越疆科技股份有限公司 / Dobot
2024年12月23日に香港証券取引所へ上場 (02432)。2025年の売上高 4.93億元 (+31.7%、海外比率 49.3%)、純損失 0.84億元。2026年上期は売上高 3.16億元 (+106.6%) で、為替差損と株式報酬で損失は 1.08億元に拡大。2026年7月15日に深圳 創業板の A 株上場申請書 (上会稿) を公開。日本には 100%子会社の DOBOT JAPAN 株式会社 (2023年2月17日設立、東京都港区浜松町、資本金 2,000万円) と名古屋テクニカルセンターを置き、正規代理店 4 社を持ち、iREX 2025 にヒューマノイド Atom を出展した。
北京地平线机器人技术研发有限公司 (Horizon Robotics) / Horizon Robotics
Horizon Robotics(ホライゾン・ロボティクス)は中国の車載AI半導体大手。2015年に元Baidu幹部の余凱(Yu Kai)らが北京で創業。自動運転・ADAS向け車載SoC「Journey(征程)」を自社設計し、中国の自主ブランド車向け ADAS ソリューションのシェアは 2025年通期 47.7%、2026年上期 50.02% (会社開示)。2024年10月に香港取引所(9660.HK)へ上場。NVIDIA/Qualcommの国産代替候補として垂直統合を進める。
阶跃星辰 (StepFun) / StepFun
2023年4月に元Microsoft幹部の姜大昕らが上海で創業したマルチモーダルLLMスタートアップ(上海階躍星辰)。「ネイティブ・マルチモーダルAI+AI端末」を技術路線に掲げ、OPPO・Honor・ZTE等の中国スマホ大手(主要メーカーの約60%をカバー)と提携し、搭載端末4,200万台超・DAU約2,000万。2026年に大型調達を経て香港IPOを申請し、「AI六小虎」の中でインフラ/端末寄りのポジションを取る。
上海傅利叶智能科技有限公司 / Fourier Intelligence
2025年1月の E ラウンド 7.89億元 (国鑫投資・浦東創投・張江科投・Prosperity7) と 8月の E+ 2.96億元 (潤陽科技) で評価額 78.9億元 (報道)。ソフトバンク・ビジョン・ファンド 2 が既存株主。2025年7月に株式会社化し科創板上場を念頭に準備と報じられるが、輔導届出・申請は確認できない。2026年8月時点で科創板の受理は無い。
北京可灵科技有限公司 / Kling AI
快手科技が動画生成事業を分社した法人 (2026年7月2日の香港証券取引所への公告)。最大 約30億ドルを投資後評価額 約180億ドルで調達し、共同リードは CPE 源峰・国方創新・UAE の BlueFive・騰訊・中関村科学城基金・中信証券、戦略投資にアリババクラウド・百度・華策影視・芒果産業資本。増資後も快手が 68.33% を持ち連結する。
深圳市普渡科技有限公司 / Pudu Robotics
2016年1月に深圳で設立。2026年4月に約1.5億ドル (10億元、龍崗金控リード、北汽資本・藍思科技・Highlight Capital) を調達し評価額 15億ドル超 (報道)。最高経営責任者は 2026年6月3日の日経 Asia で香港上場の準備を語ったが、取引所への申請は確認できない。日本ではすかいらーくグループが 2022年12月までに約 2,100店へ 3,000台を導入し、日本の累計は 7,500台超 (2023年8月時点)。米 FCC は 2026年7月28日に外国製の高度ロボット機器を Covered List に加え、普渡は 8月28日に声明を出した。
北京加速进化科技有限公司 / Booster Robotics
2026年4月17日に近10億元 (約1.5億ドル) を調達。累計出荷は 2025年10月時点で 700台超 (200社超・20か国超・大学 70超)、2026年4月に K1 が 1,000台超。日本では正規代理店の東翰船ロボティクス (八王子市) と、スイッチサイエンスが K1 Pro を 2026年4月16日から 2,748,900円 (税込) で販売する。iREX 2025 に出展、RoboCup 2026 には日本の RFC-Tsudanuma が Booster 機で参戦した。
速腾聚创科技有限公司 / RoboSense
2014年8月設立、2024年1月5日に香港証券取引所へ上場 (02498)。2025年の売上高 19.41億元・純損失 1.45億元で、10〜12月期に初の四半期黒字。2026年上期は売上高 10.20億元 (+30.2%)・純損失 1.60億元。2026年6月8日に米国防省の 1260H「中国軍事企業」リストへ新規指定 (軍民融合への寄与、連邦公報 2026年6月10日) され、6月30日以降は米国防省の調達から外れる。2026年9月10日、完成機ロボット事業と関連知財を会長が 35% を支配する深圳市曦元機器人へ 5,987.8万元で譲渡すると公告し、部品供給に専念する形になった。
奥比中光科技集团股份有限公司 / Orbbec
2013年1月18日に深圳で設立、2022年7月7日に上海 科創板へ上場 (688322)。2025年の売上高 9.41億元 (+66.66%)・純利益 1.28億元で黒字に転じ、2026年上期は売上高 4.38億元 (+0.49%)・純利益 0.42億元 (-30.82%)。2026年6月に 9.8億元の増資 (ロボット向け AI ビジョン研究開発と製造拠点)、7月23日に H 株上場 (A+H) の検討を公告。日本では日立グループの無人店舗「CO-URIBA」が iToF カメラ Femto Mega を、日本の大手自動車メーカー 1 社 (社名非開示) が院内物流ロボットに Gemini 2 を採用したと、2025年の年次報告に自ら記載。
AGILINK / AGILINK
AGILINK(上海臨界点創新智能科技)はエンボディドAIロボット向けのロボットハンド(末端執行器)を専業とする企業。ヒューマノイド大手・AgiBot傘下で、法定代表人はAgibotの鄧泰華(董事長兼CEO)、Agibotが持株80%。OmniHandシリーズのロボットハンド・グリッパーを供給する。本社は上海。智元社内の多指ハンド部門が 2025年から量産・販売していた事業を、2026年1月14日に別会社として切り出した。
美的集团股份有限公司 (Midea Group) / Midea Group
美的集団(Midea Group)は1968年創業、広東省仏山市順徳区に本社を置くスマートホーム家電・産業技術の世界大手。深セン上場(000333.SZ)に加え2024年9月に香港へ重複上場(0300.HK)。独ロボット大手KUKAを完全子会社化して産業ロボット・自動化を内製し、人型ロボットを自社工場で実証している。2025年の売上高は 4,564.5億元、うちロボット・自動化は 310.1億元 (6.79%)。
北京百川智能科技有限公司 (Baichuan Intelligence) / Baichuan
百川智能(Baichuan Intelligence)は2023年4月に元Sogou(搜狗)CEOの王小川(Wang Xiaochuan)が北京で創業した中国LLMスタートアップ。当初は汎用LLM「Baichuan」をオープンソース公開し注目を集めたが、2025年3月に金融向け法人部門を廃止し、4月に汎用モデルから医療 AI への集中を表明。現在は医療特化モデル「Baichuan-M」シリーズとAI家庭医「百小医」など医療向け製品に集中する未上場ユニコーンで、2027年IPOを目標とする。
北京极智嘉科技股份有限公司 / Geek+
2015年設立。2025年7月9日に香港取引所へ上場 (02590、同株異権の「極智嘉-W」)、公開価格 16.80港元で 27.1億港元を調達、主幹事は中金・モルガン・スタンレー。2025年は売上高 31.71億元 (+31.6%) で調整後純利益と営業キャッシュフローが黒字に転じた。日本では 2017年設立の合弁 株式会社ギークプラス (東京都渋谷区、代表 加藤大和) が 7 年で約 4,000台を販売し、トヨタ自動車・ヤマト運輸・アスクル・ビックカメラ・佐川グローバルロジスティクス・ソニー・デンソーなどが顧客。
深圳逐际动力科技有限公司 / LimX Dynamics
2026年2月2日に B ラウンド 2億ドル、7月14日に Pre-IPO ラウンド 約2億ドルを投資後評価額 150億元で調達 (IDG 資本・藍思科技・欧州の G.G.G. Group・独 Redstone VC ほか)、半年で 4億ドルを集めた。2026年3月に株式会社化し、8月18日にブルームバーグが香港取引所への秘密申請 (上限 3億ドル、中信証券) を報道。2025年の出荷は 241台・売上 約6,700万元 (報道) で、評価額は売上の 200倍超。
爱芯元智半导体股份有限公司 / Axera
2019年設立のエッジ AI 半導体企業。2026年2月10日に香港証券取引所へ上場 (00600)、発行価 28.20港元で 総額 29.59億港元 (純額 27.99億港元) を調達、初日終値は 28.48港元 (+0.99%)。累計出荷は 2.12億個超 (2025年末)。上場後の創業者の持分は 22.76%。
途见科技(北京)有限公司 / Tujian Technology
伸縮性のある多モーダルの電子皮膚を、材料・素子・回路・アルゴリズムまで自社で統合して作る。多指ハンド・ロボットの全身・触覚手袋・車載に展開する (公式サイト・36Kr)。
北京像素绽放科技有限公司 (PixelBloom) / PixelBloom
PixelBloom(愛設計/iSheji)は2018年設立のAIオフィス/資料生成SaaS企業。旗艦のAiPPT.com(AI自動PPT生成)は登録ユーザー3,000万人超・20カ国以上で利用される。新旗艦Fangan.com(小方)で『マーケティング企画エージェント』へ展開し、生成ツールから成果デリバリー・エージェント(数字員工)への転換を進める。CEOは趙冲、本社は北京。
深圳市优必选科技股份有限公司 (UBTech Robotics) / UBTech Robotics
UBTech Robotics(優必選科技)は2012年に周剣(Zhou Jian)が深センで創業したヒューマノイド/サービスロボット大手。教育・物流・介護・接客ロボットを経て、現在は産業用ヒューマノイド「Walker」シリーズと2026年発表の家庭向け「UWORLD U1」を主力に量産商用化を主導。2023年12月に香港取引所(9880.HK)へ上場。取得済み特許は全社で 3,112件 (うち海外 530件、2026年6月末)。
零一万物 / 01.AI
2023年3月にGoogle中国元社長・Microsoft元幹部の李開復(Kai-Fu Lee)が北京で創業(零一万物)。オープンソースのYiシリーズで急速にユニコーン化したが、2025年に基盤モデルの事前学習を停止し路線転換。現在は自社基盤モデル開発から撤退し、政府・大企業向けの「ソブリンAI(主権AI)」とエンタープライズAI変革ソリューションの販売に軸足を移した。2026年7月の発表では、米国・中国・欧州・日本以外の一帯一路の国々を重点地域とした。
北京星动纪元科技股份有限公司 / RobotEra
2026年に入り、3月5日に 10億元 (サムスン電子・Singtel・韓国 友利金融ほか、評価額 100億元超)、4月27日に 2億ドル超 (順豊集団リード、紅杉中国・IDG・高瓴)、7月に 10億元 (国務院国資委系 誠通基金リード) と調達を重ね、累計 約50億元 (報道)。6月2日に株式会社化、8月17日にブルームバーグが香港上場の検討 (8〜10億ドル) を報道。2026年4〜6月期から千台級の量産納入を始め、中国郵政・順豊の物流拠点に導入 (会社発表)。ただし納入台数は会社側「千台級」と報道「200台超」で食い違う。
乐聚智能(深圳)股份有限公司 / Leju Robotics
2026年5月19日に深圳証券取引所の創業板が上場申請を受理 (第4套上場基準の第1号、保薦 東方証券、募集 26億元)。売上高は 2023年 5,398.83万元 → 2024年 5,550.03万元 → 2025年 2億5,818.79万元と 4.7倍、純損失は 6,978万元。ヒューマノイドの出荷台数は世界 4 位 (Counterpoint) / 3 位 (IDC) と報じられる。2025年の Pre-IPO 近15億元 (深投控資本・深圳龍華資本・東方精工・拓普集団ほか) で評価額 43.27億元。
黑芝麻智能科技有限公司 / Black Sesame Technologies
2016年7月15日に武漢で設立された車載 AI 半導体企業。2024年8月8日に香港証券取引所へ上場 (02533)。2026年上期の売上高は 4.58億元 (+81.3%) だが純損失 7.70億元と赤字が続く。
Figure AI
2022年創業の人型ロボット (ヒューマノイド) の開発会社で、本社は米カリフォルニア州サンノゼ。株式は未上場で、創業者のブレット・アドコック氏が最高経営責任者 (CEO) を務める。人型ロボット Figure 03 と全身の動作を決める自社開発のAIモデル Helix を手がけ、量産工場 BotQ を持つ。BMW の米工場や米小売りカタリスト・ブランズの物流拠点への導入を進めている。売上高は開示していない。
NEURA Robotics
ドイツ南西部メッツィンゲンの協働ロボットと人型ロボットの新興企業。2026年6月に最大14億ドルを調達し、出資者にボッシュ・シェフラー・エヌビディア・アマゾンが並ぶ。
上海擎朗智能科技有限公司 / Keenon Robotics
2021年9月の D ラウンド 約14億元 (2億ドル、ソフトバンク・ビジョン・ファンド 2・Prosperity7・華興) でユニコーンに。2026年1月15日に IFR が香港上場の検討 (約2億ドル) を報道したが、取引所への申請は確認できない。日本法人 KEENON Robotics 株式会社 (2022年2月、東京都中央区) を持ち、ソフトバンクロボティクスが Keenbot (T5) を 2021年10月18日、T8 を 2023年2月21日から国内販売。
深圳市海柔创新智能科技集团股份有限公司 / Hai Robotics
香港理工大学出身の陳宇奇氏・房冰氏と、ETH チューリッヒでロボティクスを学んだ徐聖東氏の 3 人が創業。2026年2月13日に香港取引所へ上場申請 (ゴールドマン・サックス・中信証券)、失効後の 2026年9月13日に再申請。売上高は 2023年 8.07億元 → 2024年 13.60億元 → 2025年 20.17億元。日本法人 株式会社 HAI ROBOTICS JAPAN (2021年8月25日設立、東京都大田区、資本金 7,735万円、従業員 60名) はコクヨの東北 IDC (2026年5月) と SBS グループに納入。
Agile Robots
ドイツ航空宇宙センター発のミュンヘンのロボット会社。ソフトバンク・ビジョン・ファンド2が2021年に出資を主導した。フランカ・ロボティクスなどを買収し、人型ロボットも作る。
梅卡曼德(雄安)机器人科技股份有限公司 / Mech-Mind Robotics
2016年9月12日設立。2026年9月1日に香港取引所へ上場 (09615)、公開価格 101.70港元 (提示レンジ上限)、コーナーストーンは Baillie Gifford 主導・泰康人寿・Jane Street・BYD 系など 9社で 1.86億ドル。上場前は 11 ラウンドで累計 約20億元 (Intel Capital・美団・IDG・紅杉中国)。日本法人 Mech-Mind 株式会社 (東京都港区) は東京・名古屋・大阪 (2026年5月新設)・熊本に拠点を持つ。
深圳众擎机器人科技股份有限公司 / EngineAI
2026年4月9日に B ラウンド 2億ドル (河南投資集団系 匯融基金・立訊精密の共同リード) を評価額 100億元超で調達、5月に B+ を完了 (金額非公表)。2026年1月23日に株式会社化、6月12日に香港取引所へ秘密申請と報道 (中金・中信証券)。T800 は立訊精密の蘇州工場に導入された。2026年2月に全身ヒューマノイドの格闘リーグ URKL を発起。
LangGenius(Dify) / LangGenius
2023年設立。2026年3月に Pre-A ラウンドで 3,000万ドルを評価額 1.8億ドルで調達 (主導: HSG 紅杉中国、参加: GL Ventures・Alt-Alpha Capital・5Y Capital・Mizuho Leaguer Investment・NYX Ventures)。日本法人 株式会社LangGenius (2025年2月設立) を持ち、公式サイトの日本語版に みずほ・パナソニック・NTT東日本・リコー・京進・価格.com・GovTech東京 を顧客として掲げる。2024年12月にリコーと販売・構築パートナー契約を結んだ。
Siemens
ミュンヘンに本社を置くドイツの電機大手。ロボットの本体は作らず、工場の制御装置と設計・製造のソフトウエアで工場の自動化を支える。
星尘智能(深圳)人工智能科技股份有限公司 / Astribot
2022年12月に深圳で設立。2026年6月3日に B シリーズ (3 か月で 3 回、合計 10億元超) を完了し投資後評価額 100億元超。投資家に中科創達 (300496)・科徳教育 (300192)・梁溪科創産業母基金・国科投資・螞蟻集団。中科創達の販路で海外へ出る方針。2026年7月6日に株式会社化 (股改)、香港・科創板の上場準備を報じる記事が 1 本ある (報道)。
北京硅基流动科技股份有限公司 / SiliconFlow
2023年8月設立の推論基盤企業。2026年6月に B+ ラウンドで 7.4億元を調達し、事後評価額は 77.4億元 (上場申請書)。2026年6月30日に香港証券取引所へ 18C 章で上場申請 (華泰国際・海通国際)。売上高は 2023年 6,000元 → 2024年 734.6万元 → 2025年 5,533万元 (+653%)、純損失 3.46億元。
星海图(北京)人工智能科技股份有限公司 / Galaxea AI
2023年9月設立。2026年2月11日に B ラウンド 10億元 (金鼎資本・北汽産投・碧虹投資、累計 約30億元)、4月に B+ 約20億元 (金融街資本・金浦投資・北京科創・中金資本・藍思科技ほか) で投資後評価額 200億元超。
ABB
スイスの電化・自動化の大手 ABB。ロボット部門をソフトバンクグループに53億7,500万ドルで売る手続きを進めており、2026年10月20日の第3四半期報告で完了を2026年第4四半期の見込みとした。
自变量机器人科技(深圳)有限公司 / X Square Robot
2026年4月21日の B ラウンド (小米リード) から 2 か月で B・B+・B++・C の 4 ラウンドを決済し (6月29日確認)、投資後評価額 200億元超。美団・阿里巴巴・字節跳動・小米がそれぞれ A・A+・A++・B ラウンドをリードし、中国の大手プラットフォーム 4 社が同じ 1 社に出資した。
上海开普勒机器人有限公司 / Kepler Robotics
株主に偉創電気 (688698)・柯力伝感 (603662)・兆豊股份 (300695)・漢威科技 (300007)・喬鋒智能 (301603)・涛涛車業 (301345)・福然徳 (605050) など A 株上場企業 (杭州柯林の公告では 9 社)。2026年8月に杭州柯林 (688611) の 51% 子会社になった。海外は涛涛車業の北米販売網を使う。2025年12月に量産納品を開始、2026年3月 AWE に出展。
千寻智能(杭州)科技有限公司 / Spirit AI
2026年2月に約20億元 (評価額 100億元突破、会社発表)、4月に A 10億元 (順為資本・雲鋒基金 共同リード)、6月3日に A+ 15億元 (会社は投資家を「ドルファンド・大型の産業投資家・国資ファンド・既存株主」とし社名を出していない) と、3 か月で約 50億元を調達。
深圳市大象机器人科技有限公司 / Elephant Robotics
上場していない小規模のロボット企業で、日本では中国製の卓上協働ロボットとして最も手に入りやすい 1 社。スイッチサイエンスが myCobot 280 M5 を 118,580円、myCobot 320 Pi を 482,680円で販売し (2026年9月14日)、テガラ株式会社 (浜松市) が 2025年8月8日に日本市場への本格展開を発表、エルザ ジャパン・日本バイナリー・ユニポスも取り扱う。2024年5月の報道で最高経営責任者は同年末までにヒューマノイド系列 200台超の販売を目標に挙げた。
京东科技控股股份有限公司 / JD Technology
京東集団の持分は 2020年6月の 36.8% から 2021年3月の 41.7% (京東雲・AI の統合時)、2025年末の 54.9% (株式の買い戻し後) に上がったが、種類株のため議決権は約 23.3% で、劉強東氏が支配を続ける (京東集団 20-F 2026年4月16日)。2020年12月から最高経営責任者だった李婭雲氏は 2025年2月19日に董事・経理・法定代表人を退き、曹鵬氏が法定代表人に就いた (報道)。2021年4月に科創板の上場申請を取り下げた。報道に出る「京東科技信息技術有限公司」は京東雲の子会社で、京東科技控股とは別法人。
深圳市脸萌科技有限公司 / Faceu Technology
2014年1月21日登記 (百科事典が引く登記情報、2013年創業説は確認できず) の深圳の会社で、郭列氏が創業したカメラアプリ Faceu で知られた。2018年に字節跳動 (当時の今日頭条) が買収 (約3億ドル、報道)。現在は中国版の動画編集 剪映 と、字節跳動の AI 画像/動画生成 即夢AI の開発元として App Store に登録されている。
Cadence Design Systems
半導体の設計自動化 (EDA) ソフト、エミュレーター、設計IP、電子機器全体の解析ソフトを売る会社。アナログ設計のVirtuoso、デジタル実装のInnovus、検証用のPalladiumを持ち、設計工程を自律化するAIエージェント群も売る。2025年12月期の売上高は52億9,676万ドル (14%増)、純利益は11億889万ドル、従業員は約1万3,800人。ナスダック上場。
Synopsys
半導体の設計自動化 (EDA) ソフトと、チップに組み込む回路部品 (設計IP) を売る会社。2025年7月にシミュレーションソフトのアンシスを約349億ドルで買収し、電子回路から機械・熱・電磁界の解析まで扱う。設計工程の最適化にAIを使うSynopsys.aiを持つ。2025年10月期の売上高は70億5,418万ドル (15%増)、従業員は約2万8,000人。ナスダック上場。
上海高仙自動化科技発展股份有限公司 / Gausium
2021年11月10日の C ラウンド 12億元 (今日資本・ソフトバンク・ビジョン・ファンド 共同リード、美団・藍馳創投) と 2022年9月の D+ 4億元 (美団・SVF) の後、2023年以降の調達は非公表。2025年5月22日に The Standard が 2026年の香港上場申請の見込み、2026年1月15日に智通財経が約2億ドル (モルガン・スタンレー起用) を報道したが、申請は確認できない。日本ではソフトバンクロボティクスが Phantas を 2024年1月12日から販売、株式会社くうかんが正規販売店、株式会社三木森が一次代理店 (2026年8月18日)。
北京松延动力科技集团股份有限公司 / NOETIX Robotics
正式な英名は NOETIX Robotics (公式サイト)。「Songyan Power」は直訳で、2026年9月14日に改称した。2025年10月 Pre-B 約3億元 (方広資本)、11月 Pre-B+ 約2億元 (中金資本)、2026年3月2日 B ラウンド 近10億元 (晨道資本リード、国科投資・京国盛基金・九合創投)。
睿尔曼智能科技(北京)股份有限公司 / RealMan Robotics
2026年3月4日に約5億元の調達を発表し (うち C ラウンド 2億元・投資後評価額 32億元は報道、大洋電機 002249・上河動量基金・九派資本)、産業資本として科沃斯・大洋電機・伯特利・雲啓が出資。2026年8月14日に北京証監局へ深圳 創業板の上場輔導を届け出た (国泰海通証券)。2024年8月に日本での子会社設立の投資審査を通し、同年12月に日本法人を設立 (ロボットダイジェスト 2024年12月23日)、電波新聞は 2025年12月8日に日本市場での本格展開を報じた。モノタロウが GEN72-B と ECO62-B を掲載する。
追觅创新科技(苏州)有限公司 / Dreame Technology
2017年設立。2026年6月12日にブルームバーグが香港上場の検討を報道 (申請は未確認)、Pre-IPO を評価額 700億元で募集中 (報道)。2025年12月に創業者の兪浩氏が深圳 A 株の嘉美包装 (002969) を 22.82億元で取得し議決権 54.9% (2026年6月に支配権移転完了)。従業員数は 2.2万人 (新浪 2026年6月) と約4万人 (財聯社 2026年1月) で報道が割れる。
魔法原子机器人科技(苏州)有限公司 / 魔法原子机器人科技(无锡)有限公司 / MagicLab
2026年3月9日に 5億元 (天空工場創投基金・拓普集団・金雨茂物ほか、無錫の地方国資が参加) を調達し、同時に無錫市梁溪区と百億元級の産業基金を共同設立。2026年の CCTV 春晩に出演。創業者の呉長征氏は 2026年2月に退任し個人で再創業、共同創業者の顧詩韜氏は「最速の上場日程で進める」と発言 (報道)。上場申請の受理は確認できず。
博睿康技术(上海)股份有限公司 / Neuracle Technology
2026年2月4日に科創板の上場輔導を登録、6月11日に上海証券取引所が申告書を開示 (保薦 中信証券)。売上高は 2023年 7,521万元 → 2024年 6,597万元 → 2025年 1億847万元、2025年の純損失 2億3,050万元。E ラウンド (2025年10月) の投資前評価額 37億元、投資家に紅杉・百度風投・華控・達晨。清華大学の洪波氏は董事だったが 2025年12月に退任。
平安科技(深圳)有限公司 / Ping An Technology
中国平安が直接 37.66%・間接 62.34% で 100% を持つ IT 子会社 (登録資本 53億1,031万元)。中国平安の 2025年 年次報告では平安金融科技の子会社として記載される。単独の売上・利益・従業員数は開示されていない。
上海曦智科技股份有限公司 / Lightelligence
2026年4月28日に香港取引所へ上場 (01879)、公開価格 183.2港元で 25.27億港元を調達、コーナーストーン 20 社 (アリババ・GIC・BlackRock・Fidelity・中国移動)。初日終値 886港元 (+383.62%) から 2026年9月11日には 312.40港元へ下げた。上場前の最後の調達は 2025年4月の C4 ラウンド 3億元 (事後評価額 78億元、目論見書)。正式社名は上海曦智科技 (Shanghai Xizhi Technology) で、Lightelligence はブランド名。
奇富科技股份有限公司 / Qfin Holdings
上海に本社を置き、NASDAQ (QFIN) と香港 (03660) に上場する与信テクノロジー企業。2016年に360集団の金融部門として始まったが、360集団との協業は2025年8月に終わり、同集団は2025年12月に関連会社でなくなった。2025年6月30日に英文社名を Qifu Technology から Qfin Holdings に変えた (中国語名は奇富科技のまま)。2025年の売上高 (純額) は 192.05億元 (+11.9%)・純利益 59.76億元。2026年4〜6月期は売上高 35.67億元・純利益 4.01億元 (1〜3月期 8.80億元) と急減し、経営陣は業界の縮小・規制の強化・6月下旬の資金繰りの急変を挙げたほか、税務の解釈変更による一時的な税費用約5億元を計上した。7〜9月期の純利益は3.6億〜4.6億元を見込む。
北京银河通用机器人有限公司 / Galbot
Galbot(ギャルボット)は2023年5月に王鶴(He Wang、北京大学准教授)が北京で創業したembodied AI/ヒューマノイド企業。「脳優先(brain-first)」戦略で空間知能を持つ大規模モデルにより3Dシーン理解・自然言語対話・長期タスクの自律意思決定を実現する。3年で累計約70億元を調達し評価額200億元超でセクター首位級、香港IPOを視野に入れる。
Coherent Corp.
光トランシーバー、レーザー、化合物半導体の材料を、材料から製品まで自社で作る光技術の会社。AIデータセンターの通信用の光トランシーバーが成長の中心で、2026年6月期の売上高は71億1,800万ドル (前期比23%増)、うちデータセンター・通信部門が52億7,500万ドル (40%増)。2026年3月にエヌビディアから20億ドルの出資を受けた。従業員は約5万1,000人 (2026年6月末)。ニューヨーク証券取引所に上場。
Marvell Technology
データセンターと通信機器向けの半導体を設計するファブレスの大手。クラウド大手向けのAI用カスタム半導体(ASIC)と、光トランシーバー用DSPなどの高速接続製品が柱。2026年1月期の売上高は81億9,460万ドルで、うちデータセンター向けが61億30万ドル(74%)。2026年5〜7月期は27億3,900万ドルで37%増えた。従業員7,480人(2026年1月末)。ナスダック上場。
Micron Technology
アイダホ州ボイシに本社を置く記憶用半導体メーカーで、DRAM・NAND型フラッシュメモリーと、AI向けの広帯域メモリー (HBM) を自社工場で作る。2026年9月期 (2026年9月3日締め) の売上高は1,331億8,800万ドルで前期比256%増、純利益は849億6,900万ドル。売上の約6割をデータセンター向けが占める (年次報告書)。従業員は約6万1,000人 (2026年9月3日時点)。ナスダックに上場する。
Lumentum Holdings
データセンターや通信網で使う光部品・光モジュールと産業用レーザーの会社。AIの計算設備をつなぐ光トランシーバー向けのレーザーチップが主力で、2026年6月期の売上高は30億1,400万ドルと前期から83.2%増えた。2015年にJDSユニフェーズから分離して上場し、神奈川県相模原市にもウエハー工場を持つ。2026年3月にエヌビディアから20億ドルの出資を受けた。従業員は約1万3,757人 (2026年6月末)。ナスダック上場。
Schaeffler
ドイツの軸受けと自動車部品の大手。人型ロボットの関節の駆動装置を自社で作り、ニューラ・ロボティクスや英国の新興企業ヒューマノイドに出資して部品を供給し、人型ロボットを自社工場にも入れる。
SpaceX
ロケット打ち上げ、衛星通信スターリンク、AIの3事業を持つ企業。2002年創業で本社はテキサス州スターベース。2026年2月にxAI(Grokの開発会社、Xを含む)を傘下に入れ、AIを3つ目の事業区分にした。同年6月12日にナスダックで取引を始めた(SPCX)。2025年12月期の売上高は186億7,400万ドル。2026年4〜6月期はAI部門の売上高が25億6,100万ドルと前年同期比247%増え、アンソロピックへの計算能力の貸し出しが伸びた。従業員は2万2,000人超(2026年3月末)。
OpenAI / OpenAI
対話AI「ChatGPT」と大規模言語モデル(LLM)のGPTシリーズを開発する未上場の会社。2025年10月に営利部門を公益法人「OpenAI Group PBC」に改め、非営利のOpenAI財団が支配する形にした。年換算の売上高は2025年に200億ドルを超え(会社発表)、ChatGPTの週間利用者は2026年9月に12億人に達した(会社発表)。2026年9月3日に最上位モデル「GPT-6 Astra」を公開した。
北京演语科技有限公司 / LiblibAI
2023年設立。2025年10月の B ラウンド 1.3億ドルに続き、2026年6月18日の B+ ラウンドで約 3億ドル (リード: Granite Asia・騰訊・順為、参加: HT・時代資本、既存: 紅杉中国・螞蟻・高榕・源碼) を調達し、投資後評価額 20億ドル超。年間経常収益 (ARR) は 2026年5月時点で 3億ドル超 (報道)。
帕西尼感知科技(深圳)有限公司 / PaXini Tech
2025年4月に比亜迪 (BYD) が 1億元超を戦略投資 (BYD の具身 AI で最大の単一投資)、2026年3月に B ラウンド 10億元超 (黄浦江資本・凱泰資本・信安資本) で投資後評価額 100億元超。2026年6月にブルームバーグが香港上場の検討を報道 (正式申請は未確認)。創業者は工業情報化部のヒューマノイド標準化技術委員会の委員。
上海灵初智能科技有限公司 / PsiBot
2026年3月にエンジェル+Pre-A 累計 20億元 (国開金融・国投先導・徐匯資本など「国家隊」、高瓴創投・藍馳創投)、8月27日に 1億ドル超 (拓普集団 601689・奇瑞系 瑞丞基金・藍思科技 300433・三七互娯・復星創富) を調達し評価額 100億元級 (報道)。拓普集団とアクチュエータ・巧緻ハンドの量産で協業。シード投資家に智元機器人。
重庆千里科技股份有限公司 / Qianli Technology
株主は満江紅基金 29.85% (吉利系)・重慶江河匯 17.91% (印奇氏系、2026年6月末)・力帆控股 10.68%・メルセデス・ベンツ (上海) 数字技術 3.00% (2025年12月出資)。2025年の売上高 99.99億元のうち乗用車 64.40億元・二輪 24.81億元・知能運転 3.50億元 (粗利益率 30.81%)。研究開発費 8.22億元 (+102%)。関係先の曠視科技はエンティティリスト (2019年10月9日) と DoD 1260H に載るが、千里科技自体の指定は確認できない。
瀚博半导体(上海)股份有限公司 / Vastai Technologies
2018年12月設立の上海の GPU 設計企業。2025年7月18日に上海 科創板の IPO 輔導を始め、2025年12月30日に指導完了報告を上海証監局へ提出した (中信証券)。2026年9月15日時点で上海証券取引所への上場申請は出ていない。
稀宇科技 / 上海稀宇科技 / MiniMax
2021年12月に閻俊傑らが上海で創業したマルチモーダルAI企業(稀宇科技)。言語・音声・動画・音楽を横断する基盤モデルと、AIキャラアプリ「Talkie/星野」、動画生成「海螺(Hailuo)AI」等の消費者向けサービスを展開。2026年1月9日に香港証取(0100)へ上場しAI大模型として史上最大級のIPOとなったが、上場後は株価が急落し値下げ競争・資金繰りが焦点化した。
Amphenol
電気・電子・光ファイバーのコネクターと相互接続システム、アンテナ、センサー、高速ケーブルを設計・製造する部品大手。AIとの接点は、AIサーバーやデータセンター向けの高速・電源・光の接続部品にあり、2025年12月期は売上高の約36%がIT・データ通信市場向けだった。同期の売上高は230億9,470万ドルで前期比52%増 (買収と為替を除くと38%増)、2025年末の従業員は約17万人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Groq
推論専用の半導体LPUを自社設計し、それを並べた推論クラウドGroqCloudを運営する未上場企業で、2016年に創業した。2025年12月24日にエヌビディアへ推論技術を非独占で使用許諾し、創業者のジョナサン・ロス氏らがエヌビディアへ移った。その後は推論クラウドに絞り、2026年8月時点で北米・欧州・中東・アジア太平洋に13のデータセンターを持ち、開発者600万人超が使う (会社発表)。2026年8月の資金調達で企業価値は35億ドルと評価された。
1X Technologies
米カリフォルニア州パロアルトに本社を置く非上場の人型ロボット会社で、2014年にノルウェーでハロディ・ロボティクスとして創業した。家庭向けの人型ロボット NEO を2025年10月28日に2万ドル (月499ドルの定額も予定) で予約受付を始め、5日で1年分の生産能力にあたる1万台が埋まったとする (会社発表)。創業者のベルント・ボーニック氏が最高経営責任者 (CEO) を務める。売上高は開示していない。
Anthropic / Anthropic
AIモデル「Claude」シリーズと開発支援エージェント「Claude Code」を手がける公益法人(PBC)で、オープンAI出身のダリオ・アモデイ氏らが2021年に設立した。2026年10月26日、新規株式公開(IPO)に向けた登録届出書(S-1)を米証券取引委員会に公開で提出し、ナスダックへの上場を申請した。届出書によると、2026年1〜6月期の売上高は162億8600万ドルと前年同期の約14倍になり、営業損失は6億9300万ドルに縮小した。
它石智航(上海)科技有限公司 / TARS
2025年のエンジェル 2.42億ドル (中国の具身 AI でエンジェル最大、藍馳創投・啓明創投) に続き、2026年4月16日に Pre-A 4.55億ドル (高瓴創投・紅杉中国 共同リード、美団龍珠・中金資本ほか) を調達。中国の具身 AI で史上最大の単一ラウンドかつ最大の Pre-A。
Wandercraft
パリの医療用の外骨格と人型ロボットの会社。ルノーが少数株主で、ルノーのドゥエー工場に人型ロボットを入れる。
IREN Limited
オーストラリアで2018年に創業し、ビットコイン採掘からAI向けのGPUクラウドに転じた会社。テキサス州チルドレスなどに自社のデータセンターを持ち、マイクロソフトと5年約97億ドル、エヌビディアと5年約34億ドルの契約を結んだ。2026年6月期の売上高は7億700万ドル (うちAIクラウド1億2,880万ドル)、純損失は7億260万ドル。従業員は685人 (2026年6月末)。ナスダック上場 (IREN、旧社名アイリス・エナジー)。
优艾智合机器人科技有限公司 / Youibot
西安交通大学の博士 5 人が 2017年に創業。2025年9月26日の香港取引所への申請 (18C 章) が失効し、2026年3月31日に再申請 (中金 単独スポンサー)。売上高は 2023年 1.08億元 → 2024年 2.55億元 → 2025年 3.40億元。出資者に SBVA (旧ソフトバンク・ベンチャーズ・アジア)・IDG・藍馳創投。C ラウンドの金額・評価額は報道が割れるため記載しない。
深圳市深度赋智科技有限公司 / DeepWisdom
2019年設立の AI 企業で、本社は厦門。2026年1月14日に A・A+ ラウンドで合計 3,100万ドル (約 2.2億元、螞蟻集団・凱輝基金・百度風投・Concept Capital など) を調達し、中国のコーディングエージェントで最大の調達と報じられた。
北京三呆科技有限公司 / Sand.ai
画像認識の基盤技術 Swin Transformer の共著者 曹越氏が 2023年10月に北京三呆科技有限公司として設立。2024年5月に今日資本、2025年4月に経緯創投主導で数千万ドル (報道) を調達し、2026年に 3 か月で 2 ラウンド、累計 1億ドル超を調達した (Look Capital、王慧文氏のファミリーオフィス Lollapalooza、九坤創投、経緯創投、和玉資本、創新工場、襄禾資本、源碼資本、中科創星、洪泰基金、今日資本、華業天成、雲暉資本、IDG、百度風投ほか、報道)。評価額は非公表。2026年8月に MoE 型の MAGI-2 Preview を公開した。
百融智能 (旧 百融云创) / Bairong AI
2014年3月設立 (報道)、2021年3月31日に香港証券取引所へ上場 (06608)。2026年7月3日にケイマン法人の英文名を Bairong Inc. から Bairong AI Inc. に変え、8月14日から株式の略称も「百融智能-W」。2025年の売上高は 29.20億元で横ばい、帰属利益は 0.67億元 (-74.9%)。2026年上期は売上高 9.14億元に半減し帰属損失 3.20億元へ転落、事業区分を AI 意思決定事業・AICC 事業・その他事業の 3 区分に改め、減収の最大の要因はその他事業だった (中間決算)。
ANYbotics
スイス連邦工科大学チューリッヒ校発の、点検用の四脚ロボットの会社。TDK が出資し、横河電機と提携する。
Oracle
企業向けデータベースと業務ソフトの大手で、AIの学習・推論向けのクラウド基盤「Oracle Cloud Infrastructure (OCI)」を急拡大している。2026年5月期の売上高は674億ドル、営業利益は206億ドルで、OCIの売上高は181億ドル (前の期比77%増)。2026年8月末の残存履行義務は6,640億ドルに達した。オープンAIの「スターゲート」計画の出資者の一社。ニューヨーク証券取引所上場 (ORCL)。
微软 / Microsoft
WindowsとOfficeで育ったソフトウエア大手で、いまはクラウド「Azure」と業務向け生成AI「Microsoft 365 Copilot」が成長の柱になっている。2026年6月期の売上高は3,318億ドル(前期比18%増)で、クラウド事業「Microsoft Cloud」が2,144億ドルを占めた。Azureの年間売上高は初めて1,000億ドルを超えた。従業員は約22万3,000人(2026年6月末)。ナスダック上場。
Amazon
ネット通販とクラウドのAWSを持つシアトルの会社で、ナスダックに上場する。AWSはAI半導体Trainiumと推論サービスAmazon Bedrockを持ち、2026年4〜6月期のAWS売上高は422億ドルで前年同期比37%増えた。アンソロピックに計180億ドルを投じ、オープンAIにも500億ドルを出資した。2025年12月期の売上高は7,169億ドル、従業員は約157万6,000人。
苹果 / Apple
iPhone・Mac・iPadなどの端末と、App Storeや定額課金のサービスを売る会社。生成AIは基本ソフトに組み込んだ「Apple Intelligence」で展開し、端末内の小型モデルと自社サーバー「Private Cloud Compute」で処理する。2025年9月期の売上高は4,162億ドル、2026年4〜6月期は前年同期比16%増の1,094億ドルだった。2026年9月にジョン・ターナス氏が最高経営責任者に就いた。ナスダック上場。
谷歌母公司 / Alphabet
検索のグーグルを中核に持つ持ち株会社で、2015年にグーグルの組織再編で発足した。生成AIモデル「Gemini」、自社設計のAI半導体「TPU」、クラウド「Google Cloud」を一体で手がける。2025年12月期の売上高は4,028億ドル、2026年4〜6月期はGoogle Cloudの売上高が前年同期比82%増の248億ドルに伸びた。従業員は19万8,933人(2026年6月末)。ナスダック上場。
优理奇智能科技(苏州)有限公司 / UniX AI
2024年に蘇州で設立。2025年12月にエンジェル ++++/+++++ 合計 3億元 (川商基金・呉中金控ほか)、2026年初に 約3億元 (中金匯融・洪山資本・広州産投)、2026年8月に柯力伝感 (603662) の戦略投資 数千万元。2025年の世界ヒューマノイド競技大会で金 2・銀 1。
CoreWeave
エヌビディア製 GPU を大量に持ち、AI の学習と推論の計算能力を長期契約で貸すGPUクラウドの大手。2017年に暗号資産の採掘会社として創業し、2020年にクラウド事業へ転じた。2025年12月期の売上高は51億3,100万ドルで、2026年6月末の受注残は1,042億ドル。稼働中の電力は1.5ギガワット。2025年3月にナスダックへ上場した。
上海眸深智能科技有限公司 / Motion Brain
2025年12月18日 エンジェル 数千万元 (上海国和投資 主導)、2026年1月4日 徐匯資本 追加、5月14日 Pre-A 3億元 (緑技行資本・閩招基金・利欧股份・華福資本ほか)、7月27日 追加 約1億元 (瑾悦投資・創合匯資本・徐匯資本)。Pre-A+ 約5億元がクロージング中 (報道)。公式サイトは確認できず。
阿里云 / Alibaba Cloud
阿里雲(Alibaba Cloud/Aliyun)はアリババ集団(NYSE:BABA / 香港9988.HK)のクラウド事業体で、社内では「雲智能集団(Cloud Intelligence Group)」として決算開示される中国クラウド最大手。2009年設立、本社は杭州。自社基盤モデル「通義千問(Qwen)」を核にAIインフラをフルスタック展開し、Omdia の「AI Cloud Market: China - 2025」でシェア 38.1% の首位。東京リージョン (2016年開設) を持ち、2026年6月に日本で Model Studio の提供を始めた。親会社は2026年6月8日に米国防総省の 1260H リストに指定された。
陆金所控股有限公司 / Lufax Holding
上海に本社を置き、NYSE (LU) と香港 (06623) に上場。中国平安が約 66.8% を持ち 2024年7月から連結する。2025年の総収益 271.28億元・純損失 17.12億元 (帰属損失 20.98億元)、2026年4〜6月期は総収益 62.27億元・純損失 0.82億元 (前年同期 5.94億元の損失) と赤字が縮小。2022〜2025年の決算は監査のやり直し・新規監査を受けた。2026年4月に計翔氏が最高経営責任者に就任。
百度智能云 / Baidu AI Cloud
百度智能雲 (Baidu AI Cloud) は百度集団のクラウド事業群。モデル提供基盤「千帆」、GPU クラウド、自社 AI チップ昆侖芯の計算資源を売る。百度は「中国の AI クラウドサービス市場で 6 年連続シェア首位」と主張する (会社主張、2025年11月)。自動運転の Apollo・地図・検索はクラウド部門の売上区分に含まれない。親会社は2026年6月8日に米国防総省の 1260H リストに指定された。本社は北京。
Applied Optoelectronics
光ファイバー通信の部品と機器を、レーザーの結晶成長から完成品まで自社で作る垂直統合型のメーカー。データセンター向けの光トランシーバー(800G・1.6T)とケーブルテレビ(CATV)向けの機器が2本柱。2025年12月期の売上高は4億5,572万ドル、2026年4〜6月期は1億9,192万ドルで前年同期比86.4%増、うちデータセンター向けが1億766万ドルだった。従業員は4,691人(2025年12月末)。ナスダック上場。
Corning
ガラス、セラミックス、光学の素材メーカーで、光ファイバー・光ケーブル・光接続部品、ディスプレー用ガラス基板、スマートフォンのカバーガラス「Gorilla Glass」などを製造する。AIとの接点はデータセンターの内部と拠点間をつなぐ光ファイバーと接続部品で、2025年12月期の光通信部門の売上高は62億7,400万ドルと前期比35%増えた。全社の売上高は156億2,900万ドル、2025年末の従業員は約6万7,200人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
AutoStore
ノルウェーの立体格納式の自動倉庫のメーカー。オスロ上場。ソフトバンクグループが2021年に40%を取得し、日本ではオカムラが販売する。
Meta / Meta Platforms
フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップ、メッセンジャーを運営し、売上高のほぼすべてを広告で得る会社。AIは広告配信と投稿の推薦の中核で、2025年6月に新設したメタ・スーパーインテリジェンス・ラボ(MSL)が2026年4月に大規模モデル「Muse Spark」を公開した。2025年12月期の売上高は2,009億6,600万ドル、純利益は604億5,800万ドル。従業員は7万5,472人(2026年6月末)。米ナスダック上場。
云深处科技股份有限公司 (DEEP Robotics) / DeepRobotics (云深处)
杭州雲深処科技(DeepRobotics)は2017年11月に浙江大学教授の朱秋国 (董事長兼総経理)らが杭州で創業した四足歩行ロボットのグローバルリーダー。国家「専精特新・小巨人」企業で「杭州六小龍」の一角。旗艦四足「絶影(Jueying)X30」で電力巡検・応急救援を担い、車輪脚Lynx・ヒューマノイドDR01へ技術を拡張する。2026年5月に上海科創板IPO申請が受理された。
DeepMind / Google DeepMind
Alphabet傘下のAI研究部門で、2023年4月にDeepMindとGoogle Brainの統合により発足した。大規模言語モデルGeminiの開発を担い、Google検索やWorkspace、Vertex AIなど親会社の製品にモデルを供給する。タンパク質構造予測のAlphaFoldは2024年のノーベル化学賞につながっており、基礎研究と製品開発の両輪を持つ点が他のAI研究所と異なる。2026年8月5日の体制変更で、共同創業者のデミス・ハサビスは会長に退き、日常運営はSVPのコーレイ・カヴクチュオールが担う。
云知声智能科技股份有限公司 / Unisound
2012年設立の音声 AI 企業。2025年6月30日に香港証券取引所へ上場 (09678)、公開価格 205港元で純額 約2.37億港元を調達、初日終値 296.4港元 (+44.59%)。上場 1 年以内に新 H 株を 3 回発行して資金を調達し (2026年1月・2月・6月、純額計 約8.8億港元)、2026年6月のロックアップ解除で株価は -41%、時価総額 約53億港元。
Core Scientific
自社では GPU をほとんど持たず、AI 向けの電力と建屋を貸す米国のデータセンター会社。ビットコイン採掘用に建てた大電力の施設を、顧客が GPU サーバーを持ち込む高密度コロケーションに改修している。2026年4〜6月期の売上高は1億6,420万ドルで、うち1億3,670万ドルがコロケーション。2025年7月に合意したコアウィーブによる買収は同年10月の臨時株主総会で否決され、ナスダック上場の独立企業として続く。
Applied Digital
AI向けの大規模データセンターを設計・建設し、コアウィーブと米国の大手クラウド企業2社に15年契約で貸す会社。2026年5月末で5拠点・計1,410メガワットの賃貸契約を持ち、基本期間の契約収入は約362億ドル (2026年5月期の年次報告書)。2026年5月期の売上高は6億1,131万ドル、普通株主に帰属する純損失は2億4,920万ドル。常勤は約256人 (同月末)。ナスダック上場 (APLD)。
鲸跃动力(北京)科技有限公司 / JingYue Dynamics
2026年5月19日にシードラウンド 数千万元を星海図 (Galaxea) の単独リードで調達 (FA 深渡資本)。英名・公式サイト・価格は非公表。「JingYue Dynamics」は音写で、正式な英名ではない。
斯坦德机器人(无锡)股份有限公司 / Standard Robots
2016年に深圳で創業し無錫へ移転。香港取引所へ 2025年6月23日・2026年1月4日に申請して失効、2026年7月27日に 3 回目の申請 (中信証券・国泰君安国際)。2026年1〜4月の海外比率が 18.3% から約 68% へ急上昇。売掛金回収日数 272.5日・2026年4月末の現金 4,968万元と財務の余力は薄い。
苏州登临科技股份有限公司 / Denglin Technology
2017年末設立の GPGPU 設計企業。2025年8月に株式会社化、2025年6月に元峰資本・元禾控股が主導したラウンドを実施し、クアルコムも株主 (報道)。2026年3月にロイター (IFR) が香港上場で 3〜4億ドルの調達を計画と報道したが、2026年9月15日時点で香港取引所の公開申請は無い。業績は非公表。
上海黑湖科技有限公司 / Black Lake Technologies
2016年に上海で創業した製造業向けクラウド生産管理ソフトの会社。IDC の2025年のデータで中国のクラウド型生産管理ソフト市場のシェア52.7% (首位)、導入工場は約4万社。2021年2月の C ラウンド 約5億元 (淡馬錫主導、華興新経済基金・光速中国・金沙江創投・BAI・GGV・真格基金) に続き、2026年4月23日に D ラウンド 約10億元 (国香資本・上海国投先導基金・智盈投資・国家人工智能産業投資基金・華夏智擎創業投資基金) を調達し、評価額は70億元 (報道)。売上高は年60%超伸び、全社で黒字化した (会社発表)。海外は東南アジア・中南米・東欧に重点を置く。
上海织识智能科技有限公司 (サイト名義は尧乐智能科技(上海)) / Yotlive
金属糸を布に織り込む柔性の感圧センサーを作る上海の新興企業。事業主体は上海織識智能科技有限公司 (2022年6月17日設立、法定代表人 呂莉蘊) で、公式サイトは尭楽智能科技(上海)有限公司の名義。車載の着座検知で小米汽車・吉利・理想・アウディなどを顧客に挙げ、2026年8月に具身知能向けの触覚データ手袋 Tacknit Glove G1 を発表した。小米系の瀚星創業投資が株主で、2026年1月に Pre-A 約1億元 (エコバックス系の隠峰資本主導)、7月29日に Pre-A+ (鼎和高達主導) を調達した。
北京容芯致远科技有限公司 / Rongxzy
2025年5月24日にシードラウンド 数千万元 (雲岫資本 リード) を報道。用途は AGC 新製品の開発と量産納品。公式サイトは rongxzy.com。
Astera Labs
AIサーバーの中でGPU・CPU・メモリー・ネットワークをつなぐ接続用半導体のファブレス企業。PCIe・CXL・Ethernetのリタイマー、ケーブル用モジュール、CXLメモリー制御チップ、GPU同士をつなぐスイッチ(Scorpio)を売る。2025年12月期の売上高は8億5,253万ドルで115%増え、純利益2億1,910万ドルと黒字化した。2026年4〜6月期は3億9,240万ドル。2017年創業、本社はカリフォルニア州サンノゼ、ナスダック上場。
Credo Technology Group
データセンターの機器同士をつなぐ高速接続の半導体とケーブルを作るファブレス企業。主力は銅線の両端に信号処理チップを載せた能動電気ケーブル(AEC)で、ほかに光トランシーバー用の信号処理チップ(DSP)などを売る。2026年度(2026年5月2日まで)の売上高は13億3,512万ドルで3倍超に増え、純利益は4億7,228万ドル。2026年5〜7月期の売上高は4億7,900万ドル。持ち株会社はケイマン諸島法人で、ナスダック上場。
Bosch Rexroth
ドイツのボッシュ・グループで駆動と制御を担う会社。2022年にデンマークの協働ロボットのメーカー、カソウの過半を取得した。
Mobile Industrial Robots
デンマーク・オーデンセの自律走行搬送ロボット (AMR) のメーカー。2018年に米テラダインが買収し、ユニバーサルロボットと同じ部門に置く。
星猿哲科技(上海)有限公司 / XYZ Robotics
2018年設立。シード 200万ドルから A・A+・B・B+ (今日資本リード 約4,000万ドル) で累計 1億ドル超を集めた。2023年以降の新ラウンドは非公表。日本ではニトリがコンテナ荷降ろしに RockyOne を採用し、サンワサプライ・丸紅ロジスティクスも導入事例に掲載 (会社サイト)。
TeraWulf
ニューヨーク州のビットコイン採掘場を、AI・高性能計算 (HPC) 向けのデータセンターに転換している会社で、本社はメリーランド州イーストン。2026年4〜6月期の売上高は4,477万ドルで、約71%を賃料収入が占めた。主な借り手はグーグルが支払いの一部を保証するフルイドスタックとコア42。2026年7月にはアンソロピックとケンタッキー州の拠点で20年の賃貸契約 (基本期間の契約収入は約190億ドル) を結んだ。ナスダック上場 (WULF)。
炬星科技(深圳)有限公司 / Syrius Robotics
2018年5月設立。日本では三菱商事、関通 (2019年11月から RaaS で協業)、SBS グループと組み、日本経済新聞が「2024年問題」対応として 2024年2月に報道。日本市場で年 3,000台へ引き上げる計画 (報道)。日本法人はシリウスジャパン株式会社 (2019年5月設立、資本金 7,700万円)。
Cipher Digital
旧社名はサイファー・マイニングで、2026年2月20日に現社名に改めた。ビットコイン採掘から転じ、テキサス州を中心にAI向けの大規模データセンターを開発・運営する。アマゾン・ウェブ・サービスと2拠点、グーグルが支払いの一部を保証するフルイドスタックと1拠点で長期の賃貸契約を結び、契約収入は2026年9月末で166億ドル (会社の投資家向け資料)。2025年12月期の売上高は2億2,394万ドルで、全額が採掘収入だった。ナスダック上場。
KUKA
ドイツ・アウクスブルクの産業用ロボットの大手。2016年に中国の美的集団の傘下に入り、現在は完全子会社。ナブテスコの精密減速機の主要顧客。
Comau
イタリア・トリノの産業用ロボットと自動車の生産ラインのメーカー。2024年12月に米投資ファンドが過半を取得し、ステランティスは少数株主に回った。
Sereact
シュツットガルトの、ロボットが物をつかむ動作の AI の会社。倉庫のピッキングで BMW やメルセデス・ベンツなどが使う。
xAI / xAI
イーロン・マスク氏が2023年3月に事業を始めたAI企業で、対話AI「Grok」とSNS「X」を運営する。2026年2月2日にスペースXの完全子会社となり、同社のAI部門を担う。親会社は2026年6月に米ナスダックに上場した。AI部門の2025年12月期の売上高は32億100万ドル、営業損失は63億5,500万ドル。2026年4〜6月期は計算能力の貸し出しを含む区分が伸び、AI部門の売上高は25億6,100万ドル(前年同期は7億3,700万ドル)だった。
SICK
ドイツの産業用センサーの大手。安全レーザースキャナーや LiDAR で、ロボットと人が同じ場所で働くための安全を支える。
Crusoe
電力の確保からAIデータセンターの建設・運営、GPUクラウド「Crusoe Cloud」と推論サービスまでを手がける未上場企業で、本社はコロラド州デンバー。2018年に、油田で燃やしていた随伴ガスで発電し、現地で計算に使う事業から始めた。2026年9月に評価額309億ドルでシリーズF 39億ドルの初回払い込みを発表し、契約総額は1,400億ドル超、従業員は1,800人超と説明する (会社発表)。
Mistral AI / Mistral AI
フランス・パリを本拠とする生成AI企業。2023年に元Google DeepMind・元Metaの研究者3名が設立し、旗艦モデルを含む多くをオープンウェイトで公開する方針で米国勢と差別化する。2025年9月の資金調達では半導体露光装置のASMLがリード投資家となり、欧州の技術主権を担う存在と位置づけられている。自社GPUクラウドのMistral Computeで計算基盤も内製する。
IBM
企業向けのソフトウエア・コンサルティング・メインフレームを柱とする会社。AIでは企業向けのAI開発・統治基盤watsonx、オープンなLLM「Granite」、レッドハットのAI推論基盤、AI処理回路を積むメインフレームz17を持つ。2025年12月期の売上高は675億ドルで、ソフトウエアが299億6,200万ドル。従業員は完全子会社で約26万4,300人 (2025年末)。ニューヨーク証券取引所上場。
ServiceNow
カリフォルニア州サンタクララに本社を置く業務の流れ(ワークフロー)の自動化ソフトの会社。IT運用、人事、顧客対応、セキュリティの手続きを1つのクラウド基盤「ServiceNow AI Platform」に載せ、AIエージェントで処理する。2025年12月期の売上高は132億7,800万ドル(前期比21%増)、期末の顧客は約8,700社、従業員は2万9,187人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Cisco Systems
スイッチやルーターなどのネットワーク機器と、セキュリティ・監視ソフト (Splunk) を売る会社。AIでは自社設計の通信用半導体Silicon Oneを積むスイッチ・ルーターと光部品を大手クラウド企業に納め、2026年7月期は大手クラウド企業からのAIインフラ受注が93億ドル、売上が約40億ドルになった。同期の売上高は633億2,500万ドル、従業員は約8万2,400人。ナスダック上場。
Super Micro Computer
カリフォルニア州サンノゼに本社を置くサーバー・ストレージの設計製造会社。エヌビディアのGB300 NVL72など画像処理半導体(GPU)を載せたAIサーバーを、液冷設備まで含むラック単位で組み立てて納める。2026年6月期の売上高は390億6,300万ドル(前期比77.8%増)、純利益は22億3,000万ドル。従業員は7,000人超(2026年6月末)。ナスダック上場。
Salesforce
サンフランシスコに本社を置く顧客管理(CRM)ソフトの会社で、1999年に創業した。営業・顧客対応・マーケティングのクラウドソフトに、AIエージェントを組み込む「Agentforce」とデータ基盤「Data 360」を載せて売る。2026年1月期の売上高は415億2,500万ドル(前期比10%増)、期末の従業員は8万3,334人。2025年11月にインフォマティカを買収した。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Dell Technologies
テキサス州ラウンドロックに本社を置くサーバー・ストレージ・パソコンの大手。AI向けにエヌビディアのGPUを載せたPowerEdge XEシリーズを液冷ラック単位で納め、2026年1月期のAIサーバー売上高は246億8,300万ドルと前期の2.7倍になった。同期の売上高は1,135億3,800万ドル、従業員は約9万7,000人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Palo Alto Networks
カリフォルニア州サンタクララに本社を置くサイバーセキュリティ会社で、2005年に設立された。次世代ファイアウォール、AIを組み込んだ運用基盤「Cortex」、AIエージェントやAIアプリを守る「Prisma AIRS」、2026年2月に買収したサイバーアークを母体とする本人確認基盤「Idira」を持つ。2026年7月期の売上高は114億8,000万ドル(前期比24%増)、期末の従業員は2万1,921人。ナスダックに上場する。
Nebius Group
エヌビディア製 GPU の計算能力を貸す AI クラウドの会社で、本社はアムステルダム。前身はロシアのヤンデックスの持ち株会社で、2024年にロシア事業を売却して転じた。2026年4〜6月期の売上高は5億8,230万ドル、AI クラウドの年換算売上高は30億ドル。マイクロソフト、メタと大型の利用契約を結ぶ。ナスダック上場。
星识(宁波)科技有限公司 (ブランド VIZTA / VIZTALAB) / VIZTALAB
携帯型の AI スマート望遠鏡 VIZTA を作る。運営会社は浙江省寧波市の星識(寧波)科技有限公司で、創業者兼最高経営責任者は謝智鑫 (報道)。2024年に Kickstarter で 178.08万港元を集め、CES 2025 に出展した。2026年5月に天使+・天使++ ラウンドで合計数千万元を調達し、外部からの調達は計 5 回 (報道)。
上海未来速度科技有限公司 / Xorbits
2022年に中国で創業した小規模企業で、現在はシンガポール法人 Xinference Holdings Pte. Ltd. が運営する。分散計算ライブラリ Mars の開発者が創業し、耀途資本からエンジェル (数百万ドル) を受けた。少人数で運営するオープンソースの推論基盤の例。
TE Connectivity
電力・信号・データをつなぐコネクター、センサー、ケーブルを作る部品大手で、自動車向けの「Transportation Solutions」と、データセンター・産業機器・エネルギー向けの「Industrial Solutions」の2部門を持つ。AIとの接点は、AIサーバーのGPU近くのソケット、ケーブル式バックプレーン、高速ケーブル、電源部品にある。2025年9月期の売上高は172億6,200万ドル (前期比8.9%増)、従業員は約9万3,000人。アイルランド法人で、ニューヨーク証券取引所に上場する。
Riot Platforms
テキサス州とケンタッキー州でビットコイン採掘を営み、テキサス州ロックデールの受電設備をAI向けデータセンターに転用している会社。2026年にAMDと「最先端のAI研究所」(社名非公表、ブルームバーグはアンソロピックと報道) に計241メガワットを貸す契約を結び、契約収入は約98億ドル (会社発表)。2025年12月期の売上高は6億4,744万ドル、営業損失は6億2,217万ドル。従業員は約816人。ナスダック上場 (RIOT)。
CrowdStrike
テキサス州オースティンに本社を置くサイバーセキュリティの会社で、ナスダックに上場する。端末に入れる1つの軽いセンサーとクラウドのAIで攻撃を見つけて止めるFalconを主力とし、AIエージェントで調査を自動化するCharlotte AIや、企業のAI利用を守るAI Detection and Responseを持つ。2026年1月期の売上高は48億1,201万ドルで22%増、常勤従業員は1万698人。
PAL Robotics
バルセロナの人型ロボットと移動ロボットのメーカー。大学や研究機関向けの機体が中心。
Hewlett Packard Enterprise
2015年に旧ヒューレット・パッカードから分かれた企業向けIT機器の大手で、本社はテキサス州スプリング。AIサーバー、Crayブランドのスーパーコンピューター、2025年7月に買収したジュニパーネットワークスのネットワーク機器を柱にする。2025年10月期の売上高は342億9,600万ドル、従業員は約6万7,000人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Intuit
カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置く会計・税務・個人金融のソフトウェア会社。中小企業向け会計のQuickBooks、個人の税務申告のTurboTax、信用情報のCredit Karma、メール配信のMailchimpを持ち、AIエージェントと人間の専門家を組み合わせて作業を代行する「AI主導の専門家プラットフォーム」を掲げる。2026年7月期の売上高は214億4,800万ドル(前期比14%増)、利用者は約9,300万。ナスダックに上場する。
Cloudflare
サンフランシスコに本社を置く、ネット配信網とセキュリティ、開発者向けクラウドの会社で、ニューヨーク証券取引所に上場する。世界330超の都市の拠点でサーバーレスのプログラム実行基盤Workersを動かし、GPUで推論を行うWorkers AI、AIクローラーの遮断と課金の仕組みを持つ。2025年12月期の売上高は21億6,794万ドルで30%増。2026年5月に従業員の約2割を減らした。
Snowflake
企業のデータをクラウド上で集めて分析し、その上でAIを動かすデータ基盤の会社。2012年にデラウェア州で設立され、主たる事務所はカリフォルニア州メンローパークにある。AWS、Azure、グーグル・クラウドの上でサービスを動かし、使った分だけ課金する。2026年1月期の売上高は46億8,400万ドル、期末の顧客は1万3,328社、従業員は9,060人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Silvaco Group
半導体の製造工程と素子を計算機で模擬するTCADソフト、回路設計のEDAソフト、設計IPを売る会社。製造工程のデジタルツインを機械学習で作るFTCOを主力の成長分野に置き、マイクロン・テクノロジーと共同で開発する。2025年12月期の売上高は6,306万ドル (6%増) で、純損失は4,121万ドル。従業員は406人。2024年5月にナスダックに上場した。
Keysight Technologies
電子計測器と、設計・模擬計算・試験のソフトを売る会社。2014年11月にアジレント・テクノロジーから分離した。AIデータセンターのネットワークや計算基盤を、大規模言語モデル (LLM) の学習負荷を模擬して検証するKAIの製品群を持つ。2025年10月期の売上高は53億7,500万ドル (8%増)、純利益は8億5,000万ドル、従業員は約1万6,800人。ニューヨーク証券取引所に上場。
SiTime
シリコンのMEMS(微小電気機械システム)で作る発振器・クロックIC・共振子を手がけるタイミング半導体の専業。工場を持たないファブレス型。2025年12月期の売上高は3億2,666万ドルで61%増、2026年4〜6月期は1億5,743万ドルで127%増え、AIデータセンター向けの需要が押し上げた(会社説明)。2026年7月にルネサスエレクトロニクスのタイミング事業を15億ドルの現金と株式で買い取った。ナスダック上場。
Ciena
光通信の伝送装置とネットワーク制御ソフトを作る通信機器メーカー。独自の光信号処理チップ「WaveLogic」を載せた伝送装置・光トランシーバーを、クラウド事業者と通信事業者に売る。AIとの接点はデータセンター間とデータセンター内の光の接続で、2025年10月期 (2025年11月1日終了) の売上高は47億6,951万ドルと前期比18.8%増えた。2025年11月時点の従業員は9,080人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Staubli
1892年創業のスイスの非上場の機械メーカー。ロボット・電気コネクター・流体コネクター・繊維機械の4部門を持ち、ロボットはフランスで開発・生産する。
Cursor
大規模言語モデル(LLM)を組み込んだコード編集ソフト「Cursor」を開発するサンフランシスコの会社で、法人名はAnysphere。MITの学生4人が2022年に創業した。2025年11月に年換算の売上高が10億ドルを超えたと発表した。2026年8月14日にスペースXが企業価値600億ドルの株式交換で買収し、完全子会社になった。
microagi
元 F1 の技術者が2025年に創業したミュンヘンの新興企業。機体や AI の種類を問わず、ロボットを工場に導入するための基盤を作る。
Canva
2013年8月にメラニー・パーキンス氏、クリフ・オブレクト氏、キャメロン・アダムズ氏がシドニーで公開した非上場の設計ツール企業。月間利用者は2億4,000万人超、2025年末の年換算売上高は約40億ドル (前年比43%増)、2026年初めの年換算は約55億ドル (報道)。2024年に専門家向け設計ソフト Affinity を約3億8,000万ドルで買収した。上場企業のSEC提出書類での出現は4,165件で、本誌が数え直した一覧139本のなかで1位 (本誌 #4277、2026-09-12)。
Volta Infra Holdings
AI向けの計算設備 (会社は「AIファクトリー」と呼ぶ) の資金調達・建設・運営までを一社で手がける新興企業。2026年1月に英国で持株会社を登記し、パロアルト、ロンドン、ニューヨークに拠点を置く。2026年8月4日の事業開始の発表で、AI研究所 (社名非公表、ブルームバーグはアンソロピックと報道) と100億ドルの提携を結び、企業価値24億ドルで資金を調達したと公表した。従業員は約100人。非上場。
Stability AI / Stability AI
画像生成AI「Stable Diffusion」で生成AIブームを先導した英国企業。オープンモデルの公開を戦略の軸とし、画像・動画・音声の生成モデルを開発する。
Zscaler
カリフォルニア州サンタクララに本社を置くクラウド型セキュリティ会社。利用者や機器、AIエージェントを社内ネットワークに入れずに目的のアプリだけにつなぐ「Zero Trust Exchange」を主力とし、世界200か所超のデータセンターで1日7,500億件超の通信を処理する。2026年7月期の売上高は33億5,300万ドル(前期比25%増)、顧客は約1万1,000社、従業員は8,700人超。ナスダックに上場する。
NetApp
カリフォルニア州サンノゼに本社を置く企業向けストレージとデータ管理ソフトの会社で、1992年に創業した。主力はデータ管理ソフトONTAPを載せた全フラッシュのストレージで、AI向けに分散型のAFXとデータ準備ソフト「AI Data Engine」を加えた。2026年4月期の売上高は69億2,500万ドル、従業員は約1万1,700人。ナスダック上場。
Pure Storage
全フラッシュ型の記憶装置 (ストレージ) と、その管理ソフト・定額制サービスを手がける会社。2026年2月23日に社名をピュア・ストレージからエバーピュア (Everpure) に改め、4月17日に銘柄コードをPSTGから「P」に変えた。2026年1月期の売上高は36億6,284万ドル、従業員は約6,400人。AI向けの高速記憶装置FlashBlade//EXAを持ち、大手クラウド企業へのフラッシュ技術の供与も始めた。ニューヨーク証券取引所上場。
火山引擎 / Volcano Engine
火山引擎(Volcano Engine)は字節跳動(ByteDance、非上場)傘下のクラウド・AIサービスプラットフォーム。2020年発足、本社は北京。基盤モデル「豆包(Doubao)」とTikTok/抖音由来の動画・推薦技術基盤を武器に、中国の公有クラウドMaaS市場でシェア49.5%(2025年)で首位を占める。
ChatTTS(2noise 团队) / 2noise
GitHub のチーム名義 2noise が公開した音声合成モデル。法人名は非公表で、オープンソースで公開し、2024年6月の求人でドル建てのベンチャーキャピタルからシード出資を受けたと書いた。
gpt_academic(个人开发者 binary-husky) / binary-husky
中国の個人開発者による LLM ツール。法人を持たず、GitHub のスター数は 7.1万 (2026年9月)。
Doosan Robotics
韓国の協働ロボット最大手で、2023年に韓国取引所へ上場した。韓国は従業員1万人あたり1,220台と世界で最もロボット密度が高い国であり(2024年・国際ロボット連盟)、同社はその内需と輸出の両方を担う。
Universal Robots
デンマーク発の協働ロボット最大手で、米テラダイン傘下。デンマークは従業員1万人あたり329台と世界6位のロボット密度を持つ(2024年・国際ロボット連盟)。中小企業への普及という、日本が抱える課題に先に答えを出した企業として参照される。
PDF Solutions
半導体の製造データを集めて機械学習で解析し、歩留まりと品質を上げるソフト・装置・サービスを売る会社。解析ソフトExensio、電子ビームで欠陥を探すDirectScan、製造装置の接続ソフトCimetrix、遠隔接続網secureWISEを持つ。2025年12月期の売上高は2億1,902万ドル (22%増)、純損益は64万ドルの赤字、従業員は600人。ナスダック上場。
Nomagic
ワルシャワの倉庫用ピッキングロボットの会社。欧州の通販・物流の会社を顧客に持ち、2026年に米国での事業を広げる。
Perplexity
出典を示して答えるAI検索「Perplexity」を運営するサンフランシスコの非上場企業。2022年にデラウェア州で設立され、アラビンド・スリニバス氏がCEOを務める。2025年7月にAIブラウザー「Comet」、2026年2月に複数のAIモデルを使い分けて作業を代行する「Perplexity Computer」を出した。売上高・利用者数・従業員数は公表していない。
Rocket Lab
小型ロケットElectronの打ち上げと、人工衛星・衛星部品の製造を手がける宇宙企業で、本社はカリフォルニア州ロングビーチ。2006年にニュージーランドで創業した。2025年12月期の売上高は6億180万ドルで、うち衛星などの「宇宙システム」が4億280万ドル。2026年4〜6月期は2億3,410万ドル。正社員は2,600人超 (2025年12月末)。ナスダック上場 (RKLB)。2026年6月に衛星通信のイリジウム・コミュニケーションズの買収を決めた。
Akamai Technologies
マサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く、ネット配信網(CDN)とサイバーセキュリティ、クラウドの会社で、ナスダックに上場する。2022年に買収したリノードを土台に計算基盤の事業「Cloud Infrastructure Services」を育て、2025年10月にエヌビディアのGPUを使う推論基盤「Akamai Inference Cloud」を始めた。2026年9月にはアンソロピックと7年で総額116億ドルの計算基盤の契約を結んだ。2025年12月期の売上高は42億800万ドル、2026年6月末の従業員は1万1,540人。
Nutanix
サーバーの計算・記憶・ネットワークをソフトでまとめるハイパーコンバージド基盤 (HCI) と、自社開発の仮想化ソフトAHVを売る会社。ブロードコムによるVMware買収後の乗り換え需要を取り込み、AIでは企業内でLLMの推論を動かすNutanix Enterprise AIを持つ。2026年7月期の売上高は28億5,355万ドル、従業員は約8,350人。ナスダック上場。
Palantir Technologies / Palantir Technologies
政府・軍の情報分析から出発したデータ分析ソフトの大手で、生成AI基盤「AIP」と、データを業務の概念に結び付ける「オントロジー」を企業と政府に売る。2025年12月期の売上高は44億7,500万ドル(前期比56%増)、純利益は16億2,500万ドルで、2026年4〜6月期の売上高は19億3,500万ドル(前年同期比93%増)。ナスダック上場、本社はフロリダ州アベンチュラ。
Arista Networks
AIデータセンターとクラウド向けの高速イーサネットのスイッチとルーターを、自社OS「EOS」と組み合わせて売るネットワーク機器大手。2025年12月期の売上高は90億600万ドル(前期比28.6%増)、純利益35億1,100万ドルで、2026年4〜6月期は初めて四半期売上高30億ドルを超えた。ニューヨーク証券取引所上場、本社はカリフォルニア州サンタクララ、従業員は約5,115人(2025年末)。
Ayar Labs
AI用の画像処理半導体(GPU)や専用チップの間を、銅線ではなく光でつなぐ部品を開発する未上場企業。演算チップと同じパッケージに載せる光チップレット「TeraPHY」と外部光源「SuperNova」で、コパッケージド・オプティクス(CPO)を手がける。2015年創業で本社はカリフォルニア州サンノゼ。2026年3月に5億ドルを調達して企業価値は37億5,000万ドルになり、同年の調達額は9月までに6億5,000万ドルに達した(会社発表)。売上高は公表していない。
Booking Holdings
宿泊予約のBooking.com、Priceline、アジアに強いAgoda、比較サイトKAYAK、飲食店予約のOpenTableを持つオンライン旅行会社。生成AIを旅程づくりの助手や宿泊施設向けの返信支援に組み込み、AIで旅の計画から旅行中までをつなぐ「Connected Trip」を掲げる。2025年12月期の売上高は269億1,700万ドル、純利益54億400万ドル、従業員は約2万4,300人。ナスダック上場。
Expedia Group
Expedia、Hotels.com、Vrboの3ブランドと、他社に宿泊在庫と予約技術を卸すB2B事業、比較サイトtrivagoを持つオンライン旅行会社。生成AIを旅程づくり、物件比較、顧客対応に組み込み、外部のAI(ChatGPTやメタの広告)からの予約にも対応する。2025年12月期の売上高は147億3,300万ドル(前期比8%増)、純利益12億9,400万ドル、従業員は約1万6,000人。ナスダック上場、本社はワシントン州シアトル。
Merge Labs
脳とコンピューターを結ぶブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)を研究する米国の公益法人(パブリック・ベネフィット・コーポレーション)。電極ではなく分子で神経細胞とつながり、超音波で信号をやり取りして脳組織への埋め込みを避ける方式を掲げる。2026年1月15日に公表し、オープンAIやベイン・キャピタルなどから2億5,200万ドルのシード資金を集めた。共同創業者にサム・アルトマン氏が個人で加わる。製品と売上高はまだ無い。
Neuralink Corp
脳に埋め込む装置で神経の信号を読み取り、機械学習の復号器で思考からコンピューターを操作させる未上場の脳とコンピューターをつなぐ装置(BCI)の開発会社。主力は電極1,024本の埋め込み装置「N1 Implant」と手術ロボット「R1 Robot」で、最初の製品「Telepathy」は2026年1月時点で臨床試験の参加者が世界で21人に達した(会社発表)。製品は治験段階で販売しておらず、2025年6月に6億5,000万ドルのシリーズEを調達した。
SambaNova Systems
AI用の独自半導体「RDU(再構成可能データフロー・ユニット)」を設計し、それを載せたラック、ソフトウエア、推論クラウド「SambaCloud」までを一体で売る未上場企業。2017年創業で本社はカリフォルニア州サンノゼ。大規模言語モデル(LLM)の推論に絞り、2026年2月に新型チップ「SN50」を発表した。同年7月にシリーズFで10億ドルの第1次払い込みを終え、企業価値は110億ドル(会社発表)になった。売上高は公表していない。
X Corp
交流サイト「X」(旧ツイッター)の運営会社。2022年10月にイーロン・マスク氏が旧ツイッターを買収し、2023年7月にXへ改称した。2025年3月にxAIの完全子会社になり、2026年2月にxAIごとスペースXの傘下に入った。現在はスペースXのAI部門に属し、対話AI「Grok」の配信先と学習用データの供給源を担う。2025年12月期の広告収入は18億4,400万ドル。単独での上場はしていない。
IonQ
メリーランド州カレッジパークに本社を置く量子技術の会社で、2015年に創業した。イオントラップ方式の量子コンピューターを造って売り、クラウド経由でも貸す。2025年以降の買収で量子通信・量子センサー・衛星・半導体工場(スカイウォーター)まで広げた。2025年12月期の売上高は1億3,000万ドル(前期比202%増)、年末の人員は1,132人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Grammarly
英文校正の「Grammarly」を祖業とするサンフランシスコの非上場企業で、2025年10月に社名をスーパーヒューマン・プラットフォームに改めた。文書の「Superhuman Docs」(旧Coda)、メールの「Superhuman Mail」、AIアシスタントの「Superhuman Go」を束ねて売る。年間売上高は7億ドル超、1日の利用者は4,000万人超 (2025年5月、会社発表)。
Replit
米カリフォルニア州フォスターシティに本社を置く非上場の会社で、文章で指示するとAIエージェントがアプリを作って公開まで進める開発基盤 Replit を運営する。2016年にアムジャド・マサド氏 (CEO) らが設立した。利用者は6,000万人を超え、2026年3月に4億ドルを調達して評価額は90億ドルになった (会社発表)。2026年末に年間経常収益10億ドルに届く見通しと説明している (報道)。
腾讯云 / Tencent Cloud
Tencent Cloudはテンセント控股(香港0700.HK)の「雲与智慧産業事業群(CSIG)」が運営するクラウド事業体。2013年に商用化し、本社は深セン。自社汎用大規模モデル「混元(Hunyuan)」とAIアシスタント「元宝(Yuanbao)」を軸に、ゲーム・金融・動画配信インフラを強みとする。会社は2025年に騰訊雲が「規模ある利益」に達したと説明するが、利益額は開示していない。日本には東京・大阪のリージョンを持つ。
AeroVironment
小型・中型の無人機、徘徊型弾薬Switchblade、対無人機システム、宇宙機器、レーザー兵器を手がける防衛技術の会社。2025年5月にブルーヘイローを買収して宇宙・サイバー・指向性エネルギーに広げ、AIを使う指揮統制ソフトAV_Haloもそろえる。2026年4月期の売上高は19億7,684万ドル、従業員は常勤3,991人。ナスダック上場。
Zapier
異なる業務ソフトをつないで作業を自動で流す仕組みを売る非上場の会社で、ウェード・フォスター氏が共同創業者兼最高経営責任者 (CEO) を務める。9,000を超えるアプリとつながり、生成AIを手順の中に組み込む「AI by Zapier」や、AIエージェントにアプリを操作させる Zapier MCP を持つ。従業員は40か国に800人超で、創業時から全員が遠隔で働く。外部資金は2012年の130万ドルだけで、2021年に評価額50億ドルとされた (会社発表)。
AST SpaceMobile
普通のスマートフォンと低軌道の衛星を直接つなぐ携帯電話網を作る会社で、本社はテキサス州ミッドランド。大型のアンテナを広げる衛星BlueBirdを自社で製造し、2026年8月時点で13基が軌道上にある。携帯会社60社超と提携し、日本では楽天モバイルと組む。2025年12月期の売上高は7,090万ドル、2026年4〜6月期は3,150万ドル。従業員は約1,126人 (2025年12月末)。ナスダック上場 (ASTS)。
Midjourney
米サンフランシスコの非上場の画像生成AI会社で、創業者のデビッド・ホルツ氏が最高経営責任者 (CEO) を務める。文章から画像を作る Midjourney を月額10〜120ドルの定額制で売り、2026年6月に V8.1 を既定のモデルにした。外部の出資者を持たず、売上高は開示していない。2026年6月には医療機器部門 Midjourney Medical を立ち上げ、超音波で全身を撮る装置を公表した。
Kratos Defense & Security Solutions
無人機、極超音速の試験機とロケットモーター、ミサイルやレーダー向けのマイクロ波電子部品、衛星の地上管制ソフトを手がける防衛技術の会社。自律飛行の無人戦闘機XQ-58A Valkyrieと、米軍向けの標的機が無人機部門の柱。2025年12月期の売上高は13億4,680万ドル、従業員は約4,300人。ナスダック上場。
Leonardo DRS
イタリアの防衛大手レオナルドが議決権の約71%を持つ防衛技術の会社。赤外線などのセンサー、人工知能 (AI) 処理を組み込む戦場向けの演算機器、対無人機システム、艦艇の電力・推進装置を作る。2025年12月期の売上高は36億4,800万ドル、純利益は2億7,800万ドルで、売上の80%が米政府向け。従業員は約7,300人 (2025年12月末)。ナスダック上場。
Ambarella
監視カメラ、車載カメラ、ロボット、ドローンなどの端末で人工知能 (AI) の推論を動かす低消費電力の半導体 (SoC) を設計する工場を持たない半導体会社。自社開発のAI処理回路CVflowを載せた画像処理半導体が主力で、2026年1月期は売上高3億9,070万ドル (前期比37.2%増)、うちエッジAI向けSoCが80% (会社発表)。従業員は959人 (2026年1月末)。ナスダック上場で、登記はケイマン諸島。
Pika Labs
文章や画像から動画を作る生成AIを手がける未上場の新興企業で、運営会社はカリフォルニア州パロアルトのMellis, Inc.。スタンフォード大学の研究者だったデミ・グオ氏とチェンリン・メン氏が2023年に設立した。2026年9月17日、自社モデルと他社の動画・画像・音声モデルを束ねて25超の制作アプリで使う「新しいPika」に作り替えた。売上高と従業員数は公表していない。
Joby Aviation
操縦士付きの電動垂直離着陸機 (eVTOL) を開発し、空のタクシー事業を準備する会社。2025年8月にヘリコプター送迎のブレードを買収し、2026年4〜6月期の売上高は3,864万ドル。トヨタ自動車が議決権の13.10%を持つ筆頭の外部株主で、量産準備の合弁会社も設けた。自律飛行技術Superpilotは軍向けに開発する。従業員2,559人 (2026年1月末)。ニューヨーク証券取引所上場。
Symbotic
物流倉庫の荷役を自律走行ロボットとAIソフトで自動化する会社。ケース単位で荷を保管・仕分けするシステムを売り、稼働後は15年が基本の保守料を受け取る。2025年9月期の売上高は22億4,692万ドル、従業員は約2,000人。売上の85%をウォルマート1社が占め、受注残は約225億ドル (2026年6月末)。ナスダック上場。
Intuitive Machines
月着陸機で知られる宇宙企業で、本社はテキサス州ヒューストン。2013年に米航空宇宙局 (NASA) 出身者らが創業し、2024年2月に初号機IM-1で月の南極付近に着陸した。2026年1月に旧マクサー・スペース・システムズのランテリスを8億ドルで買い、衛星製造が売上の柱になった。2026年4〜6月期の売上高は2億620万ドル、2025年12月期は2億1,010万ドル。従業員は統合後で約1,695人。ナスダック上場 (LUNR)。
Planet Labs
サンフランシスコに本社を置く地球観測衛星の会社で、2010年に米航空宇宙局(NASA)出身の3人が創業した。自社で設計・製造した小型衛星群で陸地をほぼ毎日撮影し、画像と機械学習の解析をクラウド経由で売るほか、各国政府向けに衛星そのものを造って運用する。2026年1月期の売上高は3億770万ドル(前期比26%増)、従業員は約1,000人。ニューヨーク証券取引所に上場する公益法人(PBC)。
Generate Biomedicines
生成AIでタンパク質医薬 (抗体など) を設計する臨床段階の創薬企業で、2018年に投資会社フラッグシップ・パイオニアリングが設立した。本社はマサチューセッツ州サマービル。主力は半年に1回の注射を狙う重症ぜんそく向け抗体GB-0895で、2026年1月に第3相試験を始めた。2026年3月2日に米ナスダックへ上場 (GENB) した。2025年12月期の売上高はノバルティス、アムジェンとの共同研究による3,189万ドル、純損失は2億2,297万ドル、正社員は312人 (2025年12月末)。
DigitalOcean
開発者と成長途上のIT企業向けのクラウドを手がける会社で、2026年からはAIの推論とAIエージェント向けの「AI-Native Cloud」を名乗る。GPUの時間貸し、推論サービス、エージェント開発基盤Gradientを持つ。2025年12月期の売上高は9億143万ドル、従業員は1,462人 (2025年末)。2026年4〜6月期の売上高は前年同期比29%増の2億8,100万ドル。ニューヨーク証券取引所上場。
Rigetti Computing
カリフォルニア州バークレーに本社を置く超伝導方式の量子コンピューターの会社で、2013年に創業した。量子チップをフリーモントの自社工場Fab-1で設計・製造し、クラウド経由の提供と研究機関向けの設置型システムの販売を行う。2025年12月期の売上高は709万ドル、従業員は164人(2026年3月1日時点)。ナスダックに上場する。
苏州源控电子科技有限公司 / Suzhou Yuankong Electronics Co., Ltd.
深圳 A 株上場の視源股份 (CVTE、002841) 傘下の産業用コンピュータ企業 (2020年設立)。産業用マザーボード・工業 PC・ファンレス BOX PC を教育・工業自動化・マシンビジョン・ロボット・医療ディスプレイ向けに供給する。AI モデルの開発企業ではなく、AI 応用のエッジ計算ハードの供給側。
D-Wave Systems
量子アニーリング方式の量子コンピュータを商用化したカナダ企業。最適化問題に特化した量子計算機とクラウドサービス「Leap」を提供し、機械学習・物流・創薬の組合せ最適化に使われる。
Invariant Labs
AIエージェントの安全対策を研究・開発するスイスの新興企業で、チューリッヒ工科大学から生まれた。2025年6月24日に米サイバーセキュリティ企業スニーク (Snyk) が買収を発表し、同社の道具 MCP-scan は Snyk Agent Scan に名前を変えてスニークが配布している。
World Labs / World Labs
画像認識のデータセット「ImageNet」をつくったスタンフォード大学教授のフェイフェイ・リー(李飛飛)らが共同創業した、サンフランシスコの未上場のAI企業。文章・画像・動画から歩き回れる3次元の世界を生成する「世界モデル」を開発し、2025年11月に一般向けサービス「Marble」を始めた。2026年9月26日、AMDが株式交換で約82億ドルで買収する契約を結び、2026年末までの完了をめざす。
Humanoid
2024年5月にロンドンで設立された産業用の人型ロボット企業。創業者兼CEOはArtem Sokolov。車輪型と二足型を同じHMND 01というプラットフォームで並行開発し、独自のAI基盤KinetIQを組み合わせる。2026年7月のシリーズAで1億5,200万ドルを調達し、ポストマネー評価額は13億5,000万ドルとなった。欧州で初の人型ロボット専業の10億ドル企業という位置づけになる。特徴は資金より契約の構造にあり、出資したBoschが欧州市場向けの受託製造を担い、同じく出資したSchaefflerが関節部品を供給しつつ自社工場に配備する最初の顧客にもなっている。
Archer Aviation
電動垂直離着陸機 (eVTOL) Midnightを開発し、都市の空のタクシー事業を準備する会社。2026年に航空向けのAI基盤モデルZEEを発表し、ボーイングから自律飛行のウィスク、無人機のインシツ、航空管制ソフトのスカイグリッドを買う契約を結んだ。2025年12月期の純損失は6億1,820万ドル、売上高はほぼ無い。ニューヨーク証券取引所上場。
Kratos Defense & Security Solutions
無人機、極超音速の試験機とロケットモーター、ミサイルやレーダー向けのマイクロ波電子部品、衛星の地上管制ソフトを手がける防衛技術の会社。自律飛行の無人戦闘機XQ-58A Valkyrieと、米軍向けの標的機が無人機部門の柱。2025年12月期の売上高は13億4,680万ドル、従業員は約4,300人。ナスダック上場。
高瓴资本 / Hillhouse Capital
Hillhouse Capital(ヒルハウス・キャピタル/ヒルハウス・キャピタル)は2005年に張磊(Zhang Lei)がイェール大学基金のシード資本で創業した中国大手PE/VC。会社はシンガポールで設立された。二次市場から一次市場まで全ステージで投資し、消費・ヘルスケア/バイオ・テクノロジー・金融に加え、アーリー専門アーム「ヒルハウス・ベンチャーズ(GL Ventures)」経由でAI・半導体・ロボティクスへ積極出資する。運用資産の総額は公表していない。
Fastly
サンフランシスコに本社を置くエッジクラウドの会社で、2025年12月にニューヨーク証券取引所からナスダックへ上場先を移した。配信網と防御、WebAssemblyで動くエッジの計算基盤を売り、AI向けには問い合わせの意味で応答を使い回すセマンティックキャッシュやAIボットの管理を持つ。2025年12月期の売上高は6億2,402万ドルで15%増、純損失は1億2,170万ドル。従業員は1,140人(2025年末)。
BlackSky Technology
バージニア州ハーンドンに本社を置く地球観測の会社で、2014年に創業した。自社で造る小型衛星群と、撮影指定・AI解析の基盤「BlackSky Spectra」を組み合わせ、重要拠点を1日最大15回撮影して画像と解析を届ける。第3世代衛星Gen-3は分解能35センチ。2025年12月期の売上高は1億657万ドル、従業員は321人。ニューヨーク証券取引所に上場する。
Boston Dynamics / Boston Dynamics
四足歩行ロボット「Spot」、物流倉庫の荷下ろしロボット「Stretch」、電動の人型ロボット「Atlas」を開発・販売する未上場のロボット企業。1992年にマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究室から独立し、本拠はマサチューセッツ州ウォルサム。2021年6月から現代自動車グループが過半を握る。売上高は公表していないが、持ち株会社HMG Globalの2025年12月期の売上高は1,510億ウォン、純損失は5,158億ウォンだった。
红杉中国 / HongShan
HongShan(紅杉中国/HSG)は中国最大級のベンチャーキャピタル兼PE。2005年にSequoia Capital Chinaとして発足し、2023年6月6日に Sequoia からの分離を発表し (完了は2024年3月31日)、「HongShan」へ名称を改めた。発表の理由は分散運営の複雑化、共通ブランドによる混乱、投資先の利益相反だった。東京にも拠点を持つ。創業兼マネージング・パートナーは沈南鵬(Neil Shen)。AI・先進製造・半導体・新エネルギーへ集中投資する。
华为技术有限公司 (Huawei Technologies) / Huawei
華為技術 (Huawei) は1987年に任正非氏が深圳で創業した通信機器・端末の大手で、非上場の従業員持株会社。2025年の売上高は 8,809億元、研究開発費は売上高の 21.8% (年次報告)。AI では自社チップ昇騰とスーパーノード、ソフト基盤 CANN、盤古モデル、華為雲を持ち、米国の輸出規制の下で中国の AI 計算資源の国産化を担う。徐直軍輪番会長は、AI の収益化は機器販売が中心と説明している (2025年9月)。
Ondas Holdings
自律飛行の無人機、対無人機 (C-UAS) 装置、地上ロボット、成層圏気球などを防衛・治安・重要インフラ向けに売る会社で、本社はフロリダ州ウェストパームビーチ。イスラエルの子会社エアロボティクスの自律巡回機Optimusと迎撃機Iron Drone Raiderが出発点で、買収を重ねて規模を広げた。2026年4〜6月期の売上高は8,380万ドル、2025年12月期は5,070万ドル。ナスダック上場 (ONDS)。2026年1月に社名をオンダス・ホールディングスから変えた。
Red Cat Holdings
米陸軍向けの小型偵察無人機を作る会社で、本社はユタ州サウスソルトレーク。子会社ティール・ドローンズの機体Black Widowが2024年11月に米陸軍の短距離偵察機 (SRR) 計画に選ばれ、2025年から納入している。2026年には陸上自衛隊向けの納入も始まった。2025年12月期の売上高は4,070万ドル、2026年4〜6月期は2,020万ドル。正社員は244人 (2025年12月末)。ナスダック上場 (RCAT)。
Clone Robotics
ポーランド発の筋骨格型ロボット新興。公開したProtocloneは人間の骨206個を高分子で再現し、1,000本超の人工筋Myofiber、500個のセンサー、200超の自由度を持つ。500ワットの電動ポンプで加圧した水を油圧の代わりに使い、骨格・筋・血管・神経の各系統を合成的に再現する設計思想を採る。
Agility Robotics / Agility Robotics
工場や物流倉庫で箱やコンテナを運ぶ二足歩行の人型ロボット「Digit」を開発・製造するロボット企業。2015年にオレゴン州立大学の研究者が創業し、本社はオレゴン州セーラム。2025年12月期の売上高は178万ドル、純損失は1億3,809万ドル。特別買収目的会社(SPAC)のチャーチル・キャピタル11との合併で上場する手続きを進めており、2026年11月2日に承認の株主総会を開く。
Serve Robotics / Serve Robotics
歩道を自動で走る配送ロボットで料理などを届けるロボット企業で、ナスダックに上場する。宅配のポストメイツの社内事業として始まり、ウーバー・テクノロジーズの買収後の2021年2月に知的財産を引き継いで独立した。2025年末に2,000台超のロボットを運用し、2026年1月に病院向けロボットのディリジェント・ロボティクスを買収した。2025年12月期の売上高は265万ドル、純損失は1億136万ドル。
摩尔线程智能科技(北京)股份有限公司 / Moore Threads
摩爾線程智能科技(Moore Threads)は2020年に張建中(元NVIDIAグローバル副社長・大中華区GM、在籍14年)らNVIDIA出身者が北京で創業した全機能GPU(グラフィックス+AI演算+科学計算+物理エンジンを1チップ統合)の自主開発ファブレス。統一システムアーキ「MUSA」を保有。2025年12月5日に上海科創板(688795.SS)へ上場し初日終値は 600.50元で公開価格を 425.46% 上回った。2023年10月に米Entity Listへ登録済。
智譜華章 / 北京智譜華章科技 / Zhipu AI
北京智譜華章科技 (英文社名 Z.AI) は、2019年に清華大学の知識工学研究室 (KEG) から生まれた大規模言語モデルの開発会社。GLM シリーズとスマートフォンを操作するエージェント AutoGLM を開発し、2026年1月8日に香港取引所へ上場した (02513)。2025年1月16日に米商務省のエンティティリストに会社と子会社 9 社が追加された。
中科寒武纪科技股份有限公司 (Cambricon Technologies) / Cambricon
中科寒武紀科技(Cambricon Technologies)は2016年3月に中国科学院計算技術研究所からスピンオフして設立されたAIチップ専業企業。本社は北京。深層学習特化のクラウド/エッジ向けアクセラレータ「思元(MLU)」シリーズを開発し「中国のNvidia」と呼ばれる。2020年に上海科創板(688256)へ上場、2025年に上場後初の通期黒字化、2026年は業績が急拡大している。2022年12月に米Entity Listへ登録済。
本源量子计算科技 (合肥) 股份有限公司 (Origin Quantum Computing Technology) / Origin Quantum
本源量子 (Origin Quantum) は、中国科学院量子情報重点実験室の郭光燦院士・郭国平氏らのチームを母体に2017年に合肥で設立された量子コンピューター企業。旗艦は超伝導量子コンピューター「本源悟空」。2024年12月期の売上高は約 1億元、純損失 3,420万元 (報道)。2025年9月15日に上場指導を届け出て科創板を目指し、2026年6月に中国兵器工業集団が主導する約 30億元の Pre-IPO ラウンドを実施した (投資前評価額 210億元、報道)。
上海壁仞科技股份有限公司 / Biren Tech
壁仞科技(Biren Technology)は2019年9月に張文(元SenseTime総裁、ハーバード法学博士)が上海で創業した汎用GPU(GPGPU)ファブレス。AI・HPC向けの高性能GPUを自主開発し、2026年1月2日に香港証券取引所(6082.HK)へ上場。2023年10月に米Entity Listへ登録済。
海光信息技术股份有限公司 / Hygon
国産 x86 CPU と AI 加速器 DCU の設計企業。2022年8月12日に上海 科創板へ上場 (688041)、106億元を調達。2026年上期の売上高は 90.99億元 (+66.52%)、純利益 17.98億元 (+49.69%) で、国産 AI 半導体の上場企業では数少ない黒字。2025年6月9日に公表した中科曙光との株式交換による吸収合併 (1,159.67億元) は中止された (2025年12月9日の取締役会で中止を決議し、12月10日に公告)。
商汤科技 / SenseTime
商湯科技(SenseTime)は2014年10月に湯暁鴎(香港中文大学教授、2023年12月死去)らが創業した香港上場(0020.HK)のAI大手。コンピュータビジョン・深層学習を出発点に、大規模モデル「日日新(SenseNova)」シリーズを軸とする生成AI企業へ転換した。現在は徐立(Xu Li)が会長兼CEO。米国のエンティティリスト (2019年10月)・財務省の投資禁止リスト (2021年12月)・国防総省の中国軍事企業リスト (2025年1月〜) に載る。2026年1〜6月期に上場後初めて純利益 6.17億元を計上したが、投資先の評価益が主因で、調整後は 3.86億元の赤字 (中間決算)。
北京智源人工智能研究院 / BAAI (Beijing Academy of AI)
北京智源人工知能研究院(BAAI)は2018年11月に北京市科学技術委員会等の支援で設立された非営利のAI研究機関(新型研究開発機構)。「悟道(WuDao)」大規模モデルシリーズと、オープンソース基盤「FlagOpen」で中国のAI基礎研究・OSSのハブとして機能する。本社は北京。院長は王仲遠。
科大讯飞 / iFlytek
科大訊飛(iFlytek)は中国の音声認識・AI大手。1999年に安徽省合肥で設立、深セン証券取引所上場(002230.SZ)。音声認識・合成・NLPを中核に、AI学習機・翻訳機・スマート会議・医療AI・スマートオフィス機器を展開。自社LLM「訊飛星火(iFlytek Spark)」を基盤に教育・医療・法人向けAIへ拡大。2019年に米Entity Listへ追加され、近年はファーウェイAscend等の国産計算基盤への依存を強める。従業員 16,818人 (2025年末)。
鹏城实验室 / Pengcheng Lab
鵬城実験室(Peng Cheng Laboratory)は2018年に広東省・深セン市政府が設立したネットワーク通信領域の国家実験室級・非営利研究機関。自主開発の大規模知能計算基盤「鵬城雲脳(Peng Cheng Cloud Brain)」と国産チップによる大規模モデル訓練を志向し、全国の計算資源を結ぶ網の構想を主導する。2025年1月6日に米商務省のエンティティリストに追加された。主任は高文(Gao Wen)院士。本社は深セン。
北京算能科技有限公司 / Sophgo
ビットメイン系の AI 半導体企業。2025年1月16日、米商務省が「先進計算用の集積回路」を理由にエンティティリストへ追加した (中国 14 社・シンガポール 2 社の計 16 社)。2026年1月に清程極智と戦略提携した (報道)。上場の予定は非公表。
移动云 (中国移动) / China Mobile Cloud
移動雲(China Mobile Cloud)は国有通信キャリア中国移動(香港0941.HK / 上海600941)の「雲能力中心」が運営するクラウド事業。2014年に発足し2019年下半期の「雲改」戦略で本格拡大。全国ネットワークとクラウド計算を統合する「算網一体」と国産化を武器に、政企(政府・国有企業)市場を深耕する。本社は蘇州市。
天翼云科技有限公司 / China Telecom Cloud
天翼雲(China Telecom Cloud / CTyun)は国有通信キャリア中国電信(香港0728.HK / 上海601728)傘下の天翼雲科技有限公司。2021年7月に独立法人化(登録資本9億元)。「雲網融合」と全国産スタックを武器に政企・党政軍市場の自主可控需要を取り込み、公開クラウド IaaS で国内 2 位のシェアを持つ。自社モデル「星辰」系列 (最新公開は TeleChat3) を展開。本社は北京。
北京旷视科技有限公司 (Megvii Technology) / Megvii
曠視科技(Megvii)は2011年に印奇・唐文斌・楊沐(いずれも清華大学出身)が北京で創業したコンピュータビジョンAI大手。顔認識プラットフォーム「Face++」で商用化を先導し、AI開発基盤「Brain++」・OSSフレームワーク「MegEngine(天元)」を持つ。2019年10月に米Entity List、2021年12月に米投資禁止指定を受け、科創板への上場申請は2021年9月に審査を通過したが登録に至らず、2024年11月14日に手続きが終わった未上場企業。
华为云 / Huawei Cloud
Huawei Cloudはファーウェイ技術(非上場)の「Huawei Cloud Computing BU」が運営するクラウド事業体。2017年に独立事業部として発足、本社は深セン。自社AI計算基盤「昇騰(Ascend)」と基盤モデル「盤古(Pangu)」を核に、米制裁下で国産完結のAIクラウドを構築する。2025年11月の組織再編で張平安が会長、周躍峰が新CEOに就任した。
Sierra
企業の顧客対応を担うAIエージェントの基盤「Agent OS」を売るサンフランシスコの非上場企業。2023年にブレット・テイラー氏とクレイ・ベイバー氏が創業し、2024年2月に製品を公開した。年間経常収益 (ARR) は2025年11月に1億ドル、2026年2月に1億5,000万ドル超に達した (会社発表)。2026年5月に9億5,000万ドルを調達し、評価額は158億ドル (報道)。
📌 今週の動き (直近7日) DB更新と新着解説 — 毎週入れ替わります
段位の決め方 = 編集部の優先度 (×0.3) + 注目企業 5 + カテゴリの重み + モデルの規模 (最大15) + 学習計算量の開示 5 + 製品情報の充実度 (最大12) + 技術概要の長さ (最大10)。米国のエンティティリスト・SDN・CMIC は半分、監視は 15% 減。日本での利用 = 米国の指定 → 公開モデルの一覧・タグ → 国際 API の一覧 → カテゴリの順で判定
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