AI技術の教科書 | 全9部・無料・登録不要

⚡ AI計算資源・大規模モデル 体系解説

76個の知識点を、前提の順に1本の鎖につないだ教科書である。知識点には 1-1 から 8-7 まで「段-段の中の順」で番号が振ってあり、どの点にも「前に読む点」と「次に進む点」がある。 単位の数え方から始まり、次の1語が当たる仕組み、費用の式、設備と電力、決算の検算、エージェントの9層までを、 一次資料 (仕様書・価格表・決算・論文・官公庁の文書) だけで組み立てている。用語が分からなければ辞典で引き、最新の動きは記事で追える。

76
知識点
8段
学習の段
9部
約27.8万字
本文
82
23
51語
用語辞典
どれで読みますか: 🎓 学ぶ 学生・これから学ぶ人 🛠 使う・運用する 業務でAIを動かす人 🔬 作る・研究する 実装と研究の担当者 💰 投資する 資本を配分する人
学習の連鎖の地図 — 8段76知識点を前提の順に並べ、右に学ぶ・使う・作る・投資するの4つの道が何段を通るかを示した図
図 学習の連鎖の全体。左が8段76知識点の順序で、番号は「段-段の中の順」。右は4つの道が何歩でどの段を通るかを示す。段・点数・番号は知識点の定義から機械で書き出しているので、本文と食い違わない。

4つの道 — 同じ鎖を、目的別にどこまで通るか

番号の読み方

知識点の番号は 段-段の中の順 で書く。2-3 なら「第2段の3番目」である。 段は下の連鎖の8段で、1-1 から 8-7 まで通しで読めば教科書1冊になる。 道は教材を分けたものではなく、この鎖から必要な段だけを抜き出した順路である。道の中では1歩目から数え直すので、 「何歩で読み切るか」は道の見出し、「どの知識点か」は番号を見れば分かる。

🎓

学ぶ

学生・これから学ぶ人 | 全3歩 ・ 知識点18点
2歩目
第2段 動く仕組み 2-1〜2-3・2-6・2-8 なぜ次の1語が当たるのか。言葉が数値になり、確率が選ばれるまで
3歩目
第4段 道具と運用 4-1〜4-2 実物の道具を選び、9つの層で安全に安く動かす

3歩を終えると — AIの数え方と動く仕組みを、自分の言葉で説明できる

🛠

使う・運用する

業務でAIを動かす人 | 全5歩 ・ 知識点18点
1歩目
第1段 数える 1-12 AIの能力と費用を、同じ単位で数えられるようにする
2歩目
第2段 動く仕組み 2-6〜2-7 なぜ次の1語が当たるのか。言葉が数値になり、確率が選ばれるまで
3歩目
第3段 モデルの構造 3-5 規模・訓練の段階・公開のされ方・文脈長という4つの物差し
5歩目
第6段 金に変える 6-2 トークンが売上になり、原価と粗利が決まるまで

5歩を終えると — 費用を下げ、事故を止める運用を設計できる

🔬

作る・研究する

実装と研究の担当者 | 全5歩 ・ 知識点39点

5歩を終えると — 仕様書を読み、実装の判断を数字で説明できる

💰

投資する

資本を配分する人 | 全7歩 ・ 知識点43点
2歩目
第3段 モデルの構造 3-1・3-4 規模・訓練の段階・公開のされ方・文脈長という4つの物差し
3歩目
第4段 道具と運用 4-2・4-8〜4-9 実物の道具を選び、9つの層で安全に安く動かす
4歩目
第5段 応用の実例 5-7〜5-8 自動運転という1つの応用で、認識から制度までを通す

7歩を終えると — 決算と設備から採算を検算し、銘柄に落とせる

別の道に同じ番号が出てくるのは、そこが共通の前提だからである。たとえば 4-1 10本の選び方 は、学ぶ道の3歩目でも使う道の3歩目でも通る。

学習の連鎖 — 66の知識点を、前提の順に並べた

本書は章の集まりではなく、76個の知識点が前提でつながった1本の鎖である。各点には「これを読む前に必要な点 (前提)」と「読み終えたら進める点 (次)」が定義してあり、 前提が後ろに来ていないこと・循環していないこと・本文に該当の場所があることを毎回機械で検査している (検査6項目)。 番号順に読めば教科書、必要な点だけ引けば辞典として使える。

見方: 2-3=第2段の3番目 / 前提=先に読む番号 / =この点を前提にする番号 / 問い=自分で説明できるか試す一文。上の道は、この鎖から段を抜き出したものである。

第1段 数える AIの能力と費用を、同じ単位で数えられるようにする 1-1〜1-15 ・ 15点
1-1
AIで使う単位は3種類に集約できる。毎秒の演算回数 (速さ) と積み上げた演算回数 (総量) は別物である
起点 (前提なし・ここから始められる) | 次: 1-2 1-3 1-5 ほか2点
❓ 毎秒の演算回数と、積み上げた演算回数の違いを説明できるか
1-2
桁数を半分にすれば同じ装置で理論上2倍の演算が通る。カタログの値はどの桁数で測ったかを確かめる
❓ 「毎秒◯◯」の値を見るとき、何を確かめる必要があるか
1-3
AIの中身は同じ形の単純計算を数万個同時に解く問題。効くのは演算の数より記憶との通信の太さ
❓ AIでGPUが効く理由を2つ挙げられるか
1-4
CPU・GPU・TPUNPULPUDPUは性能順に並ぶ製品ではなく、柔軟性・並列度・メモリーとの距離のどれを優先したかが異なる
❓ 6つのうち、自らは推論を行わない計算機はどれか
1-5
達成できる性能は、演算器の最高性能と「メモリーの転送速度×演算強度」の小さい方で決まる。ボトルネックは処理の内容で変わる
❓ 1トークンずつの生成がメモリー律速になる理由を説明できるか
1-6
少数の高性能コアと階層化したキャッシュ。全体の制御・前処理・入出力は並列化できず、アムダールの法則で全体を制約する
❓ GPUを増やしても速くならないのは、どんな処理が残っているときか
1-7
32個のスレッドが同じ命令を同時に実行し、行列演算器が4×4の行列の掛け算を1命令で済ませる。世代交代の中身はメモリーとGPU間接続の強化
❓ GPUの世代を比べるとき、演算性能より先に確認するものは何か
1-8
重みと入力データを格子状の演算器に流し、途中結果をメモリーに戻さない。実行順序を事前に決めて応答時間を一定にする
❓ 格子状の設計が消費電力を減らす理由を説明できるか
1-9
重みを8ビット・4ビットの整数に量子化し、数ワットで推論する。速度を決めるのは演算回数よりメインメモリーの転送速度
❓ 実数を整数に対応させる式の2つの定数は何か
1-10
1トークンの生成時間は「重みのデータ量÷メモリーの転送速度」。チップ上のSRAMで転送速度を24倍にし、容量を諦めた。1個に収まらず数百個を連結する
❓ 700億パラメータの推論に数百個のチップが必要な理由を説明できるか
1-11
通信・暗号化・ファイアウォール・ストレージ接続をネットワークカード内のプロセッサーが担い、CPUとGPUを本来の仕事に戻す
❓ DPUが対処するのは4つの壁のどれか
1-12
学習か推論の提供か全体の制御か、データを端末の外に出せるか、重視するのは処理量か遅延か消費電力か、ボトルネックは演算かデータの移動か
❓ 4つの問いを順に言えるか
1-13
需要は数か月で2倍、供給は2年で2倍。差が開き続けるため不足が常態になる
❓ 詰まる場所が移る順番を言えるか (装置→記憶→実装→電力)
1-14
計算の性質・失敗の許容度・お金の流れ方が違う。設備の使われ方も変わる
前提: 1-3 CPUとGPU — 博士8人と… | 次: 1-15 2-4 5-5 ほか1点
訓練と推論で、失敗の許容度がどう違うか
1-15
GPU時間を借りるのと、トークンを買うのは請求の単位が違う。混同すると原価が読めない
❓ 2つの商品の請求の単位はそれぞれ何か
第2段 動く仕組み なぜ次の1語が当たるのか。言葉が数値になり、確率が選ばれるまで 2-1〜2-8 ・ 8点
2-1
文章は細かい単位に切られ、数値の並びに変換される。ここが全ての入口になる
❓ 1つの語が数値の並びになるまでの2段を言えるか
2-2
遠い語どうしの関係を計算で重み付けする仕組み。長い文脈を扱える理由がここにある
❓ 「どの語を見るか」をどうやって決めているか
2-3
次に来る語の確率を出し、1つ選んでまた次を計算する。生成が遅い理由でもある
前提: 2-2 注意機構 — どの語を見… | 次: 2-4 2-6 3-5 ほか1点
❓ 生成が1語ずつ進むことが、速度と費用に何をもたらすか
2-4
同じ網でも、学習は誤差を戻し、推論は前へ流すだけ。必要な装置と時間が変わる
❓ 誤差を戻す処理があるのはどちらか
2-5
全部の部品を使わず、入力ごとに一部だけ動かす。総規模と実際に動く規模が分かれる
❓ 総パラメータと有効パラメータの違いは何か
2-6
確率で次の語を選ぶ仕組みの必然と、検索や制約で直せる部分に分かれる
❓ 設計上避けられない部分と、直せる部分をそれぞれ言えるか
2-7
社外・社内の文書を引いて、注意機構に渡す経路。幻覚を減らす代表的な手段
❓ 検索を足すと、なぜ誤りが減るのか
2-8
「学習し続けている」「意味を理解している」といった通説を、仕組みから正す
❓ 「対話のたびに学習している」は正しいか
第3段 モデルの構造 規模・訓練の段階・公開のされ方・文脈長という4つの物差し 3-1〜3-5 ・ 5点
3-1
パラメータの規模で用途と原価が変わる。手元で動く規模と、設備が要る規模の線引き
❓ 小型・中型・大型で、動かす場所がどう変わるか
3-2
規模と性能の関係は経験則で予測できる。近年は学習量と推論時の工夫に重心が移った
❓ 規模を増やす以外に性能を上げる道を2つ言えるか
3-3
基礎を作る段、指示に従わせる段、好みに合わせる段の3つに分かれる
❓ 3段階のうち、費用が最も大きいのはどれか
3-4
重みを配るかどうかで運用の自由度と費用が変わる。同じ会社でも両方を出す
❓ 重みが配られていると、何ができるようになるか
3-5
長い文脈を保つには記憶が要る。ここが費用と速度の上限を決める
❓ 文脈を長くすると、何が増えるのか
第4段 道具と運用 実物の道具を選び、9つの層で安全に安く動かす 4-1〜4-13 ・ 13点
4-1
人気ではなく、上場企業が自社の開示に書いた回数で主要な道具を選んだ
❓ 道具を「人気」以外で選ぶ物差しを1つ言えるか
4-2
自社でモデルを持つ型、他社から借りる型、既存の道具に生成を足した型
❓ 3つの型のうち、モデルの値下げが追い風になるのはどれか
4-3
ループ・接続・分担・窓口・費用・評価・防御・計測・実行基盤。所有の境界で並べる
❓ 9層のうち、他社と共通の規格があるのはどれか
4-4
計画・実行・観察・反省を回す。設計の中身は停止の条件と進捗の定義に集約される
❓ ループが壊れる2つの形を言えるか
4-5
要求ごとに版・身元・機能を載せる形に変わり、接続の状態を持たなくなった
❓ 握手を廃止したことで何が可能になったか
4-6
一覧を接続ごとに変えず、決まった順で返す。理由は一時保存の当たりやすさにある
❓ 道具の並び順が費用に効くのはなぜか
4-7
司令塔と補助役に分けると成績は90.2%上がるが、トークンは15倍に増える
❓ 分担が成り立つ条件を1つ言えるか
4-8
認証・振り分け・上限・一時保存・記録を1か所に集めると、費用と失敗率が比較できる
❓ 窓口を置かないと何が見えなくなるか
4-9
同じ前置きは2回目から一時保存が安い。効かせる条件は最小の入力量と先頭の固定
❓ 10回送ると費用は何倍になるか (送り直しと一時保存)
4-10
試験データの形式と採点の基準の2つで組む。約20問から始めても差は見える
❓ 自由記述の出力をどう採点するか
4-11
入口・出口・権限・上限に割り当てる。1位は指示文への攻撃
❓ 過剰な権限はどの関所で止めるか
4-12
操作名・指標・属性の3階層。一時保存の読み書きが別々の項目になっている
❓ 項目名がそろうと何ができるようになるか
4-13
計画・記憶・道具・状態・検査・評価の6部品。乗り換えの費用が最も重い層
❓ 走り続ける仕組みを更新するとき、何が問題になるか
第5段 応用の実例 自動運転という1つの応用で、認識から制度までを通す 5-1〜5-8 ・ 8点
5-1
製品名と、当局の文書の分類は別物。監視の主体がどこで移るかが分かれ目
❓ レベル2とレベル3の分かれ目は何か
5-2
カメラ・電波・光・音波・衛星測位などが、別の物理で別のものを測る
❓ 距離を「測る」装置と「推定する」装置をそれぞれ言えるか
5-3
複数のカメラの像を、車の真上から見た座標へ投影して周囲を組み立てる
鳥瞰図に投影する利点は何か
5-4
モジュールを並べる作り方から、入力から操作まで1つの網で学ぶ作り方へ移ってきた
❓ 1つの網で通すと、何が難しくなるか
5-5
車の中の推論装置と、地上の学習設備が環になって性能を上げる
❓ 学習の環とは、どの2つが回るのか
5-6
壊れたときの安全、壊れていないのに起きる危険、運用で担保する安全の3層
❓ 「壊れていないのに危ない」に対応する規格はどれか
5-7
型式指定と運行の許可という2つの制度が、レベル3と4の入口を作っている
❓ 運転者がいない運行を許可するのはどの機関か
5-8
監視が要るかどうかと、運転者のいない状態で走った距離。この2つで比較する
❓ 各社を比べるとき、距離だけを見てはいけない理由は
第6段 金に変える トークンが売上になり、原価と粗利が決まるまで 6-1〜6-10 ・ 10点
6-1
使う人と使わない人の差を平準化して売る。原価は使う人の量で決まる
❓ 定額制で赤字になるのはどんな利用者か
6-2
入力と出力で単価が違い、一時保存や一括処理で倍率が変わる
❓ 入力と出力、どちらの単価が高いか
6-3
同時に何本の要求をまとめて処理するかで、1トークンあたりの原価が変わる
❓ まとめて処理すると、なぜ原価が下がるのか
6-4
モデル・基盤・作業の場・利用者の接点・データの5層に分けて見る
❓ 自社の製品はどの層に立っているか
6-5
何を作るか、どの業界に特化するか、どこまで実行するかで分かれる
❓ 実行型が他の2つより難しい理由は
6-6
自社の資産 (データ・顧客・業務知識) がどの層に効くかで決まる
❓ モデルを持たない事業者が守れる濠は何か
6-7
装置の価格・電力・稼働率・単価から、1基が生む売上と費用を組み立てる
❓ 収支を決める4つの変数を言えるか
6-8
稼働率・実効効率・故障率など、開示されにくいが採算を左右する数字
前提: 6-7 GPU 1基の収支モデル | 次: 6-9 8-1
❓ 稼働率が10ポイント下がると収支はどう動くか
6-9
自社利用・卸売・小売・仲介で、必要な資本と利幅が変わる
❓ 長期契約が効くのはどの類型か
6-10
出資した相手から売上が戻る構図。成長の見え方が変わるため分けて読む
❓ 出資と売上が循環すると、何を確かめる必要があるか
第7段 設備と国家 電力と冷却の制約、そして国家の資金の行き先 7-1〜7-10 ・ 10点
7-1
設備の最小単位。寸法と規格が、載せられる装置の数を決める
❓ 1つのラックに載る量は何で決まるか
7-2
1ラックに何キロワット流せるかで、置ける装置も冷やし方も決まる
電力密度が上がると、まず何が問題になるか
7-3
入れた電力はほぼ全部が熱になる。運び出せなければ装置は止まる
❓ 電力と発熱の関係を一言で言えるか
7-4
風で運べる熱には上限があり、密度が上がると液体に移る
❓ 水冷に移る判断はどこで起きるか
7-5
施設全体の電力を、装置が使う電力で割った値。1に近いほど無駄が少ない
PUEが0.1改善すると、費用はどう動くか
7-6
契約した電力が事業の上限になる。効率の改善はそのまま台数に変わる
❓ 電力の契約が増やせないとき、売上を増やす道は
7-7
決算説明会で生まれた市場の呼び名であり、制度上の定義ではない
❓ この言葉は誰が使い始めたか
7-8
定義は3系統ある → 投資 第IV部
どの定義を採るかで、市場規模も対象企業も変わる
❓ 3つの定義のうち、最も狭いのはどれか
7-9
補助金・調達・出資の3つの経路に分けると、どこに落ちるかが見える
前提: 7-8 定義は3系統ある | 次: 8-3 8-6
❓ 3つの経路のうち、企業の売上に直接なるのはどれか
7-10
計算資源・データ・人材・モデル・運用の5つ。最も詰まるのは電力と人材
❓ 5要素のうち、輸入で代替できないものはどれか
第8段 検算と判断 決算で採算を検算し、どの層に投資が残るかを決める 8-1〜8-7 ・ 7点
8-1
投資が先に立つ事業では、売上の記録更新と赤字が両立する
❓ なぜ売上が最高でも赤字になるのか
8-2
設備の費用は使った年に一度に出ず、数年に分けて費用になる
❓ 償却が重い年は、どの科目を見ればよいか
8-3
補助金は売上ではなく別の科目に出る。見落とすと採算を誤る
❓ 補助金は損益計算書のどこに出るか
8-4
規模が違えば取れる型も違う。小規模で成り立つ型を見極める
❓ 小規模の事業者が採れる型を1つ言えるか
8-5
決算の読み方を1社で通すと、他社の開示も同じ手順で検算できる
❓ 検算の手順を3つに分けて言えるか
8-6
主要な設計に日本企業はいない。強みは汎用CPU・AI専用プロセッサー・受託設計・組み込み機器向けの推論と、HBMを支える装置・材料にある
❓ メモリーの壁が続くと、需要が残るのはどの工程か
8-7
標準の有無と乗り換えの費用で、自分で書く層と外部に預ける層を決める
❓ 自社に資産として残るのはどの層か

9部の地図 — 何が書いてあり、何が言えるようになるか

章は知識点の入れ物である。上の連鎖のどの番号がどの部に入っているかを示した。節の数・文字数・読む目安・深度は2026年9月16日に計測した実数で、読む速さは1分500字として計算した。

第I部 基礎 1節 ・ 24,391字 ・ 約50分
計算資源の基礎 — FLOPS・GPU・トークンの単位系
読み終えると: 演算・記憶・通信の単位で、AIの能力と費用を数えられる
連鎖の 1-1〜1-3・1-13〜1-15 (6知識点)
表4・図3 | 読む →
第II部 基礎 高級 2節 ・ 31,422字 ・ 約63分
LLMの仕組み — トークン化・注意機構・MoE・幻覚の発生源
読み終えると: なぜ次の1語が当たるのかと、パラメータの正体を説明できる
連鎖の 2-1〜2-8・3-1〜3-5 (13知識点)
表16 | 読む →
第III部 投資 3節 ・ 25,470字 ・ 約51分
AIの収益構造 — トークン原価・応用層・計算資源の収支
読み終えると: トークンが金に変わる道筋と、GPU 1基の収支を計算できる
連鎖の 6-1〜6-10 (10知識点)
表6 | 読む →
第IV部 高級 投資 2節 ・ 28,923字 ・ 約58分
AIデータセンター設備とソブリンAI
読み終えると: ラック・冷却・電力の制約と、国家の資金の行き先を読める
連鎖の 7-1〜7-10 (10知識点)
表14 | 読む →
第V部 投資 1節 ・ 24,355字 ・ 約49分
AIクラウド決算の読み方 — 実例で確かめる
読み終えると: 開示された数字から、計算資源を貸す商売の採算を検算できる
連鎖の 8-1〜8-5 (5知識点)
表5 | 読む →
第VI部 基礎 1節 ・ 31,960字 ・ 約64分
主要AIツール10本の教科書 — 仕組み・提供元・料金・実体
読み終えると: 10本を横に並べ、仕組みと料金の違いで選べる
連鎖の 4-1〜4-2 (2知識点)
表1・3段の教材つき | 読む →
第VII部 基礎 高級 投資 13節 ・ 44,488字 ・ 約89分
FSDの解剖 — センサー・認識・判断・学習・安全・日本の制度
読み終えると: 完全自動運転の認識と判断、安全の論証、日本の制度を一次資料で追える
連鎖の 5-1〜5-8 (8知識点)
表7・図7 | 読む →
第VIII部 基礎 高級 投資 13節 ・ 38,028字 ・ 約76分
AIエージェントの9層 — 接続・分担・費用・評価・防御・計測・実行基盤
読み終えると: 9つの層の規格・費用・評価・防御・計測を、仕様書と価格表で確かめられる
連鎖の 4-3〜4-13・8-7 (12知識点)
表12・図6 | 読む →
第IX部 基礎 高級 投資 13節 ・ 30,000字 ・ 約57分
AIを動かす6つの計算機 — CPU・GPU・TPU・NPU・LPU・DPUの原理と選び方
読み終えると: 処理のボトルネックを見分け、6つの計算機を用途に応じて選べる
連鎖の 1-4〜1-12・8-6 (10知識点)
表17・図7 | 読む →
深度の見方: 基礎 予備知識なしで読める 高級 仕組みの中まで降りる 投資 金額と採算で判断する

Postation の入口

終章 3層で読み直す

⑭ 結論 — 3層構造で見れば、AIは読める

AI産業は計算資源 (誰が速く解けるか) → モデル (何を解いているか) → 応用 (どこで稼ぐか) の3層構造で動く。 計算資源は需要の指数が供給の指数を上回り続ける限り恒常的に不足し、その詰まりはGPUからHBM・実装・電力・冷却へと移動していく。 モデル層は総パラメータの看板競争から、有効パラメータと原価効率の競争へ移った。 応用層は5層構造のどこに独自性を築くかの勝負であり、エージェント化がトークン消費=計算資源需要を再び押し上げる。

計算資源提供事業への投資判断は、本ページ⑥の4変数 (長期契約・電力確保・稼働率とMFUの開示・陳腐化織り込み) と、 ⑦の設備デューデリジェンス項目で概ね評価できる。 関連する企業の個票は当サイトの AI企業データベース半導体企業データベースを、 製造技術の物理は姉妹編 半導体技術 体系解説を参照。

本ページの数値は公表資料に基づく水準感の整理であり、推定値はその旨を明記した。特定銘柄の売買を推奨するものではない。 ⑧の金額・件数は各府省庁・企業の公表資料で確認できたものに限り、報道のみに基づく数値と、 一次資料で確認できなかった数値 (基本計画の総額、GENIACの公募総額など) は意図的に記載していない。 最終更新: 2026-08-10 / Postation 編集部

🧰 ツール・特集の入口

一次データで動く 14 本 — 銘柄の絞り込み・供給網・比較・一次データの台帳・解説・規制レンズ (すべて無料)

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