データセンター日本

🇯🇵 アット東京 中央センター (CC1/CC2)

AT TOKYO (CC1/CC2)

運営: 株式会社アット東京 / 東京 ・日本

140接続ネットワーク数
6接続IX数
8回線事業者数

概要

株式会社アット東京のフラッグシップ拠点。中央センター (CC1) は総床面積14万平米で、データセンター単独の建物としては日本最大級。隣接する中央第2センター (CC2) は同社が「世界最高レベルの高密度データセンター」と位置づける施設で、PeeringDB では2棟を1つの相互接続拠点として登録している (接続ネットワーク140・IX 6・回線事業者8)。同社はセンターの所在地を公表していない (PeeringDB の登録は東京都江東区)。
アット東京は2000年6月設立、資本金133億7850万円、株主はセコム・東京電力パワーグリッド・TISIの3社で、届出電気通信事業者としてデータセンター事業のみを営む。全国13か所 (東京5・大阪3・福岡・札幌・広島・沖縄・高松) のセンターを持ち、CC1 は首都圏のネットワーク集積拠点として各地のセンターと結ばれる。
CC1/CC2 の特徴は接続性にある。AWS・Azure・Google Cloud・IBM Cloud などのダイレクト接続ポイントが CC1/CC2 内に開設されており、顧客ラックから光ファイバーで直結する「プレミアムコネクト」(1〜100Gbps・レイヤ1) と、1本の物理接続でクラウド・回線・IX・他社ラックへレイヤ2で相互接続する「ATBeX」(1G〜100Gポート) を提供する。会社パンフレットでは国内の主要IX、30以上のキャリア (国内外)、複数のメガクラウド、70社以上のAS番号保有者と接続できるとしている。建物は超高圧の電気を地下ケーブルで直接受電し、UPS と非常用発電機で多重化、運用は24時間365日の有人 (日英バイリンガル)。認証は ISO/IEC 27001 (ISMS)、SOC2 Type II 保証報告書、プライバシーマーク、PCI DSS。

特色

所在と基本情報

運営事業者
株式会社アット東京
所在地
13x-xxxx Koto-ku 東京
国・地域
日本 / Asia Pacific
公式サイト
https://www.attokyo.co.jp
設備
中央センター (CC1): 総床面積14万平米、データセンター単独の建物で日本最大級 (公式)
中央第2センター (CC2): 世界最高レベルの高密度データセンター (公式の表現。電力密度の数値は非公表)
受電: 超高圧の電気を地下のケーブルで直接受電 / UPS (無停電電源装置) / EG (非常用発電機) の多重化
建物: 世界最高クラスの堅牢な建物・強固な地盤 (公式の表現。耐震方式・Tier 等級は非公表)
電源種類: 単相AC100V/200V、三相AC200V など (コロケーション)。ケージング・ハウジングは AC100V・20A/30A、AC200V・20A/30A
ハウジング (ラック単位) は実質再生可能エネルギー100%で運用 (再エネ由来の環境価値を組み合わせ)
所在地: 同社は公表していない (PeeringDB 登録は東京都江東区・郵便番号 13x-xxxx)
ラック条件
契約単位は3種: コロケーション=部屋 (300平方メートル以上のサーバー室単位、レイアウト設計可、ラック持込可) / ケージングコロケーション=ゾーン (5〜15ラック収容のケージ、テンキー・カードキー等をカスタマイズ) / ハウジング (ラックコロケーション)=ラック単位 (1万種以上識別可能な個別専用ラックキー)。
標準ラック: アット東京標準ラック 19インチ EIA規格 45U (持込は相談)。
金融系向けのプレミアムラックコロケーション (高密度サーバー対応、ラック稼働状況のモニタリング、英バイリンガル対応、障害一次対応・IT監視代行) も提供。
認証
ISO/IEC 27001 (ISMS 登録番号 I121 / ISMS-AC ISR002), SOC2 Type II 保証報告書, プライバシーマーク (登録番号 21000056), PCI DSS (ICMS-PCI0201)

運営会社 (株式会社アット東京)

会社名
株式会社アット東京 (AT TOKYO Corporation)
設立・営業開始
2000年6月26日設立、2000年9月営業開始
資本金
133億7850万円
株主
セコム株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社、TISI株式会社
事業内容
情報通信システムを一括して集中管理するデータセンター事業 (届出電気通信事業者)
本社
東京都江東区豊洲5-6-36 豊洲プライムスクエア3階 (センター所在地は非公表)
代表者
代表取締役社長 桑原崇 (2026年6月17日に社長交代を発表)
センター展開
東京都内 (23区・多摩地区)、大阪府内、福岡市内、札幌市内、広島市内、沖縄県内、高松市内の計13か所
認証等
ISO/IEC 27001 (ISMS 登録 I121)、SOC2 Type II 保証報告書、プライバシーマーク (21000056)、PCI DSS (ICMS-PCI0201)
サステナビリティ
EcoVadis 調査で最上位「プラチナ」を3年連続獲得 (2026年3月発表)。FIP制度を用いたバーチャルPPA の基本合意 (2026年3月)

会社概要 (公式)

アット東京の13データセンター (公式の紹介文)

2026年7月には JPIX・コミュニティネットワークセンターと3社共同で名古屋市内に新たなデータセンター・接続拠点を開設すると発表。所在地は同社が公表していないため、住所は載せていない。 データセンターのご紹介 (公式)

コネクティビティサービス (CC1/CC2 が接続拠点)

プレミアムコネクト
CC1/CC2 内に開設された AWS・Azure・Google Cloud・IBM Cloud などのダイレクト接続ポイントと顧客ラックを光ファイバーで直結 (レイヤ1、シングルモード2芯 SC/LC)。各クラウドのポート占有型接続に対応し 1Gbps〜100Gbps。
ATBeX (AT TOKYO Business eXchange)
アット東京のデータセンター間・提携データセンター間で顧客ネットワーク同士をレイヤ2で結ぶ相互接続プラットフォーム。①接続回線 (1G/10G/40G/100G ポート、VLAN タグ 4,094) と ②論理回線 (ServiceLink=クラウド・回線・IX・IoT サービスへ、PartnerLink=顧客ラック同士 1対1/1対多) を契約し、東京ゾーンと大阪ゾーンを跨ぐ場合は ③中継回線を追加。2026年6月には ATBeX 直結の「Zadara Cloud アット東京リージョン」を共同開設。
Cloud Direct Connect Pack
クラウド接続に必要な設備・サービスのパッケージ。FULL PACK (回線から設備までワンストップ) / BYO Comms PACK (回線だけ持込) / BYO PACK (機器持込・1/4ラックから)。
仮想マネージドルータサービス
プレミアムコネクトまたは ATBeX ServiceLink の契約者向けに、クラウド接続設定済みの仮想ルータ (共有ルータを VRF で提供) をレンタル。パラメーターシート確定後6営業日で提供、最低利用期間1か月 (物理のマネージドルータは納期2〜3か月・最低1年)。NAT・GRE・IPsec などの個別設定は不可。
ONUお預かりサービス
通信事業者の回線終端装置 (ONU) をアット東京管理ラックで預かる。1契約につきハーフサイズ棚板1枚、ONU 最大2台、電源コンセント100V 4口。ラック契約なしで顧客WAN回線とクラウド接続サービスを直結でき、工事業者のエスコートやリモートハンズが標準。
アット東京 Cloud Lab
メガクラウドのダイレクト接続ポイントと直結できる作業室 (イノベーションスペース) とハウジングラックを1日単位で提供。ATBeX ServiceLink・インターネット回線・NTTフレッツ回線を常設し、検証・ライブ配信・データ移行などに使える。
ガバメントクラウド接続サービス
ガバメントクラウドの接続ポイントがあるデータセンターとして、自治体向けに「拠点接続サービス」と「クラウド接続サービス」の2回線構成で閉域接続を提供。東京・大阪近郊以外からは最寄りの ATBeX アクセスポイントを経由するハイブリッド接続方式も可能。

コネクティビティ (公式)

ATBeX 接続回線の仕様 (公式)

項目1Gポート10Gポート40Gポート100Gポート
インターフェイス1000BASE-LX10GBASE-LR40GBASE-LR4100GBASE-LR4
通信速度1Gbps10Gbps40Gbps100Gbps
ケーブルシングルモード光ファイバー2心 (SC/LC)
VLANIEEE 802.1Q タグ (上限4,094) / タグ無し1

1本の接続回線に複数の論理回線を収容できる (論理回線帯域の合計は接続回線帯域未満)。 ATBeX (公式)

時刻同期 (PTP / NTP) とネットワークサービス

PTPサービスの仕様内容
提供数2回線/契約 (別筐体の PTP グランドマスター2台から1回線ずつ)
接続方式グランドマスターのイーサネットポートを、ネットワーク機器を介さず光ファイバーで顧客に直接提供 (顧客ごとに専用ポート)
ケーブル・コネクタシングルモード光ファイバー2心、LC または SC
イーサネット規格1000BASE-LX
プロファイルデフォルト (IEEE 1588v2)、テレコム (ITU-T G.8265.1)
配信方式Multicast / Unicast / Hybrid
クロックモード1step / 2step
構内配線GPSアンテナ〜PTP配信設備〜顧客スペースまでを完全2系統でアット東京が提供
精度の考え方NTP はミリ秒、PTP はマイクロ秒以下の同期精度 (公式)。MiFID II の高頻度アルゴリズム取引要件 (UTC 同期・確度100μs・粒度1μs) への対応を用途として挙げる
NTP (Stratum 1)インターネットを介さない閉域の NTP 配信。複数の GNSS を時刻源とし、GPS のほか準天頂衛星「みちびき」に対応。ATBeX 経由で2系統
インターネット接続自社バックボーン AS9999 から複数の上位ISPと国内複数IXへ接続。構内配線または ATBeX 経由で利用
ひかりファイバー・構内配線顧客拠点とデータセンターを結ぶ光ファイバー心線 (伝送装置を介さない) と、建物構内の物理配線を提供

PTP の仕様は同社の PTPサービス資料 (2019年5月作成・2022年9月更新) とネットワークサービス頁による。ベストマスタークロックアルゴリズムで2台を冗長化する場合は、2台のグランドマスター間の通信経路を顧客側で確保する必要がある。 PTPサービス資料 (公式PDF)

接続できる事業者 (公式パートナー一覧・アルファベット順)

クラウド (9)
AWS Direct Connect、Microsoft Azure ExpressRoute、Google Cloud Interconnect、Direct Link Exchange (IBM Cloud)、Fast Connect (Oracle Cloud)、EINS WAVE、Ready Server、S-PortCloud、U-Cloud
インターネット/IX (5)
BBIX、DE-CIX、JPNAP、JPIX、KINX Japan
キャリア/通信事業者 (41・ネットワークPOP設置)
Arelion、ARTERIA Networks、Avelacom、BB Backbone、BIGLOBE、BSO、BT、China Mobile International、China Telecom、China Unicom、Chunghwa Telecom、Citic Telecom、Cogent Communications、Colt Technology Services (KVH)、Dreamline、Epsilon Telecommunications、FLAG、GTT Communications、Hurricane Electric、IIJ、iTSCOM、IPTP Networks、Josada Telecom、KDDI、Lumen、Megaport、MOX Networks、NexGen、NTT東日本、NTTコミュニケーションズ、PCCW Global、RETN、RIEDEL Networks、Singtel、ソフトバンク、SORACOM、Telstra (Pacnet)、TOKAIコミュニケーションズ、Zayo Group
データセンター事業者 (12)
ブロードバンドタワー、キヤノンITソリューションズ、エネコム、FRT、北海道総合通信網、ほくでん情報テクノロジー、IDCフロンティア、QTnet、セコムトラストシステムズ、鈴与シンワート、TISI、トークネット

一覧は全センター共通の公式パートナー表。PeeringDB に登録された CC1/CC2 の実績 (接続ネットワーク140・IX 6・回線事業者8) とは集計の定義が異なる。会社パンフレットは「国内の主要IX・30以上のキャリア (国内外)・複数のメガクラウド・70社以上のAS番号保有者」と表現している。 パートナー (公式)

直近の発表 (ニュースルーム 2026年)

  • 2026-07-08 コミュニティネットワークセンター・JPIX と3社共同で名古屋市内に新たなデータセンター・接続拠点を開設 (分散型デジタルインフラ)
  • 2026-06-17 代表取締役の異動 (社長交代)
  • 2026-06-10 Zadara と ATBeX 直結の「Zadara Cloud アット東京リージョン」を共同開設 (AI・ソブリンクラウド需要)
  • 2026-05-27 明京電機とインテリジェントPDUのリモートモニタリングの共同実証を開始
  • 2026-03-24 elleThermo と、稼働中データセンターの実設備の廃熱を活用した発電の実証実験に成功
  • 2026-03-17 FIP制度を用いたバーチャルPPA に関する基本合意書を締結 (再エネ利用促進)
  • 2026-03-12 EcoVadis サステナビリティ調査で最上位「プラチナ」を3年連続獲得
  • 2026-01-28 インテック・Arcserve Japan と協業し、バックアップソリューション「セキュアデータボルト」を提供 (ランサムウェア・災害対策)

ニュースルーム (公式)

料金・電気代・保守

金額は掲載していません。 データセンターのコロケーションには定価が存在せず、確保する電力 (kVA)、ラック数、契約期間、 回線条件の組み合わせで見積もりが決まります。出所の不確かな相場を載せると、 それを前提に動いた方に損をさせるため、本サイトでは金額を持たない方針です。 金額は運営事業者へ直接お問い合わせください。 確認すべき項目は国内データセンターの選び方に整理しています。
料金の出し方
要問い合わせ (公開価格なし)。電気料金の方式は公式比較表に明記: コロケーション=従量課金制、ケージング=従量課金制または固定料金制、ハウジング=固定料金制
電気代
コロケーション (部屋単位): 従量課金制
ケージングコロケーション (ゾーン単位): 従量課金制 または 固定料金制
ハウジング (ラック単位): 固定料金制。実質再生可能エネルギー100% (太陽光・風力・水力などの環境価値を組み合わせ、二酸化炭素排出量ゼロ) で運用
※単価は非公表。契約電力あたりの実額は運営事業者への見積もりで確認。
保守
オンサイトサービス: アット東京のエンジニアが24時間365日・日英バイリンガルで作業を代行 (障害一次対応、荷物受取代行、廃棄物処理代行、部品の簡易交換など。来館せずに完了)
リモートハンズ: 目視確認 (LED・ポート・ラベル・ラック状態)、電源ON/OFF、ラック内ケーブル、パッチ作業、機器設置/撤去 (1台50kgまで)、簡易な部品交換、建物内運搬・CC1〜CC2間運搬 (一度の上限 幅1,040×奥行745×高さ1,450mm・200kg)
定期作業: 目視確認、バックアップメディア交換、メディアの授受。メディア耐火金庫保管 (耐火性能2時間・庫内52度維持)
鍵の貸出: ラック鍵を預かり、指定ID保持者に貸出・返却
監視 @EYE: DCIM を SaaS で提供 (CPU室・ラック・分電盤の負荷をリアルタイム表示、最長5年保持、CSV 標準・WebAPI オプション)
セキュリティ: データ消去破壊サービス (指定場所で消去・破壊)、入退館ログサービス (月次レポート)
IT監視・オペレーション: ITインフラ監視・設備監視・ベンダーコール・障害一次対応・定期リブート・テープ交換・各種レポート
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必要なラック数や電力、開始時期をお知らせください。アット東京 中央センター (CC1/CC2)を対象として、 Postation が内容を整理したうえで取り次ぎます。複数の施設を比べたい場合も、まとめてご相談いただけます。

取り次ぎに手数料はいただきません。契約は利用者と運営事業者の間で直接結んでいただきます。 掲載内容に誤りを見つけた場合も、この窓口からお知らせください。

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出典: 施設の所在と接続実績は PeeringDB の公開データに基づきます。 PeeringDB は相互接続施設のレジストリであり、掲載値は施設が登録した相互接続の実績です。 設備・認証・料金に関する項目は、公開情報が確認できたものだけを掲載しています。
最終確認: 2026-09-06

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