アイビスホールディングス 9334上場予定
障害のある人の就労支援を行う会社
障害者総合支援法に基づく就労継続支援B型事業所15施設と施設外作業所10か所を運営する持株会社。収入の8割超は国保連からの給付費。TOKYO PRO Market・福岡PRO Marketから名証ネクスト・福証Q-Boardへ移る鞍替え上場。
上場の条件 — 日程・株数・主幹事
- 上場日
- 2026年10月13日 (火)・名古屋証券取引所ネクスト (福証Q-Boardと同時)市場
- ブックビルディング
- 9月25日 (金) 〜 10月1日 (木)・公開価格の決定 10月2日 (金)
- 想定発行価格
- 500円
- 公開価格
- 10月2日 (金)に決定予定
- 公募・売出
- 公募 200,000株・売出 0株・オーバーアロットメント 30,000株
公募+売出に占める売出の比率 0.0% (会社の資金調達が中心) - 吸収金額
- 1.2億円 (想定発行価格 × 公募+売出+オーバーアロットメント)
- 時価総額
- 10億円 (想定発行価格 × 上場時発行済株式数 1,998,000株)
- 主幹事
- フィリップ・キャピタル証券
- 会社
- 2020年設立・代表 永江 榮司・従業員 99人 (連結・2026年7月末)・10月決算・IBIS HOLDINGS Co., Ltd.
事業の数字 — 目論見書に載っている指標
会社が目論見書で開示している事業指標。基準日は各行に記載。
| 指標 | 値 | 基準・補足 |
|---|---|---|
| 利用者の登録数 | 437人 | 2025年10月期 (計画達成率100.9%) |
| 通所率 | 61.5% | 2025年10月期 (目標60%) |
| B型事業所 | 15施設 | 2026年7月末 (愛知12・東京1・福岡2) |
| 施設外作業所 | 10か所 | 2026年7月末 |
| 国保連への収入依存度 | 83.8% | 2025年10月期 |
業績の推移 — 売上高・営業利益・純利益
目論見書「主要な経営指標等の推移」から。単位は百万円、▲は損失。前期比は売上高。会社予想は上場時に公表した今期の見通し。
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024/10期 | 連結 | 895 | — | 25 | 26 | 3 |
| 2025/10期 | 連結 | 1,094 | +22.2% | 41 | 46 | 35 |
| 2026/10期 会社予想 | 連結 | 1,488 | +36.0% | 157 | 145 | 100 EPS 56.02円 |
2026年8月31日に上方修正済み (売上1,384→1,488百万円)。3Q累計は売上1,088・営業利益96百万円 (進捗61%)。初配当15円を予想 (想定価格ベース利回り3.0%)。2024年10月期の営業利益は前期比からの逆算値。
主要株主とロックアップ — 上場後に誰が売れるか
上場前の株主構成 (目論見書「株主の状況」、潜在株式を含む比率)。ロックアップは主幹事との約束で、期間中は原則売れません。「1.5倍解除」は公開価格の1.5倍以上なら期間中でも売れる条件です。
| 株主 | 区分 | 持株比率 | ロックアップ・売出 |
|---|---|---|---|
| 株式会社旺司ライフワーク | 資産管理会社 | 93.33% | 社長の資産管理会社。売出なし・180日。OA の貸株人 |
| 株式会社PROUD WORKS | 親会社・事業会社 | 4.45% | 180日 |
| 桂新堂株式会社 | 親会社・事業会社 | 1.11% | 90日・1.5倍解除 |
| ZenPro NEXT VISION株式会社 | 親会社・事業会社 | 0.89% | 90日・1.5倍解除 |
公募資金の使い道
目論見書「新規発行による手取金の使途」から。売出の代金は株主に入り、会社には入りません。
注目点 — 編集部はここを見る
- 想定価格500円はPRO Marketの最終株価 (分割後換算650円) より23%安く、予想PER8.9倍・配当利回り3.0%の値付け。
- VC不在・売出ゼロ・吸収金額1.15億円 (想定) の超小型で、需給は極めて軽い。
- 2026年10月期は営業利益率3.7%→10.6%へ跳ねる会社計画。3Q累計の営業利益は前年通期の2.4倍。
リスク — 目論見書「事業等のリスク」から
会社自身が開示しているリスクのうち、この会社に特徴的なものを抜き出しました。全文は目論見書をご確認ください。
- 収入の8割超が国の報酬単価に連動。2026年6月の臨時報酬改定で新規のB型事業所は基本報酬が約1.6%減となり、次回改定での締め付けを会社自身が指摘。
- 中古品販売 (子会社スマイルライフ) が売上の21%に急増し、在庫・保証金・古物営業法という福祉とは異質のリスクを抱える。
- 自己資本比率21%・有利子負債依存度57%の借入頼みの拡張。名証ネクスト・福証Q-Boardは流動性が極めて薄く、PRO Marketでは7か月間約定がなかった。
- 拠点は出店と閉所を繰り返しており (8か所を閉所)、四半期の業績が振れやすい。
前後の上場と、同じテーマの銘柄
出典
- 名証 新規上場会社概要 (アイビスホールディングス)
- 名証 新規上場申請のための有価証券報告書 (Ⅰの部)
- 募集株式発行及び株式売出しに関する取締役会決議のお知らせ (2026年9月7日)
- 2026年10月期 通期連結業績予想について (2026年9月7日)
- アイビスホールディングス IR
「どんな会社?」「主な事業」「注目点」は目論見書の記載を編集部が要約した意見で、会社の公式な説明ではありません。吸収金額・時価総額・PER は本ページに書いた式で当サイトが計算しており、株数の前提が異なる証券会社の資料と小数点以下がずれることがあります。
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