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イライザ (ELYZA)

ELYZA / ELYZA

🗓 事実の最終確認: 関連記事の更新: 出典: 当サイト企業データベース (一次資料・自社記事の解剖に基づく)

主力製品・モデル
ELYZA Works (法人向け生成AI活用ツール) / ELYZA-Diffusi…
上場
非上場
同業 4 社との比較 (企業データベースの同じ列)
企業 主力製品・モデル 評価額・時価総額 最新発表 / 確認日
DeepSeek (深度求索) DeepSeek-V4-Pro 調達後評価額 3,508.8億元 (約520億… 2026-09-15
Zhipu AI (智譜清言) GLM-5.3 香港 02513 の終値 793港元・発行済み… 2026-08-14
Moonshot (月之暗面) Kimi K3 調達後評価額 200億ドル超 (2026年5月… 2026-09-15
MiniMax (稀宇科技) Hailuo (海螺AI), Talkie 時価総額 1,000億港元超 (上場初日 20… 2026-08-27
執筆・監修: (編集長・アナリスト) 最終確認: — 公式発表・SEC/EDINET 等の一次資料と自社記事を突合 出典 13 件 更新: 記事→企業行は日次、一次情報の再確認は週次の自動運用 編集方針
東京大学の松尾豊研究室から生まれた、大規模言語モデル (LLM) の開発と企業・官庁への導入を手がける東京・本郷の企業。2018年9月設立で、2024年4月からKDDIの連結子会社 (KDDIが43.4%、KDDI Digital Divergenceが10.0%を保有)。業務用AIアプリを作る法人向けツール「ELYZA Works」を2025年9月に発売し、KDDIが再販する。未上場で、売上高は公表していない。
🔗 公式サイト

Postation の入口

📦 製品・商品 (6)

📦 ELYZA Works 製品
ELYZA Worksを提供し、KDDIへ提供してKDDIが再販するELYZA Works with KDDIの形でも展開する
🧠 ELYZA-Diffusion-Base-1.0-Dream-7B モデル
ELYZA-Diffusion-Base-1.0-Dream-7B」「ELYZA-Diffusion-Instruct-1.0-Dream-7B」を公開
🧠 ELYZA-Diffusion-Instruct-1.0-Dream-7B モデル
ELYZA-Diffusion-Instruct-1.0-Dream-7B」を公開
🛠️ ELYZA Voice Agent サービス
電話・アプリの問い合わせに日本語で応じ、業務システムでの手続きと記録までを行う音声対話AIエージェント。

出典: elyza.ai/news/2026/10/02/voiceagent

🧠 ELYZA-Thinking-1.0-llm-jp-4-33b モデル
国立情報学研究所のllm-jp-4を土台に論理的思考を強めた公開モデル。32b-a3b版も公開。

出典: elyza.ai/news/2026/10/02/rsiresearch

🧠 ELYZA-LLM-Med モデル
日本語の医療向けに特化したLLM。2025年7月に開発を発表。

出典: prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000047565.html

🧪 技術・サービス (4)

🧪 日本語向け事後学習 (ELYZA LLMシリーズ) 技術
Llama、Qwen、llm-jp-4などのオープンモデルに日本語の追加学習と指示学習を施し、商用利用できる形で公開するモデル群。

出典: elyza.ai/news/2026/10/02/rsiresearch

🧪 ELYZA-LLM-Diffusion (日本語拡散言語モデル) 技術
Dream-v0-Instruct-7Bを土台に日本語の追加事前学習と指示学習を行った拡散言語モデル。KDDIのGPU基盤で開発。

出典: prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000047565.html

🧪 自律改善エージェント (ELYZA RSI Research) 技術
AIエージェントがハーネスを自動で改善し評価を繰り返す仕組み。問い合わせ応答で完遂率と推論費用を改善した。

出典: elyza.ai/news/2026/10/02/rsiresearch

📐 ELYZA Agent Tasks: Customer Service 規格
日本語のカスタマーセンター業務でAIエージェントの手順選択・ツール利用・処理結果を評価するベンチマーク。音声とテキストに対応。

出典: github.com/elyza-inc/elyza-agent-tasks-customer-service

📋 詳細情報

技術・事業

コア技術
公開されたオープンモデルを日本語と業務に合わせて追加学習する事後学習の技術と、AIエージェントの制御の仕組みを自動で改善する研究を中核に、業務ごとの導入で精度を上げる。
事業セグメント
  • AIリサーチ&ソリューション事業: 企業・官庁向けのLLM開発・導入と共同研究
  • AIプロダクト事業: 法人向け生成AI活用ツールELYZA Works、音声対話AIエージェントELYZA Voice Agent
  • 区分ごとの売上高は公表していない
ガバナンス

経営陣・組織

CEO
曽根岡 侑也 (代表取締役CEO)
創業者
曽根岡侑也、垣内弘太
親会社
KDDI
専門指標

業界別スペック

主要製品
ELYZA LLM for JP (日本語特化LLMシリーズ)、Llama-3-ELYZA-JP-70B / 8B、企業向け生成AI導入支援

⭐ 強み・特徴

  • 金融の審査やコンタクトセンターの要約など、業務単位での効果を数字で公表している導入実績がある
  • 親会社KDDIの販路で自社製品を再販でき、GPU基盤もKDDIから使える
  • オープンモデルの事後学習を短い周期で回し、Llama、Qwen、llm-jp-4、拡散モデルなど複数系統の日本語モデルを商用利用可能な形で公開してきた
  • デジタル庁の受託とガバメントAIの選定で、行政分野の実績を持つ

📝 現状分析

  • KDDIの連結子会社で、KDDIとKDDI Digital Divergenceが合計53.4%を持つ。KDDIの支援を受けながら将来の新規株式公開 (スイングバイIPO) を目指すとしている(2024年3月18日、KDDI発表)
  • 取得額は非公表で、KDDI社長が発表会で「2桁億円の後半」と述べたと報じられた(報道)
  • 自社の強みとして、業務単位の導入で成果の数字を公表している点がある。JR西日本カスタマーリレーションズでは2023年の実証で約21%だった後処理時間の削減が、100人規模の運用で約50%になった(2026年3月31日)
  • ソフトバンク、NTT、プリファードネットワークスなど自社LLMを持つ企業と競合し、オープンAIなど海外勢の企業向け製品とも競う
  • 決算期と損益は一次資料で確認できていない

🧭 ビジョン・戦略

  • ミッションは「未踏の領域で、あたりまえを創る」、ビジョンは「研究開発・社会実装・事業開発をシームレスにつなぎ、新しい働き方・サービスを実現する」(会社概要)
  • 2026年5月1日の経営体制の変更で、研究開発・ソリューション・プロダクトの3本柱を確立したとし、事業領域の拡大と組織の急成長を支える体制にすると説明した
  • 2026年10月2日に研究組織ELYZA RSI Researchを設け、その成果を使って業界・業務ごとのAIエージェントを作る「バーティカルAI事業」を始めた。第1弾が音声対話のELYZA Voice Agent
  • 研究対象をロボットなどのフィジカルAIにも広げるとしている

🔮 今後の展望

  • ELYZA Voice Agentを予約、契約変更、申請、情報照会など音声を起点とする業務に広げる計画
  • 三井住友カードの審査AIは他の施策と組み合わせて完全自動化を目指す
  • デジタル庁のガバメントAI「源内」での試用で、行政分野の実用性の評価が進む
  • 日本の投資家にとっては、KDDIの法人事業 (ELYZA Works with KDDI の販売) への寄与と、スイングバイIPOの時期が論点になる。上場時期は公表していない

📊 詳細ビジネスデータ

🛍️ 商品詳細

  • ELYZA Works: 2025年9月9日に発売した同社初の自社製品。専門知識がなくても自社専用の業務AIアプリを作り、チームで共有・改善できる法人向けツール。KDDIへ提供し、KDDIが「ELYZA Works with KDDI」として再販する。2026年7月に人の判断を挟んで複数のアプリをつなぐ機能、8月にAIエージェントからアプリを作る機能を加え、9月にアプリ作成の仕組みで特許を取得した。料金は公式に公表していない
  • ELYZA Voice Agent: 2026年10月2日に発表した音声対話のAIエージェント。電話やアプリの問い合わせに日本語で応じ、企業ごとのルールで判断し、予約変更や申請受付など業務システムでの手続きと記録までを一続きで処理する
  • 公開モデル: ELYZA-Thinking-1.0-llm-jp-4-33b など (2026年10月、国立情報学研究所のllm-jp-4が土台)、拡散言語モデルELYZA-Diffusion-Base-1.0-Dream-7B と ELYZA-Diffusion-Instruct-1.0-Dream-7B (2026年1月)、医療向けELYZA-LLM-Med (2025年7月)、論理的思考を強めたELYZA-Thinking-1.0-Qwen-32B (2025年5月)。いずれも商用利用できる形で公開した
  • 受託開発: 三井住友カードの入会審査の自動判定AI (2026年3月下旬から運用、担当者による審査の20%を自動化)、JR西日本カスタマーリレーションズの問い合わせ要約 (後処理時間を12分47秒から6分23秒へ短縮)、アルティウスリンクのコンタクトセンター向けアプリなど

⚙️ アルゴリズム・メカニズム

  • 自社では大型の基盤モデルを一から学習させず、公開済みのオープンモデルに日本語データで追加の事前学習・指示学習 (事後学習) を施して性能を上げる方式をとる。土台はメタのLlama、アリババのQwen、国立情報学研究所のllm-jp-4など時期により異なる
  • ELYZA-LLM-Diffusionは香港大学NLPグループが公開した拡散言語モデルDream-v0-Instruct-7B (70億パラメーター) を土台にした。文章を1語ずつ順に作る自己回帰型と違い、ノイズを段階的に取り除いて文章全体を生成するため、生成を速くできるとしている(2026年1月16日、会社発表)
  • 2026年10月に設けたELYZA RSI Researchは、AIエージェントが基盤モデルやその制御の仕組み (ハーネス) を改善し、評価の仕組みで検証し、結果を次の改善に回す「AIによるAI開発」を研究する。自律改善エージェントで問い合わせ応答のハーネスを改善し、改善に使っていないテストデータで完遂率を34.3%から52.9%に上げ、精度をほぼ保ったまま推論費用を67%減らせたとした。会社は再帰的な自己改善そのものを実現したわけではないと説明している
  • 三井住友カード向けの審査AIは生成AIではなく、審査データの複雑なパターンを学習した機械学習モデルで承認・不承認を判定し、情報が同社内で完結するよう設計した

🏗️ システム基盤構成

  • 計算資源はKDDIのGPU基盤を使う。拡散言語モデルはKDDIのGPU基盤で開発した(2026年1月16日、会社発表)
  • 経済産業省・NEDOの生成AI開発支援事業GENIACの第1期で計算資源の支援を受け、日本語LLMを開発した(2024年9月19日、会社発表)
  • デジタル庁の「ガバメントAI」向けの事業では、KDDIが検証用のGPU資源とプロジェクト管理を、ELYZAがLLMの開発・提供と技術支援を受け持つ(2026年3月10日)
  • 本社は東京都文京区本郷。2026年5月に経営企画、ソリューション事業、プロダクト事業、研究開発の4部門に執行役員を置く体制へ移った

💰 売上の見込み

・会社は売上目標を公表していない

💸 売上の出どころ

  • 事業はAIリサーチ&ソリューション事業 (企業・官庁向けのLLM導入、受託開発) とAIプロダクト事業 (ELYZA Worksの利用料) の2つ(会社概要)
  • 販路としてKDDIによるELYZA Worksの再販がある
  • 官公庁ではデジタル庁の「生成AIの業務利用に関する技術検証および利用環境整備」を受託し(2025年6月公表)、2026年3月にKDDIとともに「ガバメントAIで試用する国内大規模言語モデル」に選ばれた
  • 売上高、事業別の構成、主要顧客への依存度は公表していない

👤 経営者履歴

CEO — 曽根岡 侑也 (代表取締役CEO)

曽根岡侑也は東京大学大学院工学系研究科で松尾豊教授の研究室に所属し、修士課程の修了後も研究室のスタッフとして残った。2018年9月に、現CTOの垣内弘太とELYZAを共同創業し、代表取締役CEOを務める(グーグル・クラウドの顧客事例記事)。

CTO / 主席科学者 — 垣内 弘太 (取締役CTO)

2018年9月に曽根岡侑也とELYZAを共同創業し、取締役CTOを務める。

🇯🇵 日本企業との取引・関係

  • KDDIの連結子会社 (2024年4月から、KDDI 43.4%・KDDI Digital Divergence 10.0%)。ELYZA WorksをKDDIが「ELYZA Works with KDDI」として再販する
  • KDDIとともにデジタル庁の「ガバメントAIで試用する国内大規模言語モデル」に選ばれた(2026年3月)。デジタル庁の生成AI業務利用の技術検証も受託した(2025年6月公表)
  • 三井住友カードの入会審査AI (2026年3月下旬から運用) と生成AI活用(2025年6月公表)
  • JR西日本カスタマーリレーションズと2022年から問い合わせ要約を共同で進める
  • KDDI、アルティウスリンクとコンタクトセンター向けLLMアプリを開発(2024年9月、2025年5月)
  • マイナビの「マイナビAI Pencil」へ技術提供・共同開発(2025年7月)
  • 経済産業省・NEDOのGENIACで計算資源の支援を受けた
基本情報

上場・財務

本社
東京都文京区本郷3-15-9 SWTビル 5・6F
創業
2018
上場ステータス
未上場
コンプライアンス

信用・米制裁

銀行信用
健全
🇺🇸 米制裁
なし
グローバル

海外進出

資金流出
なし
出典・検証

📚 信頼性メタデータ

信頼度
🅲 推定
最終確認
2026-10-19 16:06:36
検証者
claude+web-verified

出典 URL

  • https://elyza.ai/about
  • https://elyza.ai/news
  • https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2024/03/18/7333.html
  • https://elyza.ai/news/2026/05/01/20260501_board2026
  • https://elyza.ai/news/2026/10/02/rsiresearch
  • https://elyza.ai/news/2026/10/02/voiceagent
  • https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000047565.html
  • https://elyza.ai/news/2026/07/10/smcc
  • https://elyza.ai/news/2026/03/31/jr西日本カスタマーリレーションズとelyza運用整備とモデ
  • https://elyza.ai/news/2026/03/10/kddiとelyzaデジタル庁のガバメントaiで試用する-国
  • https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000047565.html
  • https://cloud.google.com/blog/ja/topics/customers/elyza-social-implementation-of-cutting-edge-ai
  • https://thebridge.jp/2024/03/kddi-group-buy-out-elyza

最新動向

2026年7月13日、三井住友カードと入会審査における自動判定AIの利用を開始したと発表した。担当者による審査の20%を自動化し、審査の迅速化と審査作業の削減を実現したとしている。7月10日にはELYZA Worksへ後続アプリ設定機能を追加。7月1日にはKDDIへ提供し同社が再販する法人向け生成AI活用ツールELYZA Works with KDDIの動画広告配信開始を公表した。2026年3月26日にはKDDIとともに、デジタル庁の「ガバメントAIで試用する国内大規模言語モデル」に選定されたと発表している。5月11日には新経営体制および執行役員の選任を公表した。

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🧰 ツール・特集の入口

一次データで動く 14 本 — 銘柄の絞り込み・供給網・比較・一次データの台帳・解説・規制レンズ (すべて無料)

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