🚫 SANCTIONED
capability 32 / 100 ⚡ パワー半導体 ⚡ 先端ノード (≤14nm)
🇯🇵 🟡 日本企業の直接競合 (Renesas / Sony / 三菱 / 東京エレクトロン)
🏭 産業用
半導体企業 ⚡ パワー半導体
I

インフィニオン テクノロジーズ

インフィニオン テクノロジーズ / Infineon Technologies

シーメンスの半導体部門が1999年に独立した、パワー半導体の世界最大手。車載・産業・データセンターの電力変換を主戦場とし、シリコン (CoolMOS / OptiMOS)、炭化ケイ素 (CoolSiC)、窒化ガリウム (CoolGaN) の3材料を同一の製品体系で揃える点が競合との差になる。2025年9月期の売上高は146億6,200万ユーロ、部門利益率17.5%。AIデータセンター向けは同社が最も強く投資する成長領域で、2026年9月期に約15億ユーロ、2027年9月期に約25億ユーロの売上を計画する。
🔗 公式サイト
創業年
1999
従業員
約5万7,000人 (2025年9月
本社
ドイツ・ノイビベルク (ミュンヘン近
🇯🇵 日本半導体業界・研究機関との関係

日本主要企業 (Renesas / Sony / 三菱電機) との中国市場での直接競合

⚔ 日本企業の競合

📋 詳細情報

技術・事業

コア技術
パワー半導体の3材料並行展開。シリコン超接合MOSFET (CoolMOS)、低電圧MOSFET (OptiMOS)、炭化ケイ素MOSFET (CoolSiC、650V第2世代で10mΩ級)、窒化ガリウムHEMT (CoolGaN、650V GIT構造と100V中電圧品)。これにゲート駆動IC (EiceDRIVER)、マイコン (XMC / AURIX)、電流センサーを組み合わせ、電源回路一式を単独で供給できる。オーストリア・フィラッハとドイツ・ドレスデンに300mmパワー半導体ラインを持ち、8インチ炭化ケイ素への転換も進める。
事業セグメント
車載 (ATV)、パワー&センサーシステム (PSS)、グリーンインダストリアルパワー (GIP)、コネクテッドセキュアシステム (CSS) の4部門。サーバー・AIデータセンター向けはPSSに属し、2025年9月期第4四半期のPSS売上は前年同期比13%増の11億8,900万ユーロと、成長の主因になった。
専門指標

業界別スペック

主要製品
CoolMOS (シリコン超接合MOSFET)、OptiMOS (低電圧MOSFET)、CoolSiC (炭化ケイ素MOSFET・ダイオード)、CoolGaN (窒化ガリウムHEMT)、EiceDRIVER (ゲート駆動IC)、XMC / AURIX (マイコン)、リファレンスデザイン一式

⭐ 強み・特徴

シリコン・炭化ケイ素・窒化ガリウムを1社で揃え、用途ごとに材料を使い分けられる。ゲート駆動ICとマイコンまで自社で持つため、リファレンスデザインを「部品表そのまま買える設計図」として配れる。この設計図が事実上の営業資材として機能し、電源メーカーの採用を材料の指名買いへ誘導する構造を作っている。

📊 詳細ビジネスデータ

🛍️ 商品詳細

AIデータセンター向けでは、電源ユニットからGPU直下の電圧調整まで一貫した部品群を出す。代表例が2025年11月公開の12kW電源リファレンスデザイン REF_12KW_HFHD_PSU で、入力180〜305V交流・出力49〜50V直流・12kW、電力密度113W/立方インチ、ピーク効率97.8%。前段の力率改善回路は2相インターリーブ3レベルフライングキャパシタ方式で炭化ケイ素12個 (650V第2世代10mΩを8個、7mΩを4個)、後段のLLC共振回路は窒化ガリウム104個 (1次側650V 25mΩを8個、2次側100V 1.6mΩを96個) で構成する。20ミリ秒の保持時間と系統電流の平滑化を担う双方向昇降圧回路 (エネルギーバッファ) は同社の特許。

🇯🇵 日本企業との取引・関係

日本法人はインフィニオン テクノロジーズ ジャパン (東京)。日本の電源メーカー・車載部品メーカーへパワー半導体を供給する一方、同社のリファレンスデザインが日本の受託電源メーカーの設計基準になる場面が増えている。12kW電源では磁性部品にChang Sung (韓国) の高磁束ダスト磁心とDMEGC (中国) のフェライトを採用しており、半導体は欧州勢、磁心は東アジア勢という分業が可視化されている。
基本情報

上場・財務

本社
ドイツ・ノイビベルク (ミュンヘン近郊)
創業
1999
従業員
約5万7,000人 (2025年9月末)
上場
FSE
銘柄コード
IFX
上場ステータス
上場済
コンプライアンス

信用・米制裁

クレジット
none
銀行信用
健全
🇺🇸 米制裁
なし
グローバル

海外進出

資金流出
なし
出典・検証

📚 信頼性メタデータ

信頼度
🅰 一次情報
最終確認
2026-08-04 23:20:09
検証者
entity_infineon_tdk_20260802

出典 URL

  • https://www.infineon.com/press-release/2025/infxx202511-021
  • https://www.infineon.com/assets/row/public/documents/24/42/infineon-12kw-high-power-density-and-high-frequency-psu-for-ai-data-centers-and-servers-applicationnotes-en.pdf
  • https://www.infineon.com/press-release/2025/INFXX202505-107
  • https://www.infineon.com/technology/ai/we-power-ai/psu

最新動向

2025年5月、NVIDIAと共同で800V高圧直流 (HVDC) を基幹とする次世代データセンター電力供給構造の開発を発表。系統から演算装置までの変換段数を減らし、配電損失と銅使用量を圧縮する構想で、半導体側にInfineon・STマイクロエレクトロニクス・テキサスインスツルメンツ、電源機器側にDelta・Flex、施設側にEaton・シュナイダーエレクトリック・Vertivが名を連ねる。2025年11月には2026年9月期のAIデータセンター向け売上目標を約15億ユーロへ引き上げ、設備投資枠も5億ユーロ積み増した。同月、12kW電源リファレンスデザインのアプリケーションノート (AN133110) を公開している。

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⚡ パワー半導体

CRRC Times (中車時代電気)

株洲中车时代电气(CRRC Times Electric)は2005年設立、中国中車(CRRC)傘下の軌道交通牽引システム(国内首位)とパワー半導体の大手。IDM(垂直統合型)として大電力サイリスタ・IGBT・IGCT・SiCデバイスを内製し、鉄道・新エネ車・再エネ・産業向けに展開する。香港(3898)・科創板(688187)の両上場。本社は湖南省株洲市。

⚡ パワー半導体

StarPower (斯達半導)

StarPower Semiconductor(スターパワー)は2005年に沈華(MIT材料学博士)夫妻が浙江省嘉興市で創業したIGBT/SiCパワー半導体大手。新エネルギー車の主駆動インバータや太陽光/風力・産業向けにIGBTモジュール・SiC MOSFETを供給する。上海メインボード上場(603290)。自建産線で車規級SiCチップの量産を進める。

⚡ パワー半導体

三菱電機パワーデバイス製作所

三菱電機パワーデバイス製作所は、三菱電機(証券コード6503)のパワー半導体事業の中核生産組織で、福岡県福岡市西区今宿東1-1-1に本部を置き、熊本県合志市御代志997番地と広島県福山市大門町にも拠点を持つ。SiCおよびSiのパワーデバイスを手がけ、産業機器、家電、自動車、電鉄などに向けたパワーモジュールやインテリジェントパワーモジュールを生産する。前工程の増強として、熊本工場泗水地区(熊本県菊池市)にSiC 8インチウエハの新工場を2025年10月に竣工した。三菱電機はSiCを含む革新的なパワーデバイスにより高効率なモーター制御・電力変換を実現し、カーボンニュートラルに貢献するとしている。

⚡ パワー半導体

ローム

ローム株式会社は1958年9月設立の半導体・電子部品メーカーで、本社は京都市右京区に置く。東京証券取引所に上場(証券コード6963)し、資本金869億6,900万円、連結従業員数21,756人(2026年3月31日現在)、2026年3月期の連結売上高は4,811億円。SiCパワー半導体を成長の柱に、電源IC・モータドライバなどのアナログIC、トランジスタ・ダイオードなどのディスクリート、抵抗器等の受動部品まで幅広く手がける。国内生産は京都・滋賀・浜松・岡山(笠岡)・福岡(筑後・広川・行橋)と、子会社ラピスセミコンダクタの宮崎・宮城工場が担う。