EV・自動運転 🤖 自動運転専業
K

コディアックAI

Kodiak AI

🗓 事実の最終確認: 関連記事の更新: 出典: 当サイト企業データベース (一次資料・自社記事の解剖に基づく)

主力製品・モデル
Kodiak Driver を載せた大型トラック (第7世代)
上場
ナスダック KDK
同業 4 社との比較 (企業データベースの同じ列)
企業 主力製品・モデル 評価額・時価総額 最新発表 / 確認日
小馬智行 (ポニー・エーアイ) 第7世代ロボタクシー (bZ4X、アルファT5、アイオンV… — 2026-10-01
文遠知行 (ウィーライド) ロボタクシー GXR (2024年10月発表、5人乗り) — 2026-10-01
滴滴自動運転 (ディディ) Robotaxi R2 (広汽埃安と共同開発したロボタクシ… — 2026-10-01
白犀牛 (Rino.ai) RX (鑫源汽車と開発した無人配送車の量産車、2026年1… — 2026-09-28
執筆・監修: (編集長・アナリスト) 最終確認: — 公式発表・SEC/EDINET 等の一次資料と自社記事を突合 出典 27 件 更新: 記事→企業行は日次、一次情報の再確認は週次の自動運用 編集方針
自動運転トラックを開発する米国企業で、2025年9月に特別買収目的会社 (SPAC) と合併し、ナスダックに上場した (ティッカーKDK)。上場会社の社名はコディアックAIで、事業会社コディアック・ロボティクスはその完全子会社になった。自動運転システム「Kodiak Driver」を顧客のトラックに載せ、1台ごと、または走行距離ごとの利用料を受け取る。テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地では、運転席に人を乗せないトラック35台が稼働している (2026年6月末時点)。保有するのは資源物流のアトラス・エナジー・ソリューションズ (Atlas Energy Solutions) である。2025年12月期の売上高は379万7,000ドル、営業損失は1億1,262万5,000ドル。長距離の幹線では、2026年末までにダラス〜ヒューストン間で無人運行を始める計画だ。ブリヂストンの米国子会社が2021年に出資した。
🔗 公式サイト

Postation の入口

📦 製品・商品 (11)

📦 Kodiak Driver 製品

コディアック・ドライバー (自動運転システム)

AIを使うソフトウェアと、車種を選ばないハードウェアを組み合わせた自動運転システム。2024年12月から、パーミアン盆地で運転席に人を乗せない商用運行に使われている。長距離の幹線では保安要員が乗って貨物を運んでおり、無人運行は2026年末までに始める計画である。
地図
高精度地図に頼らない
運んだ荷物
累計2万件超 (2026年6月末、保安要員が乗る運行を含む)
使うセンサー
カメラ、レーダー、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー)
有償の無人運行
累計4万時間超 (2026年6月末)
無人運行の車両
35台 (2026年6月末、すべてアトラスが保有)
自動運転での走行
累計350万マイル超 (2026年9月の発表)

対象: 運送会社、資源物流の会社、米軍

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054835/kdk-20260630.htm

📦 SensorPods 製品

センサーポッド (センサーをまとめたミラー型の装置)

カメラ、レーダー、LiDAR を1つの箱に収め、サイドミラーの位置に左右1つずつ付ける装置。左右の視野が重なるように配置する。専門の技術者でなくても、タイヤの交換より短い時間で取り換えられる設計である。2026年4月には、独ボッシュのカメラの試作品を組み込んで検証していると発表した。
数
1台に2つ
中身
カメラ、レーダー、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー)
第7世代
耐久試験で、寿命が前の世代より約50%延びる見込み (会社の説明)

対象: Kodiak Driver を載せる車両

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm

📦 Actuation Control Engine (ACE) 製品

エース (操舵と制動を受け持つ安全用の計算機)

自動運転の主系統から独立して、操舵、制動、加速の装置を動かす自社設計の計算機。自動運転システムか車両のどこかが故障すると、車両を路肩に寄せて止める。オランダのNXPセミコンダクターズの車載向け半導体を使う。
安全規格
NXPの半導体は、自動車の機能安全規格 ISO 26262 の最高水準に適合 (2025年8月の発表)
使う半導体
NXPの車載ネットワーク用プロセッサー S32G3、マイコン S32K3、電源管理用の半導体

対象: Kodiak Driver を載せる車両

出典: kodiak.ai/news/kodiak-nxp-autonomous-truck-safety

🧠 第7世代の車両 (Gen7) モデル

Kodiak Driver の第7世代のハードウェア

2026年4〜6月期に発表した最新のハードウェア。装置を小さくして車両への取り付けを簡単にし、寝台の無い短い運転席のトラックにも載せられるようにした。米AMDのCPU「EPYC」を、自動運転トラックで初めて採用したと同社は説明している。
CPU
AMD の EPYC (2026年8月26日発表)
役割
センサーのデータの集約と前処理、経路の計画
計算能力
第6世代より約50%高い

対象: 運送会社、資源物流の会社

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054331/kodiakai-q2202663026xearni.htm

🛠️ Driver-as-a-Service (DaaS) サービス

ドライバー・アズ・ア・サービス (自動運転システムの利用契約)

顧客が保有し運行するトラックに Kodiak Driver を載せ、1台ごと、または走行距離ごとの利用料を受け取る契約。2024年12月にアトラス・エナジー・ソリューションズ向けで始めた。2026年6月末時点で、この契約で無人の車両を動かす顧客はアトラスだけである。
利用料に含むもの
ハードウェアとソフトウェアの使用、更新、保守、遠隔での監視と支援
未計上の契約残高
2,620万ドル (2026年6月末。2030年6月までに計上)
売上高に占める割合
65% (2026年1〜6月期)、46% (2025年12月期)

対象: トラックを保有する運送会社、資源物流の会社

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054835/kdk-20260630.htm

🛠️ Assisted Autonomy サービス

アシステッド・オートノミー (遠隔からの運転支援)

商用の運転免許を持つ運転者が、離れた場所の操作卓から車両を助ける仕組み。操作卓にはハンドルとペダルがある。低速で、条件を決めた場面に限って使う。ベイ・テクノロジー (Vay Technology) の技術と、米ベライゾンの通信回線を使う。
通信
ベライゾンの5GとLTE (2025年12月18日発表)
遠隔運転の技術
ベイ・テクノロジー

対象: Kodiak Driver の利用者

出典: kodiak.ai/news/kodiak-verizon-autonomous-trucking-connectivity

🛠️ Kodiak OnTime サービス

コディアック・オンタイム (顧客の運行管理とつなぐツール)

Kodiak Driver を顧客の車両管理、輸送管理、構内作業のシステムにつなぐ支援サービスとツールの総称。車両の位置と状態をその場で確かめられ、現場の点検に使うアプリを含む。同社の運行管理センターは24時間体制で全車両を監視する。
監視
運行管理センターが24時間体制で対応
つなぐ先
車両管理、輸送管理、構内作業のシステム

対象: Kodiak Driver の利用者

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm

🛠️ 自動運転トラックによる貨物輸送 サービス

自社保有の車両で荷物を運ぶ事業

同社が保有する自動運転トラックに保安要員が乗り、運送会社から預かった荷物を運ぶ。2019年に始めた。顧客が無人運行に移る前に、運用の手順を固める場として位置づけている。ダラスを起点に、ヒューストン、オクラホマシティ、アトランタ、エルパソと結ぶ。
運賃
走行距離ごと、または荷物1件ごとに受け取る
路線網
米国南部で約2万6,000マイル (2026年6月末)
売上高に占める割合
12% (2026年1〜6月期)

対象: 運送会社、荷主

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054835/kdk-20260630.htm

🧠 Leonidas AGV モデル

レオニダスAGV (ドローンに対処する無人車両)

米エピラスの高出力マイクロ波の装置を、Kodiak Driver を載せた市販のトラックに積んだ無人車両。米ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズがシステムの統合を担った。2026年3月24日に試作車を公開した。
段階
試作車 (2026年3月)
用途
軍の基地、空港、港湾、エネルギー施設などをドローンから守る
基の車両
米フォードのトラック F-600

対象: 米軍、重要施設の警備

出典: kodiak.ai/news/kodiak-epirus-gdls-autonomous-counter-uas-vehicle

📦 米海兵隊 ROGUE-Fires 向けの自動運転 製品

ローグ・ファイアーズ (遠隔操作の無人車両)

米海兵隊の無人車両 ROGUE-Fires に Kodiak Driver を組み込む開発契約。2026年2月11日に受注を発表した。契約の金額は公表していない。米陸軍の無人戦闘車両の計画では、2022年からの契約で約3,000万ドルを受け取った。
段階
開発中 (2026年2月に契約)
米陸軍からの売上高
1,500万ドル (2023年)、1,330万ドル (2024年)、100万ドル (2025年)

対象: 米海兵隊

出典: kodiak.ai/news/usmc-rogue-fires-autonomy

🏢 コディアック・ロボティクス 子会社・関連

Kodiak Robotics, Inc. (合併前からの事業会社)

2018年4月に米デラウェア州で設立された事業会社。2025年9月24日の合併で、上場会社コディアックAIの完全子会社になった。アトラスとの基本契約の当事者である。
設立
2018年4月6日
所在地
米カリフォルニア州マウンテンビュー

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000119312525225299/d933659d8k.htm

🧪 技術・サービス (10)

🧪 Modular Cognitive Architecture 技術

複数のAIを並列に動かすソフトウェアの構成

複数のニューラルネットワークを並列に動かし、周囲の認識、ほかの車の動きの予測、運転の判断、制御を行う構成。認識から制御までの一連の処理を1秒に10回繰り返す。同社は、部分ごとに検証できる点と、学習で全体を改良できる点を両立させたと説明している。
処理の周期
1秒に10回
学習に使うデータ
自社と顧客の車両が集めた走行データだけ (外部のデータは使わない)

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm

🧪 GigaFusionNet 技術

ギガフュージョンネット (中核のAIモデル)

カメラ、レーザー光で距離を測るセンサー「LiDAR」、レーダーのデータをまとめて取り込み、走行環境を立体的に捉える大規模なAIモデル。物体の検出から、運転の操作を直接出力する方式まで、後段の機能の土台になる。学習には、AIが自動で付けた正解の情報を主に使う。
公表
2026年6月 (画像認識の国際会議 CVPR で発表)
学習の設備
米ラムダのクラウドにあるエヌビディアのGPU (画像処理半導体)

出典: kodiak.ai/news/training-physical-ai-at-scale

🧪 AI Safety Agent 技術

画像と言葉を合わせて扱うAIで、まれな場面を見分ける機能

画像と言葉を合わせて扱うAIモデル (VLM) を使い、従来の認識の手法が苦手とする場面を見分ける機能。つむじ風、冠水した道路、車両火災などを識別できると同社は説明している。特許を出願中である。
特許
出願中
見分ける場面の例
つむじ風、冠水した道路、車両火災

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm

🧪 高精度地図に頼らない走行 技術

その場の認識を主に使う走行方式

事前に作った高精度地図を前提にせず、車両がその場で道路と周囲を認識して走る方式。持っておく事前の情報は最小限にとどめる。地図の作成と更新が難しい油田地帯や、軍の作戦地域で使える理由だと同社は説明している。
使える場所
高速道路、一般道、未舗装路

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm

🧪 故障時の自動停止 技術

フォールバック (異常を検知して路肩に止まる機能)

自動運転システムと車両の状態を常に点検し、基準を外れると自動で路肩に寄せて止まる機能。点検の対象は、安全上重要な1,000超の処理と部品である。操舵、制動、電源、計算機は二重化している。
点検の周期
1秒に10回
点検の対象
安全上重要な処理と部品、1,000超
操舵の二重化
独ZFの装置を採用。2025年11月に100台分の購入を発表

出典: kodiak.ai/news/zf-steering-partnership

🏭 セーフティーケースと ARM 工程

安全性を立証する枠組みと、その進み具合の指標

無人で走れるだけの安全性があることを、主張と証拠を積み上げて示す枠組み。走る環境ごとに作る。パーミアン盆地向けは立証を終え、長距離の幹線向けを進めている。Autonomy Readiness Measure (ARM) は、立証に必要な主張と証拠のうち、実質的に整った割合を示す。
目標
2026年末までに100%
長距離向けの ARM
84% (2026年2月)、86% (4月末)、91% (7月末)、93% (8月末)

出典: kodiak.ai/news/driverless-long-haul-on-track-arm-93

🏭 確率論的リスク評価 (PRA) 工程

危険の大きさを確率で見積もる手法

原子力や航空宇宙の分野で使われてきた手法で、走行中に起こり得る危険を、試験で測れる細かい場面に分けて確率を見積もる。危険の大きい場面から開発の優先順位を決めるために使う。
場面の例
車線に止まっている車両に出合う頻度 (走行距離あたり)

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm

🧪 BreakPoint 技術

ブレークポイント (AIを使うシミュレーション技術)

AIを使って大量の走行場面を試験する自社のシミュレーション技術。1時間に100万回を超える試験を実行でき、1回の計算費用は約0.1セントだと同社は説明している。
処理の量
1時間に100万回超 (2026年8月の発表)
計算費用
1回につき約0.1セント (会社の説明)

出典: sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054331/kodiakai-q2202663026xearni.htm

🧪 3連トレーラーの無人運行 技術

トレーラーを3台つないだ車両の自動運転

1台のトラクターでトレーラーを3台引く車両を、運転席に人を乗せずに走らせる技術。アトラスと共同で、2026年にパーミアン盆地で導入した。2台つなぎに比べて砂を50%多く運べる。制動の力が最後尾に届くまでの約1.5秒の遅れを、制御で補う。
全長
50メートル
重さ
積載時は最大27万5,000ポンド、空のときは7万5,000ポンド
2台つなぎの開始
2025年7〜9月期

出典: kodiak.ai/news/driverless-triple-trailers-permian-basin

📐 自動運転トラックの事前検査と検問所の通過 規格

Enhanced Inspections とプレパスの連携

北米の商用車安全連盟 (CVSA) が定めた、自動運転トラック向けの検査の制度。訓練を受けた検査員が、無人で走る前に車両を検査する。結果は最長24時間有効である。同社は2026年9月21日、検査の結果を検問所の係官に伝える仕組みを、米プレパスと始めた。
開始
テキサス州とルイジアナ州 (2026年9月21日)
プレパスの網
全米で580カ所超の検査・選別の拠点

出典: kodiak.ai/news/prepass-kodiak-driverless-trucking

🔭 構想 (3)

会社が将来の事業として掲げているが、まだ事業として存在しないもの。売上・契約の実績はない。

🔭 長距離の無人運行 (ダラス〜ヒューストン) 構想

高速道路で運転席に人を乗せない商用運行

テキサス州の州間高速道路45号線で、運転席に人を乗せない貨物輸送を始める構想。2026年末までの開始を目指す。2026年9月時点では保安要員が乗って走っており、無人の商用運行はまだ存在しない。
区間
ダラス・フォートワース〜ヒューストン、219マイル
最初の荷主
イケアの IKEA Supply (2026年9月29日発表)
開始の目標
2026年末まで
準備の進み具合
安全性の立証の93%が完了 (2026年8月末、会社の指標)

対象: 長距離輸送の運送会社

出典: kodiak.ai/news/kodiak-names-dallas-houston-driverless-launch-lane

🔭 量産向けの自動運転用ハードウェア (ボッシュと開発) 構想

二重化した量産向けのプラットフォーム

独ボッシュと共同で開発する、量産車に使える品質のハードウェア一式の構想。トラックの生産ラインでも、後からの取り付けでも使えるようにする。2026年4月時点では、ボッシュのカメラの試作品を検証している段階で、量産品はまだ存在しない。
合意
2026年1月5日
進み具合
カメラの試作品を SensorPods に組み込んで検証 (2026年4月30日発表)
ボッシュが供給するもの
センサー、操舵などの装置

出典: kodiak.ai/news/bosch-kodiak-autonomous-trucking-hardware

🔭 エヌビディア DRIVE Hyperion の採用 構想

次世代の車両に使う車載の計算機の設計

次世代の Kodiak Driver に、エヌビディアの車載向け設計「DRIVE Hyperion」を使う構想。車載コンピューター「DRIVE AGX Thor」を2台使う。2026年3月13日に計画を発表した。この設計を載せた車両はまだ存在しない。
発表
2026年3月13日
計算機
DRIVE AGX Thor を2台

出典: kodiak.ai/news/kodiak-ai-scales-autonomous-driving-with-nvidia

📊 開示データ (9)

会社が米証券取引委員会 (SEC) に出した書類と発表文から、業績と事業の進み具合を示す数字を表にまとめた。数字は出所の書類のままで、単位は表ごとに示す。△はマイナス (損失や資金の流出) を表す。

最終確認:

連結業績の推移 単位: 千ドル

項目 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期 2025年1〜6月期 2026年1〜6月期
売上高 16,946 14,933 3,797 1,974 5,329
研究開発費 39,469 43,436 50,157 22,352 40,252
一般管理費 20,305 20,999 36,741 12,286 24,859
車両と輸送の運営費 7,662 9,013 24,771 9,475 18,954
販売費 3,359 3,204 4,753 1,807 2,792
営業費用の合計 70,795 76,652 116,422 45,920 86,857
営業損益 △53,849 △61,719 △112,625 △43,946 △81,528
最終損益 △56,945 △69,459 △585,525 △241,911 38,967
株式報酬費用 ― 5,550 19,082 4,891 12,403
  • 米国会計基準の連結決算。
  • 会計年度は12月31日に終わる。
  • 合併は会計上、事業会社コディアック・ロボティクスがSPACを取得した形で処理したため、合併前の数字は事業会社のものである。
  • 2025年12月期の売上高が減ったのは、米陸軍との契約にかかる売上高が1,230万ドル減ったため。
  • 2025年12月期の最終損失には、株式などの発行に伴う損失2億1,072万2,000ドルを含む。
  • 将来の株式に換わる証券 (SAFE) の評価損1億9,007万5,000ドルも含む。
  • どちらも現金の支出を伴わない。
  • 2026年1〜6月期の最終損益が黒字なのは、負債に計上した新株予約権の評価益1億2,293万8,000ドルによる。
  • 営業損益は赤字のままである。
  • 株式報酬費用は営業費用の内数。
  • 1〜6月期の数字は監査を受けていない。

出典: 年次報告書 Form 10-K (2025年12月期、2026年3月11日提出) 、2026年4〜6月期 決算の発表文 (2026年8月6日) 、四半期報告書 Form 10-Q (2026年4〜6月期、2026年8月7日提出)

四半期ごとの業績と現金の出入り 単位: 千ドル

項目 2025年1〜3月期 2025年4〜6月期 2025年7〜9月期 2025年10〜12月期 2026年1〜3月期 2026年4〜6月期
売上高 1,471 503 770 1,053 1,830 3,499
営業損益 △18,599 △25,347 △29,969 △38,710 △37,851 △43,677
最終損益 △128,185 △113,726 △269,935 △73,679 26,490 12,477
営業活動の現金収支 △16,506 △20,356 △33,357 △24,226 △29,494 △34,125
設備の取得 △2,320 △2,916 △6,645 △10,145 △5,531 △3,933
フリーキャッシュフロー △18,826 △23,272 △40,002 △34,371 △35,025 △38,058
  • フリーキャッシュフローは会社が定義する指標で、営業活動の現金収支から設備の取得を引いた額。
  • 米国会計基準の指標ではない。
  • 2025年1〜3月期の売上高には米陸軍との契約の分を含み、4〜6月期は米軍向けの売上高が無かった。
  • 2026年4〜6月期の売上高の内訳は、DaaSが56%、米軍向けが34%、貨物輸送が10%。
  • 数字は四半期ごとの発表文による (監査を受けていない)。

出典: 2026年1〜3月期 決算の発表文 (2026年5月7日) 、2026年4〜6月期 決算の発表文 (2026年8月6日) 、2025年7〜9月期 決算の発表文 (2025年11月12日) 、2025年10〜12月期と通期 決算の発表文 (2026年3月10日)

資金と借入 単位: 千ドル

項目 2024年12月末 2025年9月末 2025年12月末 2026年3月末 2026年6月末
現金及び現金同等物 16,709 146,203 50,761 64,950 46,750
有価証券 ― ― 69,908 25,242 104,306
上の2つの合計 16,709 146,203 120,669 90,192 151,056
借入金 (1年以内) 16,792 22,148 1,065 936 656
第2順位の担保付き融資 ― 10,423 10,872 11,346 12,025
借入金 (1年超) 17,574 1,083 29,878 29,752 29,460
新株予約権 (負債) ― 123,328 158,346 93,688 97,734
シリーズA優先株 ― 223,185 223,185 223,185 223,185
累積損失 △268,144 △779,990 △853,669 △827,179 △814,702
総資産 35,561 177,839 159,407 130,820 194,384
  • 貸借対照表の科目のまま。
  • 「上の2つの合計」は編集部の計算である。
  • 会社の公表は1億2,070万ドル (2025年12月末)、9,020万ドル (2026年3月末)、1億5,110万ドル (2026年6月末)。
  • 有価証券は、格付けの高い債券などで運用する短期の資金。
  • 第2順位の担保付き融資は公正価値で計上しており、元本は1,000万ドル、満期は2026年10月1日。
  • 2026年3月末の残高は、5月8日に払い込まれた私募の1億ドルを含まない。
  • 会社は四半期報告書で、手元の資金では今後1年間に必要な資金を賄えないとし、事業計画を賄えるのは2027年4〜6月期までとみている。
  • 経営陣は、事業を続ける能力に重大な疑義があると判断している。
  • 2024年12月末の優先株は合併前の別の株式で、この表には入れていない。
  • シリーズA優先株は、負債でも株主資本でもない区分に計上している。

出典: 2025年10〜12月期と通期 決算の発表文 (2026年3月10日) 、2025年7〜9月期 決算の発表文 (2025年11月12日) 、2026年1〜3月期 決算の発表文 (2026年5月7日) 、2026年4〜6月期 決算の発表文 (2026年8月6日) 、四半期報告書 Form 10-Q (2026年4〜6月期、2026年8月7日提出)

事業の指標

指標 2024年12月末 2025年6月末 2025年9月末 2025年12月末 2026年3月末 2026年6月末
顧客保有の無人トラック (台) 2 5 10 20 28 35
有償の無人運行 (累計、時間) 17 1,900超 5,200超 10,700超 23,500超 40,000超
運んだ荷物 (累計、件) ― ― 10,000超 12,600超 15,600超 20,000超
従業員 (人) ― 約272 ― 342 386 ―
  • 顧客保有の無人トラックは、運転席に人を乗せずに走る車両のうち、Kodiak Driver の利用契約が有効なものの数。
  • 2026年6月末時点で、すべてアトラス・エナジー・ソリューションズが保有する。
  • 有償の無人運行は、保安要員を乗せずに自動運転で走り、顧客から対価を受け取った時間の累計。
  • 2024年12月に数え始めた。
  • 運んだ荷物は、アトラスの無人運行と、保安要員が乗る長距離輸送を合わせた数。
  • 有償の無人運行時間などの指標は、社内のデータから会社が計算したもので、第三者の検証を受けていないと会社は説明している。
  • 自動運転での走行は累計300万マイル超 (2025年9月末)、350万マイル超 (2026年9月25日の発表) と会社は公表している。
  • 長距離の無人運行に向けた安全性の立証の進み具合 (ARM) は、84% (2026年2月)、86% (4月末)、91% (7月末)、93% (8月末)。
  • 2026年4〜6月期に運んだ貨物は30万トン超だった。

出典: 年次報告書 Form 10-K (2025年12月期、2026年3月11日提出) 、四半期報告書 Form 10-Q (2026年4〜6月期、2026年8月7日提出) 、登録届出書 Form S-1 (2026年5月29日提出) 、合併の委任状説明書 兼 目論見書 (2025年8月29日提出) 、2025年7〜9月期 決算の発表文 (2025年11月12日) 、2026年1〜3月期 決算の発表文 (2026年5月7日) 、2026年4〜6月期 決算の発表文 (2026年8月6日) 、コディアック 発表文 (ダラス〜ヒューストン間の無人運行、2026年9月25日) 、コディアック 発表文 (安全性の立証の進み具合、2026年9月8日)

売上高の内訳と主な顧客 単位: %

区分・顧客 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期 2026年1〜6月期
DaaS (利用料) ― ― 46 65
米軍向けの開発 89 89 26 23
貨物輸送 11 11 28 12
うちアトラス ― ― 46 65
うち米陸軍 89 89 26 ―
うち顧客E (社名は非開示) ― ― ― 23
  • 上の3行は売上高に占める区分ごとの割合、下の3行は売上高の10%以上を占めた顧客の割合。
  • 2023年12月期から2025年12月期までの貨物輸送の割合は、開示された他の区分の残りとして編集部が計算した。
  • DaaS は2024年12月に始めた。
  • 米陸軍からの売上高は1,500万ドル (2023年12月期)、1,330万ドル (2024年12月期)、100万ドル (2025年12月期)。
  • アトラスからの売上高は180万ドル (2025年12月期)、340万ドル (2026年1〜6月期)。
  • 売上高はすべて米国の顧客から得ている。
  • まだ売上高に計上していない契約の残高は2,620万ドル (2026年6月末) で、1社とのDaaSの契約による。

出典: 年次報告書 Form 10-K (2025年12月期、2026年3月11日提出) 、四半期報告書 Form 10-Q (2026年4〜6月期、2026年8月7日提出)

主な顧客と契約

相手 分野 内容 時点
アトラス・エナジー・ソリューションズ 産業輸送 パーミアン盆地で採掘用の砂を運ぶ無人トラック。100台の導入を約束。1台ごとに年額の利用料、期間は引き渡しから4年 2024年7月に基本契約、2026年8月5日に改定
アトラス・エナジー・ソリューションズ 産業輸送 無人トラックを28台から100台へ増やす日程で合意。公道での運行は2027年初めの見通し 2026年7月31日発表。100台は2027年半ばまで
J.B.ハント 長距離輸送 ダラス〜アトランタ間で、保安要員が乗る自動運転の貨物輸送。荷主にブリヂストンを含む 2024年1月に開始
ワーナー・エンタープライゼズ 長距離輸送 ダラス〜アトランタ間で、保安要員が乗る自動運転の貨物輸送 2022年に協業を開始
ロール・トランスポート 長距離輸送 ダラス〜ヒューストン間を週4往復 2026年4月に開始
イケア (IKEA Supply) 長距離輸送 (荷主) テキサス州で始める長距離の無人運行で、最初の荷主になる。保安要員が乗る運行で、4年間に1,300件超の荷物を運んだ 2026年9月29日発表。無人運行は2026年内の開始を計画
DTLトランスポート 長距離輸送 カリフォルニア州のフレズノ〜ロサンゼルス間 (約225マイル) で、生鮮品を運ぶ試験運行。保安要員が乗る 2026年9月22日に開始
ウエスト・フレーザー・ティンバー 産業輸送 カナダのアルバータ州で、伐採地から工場へ木材を運ぶ試験運行 2026年5月7日発表
米陸軍 防衛 無人戦闘車両の計画向けの自動運転システム。累計で約3,000万ドルを受領 2022年10月に契約、期限は2026年10月
米海兵隊 防衛 無人車両 ROGUE-Fires に Kodiak Driver を組み込む開発契約。金額は非公表 2026年2月11日発表
ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ 防衛 軍用の無人車両を共同で開発。最初の車両は Leonidas AGV 2026年5月7日発表
テキストロン・システムズ 防衛 無人車両 RIPSAW M3 に Kodiak Driver を組み込んだ 2024年9月18日発表
ロウシュ・インダストリーズ 製造 ミシガン州リボニアの工場で、トラックに Kodiak Driver を取り付ける 2025年6月18日発表
ボッシュ 部品 量産向けの自動運転用ハードウェアを共同で開発。センサーと操舵などの装置を供給 2026年1月5日発表
  • 長距離輸送の運送会社4社 (J.B.ハント、ワーナー、ロール、DTL) との取引は、コディアックが保有する車両に保安要員が乗って運ぶ形で、無人の運行ではない。
  • アトラスとの基本契約の相手は、アトラスの物流子会社ファウンテンヘッド・ロジスティクス。
  • 基本契約には、限られた場合に、アトラスの競合他社への提供を制限できる条項がある。
  • 両社とも、一定の場合に契約を解除できる。
  • 米陸軍との契約は米海兵隊向けの作業のために改定され、残る成果物は限られると会社は説明している。
  • ウエスト・フレーザーの試験運行について、会社は2026年8月6日の決算発表で「開始の段階にある」と説明した。

出典: 年次報告書 Form 10-K (2025年12月期、2026年3月11日提出) 、四半期報告書 Form 10-Q (2026年4〜6月期、2026年8月7日提出) 、アトラスとの基本契約 (改定版、2026年8月5日付。四半期報告書の添付書類) 、アトラス・エナジー・ソリューションズ 発表文 (2026年7月31日) 、合併の委任状説明書 兼 目論見書 (2025年8月29日提出) 、コディアック 発表文 (J.B.ハント、ブリヂストンとの輸送、2024年8月7日) 、コディアック 発表文 (イケアとの無人運行、2026年9月29日) 、コディアック 発表文 (ロール・トランスポート、2026年5月7日) 、コディアック 発表文 (DTLトランスポート、2026年9月24日) 、コディアック 発表文 (ウエスト・フレーザー、2026年5月7日) 、コディアック 発表文 (米海兵隊の契約、2026年2月11日) 、コディアック 発表文 (ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ、2026年5月7日) 、コディアック、テキストロン・システムズ 発表文 (2024年9月18日) 、コディアック、ロウシュ 発表文 (2025年6月18日) 、コディアック 発表文 (ボッシュとの合意、2026年1月5日)

上場の経緯と資本の状況

時期 出来事 内容
2025年4月14日 合併契約 特別買収目的会社 (SPAC) のアレス・アクイジション・コーポレーションIIと合併契約を結んだ
2025年9月15日 優先株の私募 機関投資家が、転換型のシリーズA優先株と新株予約権を1億4,500万ドルで引き受けると発表
2025年9月23日 株主総会 SPACの臨時株主総会が合併を承認
2025年9月24日 合併の完了 SPACが社名をコディアックAIに改め、事業会社コディアック・ロボティクスを完全子会社にした
2025年9月25日 取引の開始 普通株がナスダックで取引を開始 (ティッカーKDK)。新株予約権のティッカーはKDKRW
2025年9月 償還 SPACの株主が4,386万6,808株の償還を求め、支払いは約5億240万ドル。信託口座から会社に残ったのは費用控除前で6,290万ドル
2025年9月24日時点 発行済みの株式 普通株1億8,120万7,392株、シリーズA優先株14万2,155株
2025年12月31日 借り換え ホライゾン・テクノロジー・ファイナンスから3,000万ドルを借り入れ。満期は2030年1月
2026年5月8日 私募 普通株1,538万4,609株と、同じ数の株式を買える新株予約権を発行し、総額1億ドルを調達
2026年7月31日時点 発行済みの株式 普通株2億61万8,170株
  • 合併と優先株の発行で会社が得た現金は、取引の費用を引いて1億7,120万ドル。
  • SPACは2021年3月にケイマン諸島で設立され、合併に合わせて米デラウェア州の会社になった。
  • SPACの株式はニューヨーク証券取引所に上場していたが、2025年9月24日に上場を取りやめた。
  • 2026年5月の私募に伴い、シリーズA優先株の転換条件と、既存の新株予約権の行使条件が改定された。
  • このうち優先株の転換条件の改定について、会社は4,610万ドルのみなし配当を計上した (現金の支出は伴わない)。
  • 2026年6月末時点で、新株予約権がすべて現金で行使された場合、会社は最大6億330万ドルを受け取る。

出典: 臨時報告書 Form 8-K (合併の完了、2025年9月30日提出) 、臨時報告書 Form 8-K (SPACの臨時株主総会の結果、2025年9月23日提出) 、年次報告書 Form 10-K (2025年12月期、2026年3月11日提出) 、臨時報告書 Form 8-K (私募の契約、2026年5月7日) 、四半期報告書 Form 10-Q (2026年4〜6月期、2026年8月7日提出)

主な株主 (2026年3月31日時点)

株主 普通株 (株) 比率 優先株 (株)
アレス・アクイジション・ホールディングスII (SPACの設立母体) と関連の投資家 30,391,627 15.3% ―
ドン・バーネット氏 (創業者、CEO) 27,534,047 15.0% ―
アリエスカ・マスター・ファンド 20,187,545 9.9% 122,549
パズ・エシェル氏の信託 17,075,095 9.3% ―
SIPグローバルの関連ファンド 12,543,199 6.8% ―
バッテリー・ベンチャーズの関連ファンド 11,356,669 6.2% ―
ソロス・ファンド・マネジメントが運用するファンド 9,967,978 5.4% ―
LMRの関連ファンド 7,489,808 3.9% 19,606
取締役と執行役員の合計 (12人) 55,842,268 28.4% ―
  • 委任状説明書の実質保有の表による。
  • 5%以上を持つ株主の株数は、多くが各株主の保有報告 (Schedule 13G など、2025年9〜11月にSECへ提出) による。
  • その後の保有報告では、ソロスの運用ファンドが4.9%、LMRの関連ファンドが6.5%と報告している (いずれも2026年6月30日時点)。
  • 株数と比率には、60日以内に行使できる新株予約権、ストックオプション、優先株の転換分を含むため、比率の合計は100%を超えることがある。
  • 比率の分母は、2026年3月31日時点の発行済みの普通株1億8,372万7,054株に、各株主の行使・転換分を足した数。
  • アレスの3,039万1,627株のうち1,430万株は新株予約権の行使分で、625万株は一定の条件を満たすまで権利が確定しない。
  • アリエスカの普通株はすべて新株予約権と優先株の転換分で、保有の上限を9.9%とする条項がある。
  • 優先株の発行済みは14万2,155株。
  • ブリヂストンは、5%以上の株主の表に載っていない。
  • CEO は最高経営責任者。

出典: 委任状説明書 DEF 14A (2026年4月24日提出) 、ソロス・ファンド・マネジメントの保有報告 Schedule 13G/A (2026年8月14日提出) 、LMRパートナーズの保有報告 Schedule 13G (2026年8月14日提出)

沿革

時期 出来事
2018年4月 ドン・バーネット氏がコディアック・ロボティクスを設立
2019年 保安要員が乗る自動運転トラックで、顧客の荷物の輸送を開始
2021年6月 ブリヂストン・アメリカスが少数株主として出資
2021年11月 シリーズBで1億2,500万ドルを調達
2022年10月 米陸軍から、無人戦闘車両の計画向けの契約を受注
2024年1月 第6世代の車両を発表。J.B.ハントと、ブリヂストンのタイヤの輸送を開始
2024年7月 アトラス・エナジー・ソリューションズと基本契約
2024年12月 アトラスに無人トラック2台を引き渡し、12月18日に無人の商用運行を開始
2025年3月 アトラスが100台の導入を約束
2025年6月 ロウシュ・インダストリーズを、車両への取り付けの委託先に選定
2025年9月 SPACと合併し、社名をコディアックAIに変更。ナスダックに上場
2025年12月 顧客保有の無人トラックが20台に
2026年1月 ボッシュと、量産向けハードウェアの開発で合意
2026年2月 米海兵隊から無人車両の開発契約を受注
2026年5月 私募で総額1億ドルを調達
2026年8月 カリフォルニア州で、大型の自動運転トラックの試験許可を取得 (8月13日)
2026年9月 長距離の無人運行を最初に始める路線を、ダラス〜ヒューストン間と発表。最初の荷主はイケア
  • 2019年の輸送の開始は、会社の年次報告書と2021年11月の発表文による。
  • カリフォルニア州の許可は、保安要員が運転席に乗る試験を認めるもの。
  • 同州は2026年4月28日に規則を改め、大型の自動運転トラックの公道での試験を初めて認めた。

出典: 年次報告書 Form 10-K (2025年12月期、2026年3月11日提出) 、ブリヂストン ニュースリリース (2021年6月17日) 、コディアック 発表文 (シリーズB、2021年11月11日) 、合併の委任状説明書 兼 目論見書 (2025年8月29日提出) 、コディアック 発表文 (米海兵隊の契約、2026年2月11日) 、コディアック 発表文 (J.B.ハント、ブリヂストンとの輸送、2024年8月7日) 、コディアック、アトラス 発表文 (2025年1月24日) 、コディアック、ロウシュ 発表文 (2025年6月18日) 、臨時報告書 Form 8-K (合併の完了、2025年9月30日提出) 、2025年10〜12月期と通期 決算の発表文 (2026年3月10日) 、コディアック 発表文 (ボッシュとの合意、2026年1月5日) 、臨時報告書 Form 8-K (私募の契約、2026年5月7日) 、コディアック 発表文 (カリフォルニア州の試験許可、2026年8月14日) 、コディアック 発表文 (ダラス〜ヒューストン間の無人運行、2026年9月25日) 、コディアック 発表文 (イケアとの無人運行、2026年9月29日)

📋 詳細情報

技術・事業

技術概要
製品は自動運転システム「Kodiak Driver」で、AIを使うソフトウェアと、車種を選ばないハードウェアからなる。ハードウェアは4つの要素で構成する。1つ目は、センサーをまとめてサイドミラーの位置に付ける「SensorPods」。2つ目はAIの計算機、3つ目は操舵や制動を受け持つ安全用の計算機「ACE」。4つ目は、二重化した操舵・制動の装置である。遠隔地の運転者が車両を助ける「Assisted Autonomy」と、顧客の運行管理システムにつなぐ「Kodiak OnTime」を合わせて提供する。2026年4〜6月期に第7世代の車両を発表した。
コア技術
設計の特徴として、同社は高精度地図に頼らない点を挙げる。車両がセンサーで道路を見て、その場で周囲を認識する。このため工事や車線の変更に対応しやすいと同社は説明している。地図の作成や更新が難しい油田地帯や、軍の作戦地域でも使えると同社はみる。同じシステムを高速道路、一般道、未舗装路で使う。走行を実演した車両は、大型トラック、米フォードのピックアップトラック「F-150」、米テキストロンの軍用無人車両「RIPSAW M3」に及ぶ。故障時は、主系統から独立した計算機「ACE」が車両を止める。センサーをまとめた「SensorPods」は、タイヤの交換より短い時間で取り換えられる設計である。
事業セグメント
事業は単一セグメントで、顧客の業種は長距離輸送、産業輸送、防衛の3つ。売上高は3種類に分かれる。1つ目は、顧客が保有するトラックに Kodiak Driver を提供して利用料を得る「ドライバー・アズ・ア・サービス (DaaS)」。2つ目は、自社保有の自動運転トラックで荷物を運ぶ貨物輸送。3つ目は、米軍向けの無人車両の開発である。2026年1〜6月期の構成比は、DaaSが65%、米軍向けが23%、貨物輸送が12%だった。2025年12月期はDaaSが46%、米軍向けが26%で、残りが貨物輸送だった。
主力製品・モデル
Kodiak Driver を載せた大型トラック (第7世代)
パフォーマンス

業績・市場

前年比成長
-74.57%
ガバナンス

経営陣・組織

CEO
ドン・バーネット
創業者
ドン・バーネット氏 (2018年4月に米デラウェア州で設立)
役員
CFO (最高財務責任者) スラジット・ダッタ (2025年8月就任、前職は米センチネルワンの財務担当副社長)、COO (最高執行責任者) マイケル・ウィージンガー、最高法務・政策責任者 ジョーダン・コールマン、最高人事責任者 ジュジャンナ・メイジャー。取締役 (バーネット氏を除く): ケネス・ゴールドマン (元米ヤフーCFO)、モハメド・エルシェナウィ (元米クルーズ社長)、クリスティン・スバーチェク (元米リフト社長)、スコット・トービン (バッテリー・ベンチャーズ)、アリソン・サティン (アレス・マネジメント)、ジェームズ・リード (元コディアックCOO)
子会社
コディアック・ロボティクス (Kodiak Robotics, Inc.、米デラウェア州)。2018年4月設立の事業会社で、2025年9月の合併により上場会社コディアックAIの完全子会社になった
専門指標

業界別スペック

主要製品
Kodiak Driver・SensorPods・Actuation Control Engine (ACE)・第7世代の車両 (Gen7)・Driver-as-a-Service (DaaS)・Assisted Autonomy・Kodiak OnTime・自動運転トラックによる貨物輸送・Leonidas AGV・米海兵隊 ROGUE-Fires 向けの自動運転・コディアック・ロボティクス
主力モデル
Kodiak Driver を載せた大型トラック (第7世代)
自動運転レベル
レベル4 (パーミアン盆地で無人の商用運行)
事業の内容
自動運転トラック (長距離輸送・産業輸送・防衛)
自動運転システム
Kodiak Driver (コディアック・ドライバー)
半導体の調達先
NXPセミコンダクターズ、AMD (第7世代)、エヌビディア (次世代で採用を計画)
開発と運行の段階
顧客保有の無人トラック35台が稼働 (2026年6月末)。長距離の無人運行は2026年末までに始める計画
研究開発費
5,015万7,000ドル (2025年12月期)
資金調達の累計
合併と優先株の発行で純額1億7,120万ドル (2025年9月)、私募で総額1億ドル (2026年5月)
直近の資金調達
2026年5月に普通株と新株予約権の私募 (総額1億ドル)
上場の状況
上場済み (2025年9月25日に取引開始、ナスダック)
主な出資者
5%以上の株主 (2026年3月31日時点、委任状説明書): アレス・アクイジション・ホールディングスIIと関連の投資家 15.3%、ドン・バーネット氏 15.0%、アリエスカ・マスター・ファンド 9.9%、パズ・エシェル氏の信託 9.3%、SIPグローバルの関連ファンド 6.8%、バッテリー・ベンチャーズの関連ファンド 6.2%、ソロス・ファンド・マネジメントが運用するファンド 5.4%。比率には、60日以内に行使できる新株予約権と優先株の転換分を含む。 上場前の主な出資者: ブリヂストン・アメリカス (2021年6月)。2021年11月のシリーズB (総額1億2,500万ドル) には、SIPグローバル・パートナーズ、ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ、バッテリー・ベンチャーズ、CRVなどが出資した。

⭐ 強み・特徴

  1. ①無人の商用運行の実績 顧客が保有する無人トラックは35台、有償の無人運行は累計4万時間を超えた (2026年6月末時点)。顧客が保有し運行するトラックで無人の商用運行を始めたのは同社が初めてだと、同社は説明している (2024年12月)
  2. ②1つのシステムを3つの市場で使う 長距離輸送、油田地帯の産業輸送、防衛で同じ Kodiak Driver を使う。米軍との契約では、累計で約3,000万ドルの売上高を計上した (2025年12月期の年次報告書)
  3. ③車両を持たない事業の形 車両は顧客が保有し、同社は利用料を受け取る。車両への取り付けは米ロウシュ・インダストリーズ (Roush Industries) に委ねる。部品は独ボッシュ、独ZFなどから調達する
  4. ④大手の運送会社との取引 J.B.ハント、ワーナー・エンタープライゼズ、C.R.イングランド、マーティン・ブラウワーと取引がある。これらの会社の荷物を、自社保有の自動運転トラックで運ぶ。自動運転での走行は累計350万マイルを超えた (2026年9月の発表)

📝 現状分析

売上高はまだ小さく、損失が続く。2025年12月期の売上高は379万7,000ドルで、前期の1,493万3,000ドルから75%減った。米陸軍との契約にかかる売上高が1,230万ドル減ったことが主因である。営業損失は1億1,262万5,000ドル、最終損失は5億8,552万5,000ドルだった。最終損失には、株式などの発行に伴う損失や、将来の株式に換わる証券 (SAFE) の評価損など、現金の支出を伴わない費用を含む。2026年1〜6月期の売上高は、前年同期の197万4,000ドルから532万9,000ドルに増えた。営業損失は4,394万6,000ドルから8,152万8,000ドルに広がった。現金及び現金同等物と有価証券の合計は、2026年6月末で1億5,110万ドルだった。同社は四半期報告書で、この資金では今後1年間に必要な資金を賄えないとし、事業計画を賄えるのは2027年4〜6月期までとみている。経営陣は、事業を続ける能力に重大な疑義があると判断している。売上高は、資源物流の米アトラス・エナジー・ソリューションズへの依存が大きい。2026年1〜6月期はアトラス向けが65%を占めた。

🧭 ビジョン・戦略

顧客の車両に自動運転システムを載せて利用料を得る事業 (DaaS) を広げる方針。長距離輸送の顧客には、いまは自社保有のトラックで荷物を運び、走行距離ごと、または荷物1件ごとの運賃を受け取っている。長距離の無人運行を始めた後、これらの顧客を DaaS に移す。車両への取り付けは外部の会社に委ね、将来はトラックメーカーの生産ラインでの組み込みを目指す。米国内は2020年代のうちに全米へ広げる考え。海外はオーストラリア、中東、カナダ、欧州を候補に挙げる。

🔮 今後の展望

同社は、長距離の無人運行を2026年末までにテキサス州のダラス〜ヒューストン間で始める計画だ。安全性の立証がどこまで済んだかを示す社内の指標は、2026年8月末で93%。顧客の米アトラス・エナジー・ソリューションズとは、無人トラックを2027年半ばまでに100台へ増やす日程で合意した。両社は、アトラスの車両が2027年初めに公道を走り始めると見込む。読者が次に見る点は3つある。1つ目は、長距離の無人運行が年内に始まるかどうか。2つ目は、2026年10月1日に満期を迎える元本1,000万ドルの借入金の扱いと、追加の資金調達。3つ目は、2026年7〜9月期の決算で示される無人トラックの台数と資金の残高である。

📊 詳細ビジネスデータ

⚙️ アルゴリズム・メカニズム

複数のニューラルネットワーク (深層学習のモデル) を並列に動かし、認識、予測、運転の判断、制御を行う。同社はこの構成を「Modular Cognitive Architecture」と呼ぶ。カメラ、レーダー、レーザー光で距離を測るセンサー「LiDAR (ライダー)」の情報を合わせて周囲を認識する。走行経路と速度は1秒に10回決め直す。中核のAIモデル「GigaFusionNet」は、3種類のセンサーのデータをまとめて処理する。学習には、AIが自動で付けた正解の情報 (ラベル) を主に使い、人が付けたラベルで補正する。まれな場面の認識には、画像と言葉を合わせて扱うAIモデル (VLM) を使う。つむじ風、冠水した道路、車両火災などを見分けられると同社は説明している。安全上重要な1,000超の処理と部品を1秒に10回点検し、異常があれば路肩に止まる。

🏗️ システム基盤構成

AIの学習は、自社のデータセンターとクラウドのGPU (画像処理半導体) で行う。自社の設備で足りない分は、米ラムダ (Lambda) のクラウドにあるエヌビディアのGPUを使う。検証用のシミュレーションには、米アプライド・インテュイションの技術を使う。自社のシミュレーション技術「BreakPoint」は、1時間に100万回を超える試験を実行できる (2026年8月の発表)。車載の計算機には、オランダのNXPセミコンダクターズの車載向け半導体を使う。第7世代では米AMDのCPU (中央演算処理装置)「EPYC」を採用した。次世代ではエヌビディアの車載向け設計「DRIVE Hyperion」を使う計画である。遠隔からの支援はベイ・テクノロジー (Vay Technology) の技術、通信は米ベライゾンの回線を使う。拠点は本社のほか、テキサス州ランカスターの運行拠点と、同州オデッサの産業輸送の拠点がある。

💰 売上の見込み

決算の発表文と四半期報告書に、売上高と損益の予想は載っていない。公表済みの計画は次のとおり。長距離の無人運行は2026年末までに始める。顧客の米アトラス・エナジー・ソリューションズが保有する無人トラックは、2027年半ばまでに100台に増やす。同社は、手元の資金で事業計画を賄えるのは2027年4〜6月期までとみている。借入や増資で追加の資金を調達する方針を示している。2026年7月には、クラウドの利用について3年間で最低2,850万ドルを支払う契約を結んだ。

💸 売上の出どころ

顧客の車両に自動運転システムを載せる契約 (DaaS) では、Kodiak Driver の利用料を1台ごと、または走行距離ごとに受け取る。利用料には、ハードウェアとソフトウェアの使用、ソフトウェアと経路の更新、保守、遠隔での監視と支援が含まれる。資源物流の米アトラス・エナジー・ソリューションズとの基本契約では、アトラスが1台ごとに年額の利用料を払う。期間は車両の引き渡しから4年。まだ売上高に計上していない契約の残高は、2026年6月末時点で2,620万ドル。2030年6月までに計上する。貨物輸送では、走行距離ごと、または荷物1件ごとの運賃を受け取る。米軍向けは契約ごとに売上高が決まり、同社は期ごとの変動が大きいと説明している。同社は、トラック輸送の顧客との契約期間を3〜4年と見込む。

👤 経営者履歴

CEO — ドン・バーネット

ドン・バーネット氏は創業者で、2018年4月の設立時からCEO (最高経営責任者) を務める。2010年5月から2016年2月まで、米グーグルの自動運転車の開発部門 (現在のウェイモ) でソフトウェアの技術責任者だった。その後、自動運転トラックの新興企業オットー (Ottomotto) を共同で創業した。オットーは2016年8月に米ウーバー・テクノロジーズに買収された。同氏は2016年11月から2018年3月までウーバーに在籍した。米フロリダ大学で物理学、数学、電気工学の学士号と物理学の修士号を取得した。米カーネギーメロン大学ではロボット工学の修士号を取得した。2026年1月末時点で40歳。

CTO / 主席科学者 — アンドレアス・ウェンデル

アンドレアス・ウェンデル氏は2018年5月に創業時の技術者として入社し、2022年2月からCTO (最高技術責任者) を務める。2013年8月に米グーグルの自動運転車の開発部門に入り、2017年1月から2018年5月までは後継のウェイモで認識技術の責任者だった。オーストリアのグラーツ工科大学でコンピューター科学の博士号を取得した。

🇯🇵 日本企業との取引・関係

ブリヂストン (5108) の米国子会社ブリヂストン・アメリカスが、2021年6月に少数株主として出資した。出資額は公表していない。ブリヂストンは、タイヤの状態を検知する技術をコディアックの自動運転トラックに組み込んだ。3社の2024年8月の発表によると、ブリヂストンはコディアックにタイヤを独占的に供給している。2024年1月には荷主として、米運送会社J.B.ハントと組み、乗用車用タイヤをコディアックの自動運転トラックで運び始めた。自動運転で走るのはアトランタ〜ダラス間の約750マイルで、2024年8月までに累計5万マイルを超えた。合併後の開示で、5%以上の株主にブリヂストンの名は無い (2026年3月末時点の委任状説明書)。現在の持ち分は確認できない。同じ委任状説明書によると、SIPグローバル・パートナーズの関連ファンドが6.8%を持つ。SIPグローバル・パートナーズは、2021年3月の自社の発表文で、米国と日本に本拠を置くベンチャーキャピタルだと説明している。日本での走行や事業について、確認できる開示は無い。

🚗 モデルラインナップ

自社の車両は造らず、市販の大型トラックに Kodiak Driver を後から取り付ける。第6世代 (2024年1月発表) は、操舵装置を二重化した。無人運行に使う車両は、操舵、制動、電源、計算機を二重化している。第7世代は2026年4〜6月期に発表した。第6世代に比べて計算能力を約50%高め、装置を小さくした。寝台の無い短い運転席のトラックにも載せられる。パーミアン盆地では、トレーラーを3台つないだ車両の無人運行も始めた。全長は50メートル、積載時の重さは最大27万5,000ポンドになる。防衛向けでは、米フォードのトラックを基にした無人車両「Leonidas AGV」を2026年3月に公開した。

🛡️ 安全機能

安全性は「セーフティーケース」で立証する。想定される危険を洗い出し、対策と証拠を積み上げて、無人で走れることを示す手法である。パーミアン盆地の産業輸送については、2024年12月の無人運行の開始前に立証を終えた。いまは長距離の幹線向けを進めている。進み具合は「Autonomy Readiness Measure (ARM)」として公表する。ARMは2026年2月の84%から、8月末に93%へ上がった。危険の大きさは、原子力や航空宇宙の分野で使われる確率論的リスク評価 (PRA) で見積もる。故障時は、主系統から独立した計算機「ACE」が車両を安全に止める。米ナウト (Nauto) による運転の安全性の評価では、100点満点で98点だった (2025年10月)。米運輸省は2025年10月、自動運転トラックについて、故障時に置く三角表示板の代わりに点滅灯を使うことを認めた。

🤝 主要パートナーシップ

顧客 (産業輸送): アトラス・エナジー・ソリューションズ、カナダのウエスト・フレーザー・ティンバー (試験運行)。
顧客 (長距離輸送): J.B.ハント、ワーナー・エンタープライゼズ、C.R.イングランド、マーティン・ブラウワー、ロール・トランスポート、DTLトランスポート (試験運行)。
荷主: イケア (長距離の無人運行で最初の荷主、2026年9月発表)。
防衛: 米陸軍、米海兵隊、ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ、エピラス、テキストロン・システムズ。
製造と部品: ロウシュ・インダストリーズ (車両への取り付け)、ボッシュ、ZF、NXPセミコンダクターズ、AMD、エヌビディア、ブリヂストン。
運行の支援: ベイ・テクノロジー (遠隔からの支援)、ベライゾン (通信)、プレパス (検問所の通過)。

🌏 輸出先・市場

売上高はすべて米国の顧客から得ている (2026年1〜6月期)。無人の運行は、テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地で行う。保安要員が乗る自動運転の貨物輸送は、ダラスを起点にヒューストン、オクラホマシティ、アトランタ、エルパソと結ぶ。2026年8月にカリフォルニア州の試験許可を得て、9月に同州で貨物輸送の試験運行を始めた。海外では、カナダのアルバータ州で木材を運ぶ試験運行を計画している。同社にとって初の国外での運行になる。

基本情報

上場・財務

本社
米カリフォルニア州マウンテンビュー
創業
2018
従業員
386人 (2026年3月末。うち常勤385人)
上場
ナスダック
銘柄コード
KDK
上場ステータス
上場済
売上高 (最新期)
379万7,000ドル (2025年12月期、前期比75%減)
IPO 日
2025-09-25
コンプライアンス

信用・米制裁

銀行信用
健全
🇺🇸 米制裁
なし
グローバル

海外進出

資金流出
なし
出典・検証

📚 信頼性メタデータ

信頼度
🅰 一次情報
最終確認
2026-10-01 17:04:59
検証者
claude+primary-sources

資金調達と資本提携の履歴

内容時期相手
少数株主として出資。金額は非公表。ブリヂストン・アメリカスの最高技術責任者が取締役会のオブザーバーに就いた2021年6月ブリヂストン・アメリカス (ブリヂストンの米国子会社)
シリーズBで1億2,500万ドルを調達2021年11月SIPグローバル・パートナーズ、ライトスピード・ベンチャー・パートナーズ、バッテリー・ベンチャーズ、CRVなど
最大3,000万ドルの担保付き融資の契約2022年9月ホライゾン・テクノロジー・ファイナンスの関連会社
将来の株式に換わる証券 (SAFE) の発行で4,519万2,000ドルを調達2024年投資家 (社名は非公表)
合併までのつなぎとして、第2順位の担保付き融資で4,386万5,000ドル、SAFEで2,366万ドルを調達2025年機関投資家など
転換型のシリーズA優先株と新株予約権の私募で1億4,500万ドルを調達。累積配当は株式で払う場合に年9.99%、現金で払う場合に年7.99%2025年9月アリエスカ・マスター・ファンドなどの機関投資家
合併して上場。SPACの株主が5億240万ドル分の償還を求め、信託口座から会社に残ったのは費用控除前で6,290万ドル2025年9月アレス・アクイジション・コーポレーションII (特別買収目的会社、SPAC)
3,000万ドルの担保付き融資に借り換え。満期は2030年1月2025年12月ホライゾン・テクノロジー・ファイナンス
普通株1,538万4,609株と新株予約権の私募で総額1億ドルを調達2026年5月機関投資家、既存株主、アレス・マネジメントの関連会社

出典 URL

  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016910/kdk-20251231.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054835/kdk-20260630.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054331/kodiakai-q2202663026xearni.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026032092/exhibit991-pressreleaseoff.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026032092/aur-20260507.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026016456/kodiakai-20251231xearnings.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000185313825000015/kodiakai-2025930xexx991.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026027197/kdk-20260424.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026039200/kdk-20260529.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000119312525225299/d933659d8k.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000119312525192820/d948047d424b3.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1853138/000162828026054835/q226ex101xatlasamendedmsa.htm
  • https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2021061701.html
  • https://www.bridgestoneamericas.com/en/newsroom/press-releases/2021/bridgestone-invests-in-kodiak
  • https://kodiak.ai/news/jb-hunt-and-kodiak-collaborate
  • https://kodiak.ai/news/kodiak-names-dallas-houston-driverless-launch-lane
  • https://kodiak.ai/news/ikea-driverless-launch-partner
  • https://kodiak.ai/news/atlas-driverless-permian-expansion
  • https://kodiak.ai/news/driverless-long-haul-on-track-arm-93
  • https://kodiak.ai/news/kodiak-dtl-haul-freight-in-california
  • https://kodiak.ai/news/kodiak-california-dmv-autonomous-truck-testing-permit
  • https://kodiak.ai/news/kodiak-amd-collaborate-on-driverless-truck-compute
  • https://kodiak.ai/news/bosch-kodiak-autonomous-trucking-hardware
  • https://kodiak.ai/news/kodiak-ai-scales-autonomous-driving-with-nvidia
  • https://kodiak.ai/news/usmc-rogue-fires-autonomy
  • https://kodiak.ai/news/roush-to-upfit-kodiak-trucks
  • https://kodiak.ai/news/kodiak-eyes-the-future-with-125m-series-b

最新動向

業績 2026年8月6日、2026年4〜6月期の決算を発表した。売上高は前年同期比596%増の349万9,000ドルだった (前年同期は50万3,000ドル)。営業損失は4,367万7,000ドル (前年同期は2,534万7,000ドル) だった。新株予約権の評価益5,828万ドルを計上し、最終損益は1,247万7,000ドルの黒字になった。営業活動による現金の流出は3,412万5,000ドル。現金及び現金同等物と有価証券の合計は、6月末で1億5,110万ドルだった。

資金 2025年12月31日、米ホライゾン・テクノロジー・ファイナンスから3,000万ドルを借り入れ、既存の借入金を返済した。満期は2030年1月。2026年5月8日には、普通株1,538万4,609株と新株予約権の私募で総額1億ドルを調達した。米アレス・マネジメントの関連会社が、このうち約500万ドルを引き受けた。

事業 資源物流の米アトラス・エナジー・ソリューションズが保有する無人トラックは、2025年9月末の10台から2026年6月末に35台へ増えた。アトラスは2026年7月31日、2027年半ばまでに100台へ増やす日程でコディアックと合意したと発表した。8月5日には両社が基本契約を改定した。長距離輸送では、2026年4月にロール・トランスポートの荷物をダラス〜ヒューストン間で運び始めた。8月13日にカリフォルニア州の試験許可を得た。9月22日には、DTLトランスポートと同州で試験運行を始めた。9月25日、無人運行を最初に始める路線をダラス〜ヒューストン間 (219マイル) と発表した。9月29日には、家具大手イケア (IKEA) で供給網を担うIKEA Supplyを、この無人運行で最初の荷主にすると発表した。保安要員が乗る運行で、4年間に1,300件超のイケアの荷物を運んできた相手である。防衛では、2026年2月に米海兵隊から無人車両の開発契約を得た。5月には、米ゼネラル・ダイナミクス・ランド・システムズとの協業を発表した。

技術 2026年1月5日、独ボッシュと、量産に向けた自動運転用ハードウェアの開発で合意した。3月13日には、次世代の車両にエヌビディアの車載向け設計「DRIVE Hyperion」を使うと発表した。4〜6月期に第7世代の車両を発表し、8月26日に米AMDのCPU (中央演算処理装置) の採用を公表した。

経営陣 CEO (最高経営責任者) はドン・バーネット氏。CFO (最高財務責任者) は2025年8月に就任したスラジット・ダッタ氏。2026年6月11日の株主総会で、バーネット氏とクリスティン・スバーチェク氏が取締役に再任された。

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