ローム SiC MOSFET 第4世代 (EcoSiC) ROHM 4th Generation SiC MOSFET
ロームが2020年6月に開発を発表した炭化ケイ素 (SiC) のパワートランジスタ。独自のダブルトレンチ構造で、第3世代に比べ単位面積あたりのオン抵抗を約40%、スイッチング損失を約50%下げた。耐圧は750Vと1200V。ベアチップのほか、TO-247N・TO-247-4L・TSC3PAK などのディスクリート、TRCDRIVE pack などのモジュールの形で供給する。前工程は福岡県の筑後工場と宮崎県の宮崎工場で、基板は独子会社のサイクリスタル (SiCrystal) が作る。トヨタ bZ5、吉利のジーカーの駆動用インバーター、シェフラーのインバーターブリックなどに採用された。BMW のノイエ・クラッセにもロームの SiC が載るが、世代は公表されていない。後継の第5世代は2026年3月に開発を完了し、200ミリウエハーで量産出荷を始めている。
詳細解説
- 製品名・ブランド
- 第4世代 SiC MOSFET (電界効果トランジスター) の SCT4シリーズ。ロームの SiC デバイスは EcoSiC の商標で展開する rohm.co.jp
- 発表日
- 2020年6月17日。1200V 品を開発し、同月からベアチップのサンプル提供を始めた rohm.co.jp
- 量産
- 2022年8月の技術資料 (アプリケーションノート) で「第4世代 SiC MOSFET を量産するに至った」と記す。ディスクリート品・モジュール品のほかウエハー・チップ単体でも供給する fscdn.rohm.com
- 耐圧と型番
- 750V (SCT4xxxD 系) と 1200V (SCT4xxxK 系)。例: SCT4036KE は 1200V・36mΩ・TO-247N、SCT4013DR は 750V・13mΩ・TO-247-4L rohm.co.jp
- 性能の要点
- 第3世代比で単位面積あたりのオン抵抗を約40%低減、ゲート・ドレイン間容量の削減でスイッチング損失を約50%低減。短絡耐量時間は犠牲にしない rohm.co.jp
- 供給形態
- ベアチップ (ネット販売なし・営業窓口経由)、ディスクリート (TO-247N・TO-247-4L・TSC3PAK など)、モジュール (TRCDRIVE pack など) rohm.co.jp
- 主な用途
- xEV の駆動用 (トラクション) インバーター (TRCDRIVE pack・ベアチップ)、車載充電器 (OBC)、電動コンプレッサー、DC-DC コンバーター、太陽光発電インバーター、スイッチング電源・サーバー電源、誘導加熱 (2020年のリリース・データシート・TSC3PAK のリリースの用途欄) rohm.co.jp
- 採用実績 (会社の発表)
- 日立アステモの電気自動車 (EV) 用インバーター (2022年12月発表)、吉利のジーカー3車種 (2024年8月)、トヨタ bZ5 (2025年6月)、シェフラーのインバーター部品 (インバーターブリック、2025年9月)、BMW ノイエ・クラッセ (2026年9月。世代は未記載) micro.rohm.com
- 後継の第5世代
- 2026年3月に開発を完了し、2026年4月21日に発表。高温 (Tj=175℃) のオン抵抗を第4世代比で約30%低減 (同耐圧・同チップサイズ)。2025年からベアチップのサンプルを出し、2026年7月からディスクリートとモジュールのサンプルを出す。8インチ品で量産出荷を本格開始 (2026年5月の決算説明資料) rohm.co.jp
- 新パッケージ (2026年)
- 上面放熱の面実装パッケージ TSC3PAK (14.00×18.58×3.50mm) に第4世代を搭載。750V 6品番・1200V 6品番 (それぞれに民生用と車載 AEC-Q101 対応の HR 品がある)。2026年6月に量産開始 rohm.co.jp
- ロームの SiC の歩み
- 2009年7月に独 SiCrystal を買収 (有価証券報告書の沿革)、2010年に世界で初めて SiC MOSFET を量産、2015年に世界初のトレンチ構造 SiC MOSFET (第3世代) を量産、2020年に第4世代 (2020年6月17日のニュースリリース) rohm.co.jp
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| ローム・アポロ 筑後工場 (2026年4月からローム・デバイス マニュファクチャリング) | 福岡県筑後市 | SiC の前工程 (ウエハー・デバイス製造)。TRCDRIVE pack の前工程もここと宮崎工場が担う | 2026年4月1日付でローム・アポロ・ローム・ワコー・ローム浜松の3社を前工程会社 (ローム・デバイス マニュファクチャリング) と後工程会社 (ローム・アッセンブリ マニュファクチャリング) の2社に再編 (有価証券報告書・2025年10月10日発表) | fscdn.rohm.com |
| ラピスセミコンダクタ 宮崎工場 | 宮崎県宮崎市 | SiC の前工程。TRCDRIVE pack の前工程 | 所在地はラピスセミコンダクタのアクセス案内 (宮崎市清武町木原727)。ラピスセミコンダクタは2027年4月1日付で前工程・後工程の製造会社へ再編予定 (2025年10月10日発表) | rohm.co.jp |
| ラピスセミコンダクタ 宮崎第二工場 (旧ソーラーフロンティア国富工場) | 宮崎県東諸県郡国富町田尻1815番地 | SiC パワー半導体の主力生産拠点として整備。敷地約40万平方メートル、建物の延べ床面積約23万平方メートル。2023年11月7日に資産を取得 (取得価格は非開示)、2024年中の稼働を予定と発表 | 2026年5月の決算説明資料の拠点図では「宮崎 (国富)」に SiC を記載。200ミリ対応ラインと基板生産の計画は EE Times Japan の報道 (2023年11月8日) | rohm.co.jp |
| SiCrystal GmbH | ドイツ・ニュルンベルク | SiC 単結晶基板 (ウエハー) の製造。2009年7月にロームが買収。2026年以降は自社向けの200ミリ基板の生産に注力 | 新棟の建設 (2024年7月着工) は eeNews Europe の報道 | fscdn.rohm.com |
| ローム本社工場 | 京都市右京区 | TRCDRIVE pack の後工程 (組み立て)。決算説明資料の拠点図では SiC の前工程にも記載 | rohm.co.jp | |
| ローム・アポロ 広川工場・行橋工場 (後工程) | 福岡県八女郡広川町・行橋市 | 決算説明資料の後工程 (組立・検査) の拠点図に SiC と IGBT (絶縁ゲート型バイポーラトランジスター) を記載 | 工場ごとの SiC の内訳は公表されていない | fscdn.rohm.com |
| 上海海姆希科半導体 (HAIMOSIC) | 中国・上海 | ロームと正海集団の合弁。ロームの第4世代 SiC MOSFET ベアチップを載せたパワーモジュールを生産。年産36万個を予定、総投資額4億5000万元 | トヨタ bZ5 と吉利のジーカー向けモジュールの出荷元 | micro.rohm.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 材料 (SiC)
- SiC は Si (シリコン) より絶縁破壊電界が約10倍高く、同じ耐圧なら薄く抵抗の低いドリフト層 (電流が流れる層) で済む。650V 級では Si MOSFET の約100分の1、スーパージャンクション MOSFET の約10分の1のチップ面積で同じオン抵抗を出せる fscdn.rohm.com
- ダブルトレンチ構造
- チップ表面に溝 (トレンチ) を掘り、側壁にゲートを作る。プレーナー型にある JFET 抵抗が無く微細化しやすい。ゲートの溝の部分に生じる電界を緩めるためのローム独自の構造がダブルトレンチで、長期信頼性を確保する。2015年に世界初のトレンチ型 SiC MOSFET を量産した rohm.co.jp
- 第4世代での改良 (オン抵抗)
- セルの微細化などで単位面積あたりのオン抵抗 (RonA) を第3世代比で約40%下げた。同時にドレイン電流の飽和値を下げ、短絡時のピーク電流を抑えることで、短絡耐量時間との両立を図った fscdn.rohm.com
- 第4世代での改良 (スイッチング)
- ゲート・ドレイン間容量 (Cgd) を大幅に減らし、スイッチング損失を約50%低減。SCT4036KE ではターンオン損失 480μJ・ターンオフ損失 57μJ (800V・21A・ゲート抵抗3.3Ω・18V/0V駆動) fscdn.rohm.com
- ゲート駆動
- 推奨オン電圧は +15〜+18V で、Si MOSFET と同じ 15V 駆動が可能。しきい値を高く設計し容量特性を最適化したため、ターンオフ時に負の電圧 (負バイアス) をかける必要がない (0V オフ)。ゲート・ソース間の直流定格は -4〜+21V fscdn.rohm.com
- 温度特性
- SiC MOSFET はドリフト層抵抗の比率が小さく、高温でのオン抵抗の増え方がスーパージャンクション MOSFET より小さい。1200V 品は 750V 品よりドリフト層が厚く、温度係数は大きい fscdn.rohm.com
- ドライバーソース端子 (TO-247-4L)
- 4端子パッケージはソース端子を電力用と駆動用に分け、配線のインダクタンスによる駆動遅れを無くす。評価基板の比較で合計スイッチング損失を約65%減らした fscdn.rohm.com
- ボディダイオード
- 逆回復が速く (SCT4036KE: 逆回復時間 20ns・逆回復電荷 130nC)、ハーフブリッジで転流用に使える。順方向電圧は 3.3V (21A) fscdn.rohm.com
- 第5世代との違い
- 第5世代は素子構造の見直しと製造プロセスの最適化で、高温 (接合温度175℃) のオン抵抗を第4世代比で約30%下げた (同耐圧・同チップサイズ)。歩留まりの改善にも寄与するとロームは説明する fscdn.rohm.com
- ウエハーの大口径化
- 第4世代は150ミリ基板で製造してきた。150ミリの内製基板生産を縮小して200ミリに注力し、200ミリ基板の第5世代の生産比率を上げて生産能力と収益性を改善する計画。新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) のグリーンイノベーション基金の「8インチ次世代 SiC MOSFET の開発」を計画比2年前倒しで完了 fscdn.rohm.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 耐圧の品種 | 750V と 1200V | rohm.co.jp |
| SCT4036KE ドレイン・ソース間電圧 | 1200V | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE オン抵抗 (接合温度25℃・ゲート電圧18V・21A) | 36mΩ (標準)・47mΩ (最大)。150℃で 72mΩ (標準) | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE 連続ドレイン電流 | 43A (ケース温度25℃)・30A (ケース温度100℃)。パルス 84A | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE 許容損失・熱抵抗 | 176W (ケース温度25℃)。接合-ケース間熱抵抗 0.65K/W (標準)・0.85K/W (最大) | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE 最大接合温度 | 175℃ | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE ゲートしきい値電圧 | 2.8〜4.8V (ドレイン・ソース間電圧10V・11.1mA) | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE 容量・電荷 | 入力容量 2335pF・出力容量 70pF・帰還容量 5pF (800V・1MHz)。総ゲート電荷 91nC | fscdn.rohm.com |
| SCT4036KE 短絡耐量時間 | 4.5μs (ゲート電圧15V)・4.0μs (ゲート電圧18V)。800V・接合温度25℃から開始した値で、保証値ではない | fscdn.rohm.com |
| 最小オン抵抗の品種 | 750V 品で 13mΩ (SCT4013DR・TO-247-4L、SCT4013DTW・TSC3PAK) | rohm.co.jp |
| パッケージ | TO-247N (3端子)、TO-247-4L (4端子・ドライバーソース付き)、TSC3PAK (上面放熱・面実装、14.00×18.58×3.50mm、沿面距離 6.66mm)。ベアチップとモジュールもある | rohm.co.jp |
| TRCDRIVE pack (第4世代搭載モジュール) | 2素子入り (2in1)、750V 2品番と1200V 2品番で発売。300kW までの駆動用インバーターに対応、配線インダクタンス 5.7nH、電力密度は一般的なモールド型モジュールの1.5倍 (会社の比較) | rohm.co.jp |
| 電費の効果 (会社の試算) | 車載インバーターに載せた場合、IGBT 比で電費を6%改善 (国際的な走行試験法 WLTC で算出) | rohm.co.jp |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| SiC 単結晶基板 (ウエハー) | SiC 基板 (150ミリ。200ミリへ移行中) 有価証券報告書はサイクリスタルを「電子部品の原材料の開発及び販売」と記す。外部からの基板調達の有無は公表されていない |
サイクリスタル SiCrystal GmbH、ローム100%子会社 |
6963 | ドイツ ニュルンベルク |
有価証券報告書 A |
| SiC 基板 (国内) | SiC 基板 (宮崎第二工場で生産する予定、と2023年11月の報道。実績は公表されていない) 宮崎第二工場で SiC 基板も生産する方針は EE Times Japan の報道。会社の2023年11月7日の発表には基板の記載が無い |
ラピスセミコンダクタ ローム100%子会社 |
6963 | 日本 宮崎第二工場 (国富町) |
報道 (会社の決算説明を伝えた記事) B |
| エピタキシャル層 (基板の上に積む結晶の膜。電流が流れるドリフト層) | SiC エピタキシャルウエハー エピタキシャル成長の工程の装置メーカー・外部委託の有無は公表されていない |
ローム 内製。ロームは「ウエハ製造から製造プロセスまで一貫生産」と説明 |
6963 | 日本 公表されていない |
会社の発表 A |
| MOSFET セル (トレンチゲート・ゲート酸化膜・ソース/ドレイン) | ダブルトレンチ構造の第4世代 SiC MOSFET チップ | ローム 前工程は筑後工場・宮崎工場 |
6963 | 日本 福岡県筑後市・宮崎県宮崎市 |
会社の発表 A |
| リードフレーム (チップを載せて端子になる金属の枠。TO-247N・TO-247-4L・TSC3PAK 用) | 公表されていない データシートは鉛フリーのめっきと RoHS (EU の有害物質の使用規制) への準拠だけを記す |
公表されていない | — | 会社の発表 B | |
| ボンディングワイヤー (チップと端子をつなぐ細い金属線) | 公表されていない (SiC 製品の材質は未記載) 会社全体では金の高騰を受け金線から銅線への切り替えを進める (2026年5月の決算説明資料)。SiC MOSFET への適用は公表されていない |
公表されていない | — | 会社の発表 B | |
| 封止樹脂 (モールド) | 公表されていない TSC3PAK は樹脂に独自の溝を設けて沿面距離 6.66mm を確保する、と会社が説明 |
公表されていない | — | 会社の発表 B | |
| モジュール用の放熱材 (TRCDRIVE pack) | 放熱シート (TIM) 実装品と銀焼結 (Ag Sinter) 実装品 制御信号端子は基板に圧入して固定するプレスフィットピン |
公表されていない | — | 会社の発表 A | |
| 組み合わせるゲートドライバー IC | 絶縁ゲートドライバー IC (例 BM61S41RFV-C を評価基板 HB2637L-EVK-301 に搭載) 日立Astemo 向けは第4世代 SiC MOSFET とゲートドライバー IC を合わせて採用 |
ローム | 6963 | 日本 公表されていない |
会社の発表 A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1材料 (SiC 単結晶基板)子会社サイクリスタル (独) が単結晶を育成し基板を製造。150ミリ基板の外販は市場の供給過多で縮小し、2026年度は外販再開の見込みが無く、自社向け200ミリ基板の生産に注力する企業: サイクリスタル (SiCrystal GmbH、ローム子会社)
- 2材料 (エピタキシャル成長)ロームは「ウエハ製造から製造プロセス、パッケージング、品質管理まで独自に開発し、一貫生産体制を採用」と説明する。エピタキシャル成長の工程の拠点・装置は公表されていない企業: ローム
- 3前工程 (デバイス製造)筑後工場 (福岡) と宮崎工場 (宮崎) で製造。宮崎第二工場 (国富) を SiC の主力拠点として整備。2026年4月1日付でローム・アポロ・ローム・ワコー・ローム浜松の3社を前工程のローム・デバイス マニュファクチャリングと後工程のローム・アッセンブリ マニュファクチャリングに再編。ラピスセミコンダクタ (宮崎・宮崎第二) の再編は2027年4月1日の予定企業: ローム・アポロ (現ローム・デバイス マニュファクチャリング)・ラピスセミコンダクタ
- 4後工程 (組立・検査)TRCDRIVE pack の後工程は京都本社工場。ディスクリートの後工程は、決算説明資料の拠点図が広川・行橋 (福岡) など国内外の拠点を示すが、SiC の工場別内訳は公表されていない企業: ローム (京都本社工場)・ローム・アッセンブリ マニュファクチャリング (広川・行橋など)
- 5モジュール化 (中国)正海集団との合弁の上海海姆希科半導体 (HAIMOSIC) がベアチップを受け、パワーモジュールを量産。吉利傘下の寧波威睿 (Viridi) に2023年度から、トヨタ bZ5 向けに2025年から出荷企業: 上海海姆希科半導体 (HAIMOSIC)
- 6ティア1 (インバーター)シェフラー (旧ヴィテスコ) は2023年6月、2024〜2030年で1,300億円以上の長期供給契約を結んだ。2025年9月にはロームの第4世代ベアチップを載せたインバーターブリックの量産を中国大手自動車メーカー向けに始めた。UAES (中国の車載部品大手) とも2024年9月に長期供給契約を結んだ企業: シェフラー・UAES・日立Astemo
- 7完成車トヨタ bZ5 (一汽トヨタ、2025年6月発売)、吉利 ZEEKR X・009・001 のトラクションインバーターに第4世代ベアチップのモジュールを採用。BMW ノイエ・クラッセ (第6世代技術) の電動パワートレインにもロームの SiC MOSFET が採用されたが、世代は公表されていない企業: トヨタ自動車・浙江吉利控股集団・BMW
- 8販売 (ディスクリート)ROHM Online Store、Arrow.com、コアスタッフオンラインなどのネット販売と代理店。ベアチップは営業窓口経由のみ企業: ローム・各代理店
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1結晶成長・基板加工サイクリスタルが単結晶 SiC 基板を製造。150ミリから200ミリへ移行し、自社向け200ミリに注力。工法 (昇華法など) や設備は公表されていない設備・企業: サイクリスタル (SiCrystal GmbH)
- 2エピタキシャル成長 (基板の上に結晶の膜を積む工程)基板上にドリフト層を成長させる。ロームは一貫生産と説明するが、拠点・装置は公表されていない設備・企業: ローム (詳細は公表されていない)
- 3前工程 (トレンチ形成・ゲート酸化・イオン注入など)筑後工場と宮崎工場で製造。第4世代は150ミリ基板。2026年5月時点の計画では、2026〜2029年度に150ミリの第4世代の能力を減らし、200ミリの第4世代と第5世代の能力を増やす設備・企業: ローム・デバイス マニュファクチャリング (筑後)・ラピスセミコンダクタ (宮崎)
- 4歩留まり2025年度下期は欧州・中国の車載インバーター向けで量産前後の仕様調整に伴う品質保証費用 (第3四半期42億円、第4四半期20億円) が発生。対象は150ミリ基板で作った第4世代で、デバイスの品質に問題は無いと説明。歩留まりの高い第5世代・200ミリへ移行する設備・企業: ローム
- 5後工程 (ディスクリート)TO-247N・TO-247-4L・TSC3PAK への組み立てと検査。TSC3PAK は2026年6月から量産。拠点別の能力は公表されていない設備・企業: ローム・アッセンブリ マニュファクチャリング
- 6後工程 (モジュール TRCDRIVE pack)モールド型モジュールをディスクリート並みの大量生産体制で作り、従来のケース型モジュール比で生産能力を約30倍にした。2024年6月から当面月産10万個。前工程は筑後・宮崎、後工程は京都本社工場設備・企業: ローム本社工場
- 7信頼性試験民生・産業用の TO-247N / TO-247-4L で信頼性試験を実施 (アプリケーションノート表4-1)。車載品は AEC-Q101 (車載用半導体の信頼性規格) に準拠設備・企業: ローム
💴 販売価格と補助金
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 第4世代 SiC MOSFET ディスクリート (全型番) | 公表されていない (価格は代理店の見積もりによる) | 2026-10 | rohm.co.jp |
| TSC3PAK 搭載品 (750V・1200V) サンプル価格 | 5,500円/個 (税抜。会社発表のサンプル価格) | 2026-07 | rohm.co.jp |
| TRCDRIVE pack (第4世代搭載 2in1 モジュール) サンプル価格 | 75,000円/個 (税抜。会社発表のサンプル価格) | 2024-06 | rohm.co.jp |
| SCT4036KEC11 (1200V・36mΩ・TO-247N) 代理店の表示 | 英国の電子部品通販 RS コンポーネンツの表示で、1〜9個の単価は13.65ポンド (税抜)。日本円の代理店価格は確かめられなかった | 2026-10 | uk.rs-online.com |
| 項目 | 額 (円) | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) のグリーンイノベーション基金事業 | 金額は公表されていない | 「8インチ次世代 SiC MOSFET の開発」が助成の対象で、計画より2年早く完了したと2026年5月の決算説明資料に記す | fscdn.rohm.com |
| 製品購入者向けの補助金 | 該当なし | 部品のため、購入者向けの補助制度は会社の製品ページ・投資家向け資料に無い | rohm.co.jp |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| オンライン | ロームの直販サイト ROHM Online Store のほか、米アロー・エレクトロニクスの Arrow.com、コアスタッフオンラインなどのネット商社で1個から購入できる。TSC3PAK 品の発表がそう記す。製品ページには ROHM Online Store で購入するためのリンクがある | rohm.co.jp |
| 代理店 | ロームの販売代理店とネット商社から購入できる。会社サイトに「商社情報」と「ネット商社からサンプル購入」の案内がある | rohm.co.jp |
| 直販 (ベアチップ・ウエハー) | ベアチップはネット販売もネット商社での販売もしておらず、営業窓口に仕様を問い合わせる。ウエハー・チップ単体でも供給できるとアプリケーションノートに記す | rohm.co.jp |
| 直販 (モジュール・サンプル) | TRCDRIVE pack のサンプルは、担当営業またはローム会社サイトの問い合わせ窓口に依頼する | rohm.co.jp |
| 長期供給契約 (車載ティア1) | シェフラー (旧ヴィテスコ) とは2024〜2030年で1,300億円以上の長期供給契約を結んだ。中国の聯合汽車電子 (UAES) とも長期供給契約を結んだ (金額は非公表)。納期・契約条件の詳細は公表されていない | rohm.co.jp |
| 評価ボード | 評価ボードは P04SCT4018KE-EVK-001 (TO-247N 用) と P05SCT4018KR-EVK-001 (TO-247-4L 用) の2種類で、ネット商社や ROHM Online Store で買える。使いたいオン抵抗の素子を載せて評価する。ROHM Solution Simulator ではダブルパルス試験を模擬できる | rohm.co.jp |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 保証 (品質規格) | 車載向け型番 (末尾 HR) は車載電子部品の信頼性規格 AEC-Q101 に準拠する。製品ページは SCT4036KEC11 を「車載機器への使用は推奨されていません」と記し、車載用は SCT4036KEHR と区別する。個別の保証期間は公表されていない | rohm.co.jp |
| 品質マネジメント認証 | ISO 9001:2015、IATF 16949:2016 (自動車産業の品質規格)、ISO 26262:2018 (機能安全) を取得している。子会社の独サイクリスタル (SiCrystal) も ISO 9001 を新たに取得した | rohm.co.jp |
| 保守契約 | 部品のため保守契約の制度は無い (会社の製品ページ・投資家向け資料に記載なし) | rohm.co.jp |
| 部品供給 (長期供給) | 製品詳細ページの「長期供給プログラム」欄に供給年限を明記する。SCT4036KEC11 (1200V・TO-247N) と SCT4013DRC15 (750V・TO-247-4L) はいずれも 8 Years。全型番の年限は各製品ページで確認する | rohm.co.jp |
| 設計支援 | アプリケーションノート (第4世代の諸特性と回路設計の注意点、2022年8月)、ROHM Solution Simulator、ROHM PLECS Simulator、評価ボードを提供する。よくある質問 (FAQ) と技術相談の窓口もある | rohm.co.jp |
| 量産後の品質対応 (実績) | 2025年度下期に欧州・中国の車載インバーター向けで、量産前後の仕様調整に伴う品質保証費用計62億円を計上した。この経験を踏まえた保証体制を構築したとロームは説明する | fscdn.rohm.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 全社 (地域別売上) | 2026年3月期の売上高4,811億円のうち日本1,451億円、中国1,466億円、その他1,894億円 (顧客所在地ベース)。SiC 単独の地域別売上は公表されていない | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
| 欧州 | SiC デバイスは欧州と日系の顧客向けを中心に大きく伸びる計画 (2026年度)。BMW のノイエ・クラッセに採用され、独シェフラーとは長期供給契約を結んだ。2025年度下期の品質保証費用は欧州・中国の顧客向けで発生した | fscdn.rohm.com |
| 中国 | 上海の合弁会社、上海海姆希科半導体 (HAIMOSIC) でモジュールに組み、トヨタ bZ5 (一汽トヨタ) と吉利のジーカーに供給する。聯合汽車電子 (UAES) と、シェフラーが中国大手向けに作るインバーターブリックにも供給する。中国地場の SiC メーカーの価格攻勢で中国でのシェアは下がった、とロームは説明する | fscdn.rohm.com |
| 駆動用インバーターの受注 (地域別) | 受注を獲得したインバーターの台数を、完成車メーカー (OEM) の本社所在地別 (欧米・日韓・中国) に開示する。2025年度から2028年度で約3倍になるとロームは説明する (台数の実数は図だけ) | fscdn.rohm.com |
| 海外の生産・販売拠点 | 基板は独サイクリスタル、モジュールは中国の合弁会社の上海海姆希科半導体が担う。有価証券報告書は「日本、アジア及びヨーロッパで生産し、世界市場で販売」と記す | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
| 輸出規制 | SiC MOSFET 個別の輸出規制の記載は会社の製品ページ・有価証券報告書に無い。有価証券報告書は全社として輸出管理専門部会が安全保障輸出管理を行うと記し、データシートの注意書きは米国輸出管理規則 (EAR) と外為法に従うよう求める | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年度 (2026年3月期) | SiC 事業の売上高の伸び率 (前年比) | 14 | % | 2026年度は30%超の計画。SiC デバイス・モジュール (基板を除く) は2025年度に41%増、2026年度は55%超の増加の計画 | fscdn.rohm.com |
| 2026年度 (2027年3月期) 計画 | SiC 事業の売上高の伸び率 (前年比) | 30 | % 超 | AIサーバー電源向けは前年比2.5倍の計画。売上高の実額は図のみで数値は非開示 | fscdn.rohm.com |
| 2025年度 (2026年3月期) | 半導体素子セグメント売上高 | 205,263 | 百万円 | SiC パワーデバイスを含むセグメントで、セグメント損失は227億円。SiC 単独の売上高は非開示 | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
| 2025年度 (2026年3月期) | 半導体素子セグメント受注高 | 2,429 | 億円 | 2,429億4,200万円。前年比40.6%増。受注残高は1,146億円 (前年比49.0%増) | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
| 2024年6月〜 | TRCDRIVE pack の生産体制 | 100,000 | 個/月 | 当面の月産体制で、販売数は非開示 | rohm.co.jp |
| 予定 | 上海海姆希科半導体 (HAIMOSIC) のモジュールの年産能力 | 360,000 | 個/年 | 合弁の計画値 | micro.rohm.com |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期 減損損失 | 1,936億円。主に半導体素子事業 (パワーデバイス)、なかでも SiC 事業の国内外の工場の生産設備が対象。日本の事業用資産は建物720億5,500万円・機械585億5,500万円・建設仮勘定159億1,000万円。ドイツなどは機械371億6,400万円・建物49億100万円など。使用価値の割引率は14.4% | fscdn.rohm.com | |
| 2026年3月期 当期純損失 | 1,584億2,400万円 (売上高4,811億4,800万円、営業利益108億6,400万円) | disclosure2dl.edinet-fsa.go… | |
| 設備投資額 | 2026年3月期は824億円 (前期比38.1%減)。半導体素子セグメントは691億円。第1期中期経営計画 (2021〜2025年度) の累計は6,082億円。第2期中期経営計画 (2026〜2028年度) は3年累計で約1,500億円の計画 | disclosure2dl.edinet-fsa.go… | |
| 2026年度の重要な設備の新設計画 | 総額600億円 (ローム137億円、ローム・アポロ49億円、ラピスセミコンダクタ215億円、タイ57億円。SiC の内訳は非開示) | disclosure2dl.edinet-fsa.go… | |
| SiC 事業の収益性改善による利益改善額 (計画) | 2025年度から2028年度で340億〜400億円 (第5世代の投入・歩留まりの改善・8インチへの移行・在庫の最適化)。SiC 事業の黒字化は2028年度の計画 | fscdn.rohm.com | |
| SiC の品質保証費用・評価減 (2025年度) | 品質保証費用は第3四半期42億円・第4四半期20億円 (計62億円)。特定の SiC 基板の評価減は第4四半期に17億円 | fscdn.rohm.com | |
| 長期供給契約 (シェフラー・旧ヴィテスコ) | 2024〜2030年の取引額1,300億円以上 (2023年6月20日発表) | rohm.co.jp | |
| 宮崎第二工場の取得価格 | 非開示 (2023年11月7日取得) | rohm.co.jp | |
| 上海海姆希科半導体 (合弁) の投資額 | 総投資額4億5,000万元、資本金2億5,000万元 | micro.rohm.com | |
| 第2期中期経営計画の財務目標 (2028年度) | 売上高5,000億円以上、営業利益率20%以上。AIサーバー関連は2030年度に売上高300億円が目標。SiC 単独の2030年度の目標は公表されていない | fscdn.rohm.com | |
| 事業統合の基本合意 | 2026年3月27日、東芝デバイス&ストレージの半導体事業、三菱電機のパワーデバイス事業との統合協議を始める基本合意書を結んだ。金額・形態は未定 | mitsubishielectric.co.jp |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
第4世代 SiC MOSFET は、ロームが2010年に世界で初めて量産した SiC MOSFET の4代目である。2015年のトレンチ構造 (第3世代) を発展させたダブルトレンチ構造が核にある。会社の資料で確かめられる技術の差は3点ある。単位面積あたりのオン抵抗を約40%、スイッチング損失を約50%下げた。15V 駆動で負バイアスも要らず、Si MOSFET からの置き換えが楽になった。短絡耐量時間も保った。供給網は、基板を独サイクリスタル、前工程を筑後と宮崎、後工程を京都などの自社拠点で担う一貫生産である。中国向けは上海の合弁会社、海姆希科でモジュールに組む。この構えは、吉利のジーカー、トヨタ bZ5、シェフラーのインバーターブリックという中国市場の採用例に直結している。
一方で事業の数字は厳しい。2026年3月期は電気自動車 (BEV) 市場の見通しの下方修正を理由に、SiC 事業の設備を中心に1,936億円の減損を計上した。純損失は1,584億円 (前期は501億円の純損失) となった。減損の注記は日本の建物720億円・機械586億円、ドイツ等の機械372億円などで、ロームは「SiC 事業に係る国内外工場の生産設備等が中心」と説明する。6インチ基板の外販は供給過多で縮小し、中国地場メーカーの価格攻勢で中国のシェアは下がった、と会社自身が説明する。2025年度下期には欧州・中国の車載向けで6インチ第4世代の量産調整に伴う品質保証費用62億円も出た。
会社の対策は世代交代と大口径化である。第5世代は高温のオン抵抗を約30%下げ、8インチで量産出荷を始めた。計画では6インチ第4世代の能力を減らし、8インチの第4世代と第5世代を増やす。つまり第4世代は、採用済みの車種やティア1向けに供給を続ける「現行の主力」であり、新しい採用案件は第5世代が担う局面にある。SiC 事業の黒字化は2028年度の計画で、第2期中期経営計画の利益改善1,000億円のうち340億〜400億円を SiC が担う。シェフラーの1,300億円以上の長期契約、BMW ノイエ・クラッセへの SiC 採用 (世代は未公表)、欧州・日系向けの伸びが、その計画の裏付けになる。東芝・三菱電機とのパワー半導体統合の協議は、将来の生産拠点の配置や8インチ・12インチ化の進め方を左右する。
公表されていないこと
- 第4世代の型番ごとの日本円の価格 (ROHM Online Store、米デジキー、米マウザー、RS の日本法人のサイトでは確かめられず、英国の電子部品通販 RS の表示だけが手がかり)
- SiC 事業の売上高の実額と地域別・顧客別の内訳 (決算説明資料は図のみで数値を出していない)
- SiC 事業の2030年度の売上・能力の目標 (第2期中期経営計画にあるのは2028年度の目標とAIサーバーの2030年度300億円だけ。2023年の「2030年度に2021年度比35倍」は報道が伝えた数字)
- 宮崎第二工場の稼働開始日と現在の生産内容 (2023年11月の発表は「2024年中の稼働予定」。8インチのラインと基板の生産は報道が伝えた内容)
- SiCrystal の新棟の完成と能力の実績 (2024年7月の eeNews Europe の報道では新棟6,000m2・2026年初めに完成予定・2027年の能力は2024年の約3倍。完成と稼働の会社発表は確かめられず)
- エピタキシャル成長の拠点と装置、外部からの SiC 基板・エピウエハーの調達の有無
- リードフレーム・封止樹脂・ボンディングワイヤーのメーカーと、金線から銅線への切り替えが SiC MOSFET に及ぶか
- 第4世代ディスクリート (750V・TO-247-4L など) の量産開始日 (2022年8月のアプリケーションノートで量産済みと分かるだけ)
- 日立アステモ向けの2025年からの供給実績 (発表は予定だけ)、BMW のノイエ・クラッセに載る SiC の世代
- ベアチップ・ウエハー販売の契約条件、保証期間、長期供給プログラムの SiC MOSFET への適用
- SiC MOSFET に関する輸出規制・輸出許可の有無
- 2026年3月期の宮崎第二工場・サイクリスタルそれぞれの減損額 (注記は国別・資産の種類別だけ)
出所
- 業界トップの低オン抵抗を実現した第4世代SiC MOSFETを開発 (ニュースリリース) (2020-06-17)
- 高温時オン抵抗を約30%低減 第5世代SiC MOSFETを開発 (ニュースリリース) (2026-04-21)
- SiC MOSFET 製品ページ (ラインアップ・評価ボード・購入先) (2026-10-25)
- SiCパワーデバイス (EcoSiC) 製品ページ (2026-10-25)
- SCT4036KE 製品詳細ページ (2026-10-25)
- SCT4013DR 製品詳細ページ (2026-10-25)
- SCT4036KE データシート Rev.006 (2024-09-09)
- 第4世代 SiC MOSFET ディスクリートパッケージ 諸特性と回路設計の注意点 (アプリケーションノート 64AN118J) (2022-08-01)
- SiC MOSFET Bare Die 製品ページ (2026-10-25)
- 2in1 SiCモールドタイプモジュール TRCDRIVE pack を開発 (ニュースリリース) (2024-06-11)
- 上面放熱の新パッケージ TSC3PAK の SiC MOSFET (ニュースリリース) (2026-07-09)
- ロームのSiC MOSFETがトヨタの中国市場向け新型BEV bZ5 に量産採用 (2025-06-23)
- ロームの第4世代SiC MOSFETが日立Astemoの電気自動車用インバータに採用 (2022-12-13)
- ロームのSiC MOSFET搭載のシェフラー製インバータブリック量産開始 (2025-09-09)
- ロームの第4世代SiC MOSFETベアチップが吉利集団 ZEEKR の主要3車種に量産採用 (2024-08-29)
- ロームのSiCパワーデバイスがBMWの次世代コンセプト Neue Klasse の電動パワートレインに貢献 (2026-09-17)
- ヴィテスコ・テクノロジーズとローム、SiCパワーデバイスの長期供給パートナーシップ契約を締結 (2023-06-20)
- UAES社とローム、SiCパワーデバイスの長期供給契約を締結 (2024-09-05)
- ローム、ソーラーフロンティア 旧国富工場の資産取得について基本合意 (2023-07-12)
- ソーラーフロンティア 旧国富工場の取得完了 ラピスセミコンダクタ 宮崎第二工場として稼働予定 (2023-11-07)
- ローム 有価証券報告書 第68期 (2026年3月期) (2026-06-19)
- 2025年度 通期業績説明会資料 (2026-05-13)
- 2025年度 通期業績説明会 Q&A (2026-05-13)
- 2025年度 3Q 業績説明会 Q&A (SiC の品質保証費用・基板外販) (2026-02-04)
- 特別損失 (減損損失) の計上及び業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ (2026-05-12)
- ロームグループ第2期中期経営計画 MOVING FORWARD to 2028 を策定 (2025-11-06)
- 2026年度 第1四半期 決算補足説明資料 (2026-08-05)
- ローム 品質認証 (ISO 9001・IATF 16949・ISO 26262) (2026-10-25)
- 三菱電機 パワーデバイス事業とローム・東芝デバイス&ストレージの半導体事業との統合協議開始に向けた基本合意書の締結 (2026-03-27)
- SiCrystal GmbH 会社サイト (2026-10-25)
- ローム、旧国富工場の取得完了 8インチ対応ラインと基板生産の方針 (EE Times Japan・報道) (2023-11-08)
- SiCrystal がニュルンベルクの SiC ウエハー生産を3倍に (eeNews Europe・報道) (2024-07-05)
- RS コンポーネンツ (英国) SCT4036KEC11 の商品ページ (価格の参考・確度B) (2026-10-25)
- ローム 国内グループ (製造関連) の再編に伴う会社分割等のお知らせ (2025-10-10)
出所との照合日: 2026年11月5日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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