パナソニック エナジー 2170 円筒形リチウムイオン電池 Panasonic Energy 2170 cylindrical cell
パナソニック エナジー (パナソニックホールディングス 6752 の事業会社) が車載用に量産する、直径21ミリ・高さ70ミリの円筒形リチウムイオン電池である。1865 (直径18ミリ・高さ65ミリ) の後継にあたる。2017年から米ネバダ州スパークスのテスラのギガファクトリー内で量産し、2025年7月に米カンザス州デソトの第2工場でも量産を始めた。体積エネルギー密度は800Wh/Lを超える。供給先のうちテスラは、テスラの年次報告書で確かめられる。ルシッド (Lucid Gravity)・ハービンジャー (中型商用EV)・ズークス (ロボタクシー) はパナソニック エナジーの発表にある。より大きい4680は容量が2170の約5倍で、和歌山工場で量産の準備を終えた。量産の開始時期は、2026年5月時点で会社が「戦略顧客」と呼ぶ主要顧客と最終調整している。セルの単価は公表されていない。
詳細解説
- 製品の区分
- 車載用の円筒形リチウムイオン電池。型式名の21は直径21ミリ、70は高さ70ミリを示す。1865 (直径18ミリ・高さ65ミリ) の後継にあたる。 news.panasonic.com
- 製品の位置づけ
- 会社の車載用円筒形電池は4680・2170・1865の3種類ある。2170は現行の主力で、北米の2工場 (ネバダ・カンザス) で生産している。 panasonic.com
- 4680 との関係
- 4680は2170の約5倍の容量を持つ。パナソニック エナジーは、同じ容量の電池パックに必要なセルの数が減り、パックの組み立ての効率とコストが改善すると説明する。和歌山工場で2024年9月に量産の準備を終えた。量産の開始時期は、2026年5月時点で戦略顧客と最終調整している。 news.panasonic.com
- 北米での量産開始
- 2017年にネバダ工場で量産を始めた。カンザス工場は2025年7月14日に開所し、2170セルの量産を始めた。 news.panasonic.com
- エネルギー密度
- 体積エネルギー密度は800Wh/Lを超える。パナソニック エナジーは業界で最も高い水準と説明している。 news.panasonic.com
- 累計供給
- 累計の供給数は2025年3月時点で約190億セル (EV約370万台分)、2025年9月時点で約200億セル (約400万台分) に達した。パナソニック エナジーは、自社の電池に起因する車両のリコールは起きていないとしている。 news.panasonic.com
- 主な供給先 (会社発表で確認)
- テスラ。テスラの年次報告書 (2025年12月期) は電池セルの供給元として CATL と並べてパナソニックを挙げる (型式の記載はない)。ルシッド (Lucid Air Pure・Lucid Gravity)。ハービンジャー (中型商用EVの全モデル)。ズークス (ロボタクシー、2026年初頭から)。ヘキサゴンプルス (大型トラック、2024年5月に日本の工場から供給開始。発表は型式を2170と明記しない) sec.gov
- 国内の新規顧客
- マツダ (2027年以降の電気自動車向け、住之江・貝塚工場で生産) とスバル (2027年度から住之江、2028年度から群馬県大泉町の新工場で生産) が新たに加わる。会社の発表は「次世代の円筒形」と記し、2170とは明記していない。住之江・貝塚の生産設備を1865から2170へ切り替えると2025年5月の決算説明で会社が述べたと、Car Watch が報じた。 news.panasonic.com
- 次の改良
- パナソニック エナジーは2025年7月、セル容量を約5%高める新材料を使った製品を投入する計画を示した。2026年5月には、高容量セルをカンザスで生産し、ネバダにも導入する予定とした。 holdings.panasonic
- セルの単価
- 公表されていない。会社の製品ページ、ニュースリリース、決算説明資料に記載がない。 panasonic.com
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| パナソニック エナジー北米 ネバダ工場 | 米ネバダ州スパークス (1 Electric Avenue, Suite 110)。テスラが所有するギガファクトリー・ネバダの構内にある。 | 2170セルを量産する。2017年に稼働した。年産能力は約41GWh (ギガワット時、2025年7月時点) である。2031年3月期にはセルの高容量化で44GWh (2024年3月期比+15%) へ引き上げる計画である。従業員は4,000人を超え、累計110億セル超を出荷した。 | 工場の建屋はテスラが所有する。テスラの年次報告書 (10-K) の自社保有工場の一覧に「Gigafactory Nevada, Sparks」とある。外装缶は H&T が構内で供給している。 | news.panasonic.com |
| パナソニック エナジー北米 カンザス工場 | 米カンザス州デソト (10301 Astra Parkway, De Soto, KS 66018) | 2170セルを量産する。2025年7月に開所し、量産を始めた。将来は年産約32GWh を計画する。敷地は約120万㎡、延べ床面積は約44万㎡で、従業員は最大約4,000人を見込む。省人化ラインにより、生産性をネバダ工場より約20%高める。カンザス州商務省によると、2025年8月2日に初出荷し、9月9日までに100万セルを出荷した。2026年5月にはデータセンター用電池の生産ラインの導入も決めた。 | 州商務省の2025年APEX報告: 報告時点 (2026年1月) の従業員1,200人。投資額は会社発表で約40億ドル (2022年7月) | news.panasonic.com |
| 住之江工場 | 大阪市住之江区平林北1丁目2-63 | 円筒形リチウムイオン電池を生産する。マツダ向け (2027年から) とスバル向け (2027年度から) の生産拠点となる。車載ラインの一部をデータセンター用電池に転用し、2026年4月に出荷を始めた。2024年4月に生産プロセス開発棟 (鉄骨4階建て、延べ床面積約7,900㎡) が完成した。 | 住友金属鉱山と組むニッケルのリサイクルは、住之江工場の工程で出る廃材を対象とする。 | panasonic.com |
| パナソニック エナジー貝塚 | 大阪府貝塚市麻生中174 | 円筒形リチウムイオン電池を生産する。マツダ向けを2027年以降に住之江と合わせて生産し、2030年に年10GWh の能力とする。 | newsroom.mazda.com | |
| 和歌山工場 | 和歌山県紀の川市打田612-1 | 4680セルのマザー工場・新製品と新工法の実証拠点。1991年4月設立、敷地99,177㎡、建屋60,907㎡、約400人。もとはリチウムイオン電池部品の製造拠点。4680の生産設備2ラインの設置を2022年2月に発表 | 2170の生産拠点ではない。4680の量産の開始時期は、2026年5月時点で戦略顧客と最終調整している。 | news.panasonic.com |
| 大泉 (新工場・計画) | 群馬県大泉町 | スバルと共同で新設する。2028年度から生産を始める。住之江と合わせたセルの生産能力は、2030年末に年20GWh となる。決算資料では、2029年3月期以降に量産を始める予定としている。 | 経済産業省が認定した蓄電池の供給確保計画では、能力が年16GWh (2030年末)、投資額が約4,630億円、助成が最大約1,564億円である。 | news.panasonic.com |
| 西門真拠点 | 大阪府門真市大字門真1048 | リチウムイオン電池に関わる開発を担う。モビリティエナジー事業部が置かれている。 | panasonic.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 形式と寸法
- 円筒形のセルで、直径は21ミリ、高さは70ミリである。前世代の1865 (直径18ミリ・高さ65ミリ) より1セルの容量が大きい。4680 (直径46ミリ・高さ80ミリ) は2170の約5倍の容量を持つ。 news.panasonic.com
- エネルギー密度を高める仕組み
- 鍵は2つある。1つは正極と負極の活物質 (電気をためる材料) の組成を改良して蓄電量を増やすこと、もう1つは限られたセル内の空間に活物質をより多く詰めることである。体積エネルギー密度は800Wh/Lを超える。 (2025年1月のルシッド向け発表) news.panasonic.com
- 正極材 NCA
- 正極にはニッケル酸リチウム系の NCA (ニッケル・コバルト・アルミニウム系正極) を使う。NCM (ニッケル・コバルト・マンガン系正極) よりコバルトが少ない。代替元素と表面処理でコバルトを5%未満に減らし、2020年3月期に全ラインへ導入した。2022年7月には、コバルトを使わない電池の開発も終えた。 news.panasonic.com
- 負極 黒鉛とシリコン
- 負極の主材料は黒鉛 (天然黒鉛・人造黒鉛)。人造黒鉛は充放電を繰り返しても電池の耐久性を高く保つ (ノボニックスとの契約の発表)。シリコンは理論容量が黒鉛の約10倍だが充電時に膨張して容量が落ちる。パナソニック エナジーはシリコン添加のEV電池を業界で初めて量産したとし、膨張を抑える新世代シリコン材料でシリコン比率を高める news.panasonic.com
- エネルギー密度の目標
- 体積エネルギー密度を2025年までに5%、2030年度までに25%高める目標 (2023年7月のネクシオンとの契約の発表)。2023年12月のシラとの契約の発表は、現状の800Wh/L から2031年までに1,000Wh/L へ25%高めるには次世代シリコン材料の採用が欠かせないとする news.panasonic.com
- 安全設計
- モジュールに組んだとき、隣のセルを巻き込む類焼を抑えることが重要になる。外装缶を含む電池全体で部材の構成を最適にし、セルの破裂や発火を抑える独自の設計を採用している。 news.panasonic.com
- 電解液
- 可燃性の液体を使う。パナソニック エナジーは「高エネルギー密度で短絡すると高温になる」「電解液に可燃性液体を使う」という本質的なリスクを前提に製品安全を最優先する方針を示す。電解液の供給元と組成は公表されていない panasonic.com
- 2170 の継続改良
- パナソニック エナジーは2022年7月、生産性の改善と新技術の導入で2170の性能を高め続け、2030年までにエネルギー密度を20%高める目標を示した。2025年7月には、セル容量を約5%高める新材料を使った製品の投入計画を示した。 news.panasonic.com
- リサイクル材の使用
- 住友金属鉱山が住之江工場の電池廃材から硫酸ニッケルを回収し正極材に使う。2027年に車載電池の正極材のリサイクル材比率20%を目標 (当初2030年と発表し2025年4月2日に2027年へ訂正)。米国ではレッドウッドと2022年11月に売買契約を結び、リサイクル正極材を2025年からカンザス工場、リサイクル銅箔を2024年からネバダ工場の電池に使う予定と発表した (使用開始の発表は確認できない) news.panasonic.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 直径 | 21 mm | news.panasonic.com |
| 高さ | 70 mm | news.panasonic.com |
| 体積エネルギー密度 | 800 Wh/L 超 | news.panasonic.com |
| 正極材 | NCA (ニッケル・コバルト・アルミニウム系正極)、コバルトの比率は5%未満 | news.panasonic.com |
| 負極材 | 黒鉛 (天然・人造) にシリコンを添加 | news.panasonic.com |
| 容量比 (4680 対 2170) | 4680 は2170の約5倍 | news.panasonic.com |
| セル容量 (Ah)・公称電圧・重量 | 公表されていない (会社の事業内容のページには形式名しか記載がない) | panasonic.com |
| エネルギー密度の目標 | 1,000 Wh/L (2031年3月期) | news.panasonic.com |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外装缶 (ニッケルめっき鋼缶) | 2170用 電池外装缶 2017年から約5年間ネバダ向けに年40GWh弱相当を供給。2024年2月に北米の長期供給契約。H&T Kansas は1.1億ドルを投じ180人を雇用する計画 (カンザス州商務省) |
H&T リチャージ H&T |
— | ドイツ (本社マルスベルク) 米ネバダ工場の構内、米カンザス州 (H&T カンザス) |
会社の発表 A |
| 正極材 (リサイクル材) | リサイクル正極材 2025年からカンザス工場の電池に使用する予定 (2022年11月の売買契約時の発表。使用開始の発表は確認できない)。2019年からネバダ工場の工程廃材を再資源化 |
レッドウッド・マテリアルズ | — | 米国 (ネバダ州カーソンシティ) 米国 |
会社の発表 A |
| 正極材の原料 (硫酸ニッケル) | リサイクル硫酸ニッケルを使った正極材 住之江工場の電池廃材を回収する。共同の発表は住友金属鉱山を正極材メーカーとして記す。2026年以降はリチウムとコバルトの回収にも広げる予定としている。 |
住友金属鉱山 | 5713 | 日本 東予工場・ニッケル工場 (愛媛県) |
会社の発表 A |
| 負極材 (人造黒鉛) | 人造黒鉛 負極材 2025年からノボニックスの米テネシー州の工場から米国工場向けに供給される予定 (2024年2月の長期供給契約、4年間で1万トンを調達)。供給開始の発表は確認できない。連続黒鉛化炉で1サイクル約3日 (従来約30日) |
ノボニックス | — | オーストラリア (本社クイーンズランド州) 米テネシー州チャタヌーガ |
会社の発表 A |
| 負極材 (天然黒鉛) | 天然黒鉛 負極材 7年間のオフテイク契約 (供給開始の時期は発表にない)。パナソニック エナジーが2,500万ドルを出資、三井物産も2,500万ドル分の株式を取得 |
ヌーボー・モンド・グラファイト NMG |
— | カナダ (ケベック州) マタウィニー鉱山・ベカンクール工場 (ケベック州) |
会社の発表 A |
| 負極材 (シリコン) | 低膨張シリコン負極材 2025年からカンザス工場で製造する電池に使用する予定 (2023年7月の購入契約時の発表。使用開始の発表は確認できない)。数量・期間は非公表 |
ネクシオン | — | 英国 (オックスフォードシャー) 公表されていない |
会社の発表 A |
| 負極材 (シリコン) | Titan Silicon (ナノ複合シリコン) 2023年12月に購入契約。供給開始時期・使用する工場・電池の型式は発表にない。北米の現地調達網の一部 |
シラ・ナノテクノロジーズ | — | 米国 (カリフォルニア州) 米ワシントン州モーゼスレイク |
会社の発表 A |
| 負極集電体 (銅箔) | リサイクル銅箔 2024年からネバダ工場の電池に使う。する予定 (2022年11月の売買契約時の発表。使用開始の発表は確認できない) |
レッドウッド・マテリアルズ | — | 米国 米国 |
会社の発表 A |
| セパレーター | 公表されていない 会社のニュースリリース一覧 (2021〜2026年) に供給元の発表はない |
公表されていない | — | 会社の発表 A | |
| 電解液 | 公表されていない パナソニック エナジーは可燃性の液体を使うことだけを記している。 |
公表されていない | — | 会社の発表 A | |
| 正極集電体 (アルミ箔)・安全弁・ガスケット・絶縁材 | 公表されていない 供給元の発表はない |
公表されていない | — | 会社の発表 A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1原料 (ニッケル)オーストラリアはニッケルの埋蔵量が世界2位である。2024年7月から、リチウムイオン電池に向くニッケル鉱の加工技術を豪連邦科学産業研究機構 (CSIRO) と共同で開発し、安く環境負荷の小さい原料と供給網をつくる。企業: オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO)
- 2原料の再資源化住之江工場の電池廃材を住友金属鉱山が東予工場とニッケル工場で硫酸ニッケルに戻し、正極材として再び電池に使う。米国ではレッドウッドが2019年からネバダ工場の廃材を再資源化している。2027年に正極材のリサイクル材比率を20%にする目標を掲げる。企業: 住友金属鉱山 (5713)・レッドウッド・マテリアルズ
- 3材料 (正極)NCA 正極材。米国向けはレッドウッドのリサイクル正極材を2025年からカンザスで使用する予定 (2022年11月の発表)。正極材メーカーの全体像は公表されていない企業: レッドウッド・マテリアルズ、住友金属鉱山
- 4材料 (負極)北米の現地調達を進める。人造黒鉛はノボニックス (テネシー州、2025年から4年で1万トンの長期供給契約)、天然黒鉛は NMG (ケベック州、7年のオフテイク契約)、シリコンはネクシオン (英) とシラ (ワシントン州) と購入契約を結んだ (いずれも契約の発表で、供給開始の発表は確認できない)。IRA 45X は2025年7月の法改正 (OBBBA) で禁止外国事業体 (PFE) の要件が厳しくなり、黒鉛には2027年から適用される企業: ノボニックス、NMG、ネクシオン、シラ・ナノテクノロジーズ
- 5部品 (外装缶・銅箔)外装缶は H&T がネバダ工場の構内で供給し、カンザスにも供給。銅箔はレッドウッドのリサイクル銅箔を2024年からネバダで使用する予定 (2022年11月の発表)。現地調達は物流の二酸化炭素と輸送費を減らす企業: H&T リチャージ、レッドウッド・マテリアルズ
- 6セル製造米国ではネバダ (約41GWh) とカンザス (将来は約32GWh) を合わせ、年73GWh の生産を目指す。日本では住之江と貝塚でマツダ向けを2027年から、住之江と大泉でスバル向けを生産する。IRA 45X の税額控除は、セル1kWh当たり35ドルと、電極活物質の製造コストの10%である。企業: パナソニック エナジー北米、パナソニック エナジー、パナソニック エナジー貝塚
- 7モジュール・パックモジュールとパックへの組み立ては、セルの供給先が行う。マツダは供給を受けたセルを自社でモジュールにする。ハービンジャーは自社のパックに組み込む。ヘキサゴンプルスはカナダのブリティッシュコロンビア州で電池システムを生産する。企業: マツダ (7261)・ハービンジャー・ヘキサゴンプルス
- 8販売自動車メーカーと複数年の供給契約を結び直接供給する。ルシッド (2022年12月契約)、ハービンジャー (2025年4月)。ズークス (2025年11月、2026年初頭から)、ヘキサゴンプルス (2023年4月契約、2024年5月に日本の工場から供給開始、2026年以降カンザスから供給の予定)企業: ルシッド・ハービンジャー・ズークス・ヘキサゴンプルス・テスラ
- 9供給網の政策要因2026年3月期は米国の関税が車載電池の部材とセルに響いた。2027年3月期の見通しには、関税の影響として車載電池で300億円の減益を織り込む。IRA 30D (EV購入者向けの税額控除) は2025年9月30日に終了した。企業: パナソニックホールディングス (6752)
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1工場の設計思想 (ネバダ)日本で培ったリチウムイオン電池の生産のノウハウを生かし、従来の工場の5倍の規模で、3倍の速さで生産する工場を建てた。日本の精密な製造の仕組みを現地に移し、現地の事情に合わせて改善した。設備・企業: パナソニック エナジー北米
- 2省人化ライン (カンザス)省人化ラインを入れ、生産性をネバダ工場より約20%高める。2170セルを生産し、将来は年産約32GWhを計画する。2026年5月には、データセンター用の電池も含めてラインの構成を最適化する方針を示した。設備・企業: パナソニック エナジー北米 カンザス工場
- 3外装缶の構内供給外装缶メーカーの H&T がネバダ工場の構内で缶を供給する。H&T は金属プレスと金型の設計・製造を自社で手がけ、主要な工程を全自動のラインで量産する。カンザス向けには、生産性と品質をさらに高めたラインを入れる予定としている。設備・企業: H&T リチャージ
- 4工程管理と品質ISO9001 と、自動車産業向けの品質規格 IATF16949 に沿った品質管理の仕組みを運用する。開発の源流から出荷までの全工程で重要なデータを見える化し、故障モード影響解析 (FMEA) でリスクを洗い出して管理する。2025年度に品質監査部を新設した。設備・企業: パナソニック エナジー 品質・環境センター
- 5生産技術の開発 (住之江)2024年4月、住之江工場の敷地内に生産プロセス開発棟 (鉄骨4階建て、延床約7,900㎡) が完成した。次世代の工程を量産につなげる技術を開発し、大型の検証機で実証して検証の期間を縮める。設備・企業: パナソニック エナジー 住之江工場
- 6新工法の実証 (和歌山)和歌山工場は4680のマザー工場で、新製品と新工法を実証する拠点でもある。実証した工程を国内外の工場へ展開する。4680の量産設備を2ライン置いた。設備・企業: パナソニック エナジー 和歌山工場
- 7ラインの転用 (住之江)車載ラインの一部をデータセンター用電池のラインに転用し、2026年4月に出荷を始めた。車載用は国内の顧客と量産の時期を協議している。パナソニック エナジーは、国内工場の顧客を日系自動車メーカー中心に切り替える方針を示す。設備・企業: パナソニック エナジー 住之江工場
- 8電極塗工・巻き取り・組み立て・化成・検査個別工程の設備名・タクト・自動化率は公表されていない (会社のニュースリリース・事業内容ページ・決算説明資料に記載なし)設備・企業: 公表されていない
💴 販売価格と補助金
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 2170 セル (車載用) | 公表されていない (自動車メーカーとの個別契約で決まる。会社のリリースと決算資料に単価の記載はない) | 2026年10月 | panasonic.com |
| 価格の変動要因 (会社の説明) | 2026年3月期の車載電池の売上は、北米の増販があったものの、国内の減販と原材料価格の低下見合いの価格改定で減少。IRA 税額控除の半分を調整後営業利益に計上し、残りは顧客と有効活用する前提 | 2026年5月 | holdings.panasonic |
| 項目 | 額 (円) | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 米IRA 45X (先端製造の生産税額控除) の単価 | セル 35ドル/kWh、モジュール 10ドル/kWh、電極活物質は製造コストの10%。2030年から段階的に縮小する (2030年25%減、2031年50%減、2032年75%減) | 対象期間は2023〜2032年。米国で製造したセル・モジュール・電極活物質が対象となる | holdings.panasonic |
| IRA 税額控除の計上額 (エナジー部門の調整後営業利益) | 99,100,000,000 | 2026年3月期の実績は991億円 (販売量38.7GWh)、2027年3月期の見通しは1,190億円 (46GWh)。純利益への計上額はそれぞれ1,273億円、1,480億円 | holdings.panasonic |
| カンザス州の投資誘致制度 APEX | 州が2022年7月14日に承認した。投資税額控除は2025年12月時点で3億7,725万ドル (認定投資額30億ドル超、適用1〜2年目の分)。移住奨励金は52万ドル | APEX の適用を受けた企業はパナソニックだけ。給与の還付と訓練費の補助はまだ請求していない | kansascommerce.gov |
| 経産省 蓄電池供給確保計画 (マツダ案件) | 28,300,000,000 | 助成は最大約283億円。生産能力の増分は年6.5GWh (2030年)、総投資は約833億円。2024年9月6日に認定された。金額にはマツダとの協業以外の供給に関する投資・助成も含む | newsroom.mazda.com |
| 経産省 蓄電池供給確保計画 (スバル案件) | 156,400,000,000 | 助成は最大約1,564億円。生産能力は年16GWh (2030年末)、総投資は約4,630億円。住之江の4GWh分は含まない | news.panasonic.com |
| IRA 30D (EV購入者向け税額控除) | 2025年9月30日に終了した。パナソニック エナジーは米国のEV市場が悪化した要因と説明している | holdings.panasonic |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 直販 (自動車メーカーへの直接供給) | 複数年の供給契約を結んで直接供給する。ルシッドは2022年12月に契約、ハービンジャーは2025年4月に正式な供給元として発表、ズークスは2025年11月に契約して2026年初頭から供給、ヘキサゴンプルスは2023年4月に契約し2024年5月に日本の工場から供給を開始した | news.panasonic.com |
| 供給地の切り替え | 新規顧客には日本の工場から供給を始め、のちにカンザス工場へ移す形が多い (ハービンジャー・ズークス・ヘキサゴンプルス)。ルシッドへは日本の工場とカンザス工場の両方から供給する | news.panasonic.com |
| 一般販売 | 車載用2170セルの一般販売・小売はない。法人向け製品サイトの問い合わせ窓口に「新規プロジェクトでの電池購入」の受付がある。代理店一覧に載るのは小型の一次電池やニッケル水素電池などである | energy.panasonic.com |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 保証 | セルの保証期間・条件は公表されていない (自動車メーカーとの契約で決まる)。電池に起因する車両リコールは起きていないとパナソニック エナジーは説明する (2025年9月時点、累計約200億セル) | news.panasonic.com |
| 品質保証体制 | CEO の下に品質担当役員 (CQO) を置き、各事業部に品質責任者を置く。品質の国際規格 ISO9001 と自動車業界の品質規格 IATF16949 に準拠した品質管理の仕組みを運用する。2025年度に新たな重大製品事故は起きていない (0件) | panasonic.com |
| 品質問題の費用 | 2026年3月期に車載電池で「過去の製造工程の問題」に関する一時費用400億円を計上した。2027年3月期はこの費用がなくなり増益要因になる | holdings.panasonic |
| 品質問題の中身 (報道) | Car Watch の報道によると、主要顧客向けのモジュールは2170セルを多数並べたもので、1本でも充電不良があれば不具合になる。従来はセパレーターが原因とされたが、極板の形状や膨張と収縮の繰り返しでも起きうると解析で分かり、対策を済ませた。グループCEOは、未対策の電池の寿命全体を対象に引き当てたと説明した | car.watch.impress.co.jp |
| リサイクル (使用済み・廃材) | 米国ではレッドウッド (2019年〜)、日本では住友金属鉱山 (2025年〜) と組み、電池の廃材を再資源化している。2027年に正極材のリサイクル材比率を20%にする目標を掲げる | news.panasonic.com |
| 保守契約・遠隔監視・研修 | セル単体の保守契約や遠隔監視の公表はない。2024年7月には、電池の技術開発と人材育成で連携する合意書をカンザス大学と結んだ | news.panasonic.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 米国 (日本からの輸出) | ハービンジャー向けは日本製セルをカリフォルニア州ガーデングローブへ納入 (2025年4月の発表)。ズークス向けは2026年初頭から日本から供給。ヘキサゴンプルス・米国日野向けは国内工場から供給を始め2026年以降カンザスへ。ルシッド向けも日本の工場とカンザス | news.panasonic.com |
| 米国 (現地生産) | ネバダとカンザスで米国製電池73GWh体制を目指す。カンザス製は USMCA に準拠し、IRA の電池製造者向け補助金の対象となる見通しとヘキサゴンプルス向けの発表に記す。2026年3月期の北米工場の販売量は38.7GWh | news.panasonic.com |
| 米国 (関税) | 米国の関税は車載電池の部材とセルに影響する。2027年3月期の見通しには、車載電池で300億円の減益要因を織り込む | holdings.panasonic |
| 日本 (国内供給) | マツダへは住之江・貝塚から2027年以降に、スバルへは住之江から2027年度、大泉から2028年度に供給を始める。いずれも経産省の蓄電池供給確保計画の認定を受けた国内生産である | news.panasonic.com |
| カナダ | ヘキサゴンプルスはブリティッシュコロンビア州でバッテリーシステムを生産し、カンザス製セルを使う計画 | news.panasonic.com |
| 欧州・中国 | 2170 の欧州・中国向け輸出や現地生産の発表はない。会社の海外生産拠点のうち、車載用円筒形電池を作るのは米国の2工場だけである | panasonic.com |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年3月期 | 北米工場の車載電池販売量 | 38 | GWh | holdings.panasonic | |
| 2026年3月期 | 北米工場の車載電池販売量 | 39 | GWh | IRA 30D の終了で米国のEV市場が悪化する中、前年並みを保った | holdings.panasonic |
| 2027年3月期 (計画) | 北米工場の車載電池販売量 | 46 | GWh | グループCFOは、戦略顧客のシェア回復と在庫調整の反動を前提にしていると説明した | holdings.panasonic |
| 2026年3月期 | エナジー部門の売上高 | 984,200,000,000 | 円 | 前年比113%。調整後営業利益は721億円で、前年より506億円減った。車載は北米で販売が増え、国内で減った | holdings.panasonic |
| 2022年7月時点 | ネバダ工場の累計出荷セル数 | 6,000,000,000 | 個 | 60億個超 (「これまでの車載電池セルの出荷数は60億個を超える」) | news.panasonic.com |
| 2025年7月時点 | ネバダ工場の累計出荷セル数 | 11,000,000,000 | 個 | news.panasonic.com | |
| 2025年3月時点 | 会社全体のEV用セルの累計供給数 | 19,000,000,000 | 個 | EV約370万台分 | news.panasonic.com |
| 2025年9月時点 | 会社全体のEV用セルの累計供給数 | 20,000,000,000 | 個 | EV約400万台分 | news.panasonic.com |
| 2025年8月2日〜9月9日 | カンザス工場の初出荷からの累計出荷数 | 1,000,000 | 個 | 8月2日に初出荷し、9月9日までに100万セルを出荷したと州商務省が報告した | kansascommerce.gov |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| カンザス工場の投資額 | 約40億ドル (最大4,000人の新規雇用) | news.panasonic.com | |
| カンザス工場の生産能力 | 当初計画 約30GWh (2022年10月)、現計画 約32GWh (2025年7月) | news.panasonic.com | |
| ネバダ工場の生産能力 | 約41GWh/年 (2025年7月)。2031年3月期に44GWhへ引き上げる計画 | news.panasonic.com | |
| IRA 税額控除の計上 | 2026年3月期 991億円、2027年3月期見通し 1,190億円 (調整後営業利益) | holdings.panasonic | |
| 米国関税の影響 (車載電池) | 2027年3月期見通し マイナス300億円 | holdings.panasonic | |
| 過去の製造工程の問題に関する一時費用 | 400億円 (2026年3月期) | holdings.panasonic | |
| マツダ案件 (経産省認定) | 総投資約833億円、助成最大約283億円、6.5GWh/年 (協業以外の供給分の投資・助成を含む) | newsroom.mazda.com | |
| スバル案件 (経産省認定) | 総投資約4,630億円、助成最大約1,564億円、16GWh/年 | news.panasonic.com | |
| NMG への出資 | 2,500万ドル (三井物産も2,500万ドル分の株式を取得)。共同出資者と1億5,000万ドル相当の追加出資を予定する | news.panasonic.com | |
| ノボニックスからの黒鉛調達 | 2025年から4年間で1万トン | news.panasonic.com | |
| カンザス州 APEX の投資税額控除 (獲得済み) | 3億7,725万ドル (2025年12月時点) | kansascommerce.gov | |
| H&T Kansas の投資 | 投資1億1,000万ドル、雇用180人 | kansascommerce.gov |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
2170 は寸法が決まった規格品で、競争力は中身の材料と工場の生産性で決まる。会社の資料で確かめられる差別化は3点ある。1つ目は、正極を NCA (ニッケル・コバルト・アルミニウム系) にしてコバルトを5%未満に抑えたことだ。シリコンを添加した車載電池を業界で初めて量産したこと、体積エネルギー密度が800Wh/L超であること。3つ目は、ネバダ工場で8年間に累計110億セル超を作った量産の実績である。パナソニック エナジーは電池起因の車両リコールはないと繰り返し記す。
供給網は米国で現地化が進む。外装缶は H&T がネバダ工場の構内で供給する。負極の人造黒鉛はノボニックス (テネシー州)、天然黒鉛は NMG (ケベック州) と長期の供給契約を結んだ。シリコンはネクシオン (英) とシラ (ワシントン州)、正極材と銅箔はレッドウッドのリサイクル材である。2022〜2024年に契約の発表が続いたが、供給開始の発表はない。背景には米インフレ抑制法 (IRA) の45X 税額控除がある。セル1kWh当たり35ドルと電極活物質の製造コストの10%を控除する仕組みで、2026年3月期は991億円が調整後営業利益に入った。エナジー部門の調整後営業利益721億円を上回る額である。黒鉛には2025年7月の法改正で2027年から禁止外国事業体 (PFE) の要件がかかり、先に結んだ北米の負極材の契約の意味が大きくなった。一方、セパレーターと電解液の供給元は一度も発表されていない。
販売は1社に偏る。北米工場の販売量は2025年3月期38.1GWh、2026年3月期38.7GWh である。パナソニック エナジーは顧客名を伏せて「戦略顧客」と書くが、テスラの年次報告書はパナソニックをセルの供給元と明記する。カンザス工場は戦略顧客向けの高容量セルを作り、ネバダにも高容量セルを導入する。あわせてルシッド (2027年3月期上期)、ズークス (下期)、ハービンジャー、ヘキサゴンプルスへの供給をカンザスに移す計画である。2027年3月期の販売量46GWh の計画はカンザス工場の稼働率の上昇を前提にしている。顧客が車種の構成を見直し続ける中で、計画から上下に振れる幅は大きい。国内は住之江・貝塚・大泉でマツダとスバル向けに2027年度以降の量産を準備する。ただし住之江の車載ラインの一部はデータセンター用に転用済みで、車載の量産時期は顧客と協議中である。
費用面では、2026年3月期に過去の製造工程の問題に関する一時費用400億円を計上した。グループCEOは未対策の電池の寿命全体を対象にした引き当てで、発火するものではないと説明したと Car Watch が報じた。2170 は小さなセルを1つのモジュールに多数並べて使うため、1本の不良がモジュール全体の不具合になる。品質にかかる費用が利益を左右する構造である。
公表されていないこと
- 2170 セルの単体容量 (Ah)・公称電圧・重量・サイクル寿命の公表値 (会社の製品ページには形式名のみ)
- セルの販売単価と契約の価格条件 (どの顧客についても公表されていない)
- セパレーター・電解液・正極集電体・安全弁の供給元 (会社の発表なし)
- 正極材 (NCA) の主な製造元。住友金属鉱山がリサイクル硫酸ニッケルを回収して正極材を作ることは発表で確かめられるが、2170 向け正極材の供給比率は公表されていない
- 電極塗工・巻き取り・組み立て・化成・検査の各工程の設備・タクト・自動化率 (会社資料に記載なし)
- ネバダ工場の生産ライン数と1ラインの能力 (会社発表は総能力のみ)
- カンザス工場の2026年10月時点の稼働率と出荷先の内訳 (州商務省の2025年12月時点の数字が最新)
- テスラ向けの契約期間と数量 (両社とも公表していない。テスラの年次報告書は供給元の名前を記すだけ)
- マツダ・スバル向けセルの型式 (会社の発表は「次世代の円筒形」と記す。2170 とするのは Car Watch の報道だけ)
- 4680 の量産開始時期 (2026年5月時点で戦略顧客と最終調整中)
- セルの保証期間・保証条件 (自動車メーカーとの契約条件で、公表されていない)
- 住友金属鉱山の発表文の原本 (住友金属鉱山のサイトでは読めず、パナソニック エナジーとの共同発表で確かめた)
- パナソニック エナジー統合レポート2025の本体 (読めたのは抜粋の1ページだけで、生産能力の一覧は未確認)
出所
- パナソニック エナジー、米国カンザス州の車載電池工場で量産を開始、年産約32GWh体制を目指し米国現地生産を加速 (2025-07-14)
- カンザス工場で量産開始 (英語版リリース) (2025-07-14)
- 北米での車載電池生産増強に向けた米国カンザス州における車載電池新工場建設の決定について (2022-10-31)
- 米国車載電池工場建設計画におけるカンザス州投資誘致補助金制度の承認について (2022-07-14)
- Panasonic Energy Ready to Commence Mass Production of 4680 Automotive Lithium-ion Batteries (2024-09-09)
- 新型車載用リチウムイオン電池の生産設備を和歌山工場に設置 (2022-02-28)
- Panasonic Energy Named Official Battery Cell Supplier for Harbinger's Medium-Duty Electric Vehicles (2025-04-23)
- Panasonic Energy to Supply Lithium-ion Batteries for Zoox (ズークスへの2170セル供給) (2025-11-25)
- ルシッド社が新型電動SUV『Lucid Gravity』の生産を開始、パナソニック エナジーの最新世代の車載用リチウムイオン電池を搭載 (2025-01-07)
- パナソニック エナジーとルシッドの電池供給契約 (ルシッド 8-K 別紙99.1) (2022-12-13)
- SUBARUとパナソニック エナジーの車載用円筒形リチウムイオン電池の供給ならびに国内電池工場新設の計画について (2024-09-06)
- パナソニック エナジーとマツダの車載用円筒形リチウムイオン電池の供給計画 (マツダ ニュースルーム・英語) (2024-09-06)
- ヘキサゴンプルス社との北米における商用車向け車載電池供給契約締結について (2023-04-18)
- パナソニック エナジーの車載用リチウムイオン電池が大型EVトラックに初搭載 (2024-05-20)
- 車載用リチウムイオン電池外装缶の北米現地調達拡大によるサプライチェーン強靭化に向けてH&T社と供給契約を締結 (2024-02-27)
- カナダNMG社への出資ならびに黒鉛供給契約締結により車載用リチウムイオン電池材料の北米での現地調達戦略を加速 (2024-02-15)
- ノボニックス社との黒鉛供給契約により、戦略的市場・北米での車載用リチウムイオン電池負極材料の現地調達化とCFP削減を推進 (2024-02-09)
- Panasonic Energy to Purchase Silicon Anode Materials from Nexeon (2023-07-25)
- Panasonic Energy Partners with Sila for Procurement of Next-Generation Silicon Anode Material (2023-12-12)
- 車載用リチウムイオン電池の正極材及び銅箔調達について米国レッドウッド社と売買契約を締結 (2022-11-15)
- Panasonic Energy and Sumitomo Metal Mining to Collaborate in Recycling of Nickel for Lithium-Ion Batteries (2025-03-31)
- リチウムイオン電池用途に最適化したニッケル鉱加工新技術の確立に向けオーストラリア連邦科学産業研究機構と共同開発を開始 (2024-07-19)
- 車載用リチウムイオン電池の生産拡大を支える量産プロセス向上のため住之江 生産プロセス開発棟を竣工 (2024-04-11)
- パナソニック エナジーと米国カンザス大学、車載電池の技術開発や専門人材育成の連携に向け合意書を締結 (2024-07-10)
- Panasonic Automotive Battery Business Enters New Phase (1865・2170・NCA・コバルト5%未満) (2021-09-22)
- パナソニックの「電池」車載・産業・民生 — 進化をリードし未来を変えるエナジーに (2022-07-28)
- パナソニック ホールディングス 2026年3月期 決算説明会資料 (ノート付き・英語) (2026-05-12)
- パナソニック ホールディングス 2026年3月期 決算説明会 質疑応答 (英語) (2026-05-12)
- パナソニック ホールディングス 2027年3月期 第1四半期 決算説明会資料 (ノート付き・英語) (2026-07-30)
- パナソニック ホールディングス 2025年3月期 決算説明会資料 (ノート付き・英語) (2025-05-09)
- パナソニック エナジー グローバル拠点/事業所 (2026-10-25)
- パナソニック エナジー 事業内容 (車載用円筒形 4680・2170・1865) (2026-10-25)
- パナソニック エナジー 品質・製品安全の追求 (2026-10-25)
- パナソニック エナジー 中長期戦略 (2025年度) (2026-10-25)
- パナソニック エナジー 統合レポート2025 (循環型社会の実現・抜粋) (2025-09-30)
- パナソニック エナジー 法人向け製品 よくあるご質問 (2026-10-25)
- Tesla, Inc. Form 10-K (2025年12月期) (2026-01-29)
- Kansas Department of Commerce — Panasonic Project Announcement (2022-07-14)
- Kansas Department of Commerce — 2025 APEX Annual Report (2026-01-01)
- パナソニックホールディングスの2025年度連結業績 (Car Watch) (2026-05-14)
- パナソニック、2024年度連結業績を発表 (Car Watch) (2025-05-09)
出所との照合日: 2026年11月5日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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