GMOインターネットのConoHa(VPSとレンタルサーバーのAI連携) ConoHa by GMO
ConoHaはGMOインターネットのレンタルサーバーConoHa WINGと仮想専用サーバー(VPS)のConoHa VPSのブランドだ。ConoHa VPSは2026年7月7日、AIと外部のツールをつなぐ規格MCPに対応したリモートサーバーを公開した。AIエージェントが自然言語でサーバーを操作できる。8月12日に「Claude(クロード)」のコネクター、9月1日にChatGPT用プラグインを加えた。AIエージェントの導入スクリプトも提供し、VPSは月額326円(税込)から使える。
詳細解説
- ブランドの構成
- レンタルサーバーのConoHa WING、VPSのConoHa VPS、ゲーム用サーバーのConoHa for GAME、画像生成のConoHa AI Canvasなど。いずれもクラウド・レンタルサーバー(ホスティング)事業に入り、決算説明資料ではドメイン・レンタルサーバー事業に含めて示す disclosure2dl.edinet-fsa.go…
- MCPへの対応
- 2025年7月、VPSをAIとの対話で操作できるMCP(AIと外部のツールをつなぐ公開規格)に対応したベータ版の機能を公開した。国内クラウド事業者のVPSで初めてとGMOインターネットは説明する internet.gmo
- リモートMCPサーバー
- 2026年7月7日に開始。利用者の端末にソフトを入れず、接続先を設定するだけで、AIエージェントからVPSの作成・停止・削除・設定変更ができる。国内クラウド事業者で初めてとGMOインターネットは説明する internet.gmo
- Claudeのコネクター
- 2026年8月12日、アンソロピックの審査を経て「Claude(クロード)」のコネクター一覧に載り、ConoHaのアカウントで認証するだけで連携できるようにした internet.gmo
- ChatGPT用プラグイン
- 2026年9月1日に開始。既存サーバーの起動・停止・再起動、状態確認、セキュリティー設定の変更に限り、料金の増える新規作成やプラン変更はできない internet.gmo
- AIエージェントの導入スクリプト
- OpenClaw(2026年2月5日)、Hermes Agent(4月30日)、OpenCodeとNanoClaw(5月21日)、Open WebUI(6月4日)などを、VPSの作成時に自動で組み込むスクリプトとして提供する internet.gmo
- 悪性パッケージの遮断
- 2026年9月25日から、AIエージェント向けのテンプレート7種に、GMO Flatt Securityの「Takumi byGMO」のGuard機能を設定するスクリプトを無料で同梱した(10月1日に両社が発表) internet.gmo
- 新規申し込みの停止
- 2026年10月24日に緊急メンテナンスで新規申し込みの受け付けを一時止めると告知した。11月7日時点のConoHaのサイトも、メンテナンスのため新規申し込みを止めていると表示している vps.conoha.jp
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 国内のデータセンター(所在地は公表されていない) | 日本 | データセンターは日本にある。拠点名と運営会社は公表されていない | vps.conoha.jp |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 認証
- リモートMCPとコネクターはConoHaのアカウントで認証・認可する。AIエージェント側にAPI(外部から機能を呼び出す仕組み)のパスワードやトークンを保存しない。ChatGPT用プラグインは認可の標準規格OAuth 2.1に対応する internet.gmo
- 対応する操作
- サーバーの作成・起動・停止・削除・性能の変更(リサイズ)と、SSH鍵・ボリューム・ネットワーク・セキュリティーグループ・CPU(中央演算処理装置)の使用時間などの情報の取得 internet.gmo
- 誤操作の防止
- 削除など元に戻せない操作は、実行前に対象の名前とIDを示して確認を求める設計にした internet.gmo
- 対応するAIエージェント
- Claude(Web版・Claude Code・Claude Desktop)、ChatGPT、Codex CLI、GitHub Copilotなど、HTTP方式のリモートMCPに対応するツール internet.gmo
- 悪性パッケージの遮断の仕組み
- 部品の取得要求を透過プロキシに通し、GMO Flatt Securityの遮断リストと照合してダウンロード前に止める。npm・pip・RubyGems・Go modules・Composerに対応する internet.gmo
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| VPSの最低料金 | 月額326円(税込)から、初期費用0円 | vps.conoha.jp |
| MCP・コネクター・プラグインの利用料 | 無料。作成したサーバーなどにはConoHa VPSの通常料金がかかる | internet.gmo |
| 自動バックアップ | 毎日保存し、最大30世代まで | vps.conoha.jp |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| サーバー基盤 | VPSの仮想化基盤とハードウエア | 公表されていない | — | 公表されていない |
ConoHa VPSのサイトと会社発表はハードウエアの供給元を示していない A |
| 悪性パッケージ対策 | Takumi byGMOのGuard機能 GMOインターネットグループの会社 |
GMO Flatt Security | — | 日本 公表されていない |
2026年10月1日の両社の発表 A |
| WordPress高速化の環境 | KUSANAGI(上位版) | GMOプライム・ストラテジー | — | 日本 公表されていない |
2026年3月17日の協業の発表 A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1AIとの接続アンソロピックの「Claude」のコネクター一覧(2026年8月12日)とオープンAIのChatGPTのプラグインの一覧(9月1日)に、両社の審査を経て載せた企業: アンソロピック・オープンAI
- 2グループの提携GMOインターネットグループは2026年7月10日にアンソロピックと戦略的パートナーシップ契約を結んだ企業: GMOインターネットグループ・アンソロピック
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1提供の仕組みコネクターとプラグインはGMOインターネットが運用するサーバー上で動き、機能の追加はサーバー側の更新で反映する設備・企業: GMOインターネット
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| ConoHa VPS(最小構成) | 月額326円から | 2026-11-07 | vps.conoha.jp |
| リモートMCPサーバー・Claudeのコネクター・ChatGPT用プラグイン | 無料 | 2026-11-07 | internet.gmo |
| ConoHa WING | プランごとに異なる | 2026-11-07 | conoha.jp |
🛒 購入方法
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| サポート | 利用案内・よくある質問・APIの仕様書・問い合わせ窓口を設ける | vps.conoha.jp |
| 脆弱性の告知 | Linuxカーネルなどの脆弱性について、ニュース欄で対策を呼びかける(2026年10月など) | vps.conoha.jp |
| スマートフォンのアプリ | 公式アプリConoHa Mobileの提供を終えると2026年11月2日に告知した | vps.conoha.jp |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 日本 | 国内の利用者向け。海外ではGMOインターネットの子会社がZ.comのブランドでインフラ事業を営むが、ConoHaを海外で提供しているかは公表されていない | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年1〜6月 | ドメイン・レンタルサーバー事業の売上高(ConoHa・お名前.com・GPUクラウドを含む) | 115 | 億円 | 前年同期比18.1%増、営業利益は31億円。ホスティング事業はこの区分に含まれる | internet.gmo |
| 2026年6月末 | 国内契約件数(ドメイン・サーバー・接続の合計) | 1,370 | 万件 | ConoHa単独の契約件数は公表されていない | internet.gmo |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| ConoHa単独の売上高 | 公表されていない | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
ConoHaはAIを作る側ではなく、AIエージェントが操作するサーバーを貸す側に立つ。2025年7月のベータ版から1年余りで、リモートMCP、Claudeのコネクター、ChatGPT用プラグインと連携先を広げた。どれも無料で、AIが作ったサーバーの利用料で稼ぐ形だ。ChatGPT用は料金の増える操作を外し、利用者が意図せず費用を膨らませないようにした。AIが部品を自動で取り込む開発では、悪意のある部品が紛れ込むおそれがある。Guard機能の同梱はその対策で、9月25日から7種のテンプレートに入れた。2026年10月にはGMOインターネットの「お名前.com デスクトップクラウド」で不正アクセスが起きた。ConoHaは10月24日から緊急メンテナンスで新規申し込みを止めている。止めた理由と再開の時期は公表されていない。
公表されていないこと
- ConoHa VPSとConoHa WINGの契約件数と売上高は公表されていない
- ConoHaのサーバーを置くデータセンターの所在地は公表されていない
- 2026年10月24日からの新規申し込みの停止の理由と、再開の時期は公表されていない
- AI連携の利用件数は公表されていない
出所
- ConoHa VPSがリモートMCPサーバーを提供開始 (2026-07-07)
- ConoHa VPS、国内クラウド事業者で初めてAnthropic「Claude」のコネクタを提供開始 (2026-08-12)
- ConoHa VPSがChatGPT対応プラグイン提供開始 (2026-09-01)
- AIエージェント開発環境に悪性パッケージの侵入を防ぐ機能を無料で同梱 (2026-10-01)
- ConoHa VPS、OpenClawのスタートアップスクリプトを提供開始 (2026-02-05)
- ConoHa VPS、GMOプライム・ストラテジーと協業しKUSANAGIの上位エディションを提供 (2026-03-17)
- ConoHa VPS (2026-11-07)
- ConoHa VPS ニュース (2026-11-07)
- ConoHa (2026-11-07)
- 有価証券報告書 第27期 (2026-03-18)
- 2026年12月期 第2四半期決算説明資料 (2026-08-14)
- ConoHa VPS、Hermes Agentのスタートアップスクリプトを提供開始 (2026-04-30)
- ConoHa VPS、OpenCode・NanoClawのスタートアップスクリプトを提供開始 (2026-05-21)
- ConoHa VPS、Open WebUIのスタートアップスクリプトを提供開始 (2026-06-04)
出所との照合日: 2026年11月7日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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