📦 製品の詳細 製造装置

テクノホライゾンとニデックのバックドリル検査用X線検査装置(AIサーバー基板向け) Back-drill AXI

AIサーバーやデータセンター向けの多層プリント基板で、穴の不要な部分を削る加工の出来を調べる自動X線検査装置。テクノホライゾンがX線撮像を、ニデックアドバンステクノロジーが装置の統合と、世界に持つ販売網での販売を担う。両社は2026年3月5日に開発契約を結んだ。ニデックアドバンステクノロジーは6月の東京の展示会でバックドリル向けの検査機を主な展示にすると発表し、8月にはタイで初めて披露すると発表した。発売日と価格は公表されていない。

🏢 テクノホライゾン の企業ページ

詳細解説

開発契約
テクノホライゾンとニデックアドバンステクノロジーは2026年3月5日、京都府向日市のニデックアドバンステクノロジー本社で調印し、3月25日に共同開発を発表した。 technohorizon.co.jp
狙い
AIサーバーの基板は高多層・高密度で、高速の信号を通すために穴の不要部分を削る「バックドリル工法」の検査の負担が増した。両社は量産ラインの速さに合う非破壊の検査を目指す。 nidec.com
展示(東京)
ニデックアドバンステクノロジーは6月3日、6月10〜12日に東京ビッグサイトで開く電子回路の展示会JPCA Show 2026で、バックドリル向けX線検査ソリューションを主な展示にし、「バックドリル向け高速CT型X線検査機」を出すと発表した。この発表はテクノホライゾンの名を挙げていない。会期後の報告は公表されていない。 nidec.com
展示(タイ)
ニデックアドバンステクノロジーは8月19日、8月26〜28日にバンコクで開く電子回路の展示会THECAで、「バックドリル検査用高速CT型X線検査装置」をタイで初めて披露すると発表した。会期後の出展の報告は公表されていない。 nidec.com
業績への影響
テクノホライゾンは2026年3月期の業績への影響を軽微と見込んだ。有価証券報告書では、半導体製造向けのハイエンドX線検査装置について、ニデックアドバンステクノロジーとの業務提携で販路を広げ、2027年3月期以降に売上を本格的に伸ばすとした。 disclosure2dl.edinet-fsa.go…
発売
発売日と受注開始の時期は公表されていない(2026年11月8日時点)。 technohorizon.co.jp

🏭 製造工場

この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。

工場所在地役割備考出所
公表されていない公表されていないどちらの会社の工場で組み立てるかは公表されていない。ニデックアドバンステクノロジーが装置全体の統合を担う。nidec.com

⚙️ 技術・仕組み

どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。

スタブ長の計測
テクノホライゾンの高感度・高解像度のX線撮像で、バックドリル加工の削り残し(スタブ長)をマイクロメートル単位で可視化して測る。 nidec.com
1台で3つの用途
量産での良否の判定に加え、試作での加工条件の決定や、不良が出たときの詳しい解析まで1台でこなす。 nidec.com
自動化
従来のX線検査装置で手間だった検査条件(レシピ)の設定を簡単にし、自動化する。検査時間の短縮と判定の自動化も掲げる。 nidec.com
撮影方式
ニデックアドバンステクノロジーは展示の案内で、CT(コンピューター断層撮影)型の高速X線検査装置と説明した。 nidec.com
ニデック側の技術
ニデックアドバンステクノロジーは高精度の測定技術と、検査工程の自動化・省人化を実現するメカトロニクスの技術を持ち寄る。 nidec.com

主要諸元

項目値出所
検査速度・分解能数値は公表されていない。両社は「業界トップレベルの検査速度」と「高精度な撮像能力」の両立を掲げる(会社主張)nidec.com

🔩 各部品と部品メーカー

部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。

部品品名・型式メーカー銘柄国・製造拠点根拠
X線撮像 高感度・高解像度X線イメージング技術
技術の分担であり、X線管・検出器の製造元は示していない
テクノホライゾン 6629 日本
公表されていない
両社は発表で、中核技術の担い手をテクノホライゾンとした A
装置全体の統合 測定技術・メカトロニクス
ニデック(6594)の連結子会社
ニデックアドバンステクノロジー — 日本
公表されていない
両社の発表がシステムの統合をニデックアドバンステクノロジーの役割とする A
X線管・検出器 公表されていない 公表されていない — 公表されていない
公表されていない
両社の発表は部品の供給元を示していない A

🔗 部品製造サプライチェーン

材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。

  1. 1開発
    テクノホライゾンがX線撮像のキー技術、ニデックアドバンステクノロジーが装置の統合を担う。
    企業: テクノホライゾン・ニデックアドバンステクノロジー
  2. 2販売・保守
    ニデックアドバンステクノロジーが世界に持つ販売・保守網を使って売る。
    企業: ニデックアドバンステクノロジー

🏗️ 製造ライン

工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。

  1. 1組み立て・検査
    製造の工程と、どちらが組み立てるかは公表されていない。
    設備・企業: 公表されていない

💴 販売価格

型番・グレード税込価格 (円)時点出所
バックドリル検査用X線検査装置公表していない2026-11-08nidec.com

🛒 購入方法

経路内容出所
ニデックアドバンステクノロジーの販売網販売はニデックアドバンステクノロジーが世界に持つ販売・サポート網を通す。受注の受付の開始は公表されていない。nidec.com

🛠️ アフターサービス・保守サービス

項目内容出所
サポートニデックアドバンステクノロジーが世界に持つサポート網が保守を担う。保証の年限は公表されていない。nidec.com

🌏 海外輸出

仕向け地内容出所
タイニデックアドバンステクノロジーは8月19日、バンコクの展示会でタイで初めて披露すると発表した。会期後の報告、輸出の実績、輸出管理の規制の対象かどうかは公表されていない。nidec.com

💰 金額

項目値備考出所
2026年3月期の業績への影響軽微と見込む(テクノホライゾンの発表)technohorizon.co.jp

解析 — 部品・製造・販売の特徴

テクノホライゾンの製品で、AIサーバーの需要と直接結びつくのがこの装置だ。AIサーバーの基板は層が多く、両社は穴の加工の出来が基板の品質を左右すると説明する。役割は分かれ、撮像はテクノホライゾン、統合と販売はニデックアドバンステクノロジーが持つ。ニデックアドバンステクノロジーは世界の販売・サポート網を提供するとしている。一方で売上の配分や契約金額は公表されていない。ニデックアドバンステクノロジーは6月の東京と8月のバンコクの展示会に出すと発表したが、どちらも会期後の報告は出ていない。両社は速度を「業界トップレベル」とするが、数値は示していない。テクノホライゾンは2026年3月期の業績への影響を軽微と見込んだ。

公表されていないこと

  • 発売日・価格・受注件数
  • 6月と8月の展示会で実機を見せたかどうかと、その反応
  • 検査速度と分解能の数値
  • 製造する工場と担う会社
  • 両社の売上の配分と契約金額
  • X線管と検出器の供給元
  • 輸出管理の規制の対象かどうか

出所

  1. テクノホライゾン バックドリル検査用自動X線検査装置の開発協業に関するお知らせ (2026-03-25)
  2. ニデックアドバンステクノロジー 開発協業について (2026-03-25)
  3. ニデックアドバンステクノロジー THECA Show 2026への出展について (2026-08-19)
  4. 電波新聞 サーバー基板向けX線検査装置の開発で協業 (2026-03-27)
  5. 有価証券報告書 第16期 (2026年3月期) (2026-06-26)
  6. 2027年3月期 中間期決算説明資料 (2026-10-30)
  7. ニデック 当社子会社のJPCA Show 2026出展について (2026-06-03)

出所との照合日: 2026年11月8日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。

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