テクノホライゾンの基板外観検査装置TI-GTI(はんだ判定の学習機能) TI-GTI
テクノホライゾンがTIETECHブランドで売る基板外観検査装置(AOI)。電子基板に載せた部品の位置とはんだの形をカメラで調べる。はんだの良品と不良品のデータを装置に学ばせ、判定の式を作る機能を持つ。価格と発売日は公表されていない。
詳細解説
- 製品の性格
- 実装の工程で部品の載り方とはんだの盛り(フィレット)を調べる3次元の外観検査装置。部品の位置の傾向を数値で管理し、歩留まりの改善にも使う。 technohorizon.co.jp
- ブランド
- TIETECHはテクノホライゾンのロボティクス事業の製品ブランドで、ロボット制御事業と検査システム事業に分かれる。TI-GTIは検査システム事業の製品。 technohorizon.co.jp
- 事業の継承
- テクノホライゾンは2022年10月に名古屋電機工業から実装基板の検査装置事業を譲り受けた。TI-GTIとの関係は公表されていない。 disclosure2dl.edinet-fsa.go…
- 同じ系列の製品
- はんだ印刷検査装置(SPI)TI-S300、ICハンドラーTI-H220、X線検査装置TI-Xシリーズを並べて売る。 technohorizon.co.jp
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 公表されていない | 公表されていない | TI-GTIを造る工場は公表されていない。ロボティクス事業の主要な設備は本社工場(名古屋市南区)と茅野工場(長野県茅野市)にある。 | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- はんだ判定の学習
- 良品だけ、または良品と不良品の両方のはんだのデータを装置に学ばせて判定の式を作り、精度を上げたり特定の不良を見つけたりする。学習の手法は公表されていない。 technohorizon.co.jp
- 3次元の計測
- 4方向から縞模様を当てる位相シフト方式の照明で、高さマイナス5ミリからプラス20ミリの範囲を分解能1マイクロメートルで測る(ばらつきは3シグマで±15マイクロメートル、自社の評価基板)。 technohorizon.co.jp
- 広い視野
- 直径125ミリのテレセントリックレンズで67.5×67.5ミリの視野をとる。出荷時の選択で斜めカメラを足せる。 technohorizon.co.jp
- 検査プログラムの作成
- 作成ソフト「Easy SetUp II」で、設計データや部品実装機のデータから検査プログラムを作る時間を従来比で半分にした(会社主張)。 technohorizon.co.jp
- 自動の調整
- 「ZERO-SYSTEM」を有効にすると、目視で判定した後の閾値の再設定を装置が自動で行い、虚報(良品を不良と判定する誤り)への対策の手間を減らす。 technohorizon.co.jp
- 文字の検査
- 文字の読み取り(OCR)と照合(OCV)を1文字ずつ使い分けて部品の表示を調べる。 technohorizon.co.jp
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 基板の大きさ | 50×50ミリから510×460ミリ、厚さ0.4〜6.0ミリ | technohorizon.co.jp |
| カメラと分解能 | 2,500万画素のカメラとテレセントリックレンズ、分解能15マイクロメートル | technohorizon.co.jp |
| 最小の部品 | 0402(0.4×0.2ミリ)のチップ部品まで | technohorizon.co.jp |
| 外形と重量 | 幅1,120×奥行き1,500×高さ1,500ミリ、800キログラム | technohorizon.co.jp |
| 電源 | 交流単相200〜230ボルト、2キロボルトアンペア | technohorizon.co.jp |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| カメラ | 2,500万画素カメラ | 公表されていない | — | 公表されていない 公表されていない |
製品ページは画素数だけを示す A |
| レンズ | 直径125ミリのテレセントリックレンズ | 公表されていない | — | 公表されていない 公表されていない |
製品ページは寸法だけを示す A |
| 照明 | 4方向の投影器・上段の落射照明・下段のRGB照明 | 公表されていない | — | 公表されていない 公表されていない |
製品ページは構成だけを示す A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1部品の調達カメラ・レンズ・照明の調達先は公表されていない。企業: 公表されていない
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1生産グループは国内と中国で生産し、アジアの協力工場も使う。TI-GTIの組み立ての工程と場所は公表されていない。設備・企業: 公表されていない
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| TI-GTI | 公表していない。見積もり | 2026-11-08 | technohorizon.co.jp |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 直販 | TIETECHのサイトの問い合わせ窓口で受け付け、カタログを配る。 | technohorizon.co.jp |
| 追加の選択肢 | 斜めカメラ、基板の中央の押し上げ機構、離れた場所でプログラムを作成・修正する端末、データ保存用のサーバーなどを選んで付けられる。 | technohorizon.co.jp |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 技術支援 | TIETECHのサイトにテクニカルサポートの窓口を置く。保証の年限は公表されていない。 | technohorizon.co.jp |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 公表されていない | 海外への出荷と、輸出管理の規制の対象かどうかは公表されていない。 | technohorizon.co.jp |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | ロボティクス事業の売上高 | 136億1,100万円 | 円 | 実装基板の検査装置はロボティクス事業に含まれる。機種別の売上高は開示されていない | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
TI-GTIは、はんだの見本のデータから判定の式を作る学習の機能を持つ。ただしテクノホライゾンは、この機能をAIとは呼んでいない。TIETECHの製品ページでAIの語を使う機能はX線検査装置TI-Xのオプションだ。会社案内は「AI画像処理技術を駆使した検査装置」を挙げるが、どの機種かは示していない。テクノホライゾンは虚報の対策とプログラム作成の手間を課題に挙げ、自動の閾値調整と作成ソフトでそれを減らすとする。数字は会社の主張で、検出率などの性能は外部の評価で示されていない。価格と台数も出ていない。テクノホライゾンは2022年に名古屋電機工業の検査装置事業を譲り受けたが、TI-GTIとの関係は示していない。検査装置はロボティクス事業の売上高136億1,100万円(2026年3月期)の中に含まれ、単独の金額は出ていない。
公表されていないこと
- 価格と販売台数
- 判定の式を作る学習の手法
- カメラ・レンズ・照明の供給元
- 製造する工場
- 名古屋電機工業から譲り受けた事業との関係
- 発売日
- 斜めカメラの方向の数(本文は14方向、仕様表は4方向)
出所
- TI-GTI 製品ページ (2026-11-08)
- TIETECH 検査システム事業の製品 (2026-11-08)
- TIETECH ブランドサイト (2026-11-08)
- 有価証券報告書 第16期 (2026年3月期) (2026-06-26)
出所との照合日: 2026年11月8日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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