📦 製品の詳細 車種

日産アリア Nissan Ariya

日産のクロスオーバーSUV型EVで、EV専用プラットフォームCMF-EVを初めて使った車。2021年6月4日に日本専用の予約限定車「アリア limited」の予約を始め、2022年1月27日に納車を開始した。栃木工場で生産し、駆動用モーターは磁石を使わない巻線界磁式を日産が内製する。電池セルはCATL製と日刊工業新聞が報じた。2025年12月22日にマイナーチェンジを発表し、標準車は2026年2月20日、NISMOは3月19日に発売した。

🏢 日産自動車 の企業ページ 🇯🇵 価格・グレード・電費・補助金 (日本で買えるEV)

概要

世界初公開
2020年7月15日 (日経クロステック)。Cセグメントのクロスオーバー、新開発のEV専用プラットフォーム xtech.nikkei.com
日本での予約開始
2021年6月4日、日本専用の予約注文限定車「日産アリア limited」4グレードの予約を開始 global.nissannews.com
発売日 (納車開始)
B6 limited は2022年1月27日に販売開始。標準車 B6 (2WD) は2021年11月12日に価格を発表し、2022年3月下旬発売予定とした。日刊工業新聞は標準車の発売を2022年5月12日と報じた global.nissannews.com
全グレード発売
2024年3月8日に B6 e-4ORCE、B9 2WD、B9 e-4ORCE、B9 e-4ORCE プレミアを発表 (3月下旬発売)。B6 2WD の注文受付を再開。アリア NISMO は2024年6月発売予定とした global.nissannews.com
マイナーチェンジ
2025年12月22日発表。標準車は2026年2月20日、NISMO は2026年3月19日発売。フロントデザイン刷新、日本の道に合わせたサスペンション、Google搭載NissanConnect。AC外部給電コネクター (1500W)、インテリジェント ディスタンスコントロールを追加 global.nissannews.com
生産工場
栃木工場 (栃木県河内郡上三川町上蒲生2500)。2021年10月8日公開の「ニッサン インテリジェント ファクトリー」で2021年度から生産。事業所一覧の生産品目はアリア・リーフ・スカイライン・フェアレディZ、鋳鉄・アルミ・車軸部品、アクスル組立、モーター組立 nissan-global.com
車両区分
登録車 (普通乗用車)、クロスオーバーSUV、型式 ZAA-FE0 (2WD)・ZAA-SNFE0 (4WD e-4ORCE)、5人乗り www-asia.nissan-cdn.net
プラットフォーム
CMF-EV (日産初のEV専用プラットフォーム。ルノー・三菱自動車も使う計画と日刊工業新聞が報じた)。新型リーフも同じCMF-EVを採用 global.nissannews.com
開発の経緯
2019年公開のコンセプトカー「アリア」を基に開発。日産が世界で売るEVで初めてグループ外 (CATL) の電池を使い、電池形状も初めて角型にしたと日刊工業新聞が報じた (2020年1月22日) newswitch.jp
e-4ORCE
前後2基のモーターと左右のブレーキを統合制御する電動駆動4輪制御技術 (日産 2024年3月8日)。米ワーズ社「10ベストエンジン&推進システム」2023年に選出 (2023年9月15日発表) global.nissannews.com

価格と補助金

グレード税込価格 (円)時点出所
B6 (2WD・66kWh)6,675,9002025-12-22 (2026年2月20日発売のマイナーチェンジ後)global.nissannews.com
B9 (2WD・91kWh)7,467,9002025-12-22global.nissannews.com
B6 e-4ORCE (4WD・66kWh)7,280,9002025-12-22global.nissannews.com
B9 e-4ORCE (4WD・91kWh)8,072,9002025-12-22global.nissannews.com
NISMO B6 e-4ORCE8,498,6002026-01-29 (2026年3月19日発売)global.nissannews.com
NISMO B9 e-4ORCE9,510,6002026-01-29global.nissannews.com
B6 2WD (2024年3月8日・旧価格)6,590,1002024-03-08global.nissannews.com
B9 2WD (2024年3月8日・旧価格)7,382,1002024-03-08global.nissannews.com
B6 e-4ORCE (2024年3月8日・旧価格)7,195,1002024-03-08global.nissannews.com
B9 e-4ORCE (2024年3月8日・旧価格)7,987,1002024-03-08global.nissannews.com
B9 e-4ORCE プレミア (2024年3月8日)8,603,1002024-03-08global.nissannews.com
NISMO B6 e-4ORCE (2024年3月8日・旧価格)8,429,3002024-03-08global.nissannews.com
NISMO B9 e-4ORCE (2024年3月8日・旧価格)9,441,3002024-03-08global.nissannews.com
B6 2WD (2021年11月12日・発売時)5,390,0002021-11-12global.nissannews.com
B6 limited (2021年6月4日・予約限定車)6,600,0002021-06-04global.nissannews.com
B9 limited7,400,8002021-06-04global.nissannews.com
B6 e-4ORCE limited7,200,6002021-06-04global.nissannews.com
B9 e-4ORCE limited7,900,2002021-06-04global.nissannews.com
項目額 (円)備考出所
CEV 補助金 (令和7年度補正・登録日 2026年4月1日〜2026年12月31日)1,290,000別表1 (2026年10月21日現在)。B6、B9、B6 e-4ORCE、B9 e-4ORCE、NISMO B6 e-4ORCE は129万円。保有義務期間 自家用4年。列は見出し行「登録日:R8.4.1〜R8.12.31/登録日:R9.1.1以降/自家用車両/貸自動車業用車両」で確認cev-pc.or.jp
CEV 補助金 (令和7年度補正・登録日 2027年1月1日以降)774,000経済産業省が2026年10月21日に補助額の見直しを発表した。別表1の2027年1月1日以降の列は100万円から77万4,000円に変わった (NISMO B9 e-4ORCE を除く)cev-pc.or.jp
CEV 補助金 NISMO B9 e-4ORCE1,032,000税抜定価 8,646,000円が840万円以上のため0.8倍。2027年1月1日以降は61万9,000円 (2026年10月21日の見直し後。見直し前は80万円)。一覧の定価 (税抜) は B6 6,069,000円・B9 6,789,000円。B6 e-4ORCE 6,619,000円・B9 e-4ORCE 7,339,000円cev-pc.or.jp

→ グレード別の実質価格・電費・安全性能は「日本で買えるEV」の車種ページ

主要諸元

項目値出所
電池容量 (総電力量)B6: 66kWh、B9: 91kWh。リチウムイオン電池、総電圧352Vwww-asia.nissan-cdn.net
一充電走行距離 (WLTC)B6 2WD 470km、B6 e-4ORCE 460km。B9 2WD 640km (20インチ装着車 600km)、B9 e-4ORCE 610km (20インチ装着車 560km)。2026年2月版諸元表。2021年6月の発表時は B9 2WD 最大610km (社内測定値) で、/jp-ev の値はこれに基づくwww-asia.nissan-cdn.net
交流電力量消費率 (WLTC)B6 2WD 166Wh/km、B6 e-4ORCE 169Wh/km。B9 2WD 169Wh/km (20インチ 180)、B9 e-4ORCE 171Wh/km (20インチ 187)www-asia.nissan-cdn.net
モーター型式 AM67 (前。e-4ORCE は後ろにも AM67)。定格出力 45kW。B6 2WD 160kW (218PS)/300N・m、B9 2WD 178kW (242PS)/300N・m。e-4ORCE は前後各 160kW/300N・m。巻線界磁式 (磁石レス) 8極www-asia.nissan-cdn.net
システム最高出力 (e-4ORCE)B6 e-4ORCE 250kW/560N・m、B9 e-4ORCE 290kW/600N・m (2021年6月の社内測定値)。NISMO B9 は最高出力320kW (日産 2024年3月8日発表)global.nissannews.com
減速比前 11.090 (2WD)・8.896 (e-4ORCE)www-asia.nissan-cdn.net
普通充電車載充電器 6kW用www-asia.nissan-cdn.net
急速充電最大受入出力は日産の諸元表・リリースに記載が無い。電池を約30℃前後に保つ温調で夏冬とも急速充電性能を維持すると日刊工業新聞が報じた (2022年4月27日)newswitch.jp
熱管理ヒートポンプ (省電力暖房) と PTCヒーター 7kW を全車標準。電池温度を約30℃前後に保ち、40℃超や0℃未満でも急速充電性能を確保する温調と日刊工業新聞が報じた (2022年4月27日)www-asia.nissan-cdn.net
車両重量B6 2WD 1,920kg、B6 e-4ORCE 2,050kg、B9 2WD 2,060kg、B9 e-4ORCE 2,180kgwww-asia.nissan-cdn.net
タイヤ235/55R19 101V (標準)、255/45R20 101V (B9 メーカーオプション)www-asia.nissan-cdn.net
寸法全長4,595×全幅1,850×全高1,655mm (プロパイロット2.0装着車1,665mm)、ホイールベース2,775mm、最小回転半径5.4mwww-asia.nissan-cdn.net
外部給電AC外部給電コネクター (施錠したままでも1,500W)global.nissannews.com

🏭 部品と部品メーカー

部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは自動車メーカーか部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。

部品品名・型式メーカー銘柄国・製造拠点根拠
駆動用電池セル 角型リチウムイオン電池セル (日産のEVで初の角型)
日刊工業新聞 (2020年1月22日) が、コンセプトカー「アリア」を基にした2020年度内発売のEVにCATL製の角型電池を採用すると報じた。同紙 (2022年4月27日) の試乗記は「電池は中国CATL製を採用」と記した。日経クロステック (2025年6月18日) も新型リーフで「電池をCATLからAESCグループ製に切り替えた」と報じた。CATLは深セン証券取引所 (300750) と香港証券取引所 (3750) に上場
CATL
寧徳時代新能源科技
— 中国 (福建省寧徳市)
公表されていない
報道 (自動車メーカーの採用発表なし) B
駆動用モーター 型式 AM67、8極式巻線界磁モーター (磁石レス、EESM)。ローターの磁界を巻線で作り、永久磁石とレアアースを使わない
巻線の数値は Car Watch (2021年10月11日) の工場見学記による。https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1357335.html。日本経済新聞 (2022年7月6日) は巻線界磁式を選んだ理由を日産の技術者に取材した
日産自動車
内製
7201 日本
栃木工場 (巻線工程を自動化。銅線径1.2mm・長さ350mを1極118周・8極944周、8個を20分で同時巻き上げ)
自動車メーカー発表 (栃木工場での巻線工程の自動化) A
電動4WD制御 e-4ORCE 前後2基のモーターと左右のブレーキを統合制御する電動駆動4輪制御技術。NISMO は専用チューニングの「NISMO tuned e-4ORCE」 日産自動車
自社開発
7201 日本 自動車メーカー発表 A
車載充電器 (OBC) 6kW用 公表されていない — 自動車メーカーの諸元表 A
ヒートポンプ (省電力暖房システム)・PTCヒーター 7kW 全車標準 公表されていない — 自動車メーカーの諸元表 A
電動パワーステアリング ラック&ピニオン式、電動。電動チルト・テレスコピック 公表されていない — 自動車メーカーの諸元表 A
ブレーキ (回生) 前後ベンチレーテッドディスク、e-Pedal Step、電動パーキングブレーキ 公表されていない — 自動車メーカーの諸元表 A
タイヤ 235/55R19 101V (標準)、255/45R20 101V (オプション)
タイヤメーカーの「新車装着」発表は見つからなかった
公表されていない — 自動車メーカーの諸元表 (サイズのみ) A
ホイール (マイナーチェンジ後) 新デザインの20インチ (アルミと樹脂の組み合わせ) 公表されていない — 自動車メーカー発表 A
インフォテインメント 12.3インチ NissanConnect (Google搭載) グーグル (ソフトウェア)。ハードウェアの供給元は公表されていない — 米国 自動車メーカー発表 A
運転支援 (プロパイロット2.0) 準天頂衛星システムを日産車で初採用した運転支援 (日経クロステック 2020年7月15日) センサー・ECU の供給元は公表されていない — 報道 + 諸元表 B

🔗 部品製造サプライチェーン

材料から車両の組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。

  1. 1 正極材・負極材・電解液・セパレーター
    公表されていない
  2. 2 電池セル
    CATL製の角型セル (日刊工業新聞)。製造拠点は公表されていない
    企業: CATL (寧徳時代新能源科技)
  3. 3 電池パック組み立て
    公表されていない (日産の事業所一覧に電池パックの生産品目の記載なし)
  4. 4 駆動用モーター
    巻線界磁モーターの巻線工程を栃木工場で自動化し内製。栃木工場の生産品目に「モーター組立」
    企業: 日産自動車 栃木工場
  5. 5 アクスル・鋳造部品
    栃木工場で鋳鉄部品・アルミ部品・車軸部品、アクスルの組立・機械加工
    企業: 日産自動車 栃木工場
  6. 6 車両組み立て
    栃木工場の「ニッサン インテリジェント ファクトリー」ライン。パワートレイン一括搭載 (SUMO) でEV・HEV・エンジン車を混流生産。投資額330億円 (日経クロステック 2021年10月26日)
    企業: 日産自動車 栃木工場 (栃木県上三川町)
  7. 7 販売
    2021年の予約はアリア専用の予約サイト経由。現在は全国の日産販売会社。販売会社数・店舗数は公表資料で確認できなかった
    企業: 日産の国内販売会社

📈 販売の実績

期間指標値単位備考出所
2025年1〜12月国内小売販売台数 (日産集計)1,347台前年 2,612台、-48.4%。12月単月 50台nissan-global.com
2025年度 (2025年4月〜2026年3月)国内小売販売台数 (日産集計)1,060台前年度 2,891台、-63.3%。2026年1〜3月 345台、3月単月 115台 (マイナーチェンジ後の発売は2026年2月20日)nissan-global.com
2026年1〜8月国内小売販売台数 (日産集計)675台前年同期 1,103台、-38.8%。8月単月 42台。2026年度 (4〜8月) 330台 (-29.9%)nissan-global.com
2024年1〜12月国内小売販売台数 (日産集計)2,612台2025年12月実績表の前年値nissan-global.com
2025年1〜6月国内販売台数 (報道)922台前年同期比 16%減と日本経済新聞が報じた。2025年4月単月は70%減の75台 (日本経済新聞 2025年5月8日)nikkei.com
2021年6月〜11月limited の予約件数6,800件約6,800件 (2021年11月12日発表)global.nissannews.com
2025年度日産の国内出荷台数に占めるEV比率4%パワートレイン比率 (出荷台数ベース)nissan-global.com
2025年度日産の国内小売販売台数 (全車種)398,681台前年度比 -13.5%。連結売上高 12兆79億円、営業利益 580億円、当期純損失 5,331億円 (2025年度決算説明資料)nissan-global.com

💴 金額

項目値備考出所
車両本体価格667万5,900〜951万600円 (税込、NISMO含む)。標準車は B6 667万5,900円〜B9 e-4ORCE 807万2,900円global.nissannews.com
価格の推移 (B6 2WD)2021年11月 539万円 → 2024年3月 659万100円 (+120万100円。電池など原材料の高騰が理由と日産の担当者が説明したと、くるまのニュースが報じた) → 2025年12月 667万5,900円global.nissannews.com
CEV 補助金2026年4月1日〜12月31日の登録は129万円、2027年1月1日以降は77万4,000円 (2026年10月21日の見直し後の別表1)。NISMO B9 e-4ORCE は103万2,000円と61万9,000円cev-pc.or.jp
補助金後の実質価格 (計算値)2026年12月31日までの登録: B6 538万5,900円、B9 617万7,900円。B6 e-4ORCE 599万900円、B9 e-4ORCE 678万2,900円。2027年1月1日以降の登録: B6 590万1,900円、B9 669万3,900円。B6 e-4ORCE 650万6,900円、B9 e-4ORCE 729万8,900円。税込価格から国の補助金を引いた編集部の計算cev-pc.or.jp
栃木工場の投資額「ニッサン インテリジェント ファクトリー」導入に330億円 (日経クロステック 2021年10月26日。塗装工程は更地にして建て替えた)xtech.nikkei.com

解析 — 部品と供給網の特徴

アリアは日産のEVの中で部品の調達先が最も外に開いた車である。電池セルは日産が世界で売るEVで初めてグループ外のCATL製を使い、形状も初めて角型にしたと日刊工業新聞が報じた (2020年1月22日)。一方で駆動用モーターは磁石を使わない巻線界磁式を日産が栃木工場で内製し、巻線工程を自動化した (日産 2021年10月8日)。電池は中国製、モーターは国内内製という組み合わせである。

この構図は3代目リーフで逆方向に修正された。日経クロステック (2025年6月18日) は、新型リーフが電池をCATLからAESCグループ製に切り替え、電動アクスルにジヤトコ製を初めて採用したと報じた。アリアは電池を外に出し、モーターを内に置いたのに対し、リーフは電池・駆動ともグループ内に戻した。アリアの電池パックの組み立て場所は公表されておらず、栃木工場の生産品目にも電池パックの記載はない。

価格は発売後に大きく上がった。B6 2WDは2021年11月の539万円から2024年3月に659万100円へ120万100円上がった。日産の担当者は電池など原材料の高騰を理由に挙げたと、くるまのニュースが報じた。2025年12月のマイナーチェンジでさらに667万5,900円になった。国の補助金は2026年登録分で129万円のため、B6の実質価格は約539万円と、発売時の税込価格とほぼ同じ水準である (編集部の計算)。NISMO B9 e-4ORCEは税抜定価が840万円を超えるため補助額が0.8倍の103万2,000円に減る。2026年10月21日の見直しで、2027年1月1日以降の登録は77万4,000円 (NISMO B9 e-4ORCE は61万9,000円) に減る。B6の実質価格は約590万円になる (編集部の計算)。

販売は細っている。国内小売は2024年の2,612台から2025年は1,347台に半減し、2026年1〜8月は675台である (日産の月次実績)。2025年度は1,060台で、同じ年度にリーフが7,460台、サクラが10,417台だったのに比べ、日産の国内EVの中で最も小さい。2026年2月の改良後も3月115台、8月42台にとどまり、改良の販売効果は数字に表れていない。

部品メーカーの裏付けはCATL (報道) とモーターの内製 (日産発表) の2点に限られる。インバーター、車載充電器、ヒートポンプ、ADASセンサー、タイヤの供給元はいずれも公表されていない。電池調達の多様化という当初の狙いは、日産の次の世代ではグループ内回帰に置き換わり、アリアの構成は3代目リーフには引き継がれていない。

公表されていないこと

  • 電池セルの採用に関する日産・CATLの正式な発表 (報道のみ)、セルの製造工場、電池パックの組み立て場所
  • 正極材・負極材・電解液・セパレーターの供給元
  • インバーターの供給元とパワー半導体の種類 (採用発表・分解記事とも見つからなかった)
  • 車載充電器 (6kW)、DC-DCコンバーター、BMS の供給元
  • ヒートポンプ・電動コンプレッサー・冷却系の供給元
  • 電動パワーステアリング・ブレーキ・ADASセンサー・ヘッドアップディスプレイの供給元 (報道の見出しに名前が挙がる会社はあるが、採用の裏付けが無い)
  • ワイヤーハーネス・車体材料の供給元
  • タイヤの新車装着メーカー
  • 急速充電の最大受入出力 (諸元表・リリースに記載なし)
  • 電池の保証条件 (公表資料で確認できなかった。リーフは8年16万km・9セグメント保証)
  • アリアの輸出台数 (車名別の内訳は確認できなかった)
  • 栃木工場のアリア向け生産能力
  • 日産の国内販売会社数・店舗数
  • 部品単価・原価の内訳
  • 2026年のマイナーチェンジ後の航続距離改善 (B9 2WD 610km→640km) の技術的な理由 (日産の発表に説明なし)

出所

  1. 日産自動車 ニュースリリース「日産『アリア』、日本専用の予約注文限定車『日産アリア limited』を発表」 (2021-06-04)
  2. 日産自動車 ニュースリリース「日産自動車、『ニッサン インテリジェント ファクトリー』を公開」 (2021-10-08)
  3. 日産自動車 ニュースリリース「『日産アリア』B6(2WD)の価格を発表」 (2021-11-12)
  4. 日産自動車 ニュースリリース「『日産アリア NISMO』を発表、ならびに『日産アリア』全グレードを発売」 (2024-03-08)
  5. 日産自動車 ニュースリリース「『日産アリア』、『日産アリア NISMO』をマイナーチェンジ」 (2025-12-22)
  6. 日産自動車 ニュースリリース「『日産アリア NISMO』マイナーチェンジモデルの価格を発表」 (2026-01-29)
  7. 日産自動車 ニュースリリース「『日産アリア』の『e‑4ORCE』が米国ワーズ社の『10 ベストエンジン&推進システム』に選出」 (2023-09-15)
  8. 日産自動車 ニュースリリース「日産とインフィニティ 両ブランドの新商品と新技術の投入計画を発表」 (2025-03-26)
  9. 日産自動車 アリア 主要装備一覧・諸元表 (2026年2月版) (2026-02)
  10. 日産自動車 日本の主な事業所 (栃木工場の生産品目) (2026-10-20 閲覧)
  11. 日産自動車 2025年12月度 生産・販売・輸出実績 (車名別国内小売) (2026-01-29)
  12. 日産自動車 2026年3月度 生産・販売・輸出実績 (車名別国内小売) (2026-04)
  13. 日産自動車 2026年8月度 生産・販売・輸出実績 (車名別国内小売) (2026-09)
  14. 日産自動車 2025年度 決算説明資料 (2026-05-13)
  15. 日産自動車 サステナビリティデータブック2026 (2026)
  16. 次世代自動車振興センター 令和7年度補正 CEV補助金 銘柄ごとの補助金交付額 (車両登録日 R8.4.1〜) (2026年10月21日見直し後、10月23日取得) (2026-10-21)
  17. ニュースイッチ (日刊工業新聞)「日産、新型EVにCATL製電池を採用」 (2020-01-23)
  18. ニュースイッチ (日刊工業新聞)「日産アリア 試乗記 (標準モデル5月12日発売)」 (2022-04-28)
  19. 日経クロステック「日産の新型EV『アリア』、電池容量と2WD/4WDで4グレード用意」 (2020-07-15)
  20. 日経クロステック「日産、新型EV『アリア』を日本に投入 デジタル販売も開始」 (2021-06-04)
  21. 日経クロステック「日産栃木工場、新型EV『アリア』量産へ 極限まで生産自動化」 (2021-10-26)
  22. 日経クロステック「日産新型リーフ、電池はCATLからAESCへ 追い風なき米国投入」 (2025-06-18)
  23. 日本経済新聞「国内新車販売の1〜6月、EVは2年連続減 シェアは1%」 (2025-07-04)
  24. 日本経済新聞「4月の車名別販売、EVシェア1%止まり 日産『サクラ』は過去最低」 (2025-05-08)
  25. Car Watch「日産、新型EV『アリア』の8極式巻線界磁モーター生産設備などを公開したニッサン インテリジェント ファクトリー見学会」 (2021-10-11)
  26. くるまのニュース「“120万円”値上げ!? 日産新型『アリア』発売! 大幅価格改定の理由は?」 (2024-03-08)
  27. 日本経済新聞「日産の新型EV、なぜ巻き線界磁式モーターを選択したか」 (2022-07-06)

出所との照合日: 2026年10月20日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。

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一次データで動く 14 本 — 銘柄の絞り込み・供給網・比較・一次データの台帳・解説・規制レンズ (すべて無料)

銘柄スキャナー 日本株 563 社を有報の連結実数・空売り残高・逆日歩・信用残・自社株買い・大株主の増減で絞り込む (無料・登録不要) 型: 成長株に空売りが厚い ほか 6 種開く → 注目IPO一覧 直近の新規上場を上場日順に。どんな会社か一言・主な事業・注目テーマ・公開価格・初値と騰落率・吸収金額・売上の推移を目論見書と JPX 新規上場会社情報から確かめて 1 社 1 行で 公開価格・初値・売上の推移開く → サプライチェーン3Dマップ 日本株と、エヌビディア・インテルなど米国の半導体・AI 企業、SMIC・BYD など中国企業のつながりを 3D ネットワークで俯瞰。銘柄をクリックして供給網をたどる 日本株×世界の供給網開く → AI企業 比較ツール オープンAI・アンソロピック・グーグル等の主要 AI 企業を、開示の実数と主力モデルで横並び比較 横並び比較開く → 半導体企業 比較ツール エヌビディア・TSMC・ASML から東京エレクトロン・ディスコまで、工程・製品・日本企業との取引で横並び比較 横並び比較開く → 系統用蓄電所ランキング 上場48社 送電網に直結した系統用蓄電所のうち、稼働中の設備に一次ソースで名前が出る上場企業 48 社を蓄電容量の企業別合算で順位付け 一次ソースの台帳 (2026-09-12 時点)開く → 世界のデータセンター一覧 世界 169 か国 5,875 拠点のデータセンターを日本語で一覧化。運営事業者・所在都市・接続ネットワーク数・回線事業者数から設置先を比較 施設データベース開く → AI計算資源・大規模モデル 体系解説 トークン化・注意機構・自己回帰・MoE の仕組みから、FLOPS・トークン原価・GPU クラウドの収支・冷却まで、設計理由を投資家視点で 体系解説開く → 蓄電事業 体系解説 系統用蓄電池の基礎、設備と系統接続、3つの市場と長期オークションの収支、日本と米国・G7の市場、投資前の確認表。収支シミュレーター付き 体系解説開く → 蓄電池の補助金一覧 産業用蓄電池と系統用蓄電池の国の補助金を、補助率・上限・公募期間・要件で比較。受付中の事業と補助額の概算 補助金開く → Postation AIアカデミー IPA の DX 推進スキル標準 6 類型 17 ロールを、理論・アルゴリズム・メカニズムの 3 視点で書き下ろした教科書 教科書開く → 半導体 用語辞典 半導体の技術用語を「とは」から引く索引。1 行定義と、基礎・高級・投資者視点の 3 段深度で 1 語 1 ページ 「とは」から引く開く → イラン制裁×中国製油所×日本株 イラン産原油禁輸の復活、中国独立系製油所 5 社への OFAC 制裁、ホルムズ海峡の戦争保険料を、規制タイムラインと日本株マップで 対中規制レンズ開く → 中国の対日輸出規制リスト×影響銘柄 中国商務部が 2026 年 2 月・6 月に指定した対日輸出規制の管理リスト 40 団体・注視リスト 40 団体と、リスト入りした日本企業・影響銘柄 対中規制レンズ開く →
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