KDDIアイレット(KDDIのAI導入支援の事業会社) KDDI iret
KDDIのAI導入支援を担う完全子会社。2026年4月1日、クラウド導入支援のアイレットが中間持株会社を吸収合併し、社名を変えて始動した。AIの案件づくりから開発・運用までを一貫して請け負い、2028年度に3,000人規模の体制を目指す。ELYZAの株式10.0%とフライウィールの株式34.8%を持つ。単独の売上高は公表されていない。
詳細解説
- 始動
- 2026年4月1日、アイレットを存続会社、KDDI Digital Divergence Holdingsを消滅会社とする吸収合併を行い、KDDIアイレットに商号を変えた disclosure2dl.edinet-fsa.go…
- 事業内容
- AIインテグレーション・活用支援、ITコンサルティング、システム開発、運用保守、AI駆動開発の推進 newsroom.kddi.com
- 基本情報
- 本社は東京都港区虎ノ門(虎ノ門ヒルズビジネスタワー)。資本金7,000万円。株主はKDDI100%。アイレットは2003年10月15日設立、合併時の社長は岩永充正 newsroom.kddi.com
- 傘下の会社
- KDDIアジャイル開発センター、フライウィール、ELYZA、KDDIウェブコミュニケーションズ、Scrum Inc. Japan(51%)の株式を承継した newsroom.kddi.com
- 持ち株比率
- フライウィールはKDDIアイレット34.8%・KDDI15.3%、ELYZAはKDDI43.4%・KDDIアイレット10.0%(合併後) newsroom.kddi.com
- 実績(会社発表)
- クラウド支援サービス「cloudpack」で導入2,500社超、年4,300件以上の案件、主要クラウドの認定資格の取得数6,000超(2026年2月時点) newsroom.kddi.com
- 経営計画での位置
- 中期経営戦略はビジネスグロースのAIインテグレーションで「AI事業会社 KDDIアイレット始動」を掲げた kddi.com
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 本社 | 東京都港区虎ノ門1丁目17番1号 | 開発と運用の拠点。そのほかの開発拠点の一覧は公表されていない | newsroom.kddi.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- クラウドインテグレーション
- 企業が使う複数のクラウドと社内のシステムをつなぎ、1つのシステムとして動かす。アイレットはこの分野で国内トップクラスの実績を持つとKDDIは説明する(会社主張) newsroom.kddi.com
- AI駆動開発
- AIを使って開発の速さと品質を上げる手法を推し進める newsroom.kddi.com
- AIに使うデータの整備
- データの整備、AIモデルの選定、セキュリティーの確保を一体で支援する。フライウィールの独自基盤「Conata」でデータの整備を速める newsroom.kddi.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 体制の目標 | 2028年度に3,000人規模(2028年度以降も拡大の予定) | newsroom.kddi.com |
| クラウドの認定資格(KDDIの法人事業全体) | アマゾン・ウェブ・サービスとGoogle Cloudの認定資格の保有数8,000超、クラウドの導入2,500社以上(2026年6月末) | kddi.com |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大規模言語モデル | ELYZAの日本語LLM(大規模言語モデル) KDDIアイレットの案件でELYZAのモデルを使う割合は公表されていない |
ELYZA | — | 日本 公表されていない |
KDDIの発表(ELYZAはKDDIアイレットが10.0%を持つグループ会社) A |
| データ基盤 | Conata 未上場 |
フライウィール | — | 日本 公表されていない |
KDDIの発表 A |
| パブリッククラウド | アマゾン・ウェブ・サービス、Google Cloudなど | アマゾン・ドット・コム、グーグル | — | 米国 公表されていない |
KDDIの2027年3月期第1四半期決算説明資料 A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1案件の獲得KDDIの法人顧客の基盤(40万社、2026年6月末)から案件を作る。KDDIの営業とシステムエンジニアリングの機能の一部をKDDIアイレットに統合した企業: KDDI・KDDIアイレット
- 2開発・運用AI・システム・クラウドの導入、保守、運用企業: KDDIアイレットと傘下の各社
- 3計算基盤大阪堺データセンターなどで企業のデータを安全に処理する拠点を整える企業: KDDI
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1公表されていない受託の開発と運用の事業で、製造の工程はない設備・企業: KDDIアイレット
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 受託開発・運用 | 公表していない(案件ごとの見積もり) | 2026-11-06 | newsroom.kddi.com |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 直接の契約・KDDIの法人営業 | KDDIアイレットかKDDIの法人営業を通じて契約する | newsroom.kddi.com |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 運用・改善 | 実装の後の運用と改善までグループで請け負う | newsroom.kddi.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 日本 | 国内の企業向けが中心。海外での事業の有無は公表されていない | newsroom.kddi.com |
📈 販売の実績
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 資本金 | 7,000万円 | newsroom.kddi.com |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
KDDIアイレットは、KDDIがAIを売る際の実働部隊として作り直した会社である。中間持株会社をアイレットに吸収合併させたことで、ELYZAやフライウィールの株式も1社に集まった。KDDIの法人顧客は40万社あり、その基盤とクラウドの導入実績2,500社を結ぶのが狙いになる。数字で追えるのは区分の売上で、AIインテグレーション・サイバーセキュリティは2026年4〜6月に617億円だった。前年同期の581億円から伸びたが、セキュリティーのラックなどを含むため、KDDIアイレットの寄与は分けられない。3,000人体制という人数の目標が、受託の事業の規模を決める最も具体的な指標になる。KDDIは2028年度以降も人員を増やす予定とした。
公表されていないこと
- KDDIアイレット単独の売上高・利益・従業員数は公表されていない
- 合併後の代表者は公表されていない
出所
- KDDI・KDDI Digital Divergence Holdings・アイレット「事業会社「KDDIアイレット」を始動」 (2026-02-06)
- KDDI 有価証券報告書 2026年3月期(関係会社の状況) (2026-06-25)
- KDDI 2027年3月期第1四半期決算説明資料 (2026-08-07)
- KDDI 2027年3月期第1四半期決算詳細資料 (2026-08-07)
- KDDI 中期経営戦略「Power-to-Connect 2028」 (2026-05-12)
出所との照合日: 2026年11月6日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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