HiJoJo Partners 657A上場予定
海外の非上場有力企業に投資するファンドを国内で組成・販売
スペースX・オープンAI・アンソロピックなど評価額の大きい海外の非上場企業の株式に投資するファンドを、主に1ファンド1銘柄で組成し、富裕層や準富裕層に対面とインターネットで販売する。申込手数料・運用報酬・成功報酬が収益源。 主力サービスは「HiJoJo Prime / HiJoJo.com」。
上場の条件 — 日程・株数・主幹事
- 上場日
- 2026年11月20日 (金)・東京証券取引所グロース市場
- 仮条件の決定
- 11月4日 (水)
- ブックビルディング
- 11月5日 (木) 〜 11月11日 (水)・公開価格の決定 11月12日 (木)
- 購入の申込期間
- 11月13日 (金) 〜 11月18日 (水)
- 公開価格
- 11月12日 (木)に決定予定
- 公募・売出
- 公募 5,405,400株・売出 3,603,600株・オーバーアロットメント 1,351,300株
公募+売出に占める売出の比率 40.0% - 吸収金額
- — (公開価格 × 公募+売出+オーバーアロットメント)
- 時価総額
- — (公開価格 × 上場時発行済株式数 52,185,540株)
- 会社の手取額
- 26.4億円 (差引手取概算額。公募分の払込金から発行の諸費用を引いた額で、売出の代金は会社に入らない)
- 主幹事
- みずほ証券
- 会社
- 2017年設立・代表 メンザス・スピリドン、秋山 典文 (代表取締役共同社長執行役員)・従業員 40人 (連結・2026年9月30日現在 (単体39名)。臨時従業員はいない)・10月決算・HiJoJo Partners Inc.
引受証券会社と引受株数
有価証券届出書「株式の引受け」「株式の売出し」の表から。各社の引受株数は届出書で「未定」。引受株数の多い証券会社ほど、配分を受けて申し込める株が多い。
| 証券会社 | 役割 | 引受株数 | 比率 |
|---|---|---|---|
| みずほ証券 | 主幹事 | — | — |
| SMBC日興証券 | 主幹事 | — | — |
| SBI証券 | 引受 | — | — |
| JIA証券 | 引受 | — | — |
| マネックス証券 | 引受 | — | — |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 引受 | — | — |
| 岡三証券 | 引受 | — | — |
| 野村證券 | 引受 | — | — |
| あかつき証券 | 引受 | — | — |
| 東海東京証券 | 引受 | — | — |
| 楽天証券 | 引受 | — | — |
| 松井証券 | 引受 | — | — |
| 極東証券 | 引受 | — | — |
| 水戸証券 | 引受 | — | — |
事業の仕組みと売上の構成
売上の構成 (Ⅰの部・目論見書の「販売の実績」等。単位は百万円)
| 区分 | 期 | 売上高 | 構成比 | 補足 |
|---|---|---|---|---|
| 成功報酬 | 2025/10 | 854 | 48.6% | 投資先持分の売却による。超過収益の22.0%程度 |
| 運用報酬等 | 2025/10 | 475 | 27.0% | 出資額の年1.1〜2.8%程度 |
| 申込手数料 | 2025/10 | 379 | 21.6% | 出資額の1.0〜4.4%程度を運用開始時に一括 |
事業の数字 — 目論見書に載っている指標
会社が目論見書で開示している事業指標。基準日は各行に記載。
| 指標 | 値 | 基準・補足 |
|---|---|---|
| 累計契約総額 | 751億円 | 2026年9月30日時点。2024年10月期末は411億円 |
| 運用中の契約総額 | 566億円 | 2026年9月30日時点 |
| 会員数合計 | 11,153名 | 2026年9月30日時点 |
| 運用中ファンドの評価総額 | 約1,070億円 | 2026年6月末。契約総額は約462億円、未実現成功報酬は約154億円 (NPM の参考価格で算定) |
| 成功報酬の売上比率 | 75.8% | 2026年10月期中間期。2025年10月期は48.6% |
| 最大販売先 Spaceファンド2 | 69.8% | 2026年10月期3Q累計の総販売実績に対する割合 (中間期は77.0%) |
業績の推移 — 売上高・営業利益・純利益
目論見書「主要な経営指標等の推移」から。単位は百万円、▲は損失。前期比は売上高。会社予想は上場時に公表した今期の見通し。
| 決算期 | 区分 | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021/10期 | 単体 | 907 | — | — | 438 | 406 |
| 2022/10期 | 単体 | 645 | −28.9% | — | 52 | 34 |
| 2023/10期 | 単体 | 389 | −39.7% | — | ▲253 | ▲257 |
| 2024/10期 | 単体 | 672 | +72.8% | ▲6 | 6 | 15 |
| 2025/10期 | 単体 | 1,758 | +161.6% | 675 | 687 | 513 |
| 2026/10期 会社予想 | 連結 | 3,499 | +99.0% | 1,847 | 1,861 | 1,185 EPS 25.63円 |
2026年10月26日公表の業績予想 (9月30日公表分の訂正)。期はすでに10月31日に終わっている。3Q累計で売上2,905・営業利益1,680・純利益1,145百万円。売上の内訳見込みは成功報酬2,013・申込手数料818・運用報酬等528百万円で、成功報酬の新たな計上は見込んでいない。EPS は期中平均株式数による会社の算定値。2027年10月期以降は期初の業績予想を出さず、KPI を定期開示する方針。2021〜2023年10月期の営業利益は Ⅰの部の推移表に無く null。
主要株主とロックアップ — 上場後に誰が売れるか
上場前の株主構成 (目論見書「株主の状況」、潜在株式を含む比率)。ロックアップは主幹事との約束で、期間中は原則売れません。「1.5倍解除」は公開価格の1.5倍以上なら期間中でも売れる条件です。
| 株主 | 区分 | 持株比率 | ロックアップ・売出 |
|---|---|---|---|
| メンザス・スピリドン (代表取締役共同社長執行役員) | 創業者・経営陣 | 40.30% | 売出なし。OA の貸株人。上場後360日 (2027年11月14日まで) |
| 濱田 智彦 (取締役) | 役員・従業員 | 8.64% | 売出684,400株。残りは2027年10月期2Q決算発表日まで全株、その後段階的に解除 |
| 杉浦 英和 (元取締役) | その他 | 8.64% | 売出684,300株。ロックアップは濱田氏と同じ段階式 |
| 株式会社クレディセゾン | corp | 4.92% | 180日 (1.5倍・2倍の価格条件で一部解除)。5億円を上限に親引けを要請予定 |
| 秋山 典文 (代表取締役共同社長執行役員) | 創業者・経営陣 | 4.80% | 新株予約権を含む。売出200,000株・180日 |
| みずほ証券株式会社 | corp | 3.00% | 主幹事。180日 (価格条件で一部解除) |
| 株式会社エムティーアイ | corp | 2.46% | 売出603,000株・180日 (価格条件で一部解除) |
| 株式会社Finatextホールディングス | corp | 2.46% | 売出603,000株・180日 (価格条件で一部解除) |
ベンチャーキャピタルが主要株主に居ます。ファンドは償還期限があるため、ロックアップ明けや1.5倍解除の水準で売り手になりやすい点を織り込んで読んでください。
公募資金の使い道
目論見書「新規発行による手取金の使途」から。売出の代金は株主に入り、会社には入りません。
注目点 — 編集部はここを見る
- 2026年10月期の会社予想は売上高34.99億円 (前期比99%増)・純利益11.85億円。3Q累計で売上の約7割が単一ファンドの成功報酬で、業績の振れが大きい構造。
- 累計契約総額は2024年10月期末の411億円から2026年9月末の751億円へ拡大。スペースX関連のファンドは2025年11月〜2026年7月に3本で77億円を集めた。
- 公募540万株 (うち一部は欧州・アジアの海外投資家向け) と売出360万株。共同主幹事はみずほ証券と SMBC日興証券。届出書の想定仮条件は520〜555円で、仮条件は11月4日に決める予定。
- 想定発行価格は届出書に「想定仮条件520〜555円の平均537.50円」として示され、仮条件は11月4日に決まる予定。
リスク — 目論見書「事業等のリスク」から
会社自身が開示しているリスクのうち、この会社に特徴的なものを抜き出しました。全文は目論見書をご確認ください。
- 成功報酬の売上比率が2025年10月期48.6%、2026年10月期中間期75.8%と高く、投資先の上場や売却の時期で期間損益が大きく変動する。会社はスペースXの売却が実現した期の業績に影響する可能性を挙げている。
- 投資対象は換金に時間と条件を要する非上場株で、評価はナスダック・プライベート・マーケットのモデルに頼る。米国子会社が一時保有する株式は評価損・売却損の可能性がある。
- 販売は証券会社や IFA などの顧客紹介先に依存し、事業は少数の専門人材、とりわけ代表のメンザス・スピリドン氏の人脈への依存が高い。
前後の上場と、同じテーマの銘柄
出典
- JPX 新規上場会社概要 HiJoJo Partners (2026年10月26日)
- 新規上場申請のための有価証券報告書 (Ⅰの部)
- EDINET 訂正有価証券届出書 (新規公開時・2026年10月26日)
- HiJoJo Partners 2026年10月期の業績予想について (訂正)
「どんな会社?」「主な事業」「注目点」は目論見書の記載を編集部が要約した意見で、会社の公式な説明ではありません。吸収金額・時価総額・PER は本ページに書いた式で当サイトが計算しており、株数の前提が異なる証券会社の資料と小数点以下がずれることがあります。
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