ソフトバンクのPatching as a Service(SB OAI Japanの脆弱性対策) Patching as a Service
オープンAIのサイバーセキュリティー向けAIと、ソフトバンクの運用の知見を組み合わせた法人向けの脆弱性対策。システムの診断から修復方針の策定、パッチの提案と適用までを支える。提供するのは合弁会社SB OAI Japanで、2026年6月16日に始め、7月に対象を3,000社に広げた。
詳細解説
- 提供開始
- 2026年6月16日に提供開始を発表した。ソフトバンクが国内の重要インフラを支える一部の企業に、脆弱性診断の申し込みを順次案内するとした softbank.jp
- 提供主体
- SB OAI Japanが国内で順次提供する。発表はソフトバンクグループ・ソフトバンク・SB OAI Japanの3社 softbank.jp
- 本格提供
- 2026年7月に提供対象を3,000社に広げ、本格提供を始めた softbank.jp
- クリスタル・インテリジェンスとの関係
- ソフトバンクはクリスタル・インテリジェンスの実現に向けた重要な領域と位置づけ、優先して展開すると説明した (2026年8月4日) softbank.jp
- 社内での検証
- ソフトバンクは自社のシステムでオープンAIの技術を使った大規模な脆弱性診断を行い、脆弱性の特定に有効だと確かめた softbank.jp
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 自社の製造工場はない | 該当しない (処理する場所は公表されていない) | AIによる診断と専門家の判断を組み合わせて提供する | softbank.jp |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 診断の方法
- ソースコード診断と、対象として合意したシステムやウェブサイトに疑似攻撃をかける診断を組み合わせる softbank.jp
- AIと専門家
- AIで速く広く調べ、専門家が判断する。リスクの評価、対応の優先順位、修復の方針、対策案を示す softbank.jp
- パッチの適用
- AIが自動で適用することはない。範囲と手順を合意したうえで実装案を示し、適用は顧客の変更管理の手続きで決める softbank.jp
- 使うAI
- オープンAIのサイバーセキュリティー向けのモデル群を使う softbank.jp
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 対象 | 国内の重要インフラを支える企業など3,000社 (2026年7月) | softbank.jp |
| 診断の範囲 | プログラミング言語やソースコードの受け渡し方法を事前に確かめ、実施の可否と範囲を決める | softbank.jp |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| AIモデル | オープンAIのサイバーセキュリティー向けモデル群 未上場 |
オープンAI | — | 米国 公表されていない |
ソフトバンクのサービスページ A |
| 診断と運用の知見 | ソフトバンクが自社システムの診断で得た知見 | ソフトバンク | 9434 | 日本 該当しない |
3社の発表 A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1AIの技術オープンAIがサイバーセキュリティー向けのAIを提供する企業: オープンAI
- 2提供SB OAI Japanがサービスを提供し、ソフトバンクが重要インフラの企業に案内する企業: SB OAI Japan・ソフトバンク
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1診断から修復まで診断、リスクの分析と評価、優先順位付け、修復方針の策定、対策案の提示、パッチの適用の支援の順で進める設備・企業: SB OAI Japan
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| Patching as a Service | 公表されていない | 2026-11-06 | softbank.jp |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| SB OAI Japan | SB OAI Japanの公式サイトで問い合わせを受ける。ソフトバンクの法人向けサイトからも案内する | softbank.jp |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 再診断 | 発見・評価・修復・再診断を繰り返す運用を定着させることを掲げる。保守契約の条件は公表されていない | softbank.jp |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 日本国内 | SB OAI Japanが日本国内で提供する。海外での提供は示されていない | softbank.jp |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年4〜6月 | クラウド・AIの売上高 (セキュリティーを含む区分の合計) | 771 | 億円 | このサービスの売上高・顧客数は公表されていない | softbank.jp |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 業績予想への織り込み | 有償の提供は始まり、申し込みは増えているが、現在の業績予想には強く織り込んでいないと説明した (2026年8月4日) | softbank.jp |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
Patching as a Serviceは、SB OAI Japanがクリスタル・インテリジェンスより先に始めた法人向けAIのサービスだ。診断の報告で終わらず、修復案の提示と適用の支援まで含める点を売りにする。ただしパッチの自動適用はせず、最終判断は顧客が下す。ソフトバンクは、AIによる短時間で広い調査と専門家の判断の組み合わせを特長に挙げる。自社のシステムで先に大規模な診断を行い、その知見をサービスに入れた。提供はSB OAI Japanが担い、ソフトバンクは重要インフラの企業への案内を受け持つ。対象は重要インフラを中心とする3,000社に広がった。ソフトバンクは業績予想に強く織り込んでおらず、料金と顧客数も開示していない。
公表されていないこと
- 料金・契約企業数・売上高は公表されていない
- 診断に使うオープンAIのモデルの名称と、処理する場所は公表されていない
出所
- 「Patching as a Service」を提供開始 (ソフトバンクグループ・ソフトバンク・SB OAI Japan) (2026-06-16)
- ソフトバンク Patching as a Service サービスページ (2026-11-06)
- ソフトバンク 2027年3月期第1四半期 決算説明会 要旨 (2026-08-04)
- ソフトバンク 2027年3月期第1四半期 決算説明会 主な質疑応答 (2026-08-04)
- ケータイWatch ソフトバンク、OpenAI技術で企業のサイバー攻撃を防ぐ新サービスを発表 (2026-06-16)
出所との照合日: 2026年11月6日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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