🔬 初期段階
capability 23 / 100 🏛️ 大手 AI
🇯🇵 🔴 米制裁で制限
AI 企業 🏢 大手テック 🇺🇸 CMIC
C

中国移動 移動雲 (China Mobile Cloud)

移动云 (中国移动) / China Mobile Cloud

🗓 事実の最終確認: 関連記事の更新: 出典: 当サイト企業データベース (一次資料・自社記事の解剖に基づく)

主力製品・モデル
九天 (Jiutian)
上場
非上場
同業 4 社との比較 (企業データベースの同じ列)
企業 主力製品・モデル 評価額・時価総額 最新発表 / 確認日
ByteDance (バイトダンス) Seed2.0 Pro (2026年2月) 非公表 (非上場) 2026-09-15
Huawei (ファーウェイ) 昇騰 950PR / Atlas 900 A3 (Clou… 非公表 (非上場、従業員持株会社) 2026-09-15
Baidu (バイドゥ) 文心 5.1 (ERNIE 5.1、2026年5月) NASDAQ (BIDU) と香港取引所 (9… 2026-09-15
Alibaba (アリババ) Qwen3.8-Max (2026年8月) NYSE (BABA) と香港取引所 (998… 2026-09-15
執筆・監修: (編集長・アナリスト) 最終確認: — 公式発表・SEC/EDINET 等の一次資料と自社記事を突合 出典 14 件 更新: 記事→企業行は日次、一次情報の再確認は週次の自動運用 編集方針
移動雲(China Mobile Cloud)は国有通信キャリア中国移動(香港0941.HK / 上海600941)の「雲能力中心」が運営するクラウド事業。2014年に発足し2019年下半期の「雲改」戦略で本格拡大。全国ネットワークとクラウド計算を統合する「算網一体」と国産化を武器に、政企(政府・国有企業)市場を深耕する。本社は蘇州市。

Postation の入口

📦 製品・商品 (9)

📦 移動雲IaaS/PaaS 製品
🛠️ エッジクラウド サービス
🛠️ 専有クラウド サービス
専有クラウド(政企向け)、算力(コンピューティングパワー)サービス
🛠️ 業界別クラウド サービス
業界別クラウド(教育・工業等)、中国移動「九天」大規模モデル連携
📦 中国移動九天大規模モデル連携 製品
🛠️ MoMA モデル提供基盤 サービス
九天と DeepSeek など300種超のモデルを呼び出せるトークン従量のモデル提供サービス (2026年5月、会社発表)。

出典: news.cn/info/20260509/c4108ece3b5b44a88eed9a5ef35ef6b4/c.html

🛠️ MobileClaw サービス
業種別の技能150種超を組み込んだ AI エージェントの開発枠組み (2026年5月、会社発表)。

出典: news.cn/info/20260509/c4108ece3b5b44a88eed9a5ef35ef6b4/c.html

🛠️ 機密モデルサービス サービス
ハードウェアで分離した環境でモデルを動かす政府・金融向けのサービス (2026年5月、会社発表)。

出典: news.cn/info/20260509/c4108ece3b5b44a88eed9a5ef35ef6b4/c.html

🛠️ 霊犀 (Lingxi) AI アシスタント サービス
中国移動の個人向け AI アシスタント。月間利用者は2026年6月末に1.3億人超 (会社発表)。

出典: chinamobileltd.com/en/media/press/p260813.pdf

🧪 技術・サービス (5)

🧪 九天基礎大規模モデル 3.0 / 4.1 技術
中国移動の自社大規模モデル。3.0 は MoE 構造で15兆トークンを3段階で学習し、4.1 は安全性を重視したマルチモーダル版。

出典: hub.baai.ac.cn/view/47844

🧰 MoMA (移動のモデル提供基盤) 基盤
自社と他社のモデルを1か所から呼び出し、用途に応じて自動で振り分ける基盤。専用の計算資源プールを持つ。

出典: news.cn/info/20260509/c4108ece3b5b44a88eed9a5ef35ef6b4/c.html

🧰 算網大脳 (計算ネットワークの制御基盤) 基盤
全国・拠点・地域の3層で計算資源を配分する制御基盤。2025年に3.0 を発表し8つの基盤を整えた。

出典: chinamobileltd.com/en/media/press/p260326.pdf

📐 OISA IP コア 規格
AI 計算で GPU 同士をつなぐ相互接続方式 OISA の商用 IP コア。2026年1〜6月に公開した。

出典: chinamobileltd.com/en/media/press/p260813.pdf

🧪 JT-Math-8B / JT-Coder-8B 技術
九天系列の公開モデル。数学用 (基礎・指示・思考の3版) とプログラミング用 (基礎・指示の2版) の80億パラメーター級。

出典: hub.baai.ac.cn/view/47844

主要モデル
九天 (Jiutian)
創業年
2014
本社
中国・江蘇省蘇州市(雲能力中心)
🇯🇵 日本ユーザー向け 利用ルート

— (エンティティリストの解除待ち、または中国国内のパートナー経由)

米国制裁 (CMIC) 対象により、海外からのアクセスは制限的または不可。中国国内 API のみで運用。

🚫 米制裁対象

📋 詳細情報

技術・事業

技術概要
中国移動の雲能力センターが運営するクラウド事業。2025年から移動雲の単独売上をやめ「計算資源サービス」で開示し、2026年1〜6月は 529億元 (+14.0%)、うち AI 計算サービス 53億元 (+130.1%)。中国移動の AI 計算規模は2026年6月末に 11.27万 PFLOPS。自社モデルは九天、外部モデルは MoMA で DeepSeek など 300種超を提供する。公開クラウドの売上高は2026年1〜6月に初めて中国の上位 3 社に入った (会社発表)。
コア技術
全国の通信網と一体で運用する計算ネットワーク (算網大脳による計算資源の配分) に、自社の MoE 型大規模モデル九天とモデル提供基盤 MoMA を載せ、計算資源とトークンを売る。
事業セグメント
  • 計算資源サービス: 2025年898億元 (11.1%増)、2026年1〜6月529億元 (14.0%増)。データセンター・クラウド計算・AI 計算サービス・個人向けクラウドドライブを含む
  • AI サービス: 2025年908億元 (5.3%増)、2026年1〜6月493億元 (0.9%増)。データ・アルゴリズム、デジタル文化 (咪咕)、九天の業種別モデルなど
  • 通信サービス: 2025年7,149億元 (1.0%減)、2026年1〜6月3,504億元 (5.7%減)
  • 移動雲は計算資源サービスの中核ブランドで、単独の売上高は2025年1〜6月の561億元を最後に開示していない
主力製品・モデル
九天 (Jiutian)
ガバナンス

経営陣・組織

CEO
張平宗 (Zhang Pingzong、雲能力中心・報道ベース)
専門指標

業界別スペック

主要製品
移動雲IaaS/PaaS、エッジクラウド、専有クラウド(政企向け)、算力(コンピューティングパワー)サービス、業界別クラウド(教育・工業等)、中国移動「九天」大規模モデル連携。採用顧客は政府・国有企業・中小企業が中心(具体先は未確認)
主要モデル
九天 (Jiutian)

⭐ 強み・特徴

  • 全国の通信網とデータセンター・計算拠点を一体で持ち、拠点間遅延12ミリ秒未満の計算ネットワークを運用する
  • AI 計算の規模11.27万 PFLOPS (2026年6月末) と使用率90%超
  • 政府・企業の顧客3,382万社と通信契約の顧客基盤に、クラウドと AI をまとめて売れる
  • 自社モデル九天と11社17種の国産 AI 半導体への対応で、国産化を求める顧客に応えられる

📝 現状分析

  • 公開クラウドの売上高は2026年1〜6月に初めて中国国内の上位3社に入った (会社発表)。調査会社 IDC の2025年のモデル提供 (MaaS) 市場では火山引擎 (字節跳動) が40%超で首位、移動雲は5位 (報道)
  • 親会社の中国移動は2026年1〜6月の売上高5,380億元 (1.1%減)、株主に帰属する純利益789億元 (6.3%減)。通信サービスが5.7%減る中で計算資源と AI が伸びを支える
  • 計算資源サービスと AI サービスの合計は主要事業の売上高の22.6% (2026年1〜6月、2.2ポイント上昇)
  • フリーキャッシュフローは539億元 (111.6%増) で、計算資源への投資余力は大きい
  • 競合は阿里雲 (阿里巴巴)・華為雲・火山引擎・天翼雲 (中国電信)。国有通信会社として政府・国有企業の国産化需要に強い
  • 雲能力センターでは2026年に董事長が交代した (報道)

🧭 ビジョン・戦略

  • 中国移動は2026年に通信サービス・計算資源サービス・AI サービスを3つの主業と明確にした (董事長、2026年5月の移動雲大会)
  • 2030年までに世界一流の「科学技術サービス企業」の基本形を作り、2035年に世界をリードする通信・計算・AI の事業者になる目標を掲げる (2025年通期決算の発表)
  • トークンを中核商品に据え、2026年にトークン事業の統括部署を設置。モデル・計算・データセンターをまとめて効率よくトークンを作る「トークン工場」を目指す (2026年半期決算の発表)
  • 2026年5月にギガワット級のデータセンター建設、1,500か所の末端の AI 計算拠点の高度化、阿里巴巴・騰訊・華為などとのトークン応用の連合を発表した
  • 海外では中国企業の海外進出を支え、国際事業の売上高は2026年1〜6月に182億元 (30.1%増)

🔮 今後の展望

  • 次の節目は2026年通期決算 (2027年3月) での AI 計算の規模と計算資源サービスの伸び、九天の次版
  • 日本への持ち込みは限られる。中国移動は米国の中国軍事関連企業の規制対象で、日本企業が移動雲を使う場合は取引先審査の論点になる
  • 日本で直接の接点を持つのは子会社の中国移動国際 (CMI) で、2018年に東京に日本法人を設けた。移動雲そのものの日本での販売は確認できない
  • 日本企業にとっての利用場面は、中国国内の拠点のデータを中国の規制に沿って置く場合と、中国の公開クラウドの価格水準の比較にとどまる
  • 日本の競合と比べると、NTT・KDDI・ソフトバンクも AI データセンターと自社モデルを持つ構図は同じで、規模は中国移動が大きい

📊 詳細ビジネスデータ

🛍️ 商品詳細

  • 移動雲 (China Mobile Cloud): 中国移動のクラウド。計算・保存・ネットワークの基本サービス (IaaS)、開発基盤 (PaaS)、政府・企業向けの専用クラウドを売る。2026年1〜6月に公開クラウドの売上高が初めて中国国内の上位3社に入った (会社発表)
  • AI 計算サービス: GPU などの AI 計算資源を貸す。売上高は2025年に前年比279%増、2026年1〜6月は53億元 (130.1%増) (会社発表)
  • MoMA (移動のモデル提供基盤): 自社の九天と DeepSeek など300種超のモデルを1か所から呼び出せる。トークンをまとめて調達し、用途に合うモデルへ自動で振り分けて1トークンあたりの費用を30%超下げたとする (2026年5月の移動雲大会、会社発表)
  • MobileClaw: 業種別の技能150種超を組み込んだ AI エージェントの開発枠組み。主要なメッセージアプリに接続できる (2026年5月、会社発表)
  • 機密モデルサービス: ハードウェアで分離した環境でモデルを動かし、政府・金融向けにデータを守る (2026年5月、会社発表)
  • 価格表は公式サイトの従量課金・月額課金で公開しているが、代表的な単価の開示はない

⚙️ アルゴリズム・メカニズム

  • 九天基礎大規模モデル 3.0 (2025年7月の世界人工知能大会で発表) は MoE (混合エキスパート) 構造を採用し、事前学習データは15兆トークン。知識の習得 → 数学・推論の強化 → 長文の仕上げ学習の3段階で学習した (会社発表)
  • 学習基盤では並列処理や混合精度計算の最適化、故障時の自動復旧を組み込み、11社17種の国産 AI 半導体に対応させた (会社発表)
  • 2026年1〜6月に安全性を重視したマルチモーダルの九天 4.1 を発表した。パラメーター数は非公表
  • 数学用の JT-Math-8B、プログラミング用の JT-Coder-8B を Hugging Face と ModelScope で公開している
  • 計算資源は「算網大脳」(計算ネットワークの制御基盤) が全国・拠点・地域の3層で配分し、1日に100兆トークン級の処理を振り分けるとする (2026年5月、会社発表)
  • GPU 間通信向けに OISA という相互接続の IP コアを商用公開した (2026年半期決算の発表)

🏗️ システム基盤構成

  • 運営は中国移動の雲能力センター (江蘇省蘇州市、2014年設立)。2026年に中国移動は計算資源の統括部署を設け、クラウド会社の位置付けを見直した (会社発表)
  • 中国移動の AI 計算の規模は2025年末に92.5 EFLOPS (FP16)、2026年6月末に11.27万 PFLOPS (112.7 EFLOPS に相当) で、稼働中の資源の使用率は90%超 (会社発表)
  • 計算拠点は「4+N+31+X」(全国の中核拠点4・N か所の集積地・31省・末端) の構成で、拠点間の平均遅延は12ミリ秒未満 (2026年6月末)
  • データセンターは外部向けに標準ラック150万台超を提供する (2025年末)。AI データセンターの契約済み容量は累計7GW、2026年1〜6月の新規契約は5GW (報道)
  • 自社で集めた学習データは3,500TB (2025年末) から4,000TB 超 (2026年6月末) に増えた
  • 2026年の設備投資計画は全体で1,366億元 (9.5%減) だが、計算ネットワークへの投資は62.4%増、AI ネットワークは19.8%増で、両者で3つのネットワーク投資の37%超を占める (会社発表)

💰 売上の見込み

  • 会社は計算資源サービスと AI サービスの合計売上高を第15次5か年計画の終わり (2030年) までに倍にする目標を掲げる (2025年通期決算の発表)
  • 2026年通年は売上高の安定成長と、比較可能な基準での増益を目指す (会社発表)
  • 移動雲単独の売上目標は公表していない

💸 売上の出どころ

  • 中国移動は移動雲を単独の区分で開示しなくなった。最後の開示は2025年1〜6月の移動雲売上高561億元 (11.3%増)、2024年通年は1,004億元 (20.4%増)
  • 2025年からは「計算資源サービス」で開示し、2025年の売上高は898億元 (11.1%増)、うちクラウド計算サービスは13.9%増、データセンターは8.7%増 (AI データセンターは35.4%増)
  • 2026年1〜6月の計算資源サービスは529億元 (14.0%増)。データセンター190億元 (13.2%増、うち AI データセンターは486.1%増)、AI 計算サービス53億元 (130.1%増) で計算資源サービスの増収分の46.1%を占めた
  • 課金は計算資源の時間単位・月額の貸し出し、データセンターのラック賃貸、政府・企業向けの専用クラウドの一括構築、モデルのトークン従量課金
  • 主な顧客は政府・国有企業・企業で、政府・企業向けの顧客数は3,382万 (2026年6月末)。個別顧客の比率は非公表

👤 経営者履歴

CEO — 張平宗 (Zhang Pingzong、雲能力中心・報道ベース)

雲能力センターの董事長は張平宗氏 (2026年6月の報道時点で49歳) と報じられている。北京大学で通信・情報工学の学士と修士を取得し、北京移動の顧客部門、中国移動の政府・企業事業部門の市場部総経理、寧夏移動の副総経理 (2021年) を経て、2024年から甘粛省慶陽市の副市長を兼務した (報道)。

🇯🇵 日本企業との取引・関係

  • 移動雲そのものの日本での販売・日本法人は確認できない
  • 親会社の子会社である中国移動国際 (China Mobile International、香港) が2018年5月に東京に日本法人を設けた (同社発表)
  • 2019年5月、クラスメソッドが中国移動国際と組み、AWS の東京リージョンと中国国内を専用線でつなぐ通信サービスを始めた (クラスメソッド発表)
  • 中国移動は米国の中国軍事関連企業への投資規制の対象で、2021年1月にニューヨーク証券取引所の上場を廃止した
基本情報

上場・財務

本社
中国・江蘇省蘇州市(雲能力中心)
創業
2014
上場ステータス
未上場
売上高 (最新期)
2026年上期 計算資源サービス 529億元 (+14.0%)。移動雲の単独売上は2025年上期 561億元が最後
コンプライアンス

信用・米制裁

銀行信用
健全
🇺🇸 米制裁
CMIC
制裁適用日
2021-01-15
グローバル

海外進出

資金流出
なし
出典・検証

📚 信頼性メタデータ

信頼度
🅰 一次情報
最終確認
2026-10-24 17:23:41
検証者
claude+web-verified

出典 URL

  • https://www.guancha.cn/economy/2025_03_25_769731.shtml
  • https://www.stcn.com/article/detail/852087.html
  • https://www.cmcloud.net/page/about-cm
  • https://www.chinamobileltd.com/en/media/press/p260813.pdf
  • https://www.chinamobileltd.com/en/media/press/p260326.pdf
  • https://www.chinamobileltd.com/en/media/press/p250807.pdf
  • https://www.chinamobileltd.com/en/media/press/p250320.pdf
  • https://www.yicai.com/news/103317250.html
  • https://www.news.cn/info/20260509/c4108ece3b5b44a88eed9a5ef35ef6b4/c.html
  • https://hub.baai.ac.cn/view/47844
  • https://finance.sina.com.cn/tech/roll/2026-06-04/doc-iniafrtt2644665.shtml
  • https://www.c114.com.cn/news/16/a1309816.html
  • https://classmethod.jp/news/cmi/
  • https://www.zaikei.co.jp/releases/630467/

最新動向

移動雲は2024年に売上約1,004億元で初の1,000億元を突破、2025年上半期も561億元(前年比+11.3%)と成長を継続。中国移動全体の智能計算規模は92.5 EFLOPS(FP16)に達し「算網一体」を武器に政企・国産化市場を深耕、今後3年で1,500億元の売上目標を掲げると報じられる。2025年4月には雲能力中心の前董事長が規律違反調査対象となり張平宗が後任に就くなど経営体制の変動もあった。日本投資家視点では、国有キャリアの国産クラウド拡大はデータセンター建設・光通信インフラ需要を押し上げるテーマでフジクラ(5803)・古河電工(5801)の光ファイバー/ケーブル、東京エレクトロン(8035)が関連(移動雲との直接取引は未確認)。親会社中国移動は香港(0941.HK)上場。

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