EV・自動運転 🤖 自動運転専業
W

ウェイモ

Waymo / Waymo

🗓 事実の最終確認: 関連記事の更新: 出典: 当サイト企業データベース (一次資料・自社記事の解剖に基づく)

主力製品・モデル
配車サービス「Waymo」、専用車両 Ojai (第6世代のシステムを搭載)
評価額・時価総額
1,260億ドル (2026年2月の資金調達後の評価額、会社の発表)
上場
非上場
同業 4 社との比較 (企業データベースの同じ列)
企業 主力製品・モデル 評価額・時価総額 最新発表 / 確認日
小馬智行 (ポニー・エーアイ) 第7世代ロボタクシー (bZ4X、アルファT5、アイオンV… — 2026-10-01
文遠知行 (ウィーライド) ロボタクシー GXR (2024年10月発表、5人乗り) — 2026-10-01
滴滴自動運転 (ディディ) Robotaxi R2 (広汽埃安と共同開発したロボタクシ… — 2026-10-01
白犀牛 (Rino.ai) RX (鑫源汽車と開発した無人配送車の量産車、2026年1… — 2026-09-28
執筆・監修: (編集長・アナリスト) 最終確認: — 公式発表・SEC/EDINET 等の一次資料と自社記事を突合 出典 29 件 更新: 記事→企業行は日次、一次情報の再確認は週次の自動運用 編集方針
米アルファベット傘下の自動運転会社で、運転席に人がいないロボタクシーを米国15都市で運行している (2026年9月14日時点)。配車アプリ「Waymo」で乗客を運び、運賃を得る。有料の乗車は週50万回を超え (2026年9月時点)、2025年の年間の乗車は1,500万回だった。2026年2月には160億ドルを調達した。東京では日本交通、GOと組み、2027年に無人の商用運行を始める計画である。単体の業績は開示されていない。ウェイモを含むアルファベットの区分「Other Bets」は、2025年12月期に75億1,500万ドルの営業損失を計上した。
🔗 公式サイト

Postation の入口

📦 製品・商品 (8)

🛠️ Waymo サービス

ウェイモ (無人のロボタクシーの配車サービス。2025年までの発表文では Waymo One)

運転席に人がいない車両を、アプリで呼んで乗る配車サービス。24時間利用でき、1台に4人まで乗れる。フェニックス、サンフランシスコ・ベイエリア、ロサンゼルス、マイアミでは高速道路も使う。
開始
2018年 (フェニックス都市圏)
運行都市
米国15都市 (2026年9月14日時点)
会社の目標
2026年末までに週100万回
年間の乗車
1,500万回 (2025年)
有料の乗車
週50万回超 (2026年9月時点)
累計の乗車
2,000万回超 (2025年末時点)

対象: 一般の乗客

出典: waymo.com/rides/

🛠️ Waymo on Uber サービス

ウーバーのアプリで呼ぶウェイモの車両

オースティンとアトランタでは、ウェイモの車両をウーバーのアプリだけで呼べる。利用者がウーバーで配車を頼むと、近くにウェイモの車両があれば割り当てられる。追加の料金はかからない。
アトランタ
2025年6月24日開始。開始時の区域は65平方マイル
役割の分担
ウーバーが配車と車両の清掃・整備、ウェイモが自動運転システムの運用と路上での支援
オースティン
2025年3月4日開始。開始時の区域は37平方マイル

対象: ウーバーの利用者

出典: waymo.com/waymo-on-uber/

🛠️ ドアダッシュの注文の配達 サービス

無人の車両による食料品と料理の配達

米ドアダッシュの注文を、ウェイモの無人の車両が届ける。ドアダッシュが運営する店舗の商品から始め、対象の店を順に増やす計画である。
地域
フェニックス都市圏
発表
2025年10月16日
受け取り方
利用者がドアダッシュのアプリで車両のトランクを開ける

対象: ドアダッシュの利用者

出典: waymo.com/blog/2025/10/your-doordash-order-delivered-by-waymo/

🛠️ Waymo for Business サービス

法人向けの配車サービス

従業員や学生、来場者の移動にウェイモの配車を使う法人向けのサービス。管理用の画面で、予算と利用の状況を確かめられる。
機能
利用者と条件の管理、催し向けの割引コード、利用状況の報告
発表
2025年9月24日

対象: 企業、大学、催しの主催者

出典: waymo.com/blog/2025/09/waymo-for-business/

🛠️ Waymo Premier サービス

招待制の会員制度

利用の多い乗客に向けた、月額制の会員制度。会社は、アプリを使える都市へ順に広げる方針を示している。
対象
サンフランシスコ、ロサンゼルス、フェニックスの一部の利用者
料金
月額29.99ドル
特典
優先的な配車、運賃の10%の還元、月5回までの無料の取り消し、新しい都市での先行利用
発表
2026年6月11日

対象: 利用の多い乗客

出典: waymo.com/blog/2026/06/waymo-premier/

🧠 ジャガー I-PACE (ウェイモ仕様) モデル

英ジャガーの電気自動車に第5世代のシステムを搭載した車両

配車サービスで使ってきた車両。会社は2025年に、ジャガーから最後の納入を受けたと説明した。ウーバー経由の都市と、東京の試験走行でも使っている。
カメラ
29台
システム
第5世代の Waymo Driver
東京での走行
2025年4月から
追加の組み立て
2026年にかけて2,000台超 (2025年5月の発表)

対象: 配車サービスの車両

出典: waymo.com/blog/2025/05/scaling-our-fleet-through-us-manufacturing/

🧠 Ojai モデル

オーハイ (配車専用の車両。第6世代のシステムを搭載)

配車サービス向けに設計した車両。第6世代のシステムを載せた最初の車種で、雪の多い都市での運行も想定している。車内では、グーグルの生成AI「Gemini」を使った音声の案内を試験提供している。
車内
平らな床、低い乗り口、画面3つ
システム
第6世代の Waymo Driver
基になる車両
中国・吉利系のジーカーの電気自動車
乗客の受け入れ
2026年5月28日に発表
カリフォルニア州の認可
車両管理局が2025年11月21日、公益事業委員会が2026年8月14日に承認

対象: 配車サービスの車両

出典: waymo.com/blog/2026/05/welcoming-riders-in-the-ojai/

🧠 現代自動車 IONIQ 5 (ウェイモ仕様) モデル

韓国・現代自動車の電気自動車に第6世代のシステムを搭載する車両

現代自動車との協業の第1段階として、第6世代のシステムを載せる車種。現代自動車は、予備の機構や自動ドアを備えた状態でウェイモに納める。乗客向けに使い始める時期は公表されていない。
生産
現代自動車グループの米ジョージア州の工場
協業の発表
2024年10月4日 (複数年)
公道での試験
2025年の終わりまでに始める計画 (2024年10月の発表)

対象: 配車サービスの車両

出典: waymo.com/blog/2024/10/waymo-and-hyundai-enter-partnership/

🧪 技術・サービス (8)

🧰 Waymo Driver 基盤

ウェイモ・ドライバー (自動運転システム)

センサー、車載コンピューター、ソフトウェアを一体で設計した自動運転システム。車種を選ばずに載せられるよう設計してある。事前に作った高精度地図とセンサーの情報を突き合わせて、自車の位置を決める。
センサー
カメラ、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー)、レーダー、車外の音を拾うマイク
運行中の世代
第5世代、第6世代
シミュレーション
200億マイル超 (会社の説明)
無人で走った距離
2億7,130万マイル (2026年6月まで)

対象: 配車サービス、配達

出典: waymo.com/waymo-driver/

🧪 第6世代のセンサー構成 技術

費用を下げ、冬の天候に対応した新しい構成

第5世代よりセンサーの数を減らした構成。会社は、カメラの数を半分未満にしながら性能を上げたと説明している。センサーの汚れや氷を落とす機構を備える。
公表
2024年8月19日。無人運行の開始は2026年2月12日に発表
構成
カメラ13台、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー) 4台、レーダー6台、車外の音を拾うマイク
カメラ
1,700万画素の撮像素子
認識できる距離
最長500メートル

対象: Ojai、現代自動車 IONIQ 5

出典: waymo.com/blog/2026/02/ro-on-6th-gen-waymo-driver/

🧪 Waymo Foundation Model 技術

運転、シミュレーション、評価に共通して使うAIモデル

ウェイモのAIの土台になるモデル。素早い反応を担う部分と、場面の意味を考える部分を組み合わせる。大きなモデルで学習した結果を、車に載せる小さなモデルへ移して使う。
公表
2025年12月9日
学習
画像と言葉を扱うAIモデルは、グーグルの Gemini を使って学習
検証
車載の別の検証機能が走行経路を確かめる
構成
センサーの情報をまとめる部分、画像と言葉を扱うAIモデル、走行経路を作る部分

対象: Waymo Driver

出典: waymo.com/blog/2025/12/demonstrably-safe-ai-for-autonomous-driving/

🧪 Waymo World Model 技術

シミュレーション用の生成AI

走行の場面を仮想の空間に作り出す生成AI。竜巻や冠水、道路に出た動物のような、実際の走行では集めにくい場面を作れる。一般のカメラで撮った映像を、ウェイモのセンサーで見た形に変えることもできる。
公表
2026年2月6日
出力
カメラの映像と、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー) のデータ
操作
運転の入力、場面の配置、言葉による指示
基になるモデル
グーグル・ディープマインドのAIモデル Genie 3

対象: Waymo Driver の学習と検証

出典: waymo.com/blog/2026/02/the-waymo-world-model-a-new-frontier-for-autonomous-driving-simulation/

🧪 自社設計の半導体と車載コンピューター 技術

センサーの信号を処理する専用の半導体

カメラ、レーダー、レーザー光で距離を測るセンサー「LiDAR」の信号を処理する専用の半導体を自社で設計した。会社は、車載コンピューターの処理能力を8年で20倍にしたと説明している。
公表
2026年8月20日
構成
二重化した車載コンピューター。車両の液冷の仕組みで冷やす
協業先
AMD、マイクロン、エヌビディア、サムスン、サンディスク、ソシオネクスト、台湾積体電路製造 (TSMC)
処理性能
1,000TOPS超 (1秒あたり1,000兆回を超える演算、会社の説明)
回路線幅
5ナノメートル

対象: Waymo Driver

出典: waymo.com/blog/2026/08/look-under-our-trunk/

🛠️ 遠隔支援 (Fleet Response) サービス

車両が判断に迷う場面で、遠隔の担当者が情報を送る仕組み

車両のシステムが、めずらしい場面で遠隔の担当者に情報を求める仕組み。2025年12月のサンフランシスコの停電では依頼が集中し、会社は手順を見直すと説明した。
役割
周囲の状況についての情報の提供。運転の操作は車両のシステムが担う
監査
独テュフズード (2025年11月5日に公表)

対象: 運行中の車両

出典: waymo.com/blog/2025/11/independent-audits/

🧪 基準となる運転者のモデル (ReD) 技術

注意深く運転する人の衝突回避を再現するモデル

注意深く運転する人が、衝突の危険にどう反応するかを計算で再現するモデル。ウェイモは、自社のシステムが衝突を避ける能力を測る基準に使っている。
公開
研究用のコードを、商用を除く条件で公開
掲載
学術誌ネイチャー・コミュニケーションズ (2026年6月10日に公表)
共同研究
オランダのデルフト工科大学

対象: 自動運転システムの安全性の評価

出典: waymo.com/blog/2026/06/reference-driver/

🏭 メサの組み立て工場 工程

車両に自動運転システムを載せる工場 (マグナと運営)

カナダの部品大手マグナと運営する工場。フェニックス向けの車両は、工場を出てから30分足らずで最初の乗客を乗せられると会社は説明している。
公表
2025年5月5日
広さ
23万9,000平方フィート (約2万2,200平方メートル)
能力
フル稼働で年に数万台 (会社の説明)
所在地
米国アリゾナ州メサ

対象: ジャガー I-PACE、Ojai、現代自動車 IONIQ 5

出典: waymo.com/blog/2025/05/scaling-our-fleet-through-us-manufacturing/

🔭 構想 (2)

会社が将来の事業として掲げているが、まだ事業として存在しないもの。売上・契約の実績はない。

🔭 東京の無人タクシー 構想

日本交通、GOと準備する商用運行

東京で始める計画の、無人の商用運行の構想。3社は2026年9月に準備を進めることで合意した。開始の時期は、安全性の確認と許認可の取得を終えた後に決まる。
台数
段階を踏んで約100台
条件
道路交通法と道路運送法の許認可の取得
配車
「GO」と「Waymo」の両方のアプリ
開始の目標
2027年

対象: 東京の乗客

出典: waymo.com/blog/2026/09/opening-tokyo-in-2027-with-nihon-kotsu-go/

🔭 トヨタ自動車との新しい車両プラットフォーム 構想

2025年4月の基本合意に基づく協業の検討

トヨタ自動車と開発を目指す車両プラットフォームの構想。両社は協業の範囲を協議中としており、車両や時期は公表されていない。
参加
トヨタ自動車、ウーブン・バイ・トヨタ、ウェイモ
対象
自動運転の車両プラットフォーム、乗用車向けの技術
基本合意
2025年4月30日 (日本時間)

対象: 配車サービスの車両、トヨタの乗用車

出典: global.toyota/jp/newsroom/corporate/42703314.html

📊 開示データ (10)

ウェイモは単体の業績を開示していない。会社の発表、親会社アルファベットの開示、米国の官庁の公表から、事業の進み具合を示す数字を表にまとめた。数字は出所の資料のままで、単位は表ごとに示す。△は損失を表す。

最終確認:

運行している都市と、乗客の受け入れを始めた時期

都市 乗客の受け入れ開始 配車のアプリ 補足
フェニックス 2018年 Waymo 2020年に無人の運行を一般に開放。2022年に空港への乗り入れを開始
サンフランシスコ 2023年8月 (商用運行) Waymo 2024年6月25日に誰でも使えるようにした。2026年1月29日にサンフランシスコ国際空港への乗り入れを開始
ロサンゼルス 2024年 (商用運行) Waymo 2024年11月12日に誰でも使えるようにした
オースティン 2025年3月4日 ウーバー 開始時の区域は37平方マイル
アトランタ 2025年6月24日 ウーバー 開始時の区域は65平方マイル
マイアミ 2026年1月22日 Waymo 開始時の区域は60平方マイル。2026年4月15日に誰でも使えるようにした
ダラス 2026年2月24日 Waymo 車両の管理はエイビス・バジェット・グループ
ヒューストン 2026年2月24日 Waymo ―
サンアントニオ 2026年2月24日 Waymo ―
オーランド 2026年2月24日 Waymo 2026年4月15日に誰でも使えるようにした
ナッシュビル 2026年4月7日 Waymo 開始時の区域は60平方マイル。車両の管理はリフトの子会社
デンバー 2026年9月1日 Waymo ―
サンディエゴ 2026年9月1日 Waymo ―
タンパ 2026年9月1日 Waymo ―
ラスベガス 2026年9月14日 Waymo デンバー、サンディエゴとともに、Ojai が車両の過半を占める最初の都市
  • 2026年9月14日時点の15都市。
  • サンフランシスコはベイエリアを含み、2025年11月12日に半島の全域とサンノゼへ広げた。
  • 新しい都市は、登録した利用者を順に招く形で始め、後から誰でも使えるようにする。
  • 高速道路を使う運行は、2025年11月12日にサンフランシスコ・ベイエリア、フェニックス、ロサンゼルスで始めた。
  • マイアミでは2026年4月に始めた。
  • 会社はワシントンで2026年に始める計画を2025年3月に発表したが、公式サイトでは準備中の都市に入っている (2026年10月1日時点)。

出典: ウェイモ 公式サイト (運行している都市の一覧) 、ウェイモ 公式サイト (会社の沿革と協業先) 、ウェイモの発表 (2024年6月25日、サンフランシスコ) 、ウェイモの発表 (2024年11月12日、ロサンゼルス) 、ウーバー・テクノロジーズの発表 (2025年3月4日、オースティン) 、ウーバー・テクノロジーズの発表 (2025年6月24日、アトランタ) 、ウェイモの発表 (2026年1月22日、マイアミ) 、ウェイモの発表 (2026年4月15日、マイアミとオーランド) 、ウェイモの発表 (2026年2月24日、ダラスなど4都市) 、ウェイモの発表 (2025年7月28日、ダラスとエイビス) 、ウェイモの発表 (2026年4月7日、ナッシュビル) 、ウェイモの発表 (2026年9月1日、デンバーなど3都市) 、ウェイモの発表 (2026年9月14日、ラスベガス) 、ウェイモの発表 (2026年1月29日、サンフランシスコ国際空港) 、ウェイモの発表 (2025年11月12日、高速道路) 、ウェイモの発表 (2025年3月25日、ワシントン)

乗車の回数と、無人で走った距離の推移 (会社の発表)

時点 週の有料の乗車 無人で走った距離 (累計) 運行している都市
2024年9月 10万回超 ― 3
2024年12月 15万回超 ― 4
2025年3月 20万回超 5,000万マイル超 4
2025年5月 25万回超 ― 4
2025年10月 ― 1億マイル超 5
2026年2月2日 40万回超 ― 6
2026年2月24日 ― 2億マイル超 10
2026年3月30日 50万回超 3億キロメートル超 10
2026年6月 ― 2億7,130万マイル 11
2026年9月14日 50万回超 ― 15
  • 会社が発表文で示した数字で、決算の開示ではない。
  • 年間の乗車は2024年が400万回超、2025年が1,500万回。
  • 累計の乗車は2024年末が500万回超、2025年末が2,000万回超だった。
  • 会社は2026年末までに週100万回にする目標を示している。
  • 2026年6月の距離は Safety Impact Hub の集計で、約4億3,660万キロメートルに当たる (編集部の換算)。
  • 2026年3月30日の距離は、会社がキロメートルで示した。
  • 2024年12月の4都市は、オースティンで先行の利用者を乗せていた時期を含む。

出典: ウェイモとウーバーの発表 (2024年9月13日) 、ウェイモの発表 (2024年12月18日、2024年の振り返り) 、ウェイモの発表 (2025年3月25日、ワシントン) 、ウェイモの発表 (2025年5月5日、メサの工場) 、ウェイモの発表 (2025年10月15日、ロンドン) 、ウェイモの発表 (2026年2月2日、160億ドルの資金調達) 、ウェイモの発表 (2026年2月24日、ダラスなど4都市) 、ウェイモ 公式サイト 日本版 (2026年3月31日の発表を含む) 、ウェイモ Safety Impact Hub (2026年6月までの集計) 、ウェイモの発表 (2026年5月28日、Ojai) 、ウェイモの発表 (2026年9月14日、東京) 、ウェイモの発表 (2025年12月10日、2025年の振り返り)

カリフォルニア州での無人の商用運行 (州の公益事業委員会への報告)

項目 2025年1〜3月 2025年4〜6月 2025年7〜9月 2025年10〜12月 2026年1〜3月 2026年4〜6月
乗車 (回) 1,818,206 2,234,912 2,676,001 3,748,532 3,905,934 4,220,075
1日あたりの乗車 (回) 20,202 24,559 29,087 40,745 43,399 46,374
乗客を乗せた走行 (マイル) 5,632,658 7,536,328 9,565,041 13,896,692 15,025,144 16,579,725
走行の合計 (マイル) 11,233,601 13,687,743 17,015,323 24,736,248 26,389,567 28,143,285
乗客を乗せた走行の割合 50.1% 55.1% 56.2% 56.2% 56.9% 58.9%
  • ウェイモが州の公益事業委員会に出した四半期報告の月次の集計を、四半期ごとに足した (編集部の計算)。
  • 対象はカリフォルニア州の無人の商用運行で、サンフランシスコ・ベイエリアとロサンゼルスの運行が入る。
  • ほかの州の運行は含まない。
  • 走行の合計は、配車を待つ間、乗客を迎えに行く間、乗客を乗せている間の3つの距離の合計。
  • 1日あたりの乗車と、乗客を乗せた走行の割合は編集部の計算。
  • 月次では、2025年6月の乗車が58万3,262回で、5月の87万5,592回から減った。
  • 2026年5月は145万4,991回で、6四半期の中で最も多かった。
  • ウェイモは報告の一部について非公開の扱いを求めており、委員会が審査している。

出典: カリフォルニア州公益事業委員会 自動運転の旅客サービスの四半期報告

アルファベットの区分 Other Bets の業績 (ウェイモ単体ではない) 単位: 百万ドル

項目 2023年12月期 2024年12月期 2025年12月期 2025年1〜6月 2026年1〜6月 2026年4〜6月
売上高 1,527 1,648 1,537 823 793 382
営業損益 △4,095 △4,444 △7,515 △2,472 △3,899 △1,799
  • 米国会計基準の連結決算で、アルファベットの事業区分の数字。
  • Other Bets は、グーグル以外の事業をまとめた区分で、ウェイモのほかに通信の GFiber などが入る。
  • ウェイモ単体の売上高と損益は開示されていない。
  • アルファベットは、この区分の売上高が主に自動運転の輸送サービスとインターネットサービスから生じると説明している。
  • 2025年12月期の営業損失には、ウェイモの従業員向け報酬の費用21億ドルが含まれる。
  • この費用は株式の評価額の見積もりに基づき、2025年10〜12月に計上した。
  • 2026年4〜6月の前年同期は、売上高が3億7,300万ドル、営業損失が12億4,600万ドルだった。
  • アルファベットは2026年3月、GFiber の持ち分を新会社に移す契約を結んだ。
  • 取引は2026年の終わりごろに完了する見込みで、それまでは GFiber の業績がこの区分に入る。

出典: アルファベット 年次報告書 10-K (2025年12月期、2026年2月5日提出) 、アルファベット 四半期報告書 10-Q (2026年1〜3月期、2026年4月30日提出) 、アルファベット 四半期報告書 10-Q (2026年4〜6月期、2026年7月23日提出)

資金調達の履歴 (会社の発表)

時期 調達額 主導した投資家 調達後の評価額
2020年3月〜7月 32億ドル シルバーレイク、カナダ年金制度投資委員会、ムバダラ・インベストメント ―
2021年6月 25億ドル 発表に記載なし ―
2024年10月 56億ドル アルファベット ―
2026年2月 160億ドル ドラゴニア・インベストメント・グループ、DSTグローバル、セコイア・キャピタル 1,260億ドル
  • 外部の投資家が加わった調達だけを並べた。
  • 4回の合計は273億ドル (編集部の計算)。
  • 2020年の調達は、3月の発表時が22億5,000万ドル、5月が30億ドルで、7月30日時点の32億ドルに改めた。
  • 2026年2月の調達について、アルファベットは年次報告書で、大半をアルファベットが出したと説明している。
  • 外部の投資家の出資は資本取引として扱い、非支配持分を計上する。
  • アルファベットの連結子会社の非支配持分は、2025年12月末の34億ドルから2026年3月末に72億ドルへ増えた。
  • この額はウェイモ以外の子会社の分を含む。

出典: ウェイモの発表 (2020年3月2日、初めての外部からの調達) 、ウェイモの発表 (2021年6月16日、25億ドルの資金調達) 、ウェイモの発表 (2024年10月25日、56億ドルの資金調達) 、ウェイモの発表 (2026年2月2日、160億ドルの資金調達) 、アルファベット 年次報告書 10-K (2025年12月期、2026年2月5日提出) 、アルファベット 四半期報告書 10-Q (2026年1〜3月期、2026年4月30日提出)

車両と自動運転システムの世代

車両 メーカー システムの世代 センサーの構成 段階
パシフィカ 米クライスラー ― ― 2018年のサービス開始時の車両。2023年に運行を終えた
I-PACE 英ジャガー 第5世代 カメラ29台、LiDAR、レーダー 運行中。東京の試験走行でも使う
Ojai 中国・吉利系のジーカー 第6世代 カメラ13台、LiDAR 4台、レーダー6台 2026年5月28日に乗客の受け入れを発表
IONIQ 5 韓国・現代自動車 第6世代 第6世代の構成 乗客向けに使い始める時期は公表されていない
  • LiDAR はレーザー光で距離を測るセンサー。
  • 会社は2023年に、運行する車両をすべて電気自動車にした。
  • I-PACE は2025年にジャガーからの最後の納入を受け、2026年にかけて2,000台超を追加で組み立てる計画を示した (2025年5月)。
  • 2025年5月時点の車両は4都市で1,500台超だった。
  • 米運輸省の道路交通安全局へのリコールの届け出では、対象の台数が2025年12月に3,067台、2026年5月に3,791台、6月に3,871台だった。
  • カリフォルニア州の車両管理局は、運行を認める車種に I-PACE と Ojai を挙げている。
  • システムを車両に載せる作業は、カナダのマグナと運営するアリゾナ州メサの工場が担う。

出典: ウェイモ 公式サイト (会社の沿革と協業先) 、ウェイモ 公式サイト (Waymo Driver) 、ウェイモの発表 (2024年8月19日、第6世代のシステム) 、ウェイモの発表 (2026年2月12日、第6世代のシステム) 、ウェイモの発表 (2025年5月5日、メサの工場) 、ウェイモの発表 (2026年5月28日、Ojai) 、ウェイモと現代自動車の発表 (2024年10月4日) 、ウェイモの発表 (2021年12月28日、吉利との協業) 、カリフォルニア州車両管理局 ウェイモに認めた運行の範囲 、NHTSA リコール 25E084 、NHTSA リコール 26E026 の届け出 、NHTSA リコール 26E035

安全の実績 (会社の集計、2026年6月まで)

事故の種類 人の運転との比較 減った件数 (件)
重傷以上の事故 95%少ない 55
エアバッグが開いた事故 82%少ない 358
けが人の出た事故 82%少ない 841
歩行者がけがをした事故 93%少ない 86
自転車の人がけがをした事故 86%少ない 56
オートバイの人がけがをした事故 82%少ない 36
  • ウェイモが Safety Impact Hub で公表している集計。
  • 無人で走った2億7,130万マイルの事故を、同じ地域を同じ距離走った平均的な人の運転の事故率と比べた。
  • どちらに過失があったかは問わない。
  • 対象はフェニックス、サンフランシスコ・ベイエリア、ロサンゼルス、オースティン、アトランタの5都市。
  • 距離の内訳は順に9,212万マイル、8,242万マイル、6,710万マイル、2,106万マイル、862万マイル。
  • 比較の基準は一般道の事故率である。
  • 事故の数は、ウェイモが米運輸省の道路交通安全局に報告した数字を使う。
  • 会社の集計であり、官庁が認定した数字ではない。

出典: ウェイモ Safety Impact Hub (2026年6月までの集計)

米運輸省の道路交通安全局 (NHTSA) へのリコールと調査

番号 届け出・開始の日 種類 内容 対象 (台) 状況
24E013 2024年2月13日 リコール けん引されている車両の動きの予測を誤るおそれ 444 2024年1月12日までにソフトウェアを更新
PE24016 2024年5月13日 調査 単独の衝突と、交通法規に反する疑いのある走行 1,212 2025年7月22日に終了
24E049 2024年6月10日 リコール 電柱などを避けられないおそれ 672 2024年6月6日までにソフトウェアを更新
25E034 2025年5月12日 リコール 鎖や門などの障害物に衝突するおそれ 1,212 2024年12月26日までにソフトウェアを更新
PE25013 2025年10月17日 調査 停車中のスクールバスの追い越し 2,000 (推定) 継続中
25E084 2025年12月8日 リコール 停車中のスクールバスを追い越すおそれ 3,067 2025年11月17日までにソフトウェアを更新
PE26001 2026年1月28日 調査 小学校の近くで子どもに接触した事故 3,067 (推定) 継続中
26E026 2026年5月1日 リコール 冠水した道路へ進入するおそれ 3,791 暫定の対策を実施。恒久の対策は開発中
26E035 2026年6月13日 リコール 工事で閉鎖された高速道路へ進入するおそれ 3,871 2026年6月16日からソフトウェアを更新
  • リコールはいずれもソフトウェアが対象で、車両はすべてウェイモが所有する。
  • 状況は2026年10月1日に確かめた。
  • 調査 PE24016 は22件の報告を受けて始まり、終了までに367件の事案を把握した。
  • うち衝突は109件で、けが人が出たのは1件だった。
  • 同局は、2件のリコール (24E049、25E034) を踏まえて調査を終えた。
  • 調査 PE25013 のきっかけは、2025年9月22日にアトランタで起きたスクールバスの追い越しである。
  • 調査 PE26001 の事故は2026年1月23日にカリフォルニア州サンタモニカで起き、ウェイモは子どものけがを軽傷と報告した。
  • リコール 26E026 は、2026年4月20日に無人の車両が冠水した道路へ進入した件を受けたもの。
  • 暫定の対策は、天候による運行の制限と地図の更新である。
  • リコール 26E035 では、高速道路の運行を2026年6月25日に再開した。
  • 米運輸安全委員会 (NTSB) も、テキサス州オースティンで2026年1月12日に起きたスクールバスの追い越しを調べている。

出典: NHTSA リコール 24E013 、NHTSA リコール 24E049 、NHTSA リコール 25E034 、NHTSA リコール 25E084 、NHTSA リコール 26E026 の届け出 、NHTSA リコール 26E035 、NHTSA 調査 PE24016 の終了の報告 (2025年7月22日) 、NHTSA 調査 PE25013 の開始の報告 (2025年10月17日) 、NHTSA 調査 PE26001 の開始の報告 (2026年1月28日) 、米運輸安全委員会 (NTSB) の調査 HWY26FH007 の暫定の報告 (2026年3月3日)

主な協業先

相手 国 分野 内容 段階
ウーバー・テクノロジーズ 米国 配車 オースティンとアトランタで、ウーバーのアプリだけで配車。車両の清掃と整備も担う 2025年3月から運行
リフト 米国 配車、車両の管理 ナッシュビルで子会社が車両を管理。リフトのアプリでの配車も予定 車両の管理は実施。配車は計画
ドアダッシュ 米国 配達 フェニックスで注文を無人の車両が届ける 2025年10月に発表
エイビス・バジェット・グループ 米国 車両の管理 ダラスで車両の整備と拠点の運営を担う 2026年2月から運行
ムーブ ― 車両の管理 ロンドンで車両の運用を担う 準備中
マグナ カナダ 組み立て アリゾナ州メサの工場を運営 稼働中
ジャガー・ランドローバー 英国 車両 電気自動車 I-PACE 運行中
ジーカー (吉利系) 中国 車両 配車専用の車両 Ojai 2026年5月に乗客の受け入れを発表
現代自動車 韓国 車両 電気自動車 IONIQ 5 に第6世代のシステムを搭載 2024年10月に複数年の協業を発表
トヨタ自動車 日本 車両、乗用車向けの技術 新しい車両プラットフォームの開発と、乗用車向けの技術を検討 2025年4月30日に基本合意
日本交通 日本 運行管理 東京での車両の運行管理と営業所の運営 自動走行の試験中
GO 日本 配車 東京での配車アプリと全体の設計 2027年の開始を目指す
アリアンツ・パートナーズ ― 保険 欧州での保険、事故の請求の処理、安全の共同研究 2026年9月15日に発表
  • 段階は2026年10月1日時点。
  • 商用の運行が始まっている相手と、準備や検討の段階にある相手を分けて示した。
  • トヨタ自動車との協業は基本合意の段階で、両社は範囲を協議中としている。
  • ムーブとアリアンツ・パートナーズの本社の所在地は、ウェイモの発表に記載が無い。

出典: ウェイモ 公式サイト (会社の沿革と協業先) 、ウェイモとウーバーの発表 (2024年9月13日) 、ウーバー・テクノロジーズの発表 (2025年3月4日、オースティン) 、ウーバー・テクノロジーズの発表 (2025年6月24日、アトランタ) 、ウェイモの発表 (2025年9月17日、リフト) 、ウェイモの発表 (2026年4月7日、ナッシュビル) 、ウェイモの発表 (2025年10月16日、ドアダッシュ) 、ウェイモの発表 (2025年7月28日、ダラスとエイビス) 、ウェイモの発表 (2026年2月24日、ダラスなど4都市) 、ウェイモの発表 (2025年10月15日、ロンドン) 、ウェイモの発表 (2025年5月5日、メサの工場) 、ウェイモと現代自動車の発表 (2024年10月4日) 、ウェイモの発表 (2021年12月28日、吉利との協業) 、ウェイモの発表 (2026年5月28日、Ojai) 、トヨタ自動車とウェイモの発表 (2025年4月30日) 、ウェイモの発表 (2026年9月14日、東京) 、GO、ウェイモ、日本交通の発表 (2026年9月15日) 、ウェイモの発表 (2026年9月15日、アリアンツ・パートナーズ)

海外の計画

都市 進出の発表 開始の目標 協業先 段階
東京 2024年12月16日 2027年 日本交通、GO 乗務員が同乗して自動走行の試験中。約100台まで段階を踏んで増やす計画
ロンドン 2025年10月15日 2026年 (発表時) ムーブ 英国の許可制度の手続き中
ミュンヘン 2026年8月25日 2027年の終わりごろ アリアンツ・パートナーズ (保険) 人の運転による走行と地図の作成から始める
シンガポール 2026年9月17日 2028年 シンガポールの運輸省、陸上交通庁 車両の搬入の準備中。2027年に準備の走行
  • いずれも会社が示した目標で、当局の認可が前提になる。
  • 東京では2025年4月から、日本交通の乗務員が港、新宿、渋谷、千代田、中央、品川、江東の7区で車両を走らせた。
  • 開始の時期は、道路交通法と道路運送法の許認可を得た後に決まる。
  • ロンドンでは、自動運転の旅客サービスの許可制度を使う方針で、英運輸省の承認とロンドン交通局の同意が必要になる。

出典: ウェイモの発表 (2026年9月14日、東京) 、GO、ウェイモ、日本交通の発表 (2026年9月15日) 、ウェイモの発表 (2025年4月14日、東京での走行開始) 、ウェイモの発表 (2025年10月15日、ロンドン) 、ウェイモの発表 (2026年9月24日、ロンドンでの方針) 、ウェイモの発表 (2026年8月25日、ミュンヘン) 、ウェイモの発表 (2026年9月17日、シンガポール) 、ウェイモの発表 (2026年9月15日、アリアンツ・パートナーズ)

📋 詳細情報

技術・事業

技術概要
自動運転システム「Waymo Driver」を自社で開発し、複数の車種に載せている。カメラ、レーダー、レーザー光で距離を測るセンサー「LiDAR (ライダー)」の3種類で周囲を捉える。これまでの車両は、英ジャガーの電気自動車 I-PACE に第5世代のシステムを載せたものだった。2026年5月には、第6世代のシステムを載せた専用車両「Ojai」に乗客を乗せ始めると発表した。第6世代はカメラ13台、LiDAR 4台、レーダー6台の構成である。会社は、第5世代よりカメラの数を半分未満に減らし、費用を下げたと説明している。
コア技術
設計の考え方は3点ある。1つ目は、カメラだけに頼らず、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー) とレーダーを併用すること。2つ目は、高精度地図を事前の知識として使うこと。3つ目は、AIが出した走行経路を、別の検証機能が物理法則と交通法規に照らして確かめること。1つのAIがセンサーの入力から操作までを担う方式を、エンドツーエンド (E2E) 方式という。会社は、E2E方式だけでは判断の過程を確かめにくいと説明している。運転支援 (レベル2) の改良では無人運転 (レベル4) に届かないとして、最初から無人運転専用に設計したという。
事業セグメント
事業の柱は、無人のロボタクシーによる配車サービスである。自社のアプリ「Waymo」で提供する都市と、米ウーバー・テクノロジーズのアプリだけで提供する都市 (オースティン、アトランタ) がある。フェニックスでは、米ドアダッシュの注文を無人の車両で届けている。2025年9月には、法人向けの「Waymo for Business」を始めた。2026年6月には、月額29.99ドルの会員制度「Waymo Premier」を始めた。事業別の売上高は開示されていない。トヨタ自動車とは、乗用車に自動運転の技術を生かす協業を検討している。
主力製品・モデル
配車サービス「Waymo」、専用車両 Ojai (第6世代のシステムを搭載)
ガバナンス

経営陣・組織

CEO
テケドラ・マワカナ、ドミトリ・ドルゴフ (共同CEO)
創業者
グーグルの自動運転車プロジェクト (2009年開始) が前身。2016年にアルファベット傘下の会社として独立
役員
CFO (最高財務責任者) スティーブ・フィーラー氏 (2025年11月に就任を発表。前職はグーグルで計画、事業運営、投資、投資家向け広報を担当する副社長)、最高製品責任者 サシュワット・パニグラヒ氏、最高法務責任者 アマル・メータ氏、最高安全責任者 マウリシオ・ペーニャ氏、エンジニアリング担当副社長 サティシュ・ジェヤチャンドラン氏
親会社
アルファベット (Alphabet、グーグルの持ち株会社。過半を出資)
専門指標

業界別スペック

主要製品
Waymo・Waymo on Uber・ドアダッシュの注文の配達・Waymo for Business・Waymo Premier・ジャガー I-PACE (ウェイモ仕様)・Ojai・現代自動車 IONIQ 5 (ウェイモ仕様)
主力モデル
配車サービス「Waymo」、専用車両 Ojai (第6世代のシステムを搭載)
自動運転レベル
レベル4 (米国15都市で無人の商用運行、2026年9月14日時点)
事業の内容
無人のロボタクシーの運行と自動運転システムの開発
自動運転システム
Waymo Driver (第5世代と第6世代が運行中)
半導体の調達先
自社設計 (回路線幅5ナノメートル)。協業先はエヌビディア、AMD、台湾積体電路製造 (TSMC)、ソシオネクストなど (2026年8月の会社の発表)
開発と運行の段階
米国15都市で乗客を乗せて運行 (2026年9月14日時点)。東京は2027年の開始を目指す
資金調達の累計
会社の発表分の合計は273億ドル (2020年32億、2021年25億、2024年56億、2026年160億。編集部の計算)
直近の資金調達
2026年2月に160億ドルを調達 (アルファベットが大半を出資)
上場の状況
非上場 (アルファベットの連結対象)
主な出資者
過半を出資するのはアルファベットである。2026年2月の調達は、ドラゴニア・インベストメント・グループ、DSTグローバル、セコイア・キャピタルが主導した。アンドリーセン・ホロウィッツ、ムバダラ・キャピタル、シルバーレイク、タイガー・グローバルなども出資した。テマセク、フィデリティ、クライナー・パーキンスも参加した。会社の発表に、出資比率の記載は無い。

⭐ 強み・特徴

  1. ①無人運行の実績 無人で走った距離は2億7,130万マイル (約4億3,660万キロメートル、2026年6月まで)。有料の乗車は週50万回を超える (2026年9月時点)
  2. ②安全のデータの公開 会社は、同じ距離を走った人の運転に比べ、重傷以上の事故が95%少ないと公表している (2026年6月までの集計)。安全性を立証する手順は、ドイツの認証機関テュフズードの監査を受けた (2025年11月公表)
  3. ③資金力 2026年2月に160億ドルを調達した。アルファベットの年次報告書によると、その大半はアルファベットが出した
  4. ④センサーと半導体の自社設計 カメラ、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー)、レーダー、車載コンピューターを自社で設計する。アリゾナ州メサの工場は、フル稼働で年に数万台を組み立てられる設計である

📝 現状分析

ウェイモ単体の売上高と損益は開示されていない。アルファベットは、ウェイモを含む区分「Other Bets」の数字だけを開示している。同区分の2025年12月期の売上高は15億3,700万ドル、営業損失は75億1,500万ドルだった。営業損失には、ウェイモの従業員向け報酬の費用21億ドル (2025年10〜12月に計上) が含まれる。2026年1〜6月の営業損失は38億9,900万ドルで、前年同期の24億7,200万ドルから広がった。同区分には通信の GFiber など他の事業も入るため、この数字はウェイモの業績ではない。安全面では、米運輸省の道路交通安全局 (NHTSA) へのリコールの届け出が、2024年2月から2026年6月までに6件あった。同局の調査は2件が続いている (2026年10月1日時点)。資金の面では、2026年2月に調達した160億ドルの大半をアルファベットが出した。

🧭 ビジョン・戦略

会社は、有料の乗車を2026年末までに週100万回に増やす方針を示している。共同CEO (最高経営責任者) のマワカナ氏が2026年2月に述べた。2026年に、新たに20を超える都市で配車サービスの準備を進めるとも説明した。車両の管理は、都市ごとに協業先に任せる。ダラスは米エイビス・バジェット・グループ、ナッシュビルは米リフトの子会社が担う。準備中のロンドンはムーブ、東京は日本交通が担う予定である。海外は東京、ロンドン、ミュンヘン、シンガポールの4都市で準備を進めている。会社は、第6世代のシステムで費用を下げ、台数を増やす方針を示している。

🔮 今後の展望

会社が公表した開始の目標は、東京が2027年、ミュンヘンが2027年の終わりごろ、シンガポールが2028年である。ロンドンは、2025年10月に2026年の開始を目指すと発表した。公式サイトでは準備中の都市に入っている (2026年10月1日時点)。いずれも当局の認可が前提になる。次に見るべき点は3つある。1つ目は、週100万回の目標に対する2026年末の実績。2つ目は、東京での許認可 (道路交通法と道路運送法) の進み具合。3つ目は、アルファベットの7〜9月期の決算で、前年は10月29日に発表した。米運輸省の道路交通安全局 (NHTSA) が続けている2件の調査の結論も残っている。

📊 詳細ビジネスデータ

⚙️ アルゴリズム・メカニズム

中核は「Waymo Foundation Model」と呼ぶAIモデルである。2つの部分が入力を処理する。1つは、カメラ、LiDAR (レーザー光で距離を測るセンサー)、レーダーの情報をまとめ、周囲の物体を素早く捉える部分。もう1つは、画像と言葉を合わせて扱うAIモデルで、グーグルの生成AI「Gemini」を使って学習させた。前方で車両が燃えているような、めったに起きない場面の意味を読み取る。2つの出力を基に、ほかの車や歩行者の動きを予測し、走行経路を作る。作った経路は、車載の別の検証機能が確かめる。開発では、大きなモデルで学習した結果を、車に載せる小さなモデルへ移す。運転を評価するAI「Critic」が、改善の必要な走行を自動で見つける。

🏗️ システム基盤構成

シミュレーションには「Waymo World Model」を使う (2026年2月発表)。グーグル・ディープマインドのAIモデル「Genie 3」を基にした生成AIである。竜巻や冠水のような、実際の走行では集めにくい場面を作り出す。車載コンピューターは二重化してあり、片方が故障しても、もう片方が処理を引き継ぐ。センサーの信号を処理する半導体は自社で設計した (回路線幅5ナノメートル)。協業先としてAMD、マイクロン、エヌビディア、サムスン、サンディスク、ソシオネクスト、台湾積体電路製造 (TSMC) を挙げている。車両にシステムを載せる作業は、カナダの部品大手マグナと運営するアリゾナ州メサの工場が担う。技術の開発拠点は、米国のほか英国のロンドンとオックスフォードにある。

💰 売上の見込み

会社は業績予想を公表していない。公表済みの計画は次のとおり。有料の乗車を2026年末までに週100万回にする。アリゾナ州メサの工場は、フル稼働で年に数万台を組み立てられるようにする。東京では2027年に運行を始め、段階を踏んで約100台に増やす。ミュンヘンは2027年の終わりごろ、シンガポールは2028年の開始を目指す。

💸 売上の出どころ

収益の中心は、配車サービスの運賃である。乗客はアプリで車両を呼び、運賃を払う。オースティンとアトランタでは、ウーバーが自社のアプリで配車し、車両の清掃や整備も担う。両社の取り分は公表されていない。会員制度「Waymo Premier」は月額29.99ドルで、優先的な配車と運賃の10%の還元を受けられる。2026年6月に、サンフランシスコ、ロサンゼルス、フェニックスの一部の利用者向けに始めた。フェニックスでは、ドアダッシュの注文の配達も担う。アルファベットは、Other Bets の売上高が主に自動運転の輸送サービスとインターネットサービスから生じると説明している。

👤 経営者履歴

CEO — テケドラ・マワカナ、ドミトリ・ドルゴフ (共同CEO)

共同CEO (最高経営責任者) の2人が率いる。2人は2021年4月、前任のジョン・クラフチック氏の退任に伴って就いた。テケドラ・マワカナ氏は、事業化と普及を主に担当する。ウェイモではCOO (最高執行責任者) を務めた。それ以前は米イーベイ、米ヤフー、米AOLなどで世界各地のチームを率いた。米コロンビア大学の法科大学院を修了し、米インテュイットの取締役を兼ねる。ドミトリ・ドルゴフ氏は、技術の開発と導入を主に担当する。2009年に始まったグーグルの自動運転車プロジェクトの創設メンバーの1人で、ウェイモではCTO (最高技術責任者) を務めた。会社の紹介文によると、それ以前はトヨタと米スタンフォード大学で自動運転の開発に携わった。米ミシガン大学でコンピューターサイエンスの博士号を取得した。

🇯🇵 日本企業との取引・関係

東京では、タクシー大手の日本交通と、配車アプリのGO (581A) と組む。3社は2024年12月に協業を発表した。2025年4月から、日本交通の乗務員が港、新宿、渋谷、千代田、中央、品川、江東の7区で車両を走らせた。現在は、乗務員が同乗して自動走行の試験をしている。3社は2026年9月15日、2027年中に無人の商用運行を始める方針で合意したと発表した。台数は段階を踏んで100台規模にする。配車は「GO」と「Waymo」の両方のアプリで受ける。開始の時期は、道路交通法と道路運送法の許認可を得た後に決まる。トヨタ自動車 (7203) とは2025年4月30日、自動運転の開発と普及で協業することに基本合意した。新しい車両プラットフォームの開発を目指し、ウーブン・バイ・トヨタも検討に加わる。協業の範囲は協議中としている (2025年4月の発表時点)。車載コンピューターの協業先には、ソシオネクスト (6526) の名がある (2026年8月の会社の発表)。

🚗 モデルラインナップ

運行に使う車種は3つある。英ジャガーの電気自動車 I-PACE は、第5世代のシステムを載せ、カメラは29台。2026年6月に米運輸省の道路交通安全局へ届け出たリコールでは、第5世代のシステム3,871台が対象になった。Ojai は、中国・吉利系のジーカーの車両を基にした配車専用の車で、第6世代のシステムを初めて載せた。床が平らで乗り降りしやすく、画面を3つ備える。会社は2026年5月28日、乗客を乗せ始めると発表した。デンバー、サンディエゴ、ラスベガスは、Ojai が車両の過半を占める最初の都市になる。韓国・現代自動車の IONIQ 5 にも第6世代のシステムを載せる。2024年10月に複数年の協業を発表し、米ジョージア州の工場で生産した車両を使う。

🛡️ 安全機能

会社は安全の実績を公式サイトの「Safety Impact Hub」で公開している。2026年6月までに無人で走った2億7,130万マイルを、同じ地域を同じ距離走った人の運転と比べた。重傷以上の事故は95%、けが人の出た事故は82%、歩行者がけがをした事故は93%少なかった (会社の集計)。車両が判断に迷う場面では、遠隔の担当者が周囲の状況についての情報を送る。運転の操作は車両のシステムが担い続ける。この仕組みは、独テュフズードの監査を受けた (2025年11月5日公表)。一方、米運輸省の道路交通安全局 (NHTSA) には、2024年2月から2026年6月までに6件のリコールを届け出た。停車中のスクールバスの追い越し、冠水した道路への進入、工事で閉鎖された高速道路への進入などが対象になった。冠水の件は、運行の条件を絞る暫定の対策を取り、恒久の対策は開発中と届け出た (2026年5月)。

🤝 主要パートナーシップ

配車: 米ウーバー・テクノロジーズ (オースティン、アトランタ)、米リフト (ナッシュビル、計画)、GO (東京、計画)。
配達: 米ドアダッシュ (フェニックス)。
車両の管理: 米エイビス・バジェット・グループ (ダラス)、米リフトの子会社フレックスドライブ (ナッシュビル)、ムーブ (ロンドン)、日本交通 (東京)。
車両: 英ジャガー・ランドローバー (I-PACE)、中国・吉利系のジーカー (Ojai)、韓国・現代自動車 (IONIQ 5)。
協業の基本合意: トヨタ自動車 (2025年4月)。
システムの搭載と組み立て: カナダのマグナ。
保険: アリアンツ・パートナーズ (欧州、2026年9月)。

🌏 輸出先・市場

乗客を乗せて運行しているのは米国の15都市である (2026年9月14日にラスベガスで開始。2026年10月1日時点で公式サイトの一覧も15都市)。2025年までに始めたのは、フェニックス、サンフランシスコ・ベイエリア、ロサンゼルス、オースティン、アトランタの5都市。2026年には、マイアミ、ダラス、ヒューストン、サンアントニオ、オーランド、ナッシュビルが加わった。9月にはデンバー、サンディエゴ、タンパ、ラスベガスで乗客の受け入れを始めた。カリフォルニア州の公益事業委員会 (CPUC) への報告では、州内の無人の商用運行による乗車が2026年4〜6月に422万回あった。海外では、乗客を乗せた運行はまだ無い。東京、ロンドン、ミュンヘン、シンガポールで準備を進めている。公式サイトは、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ボストンなど米国の15都市も準備中として挙げている (2026年10月1日時点)。

基本情報

上場・財務

本社
米国カリフォルニア州マウンテンビュー
創業
2016
上場ステータス
未上場
売上高 (最新期)
単体は非開示。アルファベットの区分 Other Bets は売上高15億3,700万ドル (2025年12月期)
コンプライアンス

信用・米制裁

銀行信用
健全
🇺🇸 米制裁
なし
グローバル

海外進出

資金流出
なし
出典・検証

📚 信頼性メタデータ

信頼度
🅰 一次情報
最終確認
2026-10-01 16:41:20
検証者
claude+primary-sources

海外子会社・拠点

国拠点段階協業先
日本東京日本交通の乗務員が同乗して自動走行の試験中。2027年に無人の商用運行を始める計画日本交通 (運行管理と営業所の運営)、GO (配車アプリと全体の設計)
英国ロンドン2025年10月に進出を発表。当局の許可を得る手続きを進めているムーブ (車両の管理)
英国ロンドンとオックスフォードの技術拠点大規模なシミュレーションの開発を担う―
ドイツミュンヘン2026年8月に進出を発表。人が運転して地図を作る段階から始め、2027年の終わりごろの開始を目指すアリアンツ・パートナーズ (欧州での保険)
シンガポールシンガポール2026年9月に進出を発表。2027年に準備の走行、2028年に開始の計画シンガポールの運輸省、陸上交通庁

資金調達と資本提携の履歴

内容時期相手
初めての外部からの調達。3月の発表時は22億5,000万ドル、5月に30億ドル、7月30日時点で32億ドル2020年3月〜7月シルバーレイク、カナダ年金制度投資委員会、ムバダラ・インベストメントが主導。マグナ、アンドリーセン・ホロウィッツ、オートネーション、アルファベットなど
25億ドル2021年6月アルファベット、アンドリーセン・ホロウィッツ、カナダ年金制度投資委員会、マグナ、ムバダラ、シルバーレイク、テマセクなど
56億ドル2024年10月アルファベットが主導。アンドリーセン・ホロウィッツ、フィデリティ、ペリー・クリーク、シルバーレイク、タイガー・グローバル、ティー・ロウ・プライス
160億ドル。調達後の評価額は1,260億ドル。アルファベットの開示によると、大半をアルファベットが出した2026年2月ドラゴニア・インベストメント・グループ、DSTグローバル、セコイア・キャピタルが主導。アルファベットは過半を出資する立場を保つ

出典 URL

  • https://waymo.com/blog/2026/09/opening-tokyo-in-2027-with-nihon-kotsu-go/
  • https://waymo.com/blog/2026/09/ride-in-las-vegas/
  • https://waymo.com/blog/2026/09/ride-in-denver-san-diego-tampa/
  • https://waymo.com/blog/2026/09/waymo-in-singapore/
  • https://waymo.com/blog/2026/09/transit-rewards/
  • https://waymo.com/blog/2026/08/waymo-in-munich/
  • https://waymo.com/blog/2026/02/waymo-raises-usd16-billion-investment-round/
  • https://waymo.com/blog/2026/02/dallas-houston-san-antonio-orlando/
  • https://waymo.com/blog/2025/12/2025-year-in-review/
  • https://waymo.com/safety/impact/
  • https://waymo.com/rides/
  • https://waymo.com/about/
  • https://waymo.com/intl/jp/waymo-in-japan/
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1652044/000165204426000018/goog-20251231.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1652044/000165204426000048/goog-20260331.htm
  • https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1652044/000165204426000071/goog-20260630.htm
  • https://www.cpuc.ca.gov/regulatory-services/licensing/transportation-licensing-and-analysis-branch/autonomous-vehicle-programs/quarterly-reporting
  • https://www.cpuc.ca.gov/-/media/cpuc-website/divisions/consumer-protection-and-enforcement-division/documents/tlab/av-programs/waymo-al-4-disposition-letter-20260814.pdf
  • https://www.dmv.ca.gov/portal/vehicle-industry-services/autonomous-vehicles/autonomous-vehicle-testing-permit-holders/waymo-approved-areas-of-operation-for-driverless-testing-and-deployment/
  • https://api.nhtsa.gov/recalls/campaignNumber?campaignNumber=26E035
  • https://static.nhtsa.gov/odi/rcl/2026/RCLRPT-26E026-6527.pdf
  • https://static.nhtsa.gov/odi/inv/2024/INCLA-PE24016-72139.pdf
  • https://static.nhtsa.gov/odi/inv/2025/INOA-PE25013-23069.pdf
  • https://static.nhtsa.gov/odi/inv/2026/INOA-PE26001-10005.pdf
  • https://goinc.jp/news/pr/2026/09/15/6pzjypdxzuza8kawb2ocfg/
  • https://www.nihon-kotsu-taxi.jp/news/0915/
  • https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/42703314.html
  • https://investor.uber.com/news-events/news/press-release-details/2025/Ride-Into-the-Future-With-Waymo-on-Uber-in-Austin/default.aspx
  • https://investor.uber.com/news-events/news/press-release-details/2025/Atlanta-The-Future-is-Here-with-Waymo-and-Uber-2025-y1tuDCCSgu/default.aspx

最新動向

業績 ウェイモ単体の業績は開示されていない。アルファベットは2026年7月23日、4〜6月期の四半期報告書を出した。ウェイモを含む区分「Other Bets」の売上高は3億8,200万ドル、営業損失は17億9,900万ドルだった。前年同期は売上高が3億7,300万ドル、営業損失が12億4,600万ドル。アルファベットは、営業損失が広がった主な理由に従業員向け報酬の費用の増加を挙げた。

資金 2026年2月2日、160億ドルの資金調達を発表した。調達後の評価額は1,260億ドル。ドラゴニア・インベストメント・グループ、DSTグローバル、セコイア・キャピタルが主導した。アルファベットの年次報告書は、大半をアルファベットが出したと説明している。

事業 2025年11月12日、サンフランシスコ・ベイエリア、フェニックス、ロサンゼルスで高速道路を使う運行を始めた。2026年1月22日にマイアミ、2月24日にダラス、ヒューストン、サンアントニオ、オーランドで乗客の受け入れを始めた。4月7日にナッシュビル、9月1日にデンバー、サンディエゴ、タンパ、9月14日にラスベガスが加わり、15都市になった。1月29日にはサンフランシスコ国際空港への乗り入れを始めた。カリフォルニア州の公益事業委員会は8月14日、州の北部と南部への営業区域の拡大と Ojai の使用を承認した。海外では、8月25日にミュンヘン、9月17日にシンガポールへの進出を発表した。9月22日には、サンフランシスコ・ベイエリアで、公共交通と2時間以内に乗り継いだ利用者に2.85ドル分の乗車クレジットを与える制度を始めると発表した。

日本 9月15日、GO、日本交通と、東京で2027年中に無人の商用運行を始める方針で合意したと発表した。3月27日には東京で報道向けの説明会を開き、日本交通の乗務員が同乗する自動走行の進み具合を説明した。

技術 2月6日にシミュレーション用の生成AI「Waymo World Model」を発表した。2月12日には、第6世代のシステムで無人運行を始めると発表した。5月28日には専用車両 Ojai に乗客を乗せ始めると発表し、8月20日には自社設計の半導体を公表した。

安全 2025年12月、停車中のスクールバスを追い越すおそれがあるとして、3,067台のソフトウェアのリコールを届け出た。12月20日のサンフランシスコの大規模な停電では、信号が消えた交差点で、車両が遠隔の担当者に確認を求める依頼が集中し、応答が遅れて渋滞の一因になった。2026年1月23日にはカリフォルニア州サンタモニカの小学校の近くで、車両が子どもに接触した。米運輸省の道路交通安全局は1月28日に調査を始めた。5月には冠水した道路への進入で3,791台、6月には工事で閉鎖された高速道路への進入で3,871台のリコールを届け出た。6月の件では、高速道路の運行を6月25日に再開した。

経営陣 2025年11月10日、CFO (最高財務責任者) にスティーブ・フィーラー氏を迎えると発表した。前職はグーグルで計画、事業運営、投資、投資家向け広報を担当する副社長で、それ以前は米HPのCFOだった。

📧 Newsletter · 無料

半導体×供給網の動きを、毎日メールで。

毎日 18 時、その日の重要ニュースに、直近7日の供給網の動き (企業DB更新・米制裁速報) を添えて1通に。一次情報からの独自分析を、日本投資家視点で「次に効く事実」だけお届けします。

確認メールを1通お送りします (ダブルオプトイン)。いつでも解除でき、プライバシーは厳守します。

💬 この企業へのコメント 0

0/2000
コメントを読み込み中...

🎯 この企業を直接言及した記事

記事本文への実登場を機械照合し、AI 抽出分は編集チームが信頼度別に承認しています。

高信頼度 100% 2026-09-24
テスラのサイバーキャブの電費はウェイモ車の2.4倍、利点は電気代より電池の小型化

「テスラのサイバーキャブ、電費はウェイモ車の2.4倍 利点は電気代より電池の小型化 テスラは9月23日、自動運転タクシー専用車の電費を量産EVで過去最高と説明した。同社の2024年の見通しどおりなら、米国の燃費データで最も電費の良い車より」

高信頼度 100% 2026-09-21
テスラのロボタクシーは日本で走れるか、ウェイモは東京で100台へ

「テスラのロボタクシーは日本で走れるか、ウェイモは東京で100台へ 2026年9月11日、テスラは運転装置のないサイバーキャブを日本で初公開し、国内の運行は未定とした。その4日後にウェイモが日本交通、GOと組み、2027年中の都内での営業」

高信頼度 100% 2026-09-18
中国ロボット掃除機は値上げに成功、自動車は失敗 分かれ目は買い替え周期

「フォルクスワーゲンとステランティス。ロボタクシーは小馬智行とウィーライドに対し、ウェイモ。手術支援ロボットはマイクロポート・メドボットとエッジメドに対し、インテュイティブ・サージカル。変圧器は思源電気と特変電工に対し、シーメンス・エナジーと」

高信頼度 100% 2026-09-13
完全自動運転のFSDはレベル2、無人で走るのはLiDARのウェイモ

「完全自動運転のFSDはレベル2、無人で走るのはLiDARのウェイモ テスラのFSDは米当局が「部分的な運転自動化」と分類する運転支援で、運転者のいない走行は38万マイルにとどまる。同じ条件でウェイモは2億2,060万マイルを走った。完全」

高信頼度 100% 2026-09-09
ティアフォー上場、赤字105億円の半分を埋める補助金と黒字化に必要な台数

「処理して運転操作を出力する一括処理の方式である。米テスラが先行し、米グーグル系のウェイモもAIの比重を高めている。半導体大手のエヌビディアも自動運転向けAIモデル Alpamayo を公開した。 !3つの方式とレベル4の責任」

高信頼度 100% 2026-08-05
技術者より先に政策責任者を日本へ置いた ― E2E自動運転Wayveの人事が語るもの

「で見たとおり、米国で先行するWaymoもZooxもこの系譜にあり、多くはセンチメートル精度の高精細地図を前提にする。段ごとに検証できるのが強みで、規制当局への説明もしやすい。弱点は、段の間」

高信頼度 100% 2026-06-12
同じAIで差がつく9つの堀 ― 限界費用ゼロ時代の競争優位

「の追跡・偏り監視・人間関与の制御を、開発過程と技術の山へ最初から埋め込むことだ。Waymoの自動運転認可やGLP-1医薬の特許のように、規制上の許可や独占権を持つ者には競合が壁を越える間の収益機会の窓が開く。これらの構築には法務の専門性・リ」

高信頼度 100% 2026-06-06
なぜTransformerはGoogleで生まれ、ChatGPTはOpenAIが世に出したのか

「最適ではなく層をまたいだ共設計だ。事業面では、検索・YouTube・Cloud・Waymo・Androidという複数の製品に、同一のAI基盤を横展開できる。一つのモデル系統(Gemini)を磨けば、全製品の品質が同時に上がる。これが「てこ」」

🔗 共に語られる企業

同じ記事の中でこの企業と一緒に言及されることが多い企業・装備。数字は共に登場した記事数。

EV / 自動運転 テスラ 8本 半導体 エヌビディア 5本 AI アルファベット 5本 AI アマゾン 3本 AI ソニーグループ 2本 AI マイクロソフト 2本

関連 EV・自動運転

🤖 自動運転専業

小馬智行 (ポニー・エーアイ)

ロボタクシーとロボトラックを手がける中国の自動運転企業で、2016年に設立した。米ナスダック (PONY) と香港証券取引所 (証券コード2026) に上場する。北京、上海、広州、深圳の4都市で、運転席が無人のロボタクシーを有料で運行している。ロボタクシーは2026年6月末に1,975台で、会社は年末に3,500台超へ増やす目標を掲げる。2025年12月期の連結売上高は9,000万ドル、営業損失は2億6,090万ドルだった。トヨタ自動車は発行済み株式の9.8%を持つ株主である (2026年3月末)。bZ4X を基にしたロボタクシーは、小馬智行と広汽トヨタが共同で生産している。

🤖 自動運転専業

文遠知行 (ウィーライド)

ロボタクシー、ロボバス、無人の清掃車、運転支援システムを手がける中国の自動運転企業。2017年に景馳科技として創業し、2018年10月に文遠知行 (WeRide) へ社名を改めた。米ナスダック (WRD) と香港証券取引所 (証券コード0800) に上場する。車両の販売と、運行や技術の支援の対価で収益を得る。レベル4の車両は約3,400台で、うちロボタクシーは1,800台を超える (2026年7月末)。アブダビとドバイでは米ウーバーテクノロジーズと組み、保安要員を乗せない有料運行をしている。2025年12月期の売上高は6億8,459万元、最終損失は16億5,490万元。ルノー、日産自動車、三菱自動車の投資会社が株主で、日産自動車の幹部が取締役を務める。

🤖 自動運転専業

滴滴自動運転 (ディディ)

中国の配車アプリ大手、滴滴出行 (ディディ) の自動運転部門で、レベル4のロボタクシーを開発し運行する。2016年に開発を始め、2019年8月に独立した会社になった。持ち株会社はケイマン諸島籍のボイジャー・グループ (Voyager Group) で、滴滴が70.2%を持つ (2026年4月時点)。ソフトバンクグループ傘下のファンドなどが出資し、2024年末までの調達額は累計11億2,300万ドル。広州汽車集団傘下の広汽埃安 (アイオン) と共同開発した専用車「R2」は、2026年1月に納車が始まった。8月には広州市と北京市の指定区域で、無人の試験運行に入った。部門単体の売上高と損益は開示されていない。

🤖 自動運転専業

白犀牛 (Rino.ai)

無人の配送車を開発、製造、販売する中国の未上場企業。百度 (バイドゥ) の自動運転部門の出身者が、2019年4月に北京市で設立した。宅配の営業所と中継拠点の間の輸送を主な用途とし、宅配大手の順豊 (SFエクスプレス) や中国郵政に車両を納めている。運用中の車両は2,000台を超え、170を超える都市で走る (2025年12月の会社発表)。2026年1月には、商用車メーカーの鑫源汽車と開発した量産車「RX」を発表し、4月に合弁会社の設立を発表した。資金は2025年に3回の調達で1億ドル超を集め、2026年5月にも調達した。売上高と損益は公表していない。

🧰 ツール・特集の入口

一次データで動く 14 本 — 銘柄の絞り込み・供給網・比較・一次データの台帳・解説・規制レンズ (すべて無料)

銘柄スキャナー 日本株 563 社を有報の連結実数・空売り残高・逆日歩・信用残・自社株買い・大株主の増減で絞り込む (無料・登録不要) 型: 成長株に空売りが厚い ほか 6 種開く → 注目IPO一覧 直近の新規上場を上場日順に。どんな会社か一言・主な事業・注目テーマ・公開価格・初値と騰落率・吸収金額・売上の推移を目論見書と JPX 新規上場会社情報から確かめて 1 社 1 行で 公開価格・初値・売上の推移開く → サプライチェーン3Dマップ 日本株と、エヌビディア・インテルなど米国の半導体・AI 企業、SMIC・BYD など中国企業のつながりを 3D ネットワークで俯瞰。銘柄をクリックして供給網をたどる 日本株×世界の供給網開く → AI企業 比較ツール オープンAI・アンソロピック・グーグル等の主要 AI 企業を、開示の実数と主力モデルで横並び比較 横並び比較開く → 半導体企業 比較ツール エヌビディア・TSMC・ASML から東京エレクトロン・ディスコまで、工程・製品・日本企業との取引で横並び比較 横並び比較開く → 系統用蓄電所ランキング 上場48社 送電網に直結した系統用蓄電所のうち、稼働中の設備に一次ソースで名前が出る上場企業 48 社を蓄電容量の企業別合算で順位付け 一次ソースの台帳 (2026-09-12 時点)開く → 世界のデータセンター一覧 世界 169 か国 5,875 拠点のデータセンターを日本語で一覧化。運営事業者・所在都市・接続ネットワーク数・回線事業者数から設置先を比較 施設データベース開く → AI計算資源・大規模モデル 体系解説 トークン化・注意機構・自己回帰・MoE の仕組みから、FLOPS・トークン原価・GPU クラウドの収支・冷却まで、設計理由を投資家視点で 体系解説開く → 蓄電事業 体系解説 系統用蓄電池の基礎、設備と系統接続、3つの市場と長期オークションの収支、日本と米国・G7の市場、投資前の確認表。収支シミュレーター付き 体系解説開く → 蓄電池の補助金一覧 産業用蓄電池と系統用蓄電池の国の補助金を、補助率・上限・公募期間・要件で比較。受付中の事業と補助額の概算 補助金開く → Postation AIアカデミー IPA の DX 推進スキル標準 6 類型 17 ロールを、理論・アルゴリズム・メカニズムの 3 視点で書き下ろした教科書 教科書開く → 半導体 用語辞典 半導体の技術用語を「とは」から引く索引。1 行定義と、基礎・高級・投資者視点の 3 段深度で 1 語 1 ページ 「とは」から引く開く → イラン制裁×中国製油所×日本株 イラン産原油禁輸の復活、中国独立系製油所 5 社への OFAC 制裁、ホルムズ海峡の戦争保険料を、規制タイムラインと日本株マップで 対中規制レンズ開く → 中国の対日輸出規制リスト×影響銘柄 中国商務部が 2026 年 2 月・6 月に指定した対日輸出規制の管理リスト 40 団体・注視リスト 40 団体と、リスト入りした日本企業・影響銘柄 対中規制レンズ開く →
日本で買えるEV データベース (国産・輸入) CEV補助金・実質価格・スペックを横断比較 — 購入検討はここから 今すぐ見る →