ACSLとNJSのAir Slider Fi4(閉鎖環境点検ドローン) Air Slider Fi4
ACSLとNJSが共同開発した、下水道管など閉じた空間を点検するドローン。人が管に入らなくても機体が中を飛び、ジンバルに載せた防水カメラでひび割れなどを撮る。重量は2.4kg、最大飛行時間は約4分、防じん・防水性能はIP55等級。両社は量産を見据えて2021年5月に共同出資の会社FINDiを設立した。価格は公表されていない。
詳細解説
- 共同開発
- ACSLとNJSが共同開発した閉鎖環境点検ドローン。 product.acsl.co.jp
- 量産に向けた会社
- ACSLは閉鎖環境点検ドローンの量産を見据え、2021年5月にNJSと共同出資でFINDiを設立した。 disclosure2dl.edinet-fsa.go…
- 用途
- 下水道の管路で人が行う目視点検や、細い管で使う自走式ロボットの代わりに、管の中を飛んで点検・調査する。 product.acsl.co.jp
- 製品サイトでの扱い
- ACSLは製品サイトのドローンの一覧に載せ、パンフレットを公開している(2026年11月時点)。 product.acsl.co.jp
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 製造拠点 | 公表されていない | Air Slider Fi4の製造拠点は公表されていない。ACSLの有価証券報告書の主要な設備は東京都江戸川区の本社だけで、2020年6月に開発・製造の拠点を本社に統合した。 | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 機体の構造
- 軽くて丈夫なカーボンの中心部と、水に浮くためのバンパーに分ける。バンパーは管の壁にぶつかってすり減るため、比較的安い素材を使う。 product.acsl.co.jp
- 撮影
- ジンバルに載せた防水カメラで管のひび割れなどを撮り、天井を正面から写してひび割れの大きさを測れる。 product.acsl.co.jp
- 操作
- 推進用のプロペラで管の中を進みやすくし、専用アプリを入れたスマートコントローラーで管の中の映像を見ながら操作する。 product.acsl.co.jp
- 修理のしやすさ
- フレームの一部に発泡素材を使い、制御基板を置く中心部から切り離せる。壊れても直しやすい。 product.acsl.co.jp
- 飛行制御
- ACSLの飛行制御装置ACSL AP3を載せる(2023年7月時点)。 product.acsl.co.jp
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 寸法 | 長さ610mm、幅290mm、高さ145mm(機体の上面)・220mm(調査カメラの上部) | product.acsl.co.jp |
| 重量 | 2.4kg(調査カメラ・電池込み) | product.acsl.co.jp |
| 最大飛行速度 | 秒速3メートル | product.acsl.co.jp |
| 最大飛行時間 | 約4分 | product.acsl.co.jp |
| 防じん防水 | 等級IP55 | product.acsl.co.jp |
| 電池 | リチウムポリマー電池4セル・5,200mAh(2023年7月時点) | product.acsl.co.jp |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| 飛行制御装置 | ACSL AP3 | ACSL | 6232 | 日本 公表されていない |
ACSLの2023年7月時点のパンフレットの諸元による A |
| 機体の中心部 | カーボン製の中心部 | 公表されていない | — | 公表されていない 公表されていない |
ACSLは製品ページで素材だけを公表している A |
| 調査カメラ | ジンバル付きの防水カメラ | 公表されていない | — | 公表されていない 公表されていない |
ACSLは製品ページで機能だけを公表している A |
| 電池 | リチウムポリマー電池 | 公表されていない | — | 公表されていない 公表されていない |
ACSLはパンフレットで電池の種類だけを公表している A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1共同開発ACSLとNJSが共同で開発した。企業: ACSL、NJS(証券コード2325)
- 2量産の会社両社の共同出資でFINDiを2021年5月に設立した。FINDiの現在の事業の状況は公表されていない。企業: FINDi
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1量産量産の工程と場所は公表されていない。設備・企業: 公表されていない
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| Air Slider Fi4 | 公表されていない(見積もりで販売) | 2026-11-06 | product.acsl.co.jp |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| ACSLへの問い合わせ | 製品サイトの資料請求と問い合わせの窓口を通じる。 | product.acsl.co.jp |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 修理 | フレームを中心部から切り離して直せる構造。保証の年限と保守の体制は公表されていない。 | product.acsl.co.jp |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 公表されていない | Air Slider Fi4の海外販売は公表されていない。 | www2.jpx.co.jp |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 公表されていない | Air Slider Fi4の販売台数 | 公表されていない | 台 | 小型空撮機以外の機体の合計は2025年12月期21台・1億1,300万円 | www2.jpx.co.jp |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 金額の開示 | 公表されていない | disclosure2dl.edinet-fsa.go… |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
Air Slider Fi4は、衛星測位が届かない下水道管の中を飛ぶ機体で、ACSLが掲げる衛星測位を使えない場所での飛行を製品にした例だ。管の中で壁にぶつかる前提で、すり減るバンパーと修理しやすい構造を選んだ。最大飛行時間は約4分と短く、1回の飛行で調べられる距離は限られる。ACSLは2025年12月期の有価証券報告書で、FINDiを関係会社に挙げていない。社会インフラの維持・管理はACSLの中期経営方針の重点の1つで、2028年12月期に売上高10億円の目標を掲げる。ACSLはこの機体を、管路の点検で人の目視や自走式ロボットに代わる手段として売り込む。管の天井を正面から写してひび割れの大きさを測れるため、撮った映像を劣化の記録に使える。
公表されていないこと
- Air Slider Fi4の販売台数・価格は公表されていない
- FINDiの現在の出資比率と事業の状況は公表されていない
- 製造の場所とカメラ・電池の供給元は公表されていない
出所
- 製品サイト 閉鎖環境点検ドローン(Air Slider Fi4) (2026-11-06)
- Air Slider Fi4 パンフレット (2023年7月版) (2023-07-11)
- ACSL 有価証券報告書 第14期 (2025年12月期) (2026-03-31)
- 2026年12月期 第2四半期決算説明資料 (2026-08-14)
出所との照合日: 2026年11月6日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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