DMPが販売する台湾エイティナのエッジAIコンピューター Aetina edge AI computing products (distributed by DMP)
台湾・新北市のエイティナ(Aetina)が作る、エヌビディアのJetsonなどを積んだ産業用のエッジAIコンピューター。ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)が2025年11月12日に販売代理店契約を結び、日本で売る。DMPは自社のSoC(1チップのシステムLSI)「Di1」をカメラの側に置き、エイティナの製品で重い処理を受け持たせる組み合わせを提案する。
詳細解説
- 契約
- 2025年11月12日、エイティナと販売代理店契約を結び、エヌビディアの画像処理半導体(GPU)を使う開発基盤とエッジ機器の販売・支援を正式に始めた dmprof.com
- 品ぞろえ
- 産業向けのGPUカード、Jetsonを積む箱型のエッジAIコンピューターDeviceEdge、インテル系(x86)のAIワークステーション、エヌビディアのサーバー設計MGXを使う生成AIサーバーSuperEdge、クアルコムの推論製品の5系統 dmprof.com
- 組み合わせの考え方
- Di1がカメラの近くで転倒や侵入をリアルタイムで認識し、エイティナ製品がその結果を受けて大規模言語モデル(LLM)で要約・通報し、学習でモデルを更新する dmprof.com
- 協業先の位置づけ(会社の説明)
- 山本会長兼社長はエイティナをエヌビディアの最上位の協業先と紹介した(2025年11月) dmprof.com
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 公表されていない | 公表されていない(本社は台湾・新北市) | 製品の製造の場所は公表されていない。DMPは仕入れて販売する | dmprof.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- DeviceEdge
- Jetson Thor・AGX Orin・Orin NX・Orin Nano・IGX Orinを積む産業用のエッジAIコンピューター。ファンなし・車載・ロボット向けの筐体がある dmprof.com
- 産業向けGPUカード
- エヌビディアのRTXやインテルのArcを使い、拡張カードの規格PCIe・MXM・M.2の形で既存の産業用パソコンに足せる。広い温度範囲や耐振動に対応する dmprof.com
- エッジでの学習
- Di1が集めたデータでモデルを更新する学習をエイティナ製品が受け持つ dmprof.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| Jetson Thorの機種 | AIB-THOR-ES。4ビット浮動小数点(FP4)で最大2,070テラフロップス(会社発表) | dmprof.com |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| AI演算の半導体 | Jetsonシリーズ、RTX、MGX 米ナスダック上場 |
エヌビディア | — | 米国 公表されていない |
会社の製品ページの品ぞろえ A |
| GPU(一部の製品) | Arc | インテル | — | 米国 公表されていない |
会社の製品ページ A |
| 推論の半導体(一部の製品) | Cloud AI 100 Ultra(推論カード) | クアルコム | — | 米国 公表されていない |
会社の製品ページの品ぞろえ(MegaEdge×Qualcomm) A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1製造エイティナの製品として供給される。製造の場所は公表されていない企業: エイティナ
- 2販売(日本)DMPが販売代理店として製品の選定から量産展開まで窓口になる企業: ディジタルメディアプロフェッショナル
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1製造工場と工程は公表されていない設備・企業: 公表されていない
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| エイティナ製品 | 公表されていない(個別の見積もり) | 2026-11-07 | dmprof.com |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| DMPの販売 | 製品ページの見積もり・相談の窓口から申し込む | dmprof.com |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 技術支援 | 評価から運用までDMPの技術者が日本語で支援し、産業機器向けの長期供給の要求に応じる | dmprof.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 日本(輸入) | 台湾から仕入れて日本で売る | dmprof.com |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | エイティナ製品の売上高 | 公表されていない | 円 | dmprof.com |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 販売開始 | 2025年11月12日 | dmprof.com |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
DMPは、Di1と、エヌビディア製の半導体を使うエイティナ製の機器を組み合わせて売る。エイティナ製品は、Di1単体では難しい高負荷の学習や統合解析を受け持つとDMPは説明する。カメラの近くに多数のDi1を置き、エイティナ製の機器を数台並べて要約や再学習を任せる構成を提案する。一方でDMPは、Di1のステレオ処理がエヌビディアのJetson Orin NXより速いとする比較も出している。比較の相手にした製品の系統を、補う製品として同じ顧客に売ることになる。Di1の上でLLMを動かす実演も2026年11月に予定しており、要約の一部はDi1でも動かせるとDMPは示す。販売の開始は2025年11月12日で、まだ1年に満たない。
公表されていないこと
- エイティナ製品の販売額
- 日本での保守の体制の詳細
出所
- エイティナとの販売代理店契約 (2025-11-12)
- エイティナ エッジAIコンピューティング製品ページ (2026-11-07)
- 2026年3月期第2四半期決算説明会の書き起こし (2025-11-13)
- 有価証券報告書(第24期) (2026-06-22)
出所との照合日: 2026年11月7日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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