DMPのプロフェッショナルサービス(AI・半導体の受託開発) DMP professional services
ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)の受託開発のサービス。自社の回路の設計資産(IPコア)や画像処理半導体(GPU)・画像認識・AIの技術を使い、顧客の製品を作る。回路設計を担うシステムデザイン、基板の開発、アイキャッチ・テクノロジー(iCatch Technology)と組むエッジAIカメラ、安全運転支援の開発がある。2026年3月期の売上高は7,400万円で、半導体製造装置向けが伸びた。
詳細解説
- サービスの範囲
- IPコアを組み合わせて顧客のシステムLSI(SoC)全体を最適化する設計、顧客の製品に合わせたアルゴリズム・ソフトウエア・ハードウエアの開発 dmprof.com
- システムデザイン
- IPを採用する顧客の環境に合わせて回路の記述(RTL)を出し、ドライバーやアプリケーションの開発、システムの評価まで行う。実装例はAIの演算回路、GPU、画像信号処理回路(ISP)、メモリーの制御回路 dmprof.com
- ボード開発
- 部品の選定、回路設計、基板のレイアウト設計、試作、動作の確認まで行い、試作基板と設計データを納める dmprof.com
- エッジAIカメラ
- アイキャッチのカメラ向けSoC(車載向けCR3、民生・監視向けV77など)にDMPのAIモデルを組み合わせる。2024年10月1日に、10月から本格展開すると発表した(型番はエッジAIカメラソリューションの製品ページ、本格展開は2024年10月1日の発表) dmprof.com
- 2026年3月期の案件
- 半導体製造装置向けの物体検出、安全運転支援向け、自律走行ロボット(AMR)向けの受託開発を手がけた。半導体製造装置向けは試作から量産への移行を視野に入れる dmprof.com
- 半導体工場の搬送
- 国内の物流自動化の大手と組み、半導体工場の搬送の自動化を進める。DMPは受託開発を提供し、試作から量産への検証を進めている。カメラ・AI・組み込みソフトを標準の一式にして量産に対応する方針 dmprof.com
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| DMP本社 | 東京都中野区中野4-10-2 | 設計・開発の拠点。従業員43人(2026年3月末) | dmprof.com | |
| 試作基板の製造 | 公表されていない | 部材の調達、部品を載せる前の基板(生基板)の試作、部品の実装。どこで行うかは公表されていない | dmprof.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 回路の設計の進め方
- 要求仕様の聞き取り、回路設計、動作の検証、暗号化した回路記述と設計データの納品と支援の順で進める dmprof.com
- エッジ向けのAIモデル
- 限られた計算資源で速く正確に動くよう最適化した、先進運転支援システム(ADAS)向けなどのAIモデルを持つ。車線逸脱の警報や歩行者との衝突の警告を含む dmprof.com
- 開発の流れ
- 調査・企画、概念実証(PoC)、本開発、量産・運用の各段階に受託開発と製品・ライセンスを組み合わせる dmprof.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| 採用製品の例(システムデザイン) | グラフィックス用LSI、カメラ用LSI(民生カメラ・監視カメラ)、ゲーム機、テレビ | dmprof.com |
| 受注高・受注残高(2026年3月期) | 受注高8,750万円、期末の受注残高1,408万円 | dmprof.com |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| カメラ向けSoC(エッジAIカメラの案件) | アイキャッチ CR3、V77など | アイキャッチ・テクノロジー | — | 台湾 公表されていない |
会社のエッジAIカメラソリューションのページ A |
| IPコア | DMPのGPU・AI・ISPのIP | ディジタルメディアプロフェッショナル 自社設計 |
3652 | 日本 なし(設計資産) |
会社のシステムデザインのページ A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1受託DMPが顧客から設計・開発を受ける企業: ディジタルメディアプロフェッショナル
- 2協業アイキャッチのSoCやモジュールと組み合わせて提供する企業: アイキャッチ・テクノロジー
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1試作部材の調達、生基板の試作、部品の実装、動作の確認を行う。試作基板の製造をどこで行うかは公表されていない設備・企業: 公表されていない
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 受託開発 | 公表されていない(案件ごとの見積もり) | 2026-11-07 | dmprof.com |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 直接の契約 | 要求仕様をもとにDMPが計画を立て、見積書と提案書を出す | dmprof.com |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 納品後の支援 | 成果物の納品後も継続して支援する | dmprof.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 海外 | アイキャッチとのエッジAIカメラは国内外の一部の顧客に先行して提供した。仕向け地別の売上は公表されていない | dmprof.com |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | プロフェッショナルサービス事業の売上高 | 7,400万円 | 円 | 半導体製造装置向けは伸び、安全運転支援向けは減った | dmprof.com |
| 2026年4〜6月 | プロフェッショナルサービス事業の売上高 | 2,300万円(前年同期100万円) | 円 | 半導体製造装置向け・安全用途向け。前年同期は連結の数値(2026年3月期から単体決算) | dmprof.com |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 売上高の推移(単体) | 2022年3月期2億9,500万円、2023年3月期1億400万円、2024年3月期8,700万円、2025年3月期9,700万円、2026年3月期7,400万円 | dmprof.com |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
受託開発はDMPの3つの事業のうち最も小さく、2026年3月期の売上高は7,400万円だった。2022年3月期は2億9,500万円あった。2026年4〜6月は2,300万円と前年同期の100万円から大きく伸びた。中身は半導体製造装置向けと安全用途向けの受託開発だ。DMPは受託で得た知見を標準の製品にまとめ、一度きりの収入を、継続して入る収入に変える方針を掲げる。半導体工場の搬送の自動化は、試作から量産に移れるかの検証に入った。2026年3月期の受注高は8,750万円で売上高を上回り、期末の受注残高は1,408万円だった。システムデザインや基板の開発は、IPのライセンスを結ぶ顧客の量産までの作業も支える。
公表されていないこと
- 半導体製造装置向けの顧客名と案件の規模
- 試作基板の製造の場所
- 顧客名と案件の数
出所
- システムデザインサービス (2026-11-07)
- ボード開発サービス (2026-11-07)
- エッジAIカメラソリューション (2026-11-07)
- アイキャッチとの戦略的パートナーシップ (2024-10-01)
- 有価証券報告書(第24期) (2026-06-22)
- 事業計画及び成長可能性に関する事項 (2026-06-22)
- 2027年3月期第1四半期決算補足説明資料 (2026-08-12)
出所との照合日: 2026年11月7日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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