DMPのZIA C3 Kit(FPGAのAIモジュール)・IMX390カメラ ZIA C3 Kit / IMX390 camera module
ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)が、自社のAI半導体Di1より前から売るエッジAIの評価用ハードウエア。ZIA C3 Kitは、自社のAIプロセッサーの設計資産(IP)「ZIA DV720」を書き換え可能な半導体(FPGA)に載せた開発キットだ。IMX390カメラモジュールは、ソニーの車載用イメージセンサーを積む小型カメラ。ZIA C3は2018年9月に販売を始めた。
詳細解説
- ZIA C3の販売開始
- エッジAI FPGAモジュール「ZIA C2」と「ZIA C3」を2018年9月18日に売り出した dmprof.com
- ZIA C3 Kitの構成
- AI機能を持つ機器の開発基盤で、部品を載せた小型の基板(SoM)の「ZIA C3 SoM」と、USBやイーサネットを備えた基板の組み合わせ。型番ZIA-C3720I-XZ6CG-KIT dmprof.com
- IMX390カメラ
- 42×35ミリの単眼カメラモジュール。DMPの画像信号処理回路(ISP)「ZIA ISP」と組み合わせて、明暗差の大きい場面を写すHDRで120デシベルのダイナミックレンジを得る dmprof.com
- 共同の評価キット
- 2020年6月、サイレックス・テクノロジー、PALTEKと車載向けAIの評価キットを共同開発した dmprof.com
- 事業での位置づけ
- DMPは製品事業で量産ドローン向けのカメラモジュールを販売している(有価証券報告書)。どの型式かは公表されていない dmprof.com
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| 製造の委託先(公表されていない) | 公表されていない | モジュールの製造。DMPは外部のメーカーなどに製造を委託する | dmprof.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- FPGAの利点
- 回路を書き換えられるFPGAなので、DMPの最新のAIプロセッサーを後から載せ替えられる dmprof.com
- 演算の精度
- DV720は16ビットの浮動小数点(FP16)で推論し、学習済みのモデルを再学習せずに使える dmprof.com
- 産業向けの設計
- 主要部品と温度の保証を産業用の仕様で設計し、産業機器で供給実績のあるFPGAを使って長期の供給に応じる dmprof.com
- カメラのHDR
- IMX390のHDR機能で、雨・霧・逆光・木陰でもノイズの少ない映像を得る dmprof.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| ZIA C3のFPGA | Zynq UltraScale+ ZU6CG | dmprof.com |
| ZIA C3のCPU | Cortex-A53を2個(1.3ギガヘルツ)、Cortex-R5を2個(533メガヘルツ) | dmprof.com |
| ZIA C3のメモリー | DDR4-2400が2ギガバイト、eMMC 5.1が16ギガバイト | dmprof.com |
| ZIA C3 Kitの大きさ・電源 | 130×120ミリ、直流12ボルト | dmprof.com |
| IMX390カメラの画素・速度 | 1920×1080画素(約207万画素)、毎秒30コマ、4レーンのMIPI CSI-2出力 | dmprof.com |
| IMX390カメラの外形・温度 | 35×41.98×26ミリ、零下20度〜70度 | dmprof.com |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
| 部品 | 品名・型式 | メーカー | 銘柄 | 国・製造拠点 | 根拠 |
|---|---|---|---|---|---|
| FPGA | Zynq UltraScale+ ZU6CG 米ナスダック上場 |
AMD 2022年にザイリンクスを買収 |
— | 米国 公表されていない |
会社の製品ページの諸元 A |
| AIプロセッサー(FPGAに実装) | ZIA DV720 | ディジタルメディアプロフェッショナル 自社設計 |
3652 | 日本 公表されていない |
会社の製品ページ A |
| イメージセンサー | IMX390CQV-W(対角6.67ミリ、1/2.7型) | ソニーセミコンダクタソリューションズ ソニーグループ |
6758 | 日本 公表されていない |
会社の製品ページの諸元 A |
| カメラのコネクター | DT10-030L | ケル | 6919 | 日本 公表されていない |
会社の製品ページの諸元 A |
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1設計DMPがモジュールとAIプロセッサーを設計する企業: ディジタルメディアプロフェッショナル
- 2製造製造の委託先は公表されていない企業: 公表されていない
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1組み立て・検査公表されていない設備・企業: 公表されていない
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| ZIA C3 Kit・IMX390カメラ | 公表されていない(個別の見積もり) | 2026-11-07 | dmprof.com |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 直接の問い合わせ | DMPに問い合わせる | dmprof.com |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 付属品と資料 | ソフトウエア開発キット(SDK)とツール、ユーザーマニュアル、立ち上げの手引き、ACアダプター。詳細はソフトウエアの公開サイトGitHubで公開 | dmprof.com |
| 保証期間 | 公表されていない | dmprof.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 海外 | 海外での販売と輸出管理の扱いは公表されていない | dmprof.com |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | モジュールの売上高 | 公表されていない(製品事業22億1,800万円の内数) | 円 | dmprof.com |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| ZIA Plateの認識速度(ZIA C3で計測) | 38ミリ秒 | dmprof.com |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
ZIA C3 KitはDMPが自社のAIチップを持つ前に、FPGAでAIプロセッサーのIPを動かして見せる評価用の機材だった。2020年にはサイレックス・テクノロジーやPALTEKと車載向けAIの評価キットも共同で作った。DMPはナンバー認識のZIA Plateの速度に、いまもC3で測った38ミリ秒を挙げている。2025年からは同じ役割をDi1の開発キットが担い始め、DMPの拡販の中心はDi1に移った。IMX390カメラは、DMPの画像信号処理回路ZIA ISPと組み合わせると、撮った直後の画像の処理までDMPの回路でそろう。FPGAはAMD、センサーはソニーの製品を使う。モジュールの製造の委託先と単独の売上高は公表されていない。
公表されていないこと
- モジュールの製造の委託先と価格
- 量産ドローン向けカメラモジュールの型式と販売先
出所
- ZIA C3 Kit 製品ページ (2026-11-07)
- IMX390カメラモジュール 製品ページ (2026-11-07)
- ZIA Plate 製品ページ (2026-11-07)
- 有価証券報告書(第24期) (2026-06-22)
出所との照合日: 2026年11月7日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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