アドバンテスト サポート・サービス(保守契約・校正・遠隔支援・中古・リース) Support Services (Customer Service Agreement / Uptime Support / CONNECT+ / Training / Pre-Owned / Lease)
設置済みのテストシステムの保守契約、校正、スペア部品、ソフトウエア更新、遠隔支援 ADVANTEST CONNECT+ を中心とするサービス群。量産立ち上げ支援、顧客研修、認定中古の販売、1〜3年のリースも含む。2026年3月期のサポート・サービスの売上高は650億円 (前期557億円)、2027年3月期は設置台数の増加で860億円を見込む。有価証券報告書はサービス事業の強化で市況変動の影響を和らげると位置づける。価格は契約ごとの見積もり。
詳細解説
- 事業区分
- 報告セグメント「サービス他」のうちサポート・サービス。統合報告書は、導入から運用・保守・改善までのトータルサポートと説明する advantest.com
- カスタマ・サービス契約
- 専任エンジニアの技術支援、モジュール交換、ソフトウエア更新、校正、予防保守を基本とし、必要なときに届くスペア部品や現地での支援を追加でき、対応可能時間の拡大や応答の迅速化のオプションもある。契約顧客には移設・オーバーホール・研修を優遇価格で提供 advantest.com
- アップタイム・サポート
- 校正サービス、交換修理とスペアボードの常備、ソフトウエア更新。生産終了品のページは、HP82000/83000/84000・9490/94000・Versatest V1000〜V3300 についてアドバンテストが販売とサポートを終了し、問い合わせ先に台湾の Jtron Technology を案内する。V4000 以降の機種や電子計測器は別のページで案内する advantest.com · advantest.com
- コンサルティング&ソリューション・サービス
- テストプログラム開発 (エンジニアリング・サービス)、量産立ち上げ支援、製造実行システム (MES) と連携する量産工場向けの提案、遠隔支援 advantest.com
- ADVANTEST CONNECT+
- secureWISE を使う遠隔支援。xR のデジタル支援と遠隔操作に対応 advantest.com
- 研修
- e ラーニングと、日本・米国・中国・ドイツ・シンガポール・韓国・台湾でのオンサイト研修 advantest.com
- 認定中古 (Advantest Pre-Owned Solutions)
- 子会社のアドバンテスト プリオウンド ソリューションズが装置を買い取り、メーカー技術者が仕様変更・動作確認・ライセンス切り替えをして再販。保守は新品購入時と同じ対応。リユースできない装置は有価買い取りして再資源化 advantest.com
- リース
- 顧客に半導体テストシステムを1〜3年のオペレーティング・リースで貸す。契約はすべて解約不能 advantest.com
🏭 製造工場
この製品を作る工場と、それぞれの役割。会社の発表・有価証券報告書・官公庁の資料で確かめた拠点だけを載せた。
| 工場 | 所在地 | 役割 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|
| サービス拠点 | 世界各地 | 統合報告書は、サポートエンジニアが世界各地の拠点からテストシステムの立ち上げや稼働率向上を支援すると説明。コールセンターは日本・米国・中国・欧州・イスラエル・マレーシア・シンガポール・韓国・台湾などに置く | advantest.com · advantest.com | |
| 千歳オフィス | 北海道千歳市末広6丁目 | 2026年9月に開設した営業・サポート拠点。半導体の新たな集積地として近隣顧客の支援を拡充する | advantest.com | |
| 国内営業拠点 | 千歳・名古屋・熊本 | 会社の拠点一覧の営業拠点 | advantest.com |
⚙️ 技術・仕組み
どう動くか。方式・構造・制御・材料を、会社の技術資料と特許・論文で確かめた範囲で書いた。
- 校正
- 部品の寿命や温度・機械的ストレスで低下するシステム性能を校正で検知し、必要な性能を満たしていることを確かめる advantest.com
- 遠隔支援のセキュリティー
- 半導体業界で使われる安全な遠隔接続の規格 secureWISE を採用し、顧客のセキュリティー方針に合うアクセス水準を設定する advantest.com
- 量産立ち上げ
- テストシステム・テストセルごとの相関取りや評価を含め、設計から量産への移行を支援する advantest.com
主要諸元
| 項目 | 値 | 出所 |
|---|---|---|
| サポートパッケージの基本内容 | 専任エンジニア支援、モジュール交換、ソフトウエア更新、校正、予防保守 | advantest.com |
| リース期間 | 1〜3年 (解約不能) | advantest.com |
🔩 各部品と部品メーカー
部品は諸元表と発表で存在を確かめたものを並べ、メーカーは会社か部品メーカーの発表、有価証券報告書、分解調査の報道で供給元を確かめられたときだけ社名を書いた。確かめられない部品は「公表されていない」。載っていない会社は「関与していない」ではなく「公表資料で確かめられていない」。確度 A は会社の一次資料、B は報道。
🔗 部品製造サプライチェーン
材料から部品・組み立て・販売までを、上流から下流の順に並べた。
- 1設置台数サポート・サービスの売上は設置台数の増加に伴って伸びる (有価証券報告書)企業: アドバンテスト
- 2スペア供給世界の供給網でスペアボード・部品を供給する企業: アドバンテスト
- 3中古の循環買い取り、認定部品での仕様変更と整備、再販、設置と保守契約の提供企業: アドバンテスト プリオウンド ソリューションズ
🏗️ 製造ライン
工場の中でこの製品がどう作られるか。工程の順に、ラインの構成・設備・自動化・検査・生産能力を、会社の発表と工場見学の記録で確かめた範囲で書いた。
- 1サービス製造ラインはない。中古装置はメーカー技術者が仕様変更・動作確認・ライセンス切り替えを行う設備・企業: アドバンテスト プリオウンド ソリューションズ
💴 販売価格
| 型番・グレード | 税込価格 (円) | 時点 | 出所 |
|---|---|---|---|
| 保守契約 / 校正 / 研修 / 中古 / リース | 公表していない。契約ごとの見積もり | 2026-11-01 | advantest.com |
🛒 購入方法
| 経路 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| カスタマ・サービス契約 | プラットフォームごとに内容が異なる支援パッケージを契約する | advantest.com |
| myAdvantest | 顧客向けポータルで技術文書、ソフトウエア、ライセンスを扱う | advantest.com |
| 中古の買い取り・販売 | 中古システム、モジュール、パーツ、余剰機器の相談窓口 | advantest.com |
🛠️ アフターサービス・保守サービス
| 項目 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 保守契約 (カスタマ・サービス契約) | 専任エンジニアの技術支援、モジュール交換、ソフトウエア更新、校正、予防保守を含む支援パッケージ。必要なときに届くスペア部品や現地での支援を追加でき、対応可能時間の拡大や応答の迅速化のオプションもある。保証の年限は公表されていない | advantest.com |
| 校正・スペア・ソフトウエア更新 | 校正サービス、交換修理、顧客先にスペアボードを常備する仕組み、ソフトウエア更新を提供する | advantest.com |
| 遠隔保守 (ADVANTEST CONNECT+) | 半導体業界で使われる安全な遠隔接続の規格 secureWISE を使ったオンライン支援。xR (仮想現実・拡張現実の総称) を使うデジタル支援と遠隔操作に対応する | advantest.com |
| コールセンター | 日本 (0120-588-872) のほか米国・中国・欧州・シンガポール・韓国・台湾などに窓口を置く | advantest.com |
| 研修 | e ラーニングと7地域でのオンサイト研修 | advantest.com |
🌏 海外輸出
| 仕向け地 | 内容 | 出所 |
|---|---|---|
| 海外全般 | 2026年3月期の海外売上比率は97.8%。地域別の売上高は日本251億円、日本以外のアジア1兆359億円、米州445億円、欧州231億円。アジアの伸びは台湾でのSoC半導体用試験装置の販売が主因と有価証券報告書は説明する | advantest.com |
| 輸出管理 | 輸出管理の最高責任者は代表取締役兼経営執行役員社長。米国の輸出管理規則 (EAR) の域外適用に備え、特定顧客との取引では米国原産品目の含有率と直接製品規制の該当を確認し、用途に懸念があれば確約書を取る運用。製品分野ごとの一覧ページに該当・非該当判定書の発行窓口がある | advantest.com |
| 海外のサービス網 | 米国・中国・欧州・イスラエル・マレーシア・シンガポール・韓国・台湾などにコールセンターを置き、研修も7地域で行う | advantest.com |
📈 販売の実績
| 期間 | 指標 | 値 | 単位 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | サポート・サービスの売上高 | 650 | 億円 | 前期557億円。サービス他部門全体は1,092億円、セグメント利益88億円 | advantest.com |
| 2026年7〜9月 | サポート・サービスの売上高 | 256 | 億円 | advantest.com | |
| 2027年3月期 (予想) | サポート・サービスの売上高 | 860 | 億円 | 設置台数の着実な伸びによる増収見通し | advantest.com |
| 2027年3月期中間期 | サービス他部門の売上高 | 750 | 億円 | 前年同期比53.7%増。セグメント利益209億円 | advantest.com |
💰 金額
| 項目 | 値 | 備考 | 出所 |
|---|---|---|---|
| サービス他部門の従業員 | 2,708人 (2026年3月31日現在・連結) | advantest.com |
解析 — 部品・製造・販売の特徴
サポート・サービスは、テスターの設置台数が増えるほど積み上がる売上だ。2026年3月期は650億円で、2027年3月期は860億円を見込む。アドバンテストは継続的に売上が立つ (リカーリング) サービスの強化で、半導体市況の振れを和らげると位置づける。
内容は保守契約と校正、スペア供給、遠隔支援、研修と幅広い。旧機種のうち HP82000 系や Versatest V1000〜V3300 は販売とサポートを終え、問い合わせ先を台湾の Jtron に移した。認定中古の子会社が装置を循環させる。1〜3年のリースも有価証券報告書に記載がある。
一方、契約件数、保守契約の付帯率、リースの残高内訳は開示がない。サービス他部門全体の利益率はテストシステム事業より低く、2026年3月期のセグメント利益は88億円だった。
公表されていないこと
- 保守契約の件数と付帯率
- リース売上の金額
- 中古装置の販売台数
- サービス拠点ごとの人員
出所
- カスタマ・サービス契約のページ (2026-11-01)
- アップタイム・サポートのページ (2026-11-01)
- コンサルティング&ソリューション・サービス (2026-11-01)
- 量産立ち上げサービス (2026-11-01)
- リモートサポート (CONNECT+) (2026-11-01)
- カスタマートレーニング (2026-11-01)
- 生産終了品 (販売・サポート終了の一覧) (2026-11-01)
- Advantest Pre-Owned Solutions 事業内容 (2026-11-01)
- コールセンター (2026-11-01)
- 千歳オフィス開設 (2026-09-14)
- 日本の拠点・関係会社 (2026-11-01)
- 有価証券報告書 第84期 (2026年3月期) (2026-06-26)
- 2027年3月期 第2四半期決算短信 (2026-10-28)
- 2026年度第2四半期 決算説明会資料 (2026-10-28)
- 統合報告書2026 (2026-10-16)
出所との照合日: 2026年11月1日。数字は出所の書類のまま。株価・時価総額は扱わない。
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