海外投資家は東証プライムで9月第1週 (8/31〜9/4) に7,288億円を買い越した。3週ぶりに買い越しに転じた。収録銘柄では信用買い残がメタプラネットで893万株増え、三菱UFJフィナンシャル・グループで340万株減った。

この連載は毎週、JPXが公表する投資部門別売買状況 (第4営業日) と銘柄別信用取引週末残高 (第2営業日) をもとに、当サイトが収録する日本株の需給を記録している。数字は公表資料から自動で取得し、一般信用と制度信用の内訳合計が総数と一致することを確かめられた銘柄だけを使う。今回は9月第1週 (8月31日〜9月4日) 分である。

部門別の売買動向: 海外投資家・個人・信託銀行

東証プライムの委託取引で、海外投資家は売り28兆3,522億円に対して買い29兆811億円で、差し引き7,288億円の買い越しだった。3週ぶりに買い越しに転じた。個人は逆に546億円売り越し、証券会社の自己売買部門は681億円の売り越し、信託銀行は4,427億円の売り越しだった。東京・名古屋2市場を合わせると、海外投資家の買い越し額は6,893億円になる。

海外投資家の差し引き額は、直近7週で7/24週+3,738億円、7/31週−4,903億円、8/7週−3,763億円、8/14週+2,109億円、8/21週−4,141億円、8/28週−1,747億円、9/4週+7,288億円と推移してきた。東証の売買代金の6〜7割を占める海外投資家の動向は、週の需給を読む最初の手がかりになる。

収録銘柄の信用残: 増減の上位と信用倍率

9月4日申込時点の信用取引週末残高で、当サイト収録銘柄のうち増減が大きかったのは次の6銘柄である。買い残・売り残は一般信用と制度信用の合計、信用倍率は買い残を売り残で割った値になる。1株単位の正確な残高は各銘柄ページの13週推移に掲載している。

信用買い残の減少は返済や現引きによる建玉の整理を、増加は新規の買い建てを映す。買い残は将来の返済売りの予備軍でもあり、増減がそのまま株価の先行きを示すわけではない。

確かめられる点

数字はいずれも上記の公表資料から取得し、内訳の合計が一致することを確かめたうえで掲載した。売買の推奨や評価は示さない。