半導体
Semiconductor
装置・材料・前工程・後工程と輸出規制。東京エレクトロン・ディスコ・レゾナックなど日本勢、NVIDIA・Intel・Micron の米国勢、TSMC・ASML・Samsung、そして SMIC・YMTC・CXMT の中国勢まで、半導体産業の構造を一次情報で追う
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サムスンがDRAMにHigh NA、2028年という業界初の期日
装置を売ったASML自身が、最初に量産へ届いたのはインテルだと投資家向け資料に書いている。3件の合意と需要側の数字を、発表文ではなく届出書と公的統計から読み直す
マイクロンの原価は1年で1割しか増えず、売上だけが4.5倍になった
上放れの根拠に挙げられた4本の値動きは、同じ5社を4回数えたものである。うち1本は総資産276億ドルの上場投信で、提出書類にはスワップの相手方まで書かれている。持ち高が軽いという前提も、四半期の保有報告を数え直すと逆の姿が出る
エヌビディアの13Fを読む、保有7銘柄は全上昇で本体だけ2%安
届出は8銘柄・634億ドル。ところが同じ会社は非上場株を479億ドル抱え、他人の賃料に1,085億ドルの保証を差し出している。47%を占めるインテルが9%上げた理由は4つ流れており、うち1つは名指しされた顧客が否定した。数字の出どころを1件ずつ原文と突き合わせる
AirPods 分解、半導体8種と4ミリ角に詰まった設計を検算
片方のイヤホンに8種類の集積回路が入り、主処理装置は4ミリ角に収まる。その1個は実は1個ではなく、4つのダイを1つの封止に詰めた組立品だった。有価証券報告書でアップルを実名で書いた日本の会社は1社だけで、その1社の売上高は1年で495億円減り、任天堂に首位を明け渡している
Anthropicの四半期売上高が1年で14.6倍の115億ドル超、日本の増収率首位の任天堂でも1.99倍である
調整後の営業損益は黒字へ転じ、上場は非公開で申請済み。152兆円の評価額の次が2年後の売上予測でつくられる構造と、まだ無い費用の表、類似会社3社との規模の開きまでを検証する
外資の半導体投資6兆6,500億円のうち、4兆5,500億円が熊本県に落ちる
5案件を並べて足すと地域の偏りが出る。さらに支援額を横に置くと、投資1円につき国が26.7銭から35.7銭を出している構図が見えてくる
ソニーとTSMCが熊本に7,470億円の合弁を設立、狙いは光を受ける層ではなく真下の演算層
出資比率62.2%対37.8%でソニーが支配株主を保つ一方、設計は手元に残して量産だけを合弁へ出した。契約書の配分から、世界首位が自前で追えなくなった工程が見えてくる
クラウド4社が好決算で売られた ― 市場が見ているのは売上の1行下である
マイクロソフトが「規律的」と読まれた根拠は会計方針の変更にあった。アマゾンの純利益に入った534億ドル、メタの下振れの中身、そして支出を受け取る日本の装置・部材まで、開示から分解する
CPO・NPO・LPOを1つの物差しで読む ― 光をGPUの隣へ寄せる競争の全体像
電気配線の限界が生んだ「寄せ具合」の3方式と、頭脳だけを抜く第4の道。エヌビディア・TSMC・NTTが2026年に量産へ動く理由と、部品で稼ぐ日本株の持ち場を数字で示す
枠の残りは231万円だった ― キオクシア8,000億円自社株買いの6営業日と、需給の次の主役
買付初日に起きていた筆頭株主の交代、約3か月の予定を2か月半前倒しした完遂、そして10月に控えるTOPIX浮動株比率の見直し。短期の需給と中長期の資本効率という両面の読みを、開示原文と制度の基礎から組み立て直す
日本の月着陸機を運んだ第2段が月に落ちた ― 衝突時刻±55秒、自転は8秒速まっていた
落下地点は地球から見えない裏側にあり、韓国の周回機だけが前後の画像を持つ。望遠鏡が測った明るさのゆらぎから長さ10〜16メートルを割り出す手順、2枚の画像を比べる前に消すべきもの、そして4年前の取り違えが残した教訓までを公開論文から追う
1テラワットは世界の電気の3割にあたる ― マスク氏の半導体工場を数字で割り直す
第1期168億ドル、延床1億平方フィート、雇用3,000人。公表された数字を面積・電力・水利権で割ると、この計画が何を建てようとしているのかが見えてくる
宇宙が冷たいことは効かない ― 軌道上AIデータセンターで最初に詰まる場所
翼幅70メートル、太陽電池210キロワット、放熱板110平方メートル。公表された3つの数字から、この計画が成立する条件を1つずつ絞り込む
消費電力3分の1は2021年に達成していた ― 光電融合が5年売れなかった理由
光集積回路の世界市場は2035年に8兆5600億円へ伸びる。ただし普及の速度を決めてきたのは交換容量ではなく、光源をどこに置き、壊れたときに誰が直すかだった。構造図の4か所を部品と企業に分解する
個人投資家の注目20銘柄を開示で洗い直したら、4銘柄で物言う株主が先に動いていた
大量保有報告書・中期計画の原文・上場目論見で1銘柄ずつ裏を取る。fundnote11.2%、オアシス6.07%、旧村上系6.26%という数字の重なりと、検証で書き直しが必要だった3つの主張
半導体133個を1本の筐体に詰めた12キロワット電源を分解する
炭化ケイ素16個・窒化ガリウム104個・シリコン13個。3レベル力率改善と絶縁トランス直列化の設計根拠を、開発元の93ページの技術文書から数式と実測値で追う
熊本の半導体マップを1拠点も漏らさず数えたら、半分は裏方だった
県公式「シリコンアイランド九州」位置図の全30市町村・延べ251拠点を転記して機能別に再集計する。JASMを囲む56拠点の輪、46%を占める部品・治工具の層、2年で入れ替わった名前まで
上位25社に日本勢が2社しかいない理由と、その2社目が上場していないこと
変圧器の納期は128週、大型では60か月。納期が価格の決定権を売る側へ移した市場で、名簿の順位はこの先の取り分を予告していない
系統への接続待ちが最長12年 ― AI基盤の7層を、調達の待ち時間で並べ直す
1ラックの消費電力が業界平均の15.8倍に達し、空冷は物理的に破綻した。右端に発電機と原子力発電所と採掘設備が並ぶ理由は、部品表ではなく待ち行列の側にある
延床330万平方メートルに技術者6万人 ― BYDが深センに建てる研究拠点を設計から解剖する
1日1億5,000万キロという学習データは、映像として運べば1台あたり月540ギガバイトになる。車載側で何を捨てるかを決める仕組みが、この施設の中核に置かれている
体は作れる、脳も作れる ― 足りないのは、機械が壊れる現場だった
露光装置の開発をAIがどこまで縮められるのかを、制御の6つの層と二重の閉ループに分けて検証し、試作機では埋まらないデータの偏りと、計算では消せない光の揺らぎを示す
10万点の部品のうち、ASMLが作るのは15パーセントだけ ― 独占の実体を分解する
1メガワットの電力が25ワットの光になるまでを計算で追い、「ニコンもキヤノンも諦めた」という通説と、中国が本当に賭けている光源の作り替えを検証する
原子数個の誤差で止める機械 ― ASMLのステージが実際にやっている制御
磁力で支えた台が毎秒2万回の測定で位置を正し、反力は磁石板が受け止める。出回る加速度と精度の数値を一次資料で検算し、日本が握る材料の急所まで追う
見えない借金で膨らむAIブーム — 3.5兆ドルの穴は誰が埋めるのか
帳簿に載らない別会社、資金の還流、証券化された借金。利益は先取りしリスクは後回しにする構図が、2007年の金融危機と重なる
頭は動くが体が追いつかない――中国AIの断層と日本の逆転軸
孫正義のABB買収8187億円が示すフィジカルAI戦略、VLA基盤モデルの二重脳構造から現場の収益モデルまで
AIは六つの層でできている — 検索アプリから半導体まで、積み木を一段ずつ開ける
私たちが打った一文が答えに変わるまで、AIは六つの層を上から下へ通り抜ける。各層の役割と、それを支えるたった一つの仕組みを、上から順に開けていく。
GPUの次のボトルネック ― AIを支えるメモリーとストレージ階層
学習はHBMの帯域に、推論はDRAMの容量と企業向けSSDの処理量に支えられる。計算機を満たす側の半導体が新しい隘路になった
TSMCを支える見えない一国 — 露光機の周りを固める日本の素材と装置
マスクの鏡、レジスト、実波長の検査。世界シェア7割から事実上の独占までが数社に集まり、止まれば代替が利かない
CXLはメモリーではない — それでもAIサーバーの記憶装置を組み替える理由
PCIe上に「記憶の作法」を一枚重ねる規格が、HBM・DDR5・SSDの階層に新たな段を差し込む。設計思想は出そろい、争点は大規模配備の時期へ移った
CoWoSとCoPoSの本当の違い ― 「円か角か」ではなく、配線をどこまで細くできるか
シリコン0.4µm対樹脂2µm。密度の限界を攻めるウエハーと、面積の経済を攻めるパネル。置き換えでなく分業である理由